4 学習・進学関係
2023年08月02日(水)
夏休み,充実していますか?
国分高校の皆さん,夏休みはいかがお過ごしですか?
2年生主体となった部活動,1学期に手が付けられなかった苦手科目,大きく進める課題研究など,自分をコントロールして,是非充実した期間を過ごしてください。
国分高校では涼しい環境で自習できる場所を提供しています。3年生は各自の教室,1,2年生は多目的教室1,2で空調を効かせています。教室を使う際には,教頭や事務室に一声かけてください。
特に1,2年生は多目的教室に収まらなければ,空調を入れる教室を増やしますので,気軽に相談してください。集中できる空間で,よりよく自分をコントロールしましょう。
さて,毎日の学校がなくなり,気持ちが落ち込んでいる方はいませんか?先生や友達に「こんなことがあってイヤだった!」とグチが言えれば気持ちが晴れるかもしれませんが,休みで会えず,なかなか声に出せない人もいるかもしれません。
県教育委員会では,以下に示すように相談窓口を設置しています。顔見知りにはいえないことも,ただ聞いてくれるだけの人には言いやすいかもしれません。
3保護者の皆様へのお願い(フィルタリング)[PDF:953KB]
一番大切なのは,皆さんの命です。
8月18日(金),後期夏課外の日には元気な笑顔を持参してください。
2023年05月19日(金)
1学期中間考査
1学期の中間考査が5月12日(金)から17日(水)まで行われました。
新しい校舎での最初の試験です。生徒たちには緊張感が漂っていました。
集中して真剣にテストに向き合っていました。
カバンを廊下に整然と置き,廊下を通る人への配慮もバッチリです。
生徒のすべての教室が南側に面しているので,明るい教室で授業やテストに臨むことができます。
教室内がキラキラしています。
きれいな校舎,配慮のできる優しい生徒。とてもいい学校だなあと感じます。
ところで,中間考査の出来はどうだったでしょうか?
2023年05月15日(月)
霧島市しごと維新(高校紹介)
5月13日(土),霧島市教育委員会が主催する「君の夢を叶える高校フェア」が開催されました。まずはステージ上で霧島市内5校の高校がPRをします。
国分高校は,新校舎で始まっている「国分高校ver.2.0」について紹介しました。
その後は各高校のブースに,希望する生徒達が説明を聞きに来てくれます。18分の持ち時間の中,国分高校の良さをPRしました。
今回は国分高校のOB・OGとして,塚脇小学校の教頭先生,綾南中学校の教頭先生も参加してくださいました。
お二人が国分高校を選んだ理由の中で「自転車で通いやすかった」「部活動の時間がしっかりととれる学校だった」というものがありました。
また,国分高校が次々と新しい学びを取り入れていく中で,「お隣の国分小学校の生徒への温かなまなざしが,国分高校生の良さを引き出している」というお話をいただきました。
国分高校には,本当に「人の良い」「優しい」生徒達が集っています。今年の目標は「良い点を褒め合って伸ばしていく」です。人の欠点は目につくものですが,あえて口に出さず,良い点・優れた点を口にすることで,お互いに伸びていきましょう!
