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2019年8月
2019年08月26日(月)
中学生の一日体験入学
8月22日(木),中学生の一日体験入学の日です。
中学生の皆さんが続々と正門をくぐって体育館に向かっています。
体育館では生徒会執行部を中心に,着々と準備が進んでいます。
校長先生が不在だったため,教頭先生による開会の挨拶。今年も多くの中学生の皆さんが集まってくれました。
1限目は体育館で全体説明会。写真は生徒会による国分高校の概要説明。
音楽部による歓迎の演奏。
理数科3年生による理数科活動紹介。画面は国際大会(CASTIC) グランドアワード1等受賞の様子ですね。「世界制覇!」の文字が見えます。
SSH委員によるSSH活動紹介。
ちなみに被服室では,同時進行で保護者説明会が開かれています。先ほど中学生向けに説明をした生徒会長の桐原さんは保護者に向けても「国分高校愛」を熱く語ってくれました。
保護者説明会も大盛況です。写真は理数科の説明。
SSH事業についての説明。
2限目は各教室に分かれて,体験授業です。
写真は理科(物理)の講座で,テーマは「まん中」。重心を求める方法についての実習でした。
理科(化学)の講座,「銀色の葉をつくってみよう!」。楽しそうです。
理科(生物)の講座,「DNAの抽出」。バナナのDNAを取り出して観察しました。
今すくってるやつがDNAですよ。
英語の講座,「高校英語を体験しよう!」。
数学の講座,「高校数学入門~因数分解編~1」。
数学の講座,「高校数学入門~因数分解編~2」。
地歴公民の講座,「選挙を学ぼう」。
国語の講座,「説明的文章(評論)~試験問題に挑戦~」。
3限目は被服室での理数科説明会と部活動見学の同時進行です。
理数科説明会では3年物理班が「グリーンフラッシュ」の研究を紹介しました。
化学班と卒業生も加わった質疑応答では,多くの質問が出されました。
皆さん,世界を目指す国分高校理数科のことを理解していただけたでしょうか。
理数科説明会後も部活動見学は続いています。ごく一部ですがご紹介します。
百人一首部。今年は全国総文祭への出場も果たし,盛り上がっていますね。
多くの中学生が見学(演奏?)に訪れた音楽部。
剣道部。
演劇部。左から2番目は顧問の先生でしょうか?いえいえ高校2年生です。
今年も多くの中学生,保護者の皆さんに参加していただき,大いに盛り上がりました。ありがとうございました。
中学生の皆さんにとっても有意義な体験入学になったのではないでしょうか。
2019年08月23日(金)
全班入賞の快挙!中国四国九州理数科大会
8月19日(月)~20日(火),中国・四国・九州理数科高等学校課題研究発表大会(山口大会)が行われ,理数科3年生全員(4班)と理数科1・2生10名が参加しました。
7:00学校出発。途中事故のための渋滞があり,13:20会場着。すぐにポスター部門の発表が始まりました。
最初に審査があったのは地学班「錦江湾奥部の活断層の研究」。とても興味を持ってくださり,手応えは十分だったようです。
ほぼ同時進行で物理班「グリーンフラッシュの研究」。審査中です。
そして化学班「バイオエタノールの研究」。こちらも審査中ですが,審査員の先生も笑顔でとてもいい雰囲気ですね。
1日目を終えて。3年化学班全員集合。
全国総文祭に続いて,またも生物班は2日目の発表となり,夜は宿舎のロビーで発表練習。
8月20日(火),大会2日目。生物班が出場するのはステージ部門です。中国・四国・九州16県の代表1チームが発表します。「ヤクシマエゾゼミの研究」もこれが最後の発表です。
ステージには生物班12名のうち4名が上がりました。
質疑応答で一部きちんと答えられず,ちょっと不本意な発表だったようです。
すき間時間で2年生の生物班(アブラゼミ班)の生徒は山口県山口市産のアブラゼミを採集。見事な網さばきでした。
表彰式を待つ間に物理班集合。
地学班も集合。
表彰式。
まずポスター部門の発表がありました。まずは物理ポスター部門,「優秀賞(2位),鹿児島県立国分高校!」
続いて化学ポスター部門,「優秀賞(2位),鹿児島県立国分高校!」
さらに続いて地学ポスター部門,「最優秀賞(1位),鹿児島県立国分高校!」
そして最後にステージ発表部門,「優秀賞(2位),鹿児島県立国分高校!」
ということで出場した全ての部門で入賞を果たしました。理数科3年生全班入賞です。会場がちょっとざわついたのも無理はありません。数学も入れてポスター5部門とステージ部門合わせて14チームが名前を呼ばれたうちの4チームが国分高校!
ステージ発表優秀賞(2位)の表彰。
地学ポスター部門,最優秀賞の表彰。
毎年過去最高の成績でした,と書いている気がしますが,今年も過去最高の成績となりました。全班入賞はスゴイと思います。同行した1・2年生の皆さん,来年以降さらに超えていってください。
ポスターの前での集合写真がなかったので,生物班集合。
8月21日(水),自主的に野外巡検の日。山口と言えば秋吉台!秋吉台と言えば秋芳洞!日本最大規模の鍾乳洞です。
開門?開洞?と同時に黒谷口から入洞。真っ先に出迎えてくれたのは「黄金柱(こがねばしら)」と名付けられた巨大な石灰華柱。
どんどん下っていきます。
映画の「アルマゲドン」でこんなシーンがありませんでしたっけ?