これからの国分高校ver.2.0に,ご期待ください。
2023年02月15日(水)
スタディサプリ研修会
2月15日(水)午後,スタディサプリの職員研修会を行いました。
本校では,スタディサプリを全校生徒導入しています。
近年のICT活用として,生徒たちも動画講座や確認テストなどに有効に使っていますが,先生たちも,例えば宿題配信方法や,ポートフォリオ的な自己を見つめなおす方法などを研修しました。
リクルートから講師の畠田様をお招きして,今後の学習活動に利用できるよう,まずはログインの方法から丁寧に説明していただきました。
先生方も一つ一つのアドバイスを聞きながら,資料ページをめくりながら,自分の授業の中で,または,クラス経営の中で,どのように活用していくかを試行錯誤していました。
(本日の研修で,ボタンを押し間違って,大量の宿題が送られる間違いが発生している生徒がいましたら,ごめんなさい。無いと思いますが,万一ありましたら,担任の先生に相談してください。先生方も勉強中なのです。)
2022年12月25日(日)
生徒理科研究発表九州大会2日目
12月25日(日),九州大会2日目に臨みました。本日はポスター部門は質疑応答審査がありますが,プレゼン部門は昨日の上演を鑑賞した後,午後から生徒交流会と表彰式・閉会式という日程です。
生徒交流会では,クイズ大会を行いました。城山町の西郷銅像が刀剣をどちらの手で握っているかなど,鹿児島県民でも難しい問題でした。
写真はポスター部門の表彰式ですが,国分高校は参加した化学,生物,地学,ポスターの全部門で入賞はなりませんでした。
ただ,審査員からの講評でとても大切な指摘がなされました。
・グラフを貼り付ける時に,縦軸横軸の項目がちゃんと見えるような大きさで表示されているか。簡単に言えば,エクセルで作成したものをそのまま貼り付けているようでは,配慮不足である。
・研究とは,教科書に載っていないようなことを確かめていることが多い。ならば,どこがオリジナルの研究部分か,しっかりと発表で伝わるように工夫すべきである。
今回九州大会に参加したプレゼン部門の6班は,さらに研究を進めた内容を加えて7月の全国大会に出場します。その際に,この指摘を忘れないようにしましょう
プレゼン部門の交流会・閉会式のスタッフとして,本校理数科2年生の津崎君がスタッフとして活躍してくれました。
九州大会のような大きな大会は,発表者以外にもスタッフとして活動してくれた生徒たちのおかげで成功しています。本当にありがとうございました。
2022年12月24日(土)
生徒理科研究発表九州大会
12月24日(土),生徒理科研究発表大会の九州大会が鹿児島大学で開催されました。国分高校からはプレゼン発表に6班,ポスター発表に3班が出場しました。
ほこりセンサーで火山灰の降灰を観測する班には,鹿児島大学の井村先生が熱心に質問してくださいました。
二酸化炭素の濃度測定を引き継いだ1年生の班には,試薬を改善した点が評価され,実用化への期待が述べられました。
ボルタ電池班の発表は,完成度の高い発表に「この先の進展は何かあるのでしょうか?」という質問が出るほどでした。
リン酸濃度を測定する簡便な機器を開発する班には「測定最低濃度をさらに極めるための実験は?」という質問に「より少量をとることができる駒込ピペットを購入してもらえるようにお願いしています」という回答に,審査員一同微笑みがこぼれました。
火山大噴火の空中エアロゾルが月食の赤味に影響を与えるかどうかを調査した発表には,月食以外にもエアロゾルの影響を調べる題材が無いか,と言う質問が寄せられました。
ゴマダラチョウと寄生バエの関係を調査した発表には,ヤドリバエに寄生されるかされないかの境目は何だろうか,という素朴な質問に戸惑いました。全てのゴマダラチョウ幼虫が回避できる方法があれば,ヤドリバエは子孫を残せませんし,ヤドリバエを回避できないとゴマダラチョウが子孫の残せません。野外では何が起こっているのでしょうか?
カビゴケの研究を引き継いだ1年生は,様々な新しい疑問にどのようにアプローチするのか,試行錯誤している様子が生々しく好評でした。まだまだ調べるところがたくさんありますね!
リュウグウヒメエビのポスター発表では,実践的な内容に質疑応答が弾みました。
惑星の大気中で閃光を観測している研究には,なぜ木星に着目したのか,と言う質問が出ました。大きくて明るく,観測しやすい題材を選んだことが評価されることになるでしょう。
明日は生徒交流会を経て,成績発表です。表彰はあとからついてくるものですから,一喜一憂せず,指摘された内容を真正面から考え抜いて,より良い研究成果を目指していきましょう!
2022年12月22日(木)
研究授業:教科横断型授業開発(英語)
12月21日(水),教科横断型授業開発の一環として,本校英語科の今吉教諭が研究授業を行いました。校外からの参加者7人も加えて,ICTを用いた授業が大いに盛り上がりました。
現代文で扱った「グローバル化」に関連して,今回の英語でも取り組みました。
ロイロノートの付箋紙機能を用いて,それぞれの思いを披露し合う取り組みです。この付箋は日本語可能にしたおかげで,様々な意見が出そろいました。
タブレットを駆使した授業で,見学者も生徒の活動に興味津々でした。
男女の賃金格差について,他国との比較をするという視点で取り組みましたが,様々な生徒の意見を効果的に紹介する点で課題が残りました。
授業のアンケートも,フォームで回答しています。国分高校は課題研究等でタブレットに触れる機会が多く,生徒達も「身の回りの学習道具」という感覚で使用しています。
授業研究では,他校の先生方からICTの利用方法について質問や意見が多数上がりました。パフォーマンステストをロイロノートで提出させることなど,他校の取り組みについてもご意見をいただき,参考になりました。
高校教育課の景浦指導主事にも総括をいただき,実りある一日となりました。
授業を公開された今吉先生,大変な準備だったと思います。ありがとうございました。
2022年12月15日(木)
SSH課題研究中間発表会II
令和4年12月14日(水),2年生のSR(サイエンスリサーチ)で行っている課題研究の中間発表会を行いました。
体育館での普通科2年生の発表の様子。原稿を見ながら発表するグループと見ていないグループがありました。原稿なしのチームも結構あったようですので,みんなが原稿を見ずに,自分の言葉で発表できるようになるといいですね。
あちこちで写真の通り,先生方の厳しいチェックが行われているようです。今回すべての研究チームがA0判のポスターをプリントアウトして発表に臨みました。年を重ねるごとに進化しています。
K先生とS先生が発表を見守っています。国分高校の課題研究はみんな真剣。生徒の皆さんのこの姿勢が国分高校SSHの成功を支えています。
視聴覚室では理数科2年生がプレゼン発表を行いました。校外から審査員5人を招いて行いました。だんだん本格的な学会発表に近づいてきています。
生徒も質疑応答に参加します。真剣に聞いているからこそ,わからないところに気づき,質問する力がついてきます。プレゼン発表は,発表するだけではなく,聞く力,質問する力も育ってくれます。
審査員の質問に,自分たちの経験を思い出しながら答えます。この短時間に,的確な回答を導き出すことも大事な能力です。
1月31日(火)に,第一工科大学の会場を借りて成果発表会を開催します。これが2年生の課題研究の完成版になりますので,新たに指摘された疑問や実験など,できる限り改善して臨みましょう。
国分高校生の課題研究に「楽しんで取り組む姿」は,とても素晴らしい宝物です。今後の成長に期待しています!
2022年10月05日(水)
SRプレゼン講習会(2年生)
10月5日(水)5限目,2年生SR(サイエンスリサーチ)のプレゼンテーション講習会が行われました。講師は東京海洋大学の柴田先生です。
昨年度は,残念ながらZoomでの講義でしたが,今年度はお招きして,体育館での講習会でした。これから口頭発表用のスライド・ポスターを作ったり実際に発表したりする際に大いに役立つ内容でした。
国分高校の皆さん,課題研究では「何を材料に扱ったか?」ではなく,「課題を見つけ,調査研究を進め,結果をまとめ,わかりやすく伝えることができたか?」というスキル習得・過程が一番学んで欲しいことです。生き物を調べた研究を武器にして,文系学部の大学入試でアピールするのも十分可能です。すべての課題研究の取り組みが,皆さんの将来を叶える武器になる,そんな気持ちで進めていきましょう。
6~7限目は一足早く研究がまとまりつつある理数科が,それぞれの研究についてアドバイスをいただきました。
各班の発表を聞いた後にコメントをいただき,また生徒からの質問にも答えていただきました。2年生にとってとても貴重な時間になりました。
柴田先生,長時間にわたるご指導ありがとうございました。
2022年08月22日(月)
【進路学習】学部学科研究発表会
令和4年の1年生夏季補習では,毎日4限目に進路研究の時間を設けました。
7月21日から1年生全員にタブレットを配布したので,各自それを用いた進路研究を行いました。さらに,グループごとにポスターをまとめるために,Googleスライドを共有設定にして,各自が書き込みながら全体として完成させるという,まさにGIGAスクール構想を体現する取り組みを行いました。
調査・作成も大事ですが,8月22日(月)から2日間でクラス内における発表会を行いました。発表する姿勢,発表を聞く姿勢,質問する能力など,全ては繰り返し経験することで手に入れることができます。
いま,国分高校が目指している生徒に求める力は,文科省が新しい教育課程で注目している「知識・技能」「思考力・判断力・表現力等」「学びに向かう力,人間性等」を成功させるものと直結しています。
進路希望を叶えるためにも,日々の勉強を行いながら,更に自分の未来を思い描く力も育てていきましょう!