こちらは「百枚皿」。どうやってこんな状態になるんでしょうね。ちなみに実際には皿の数は500枚以上あるそうです。
こちらは一般のコースから外れた「冒険コース」。確かにちょっと急峻。懐中電灯を持って歩きます。
正面入り口に抜けました。霧が出てちょっと幻想的です。
橋の欄干にいたニホンアマガエル。
野外巡検後半は秋吉台科学博物館へ。博物館前のカルスト台地。石灰岩が露出しています。手前に見える窪地は「ドリーネ」と呼ばれる地形で,石灰岩が溶けてできたすり鉢状の窪地です。
博物館ではまず秋吉台の成り立ち等について説明を受け,映像で学習しました。
続いて化石発掘体験! 手順や注意点をしっかり聞いて…,
いざ化石発掘!
腕足類やサンゴ,アンモナイト,フズリナ等の化石を探します。アンモナイトが欲しいなあ。
博物館の先生に鑑定してもらっています。「おっ,サンゴだ。よく見つけたねえ」
見つけた化石を塩酸で処理中。泡が出ているのが分かるかな?これで表面がきれいになって見やすくなります。
ちょっと見せてもらいました。なるほど,腕足類らしき化石がいっぱい見えます。
12:00秋吉台を後にして鹿児島への帰路につきました。
最後となる理数科大会で好成績を収め,野外巡検もとても有意義なものになりました。
理数科の皆さんお疲れ様でした。3年生はこれでサイエンス部引退です。これからは受験勉強をしっかり頑張ってください!
2019年08月22日(木)
大学出前講座
8月21日(水),1年生全員を対象に,外部講師による特別講座が実施されました。14の講座が開かれ,生徒たちは希望する講座を2つ受講しました。
文学(語学)分野。鹿児島国際大学の木村先生による「ハングルの歴史と文字的特徴」
心理学分野。志學館大学の野上先生による「『やる気』の科学」。
経済学分野。下関市立大学の関野先生による「アベノミクスとは何だったのか」。
国際関係分野。宮崎公立大学の梅津先生による「1964年の東京オリンピックはどう報道されたか」。
法学社会学分野。鹿児島大学の松田先生による「商法入門」。
工学分野。九州工業大学の淵脇先生による「見えない“流れ”を視る!」。
工学(建築・デザイン)分野。近畿大学の小池先生による「『街並み』を科学する」。
理学分野。福岡大学の松原先生による「生活を支える有機化学」。
農学分野。宮崎大学の續木先生による「家畜のあゆみ」。
水産学分野。鹿児島大学の佐野先生による「日本の食育と魚食文化」。
栄養学分野。鹿児島県立短期大学の木下先生による「食品の香りや色を作り出す酵素の働き」。
看護学分野。鹿児島純心女子大学の小楠先生による「看護ってどんな仕事?」。
保育学分野。鹿児島女子短期大学の丸田先生による「子どもの生活と遊び」。
教育学分野。福岡大学の伊藤先生による「外国人児童生徒と日本の学校」。
1年生の皆さんにとっては専門的な部分がちょっと難しかったかもしれませんが,大学等でさらに詳しく学びたい!という気持ちが強くなったのではないでしょうか。
14名の先生方,ありがとうございました。
2019年08月21日(水)
桜蔭理工系女子育成プログラムで女性研究者を訪問!
8月20日(火),国分高校SSH特別事業「桜蔭理工系女子育成プログラム」の一環として,女子生徒のロールモデルを育成することを目的として,第一線で活躍する女性の科学研究者を訪問。お2人の女性研究者に研究者を目指した理由や研究内容等の講義をしていただきました。参加したのは2年生の女子18名,男子3名。
9:10~10:40,第一工業大学 自然環境工学科助教の森園先生に,研究者になるまでの生い立ちや栄養学,霧島の魅力,地域イノベーション,研究の手法等について講義をしていただきました。
先生は国分高校のOGでもあります。
かっこいい先輩の姿は大いに刺激になったと思います。
その後鹿児島大学に移動し,学食で昼食。
13:30~15:30,鹿児島大学 電気電子学科教授の青野先生に研究者になるまでの生い立ちや,電気電子の魅力等について講義をしていただきました。プラズマを利用したタネの発芽の実験や人工ダイヤモンドの作成等様々な研究をしてこられたそうです。また大学生活で心がけて欲しいことや学部学科の選び方等の話もありました。「継続は力なり。自分の興味があることを,続けることが一番大事です。」
第一線で活躍するお2人の女性研究者のお話を通して,「研究」を仕事にするということの意味や研究の面白さが伝わったのではないでしょうか。
森園先生,青野先生,お忙しい中 貴重なお話をありがとうございました。
2019年08月09日(金)
SSH生徒研究発表会 出場報告
8月5日(月)~6日(火),神戸で開催された令和元年度 SSH生徒研究発表会に,国分高校を代表して3年地学班の平田くんと藤田くんが出場しました。昨年「文部科学大臣表彰」を受賞した大会です。1・2年生の希望者の中から選ばれた3名も同行しました(下写真)。さらにここには写っていませんが放送物理部の3名は開会式・表彰式等の司会者として参加しました。
開会式前の様子。参加校一覧を見ると,これまで科学コンテストで成果を上げてきた全国の高校が並んでいます。蒼々たる顔ぶれです。
司会の大役を務める3名はスタンバイ完了!
開会式の様子。ちょっと緊張した面持ちの放送物理部3名。全国のSSH校の代表生徒,引率の先生方,審査を行う大学の先生方,日本科学技術振興機構(JST)や文部科学省の職員の方々等,総勢数百名が見守っています。緊張するなというのは無理な話です。
さあポスター発表が始まりました。地学班の研究テーマは,「貝化石層の堆積環境から見積もった地殻変動」。
多くの方が聴きに来てくださいました。
こちらは審査の様子。ピリピリした緊張感が伝わってくるようです。
JSTの職員の方も熱心に聴いてくださいました。
参加している他校の高校生もわんさか来て盛り上がっています。
放送物理部の3名も全国のハイレベルなポスター発表を見学。外国からの参加者とも交流できたようです。
発表を終えた地学班の2人。立ちっぱなしで,さすがにちょっと疲れたようです。たくさん貼ってもらった「コメントシール」に癒やされます。
1日目のポスター発表をもとに審査が行われ,各部門の1位の研究が2日目の口頭発表に進むことが出来ます。
しかし夕方の結果発表では国分高校の名前は呼ばれず,2日目に残ることは出来ませんでした。昨年に続いての「2連覇」を狙っていたのですが,残念ながら叶いませんでした。
それでもやれるだけのことはやりました。多くの優れた発表を聞き,学ぶことも多々ありました。同行した1・2年生にとっても大きな刺激になったと思います。
司会の大役を果たした放送物理部の3名は,閉会式終了後に来賓の方たちと記念撮影。
参加した生徒の皆さん,お疲れ様でした。
2019年08月08日(木)
1年生鹿子木くん 少林寺流空手全国大会で優勝!
8月4日(日)に福岡県で行われた第49回少林寺流全国空手道選手権大会 高校男子 型の部に出場し,見事全国優勝を果たしました!
8月7日(水)に鹿子木くん親子が来校し,校長室で報告会が行われました。
下の写真は大会当日の型競技の様子。右側が鹿子木くんです。周りの照明が落とされ,緊張が倍増しそうな雰囲気です。
ちょっとだけ拡大。
ちなみに全国優勝は今回が初めてではなく,小学校時代から数えると,なんと5回目だそうです。スゴイの一言に尽きます。
鹿子木くん,これからも頑張ってください!
2019年08月06日(火)
インターハイ出場報告(男子ハンドボール部)
8月5(月)~6日(火),男子ハンドボール部が熊本で行われた南部九州高校総体(インターハイ)に鹿児島県代表として出場しました。
一回戦は,昨年インターハイ準優勝の山梨県代表 駿台甲府高校と対戦しました。
試合開始を前に全員でハイタッチ。
前半は 堅い守りをなかなか崩せず,終始リードされる展開。
必死に守るも,逆に相手に点を重ねられます。
前半は12-17と5点差をつけられて折り返しました。
さあ後半,
5点のビハインドに下を向いている選手は1人もいません。怒濤の反撃です。ディフェンスを振り切ってシュート!
後半は完全に国分高校ペースでした。
ベンチの歓声が聞こえてきそうです。得点のたびに立ち上がってガッツポーズ!
完全にゲームを支配し,気がつけば同点,そして逆転!
さらに突き放します。後半はなんと21-11と圧倒!
結局合計で33-28となり,見事な逆転勝利を収めました。強豪ひしめく全国の舞台で,自分たちの力を信じ,力を出し切りました。
2回戦は,兵庫県代表の神戸国際高校と対戦。
前半を13-19とまたもやリードされて折り返し。しかし後半も流れをつかめず16-22。合計29-41で敗戦。
神戸国際高校はこのあと優勝校に1点差で惜敗。優勝校を最も苦しめたチームだったそうです。
男子ハンドボール部の皆さん,お疲れ様でした。
2019年08月01日(木)
CASTIC成果報告記者会見
7月31日(水),国際大会(CASTIC)での最高賞受賞を報告する記者会見が本校会議室で行われました。記者会見用の「背景」はSSH主任の濱田先生と教頭先生が頑張って作ってくださいました。
記者会見中は担当の先生方も前に座っていたため,会見中の写真がないのが残念です。下の写真は会見終了後の写真撮影時のものです。
結局そのあとも数名の記者さんたちからいろいろと質問されていました。
こんなに取材を受けるのも,人生でそうあることではないですよね。貴重な経験です。
CASTIC終了後ももうしばらく忙しいかもしれません。
ご出席くださった記者の皆様,ありがとうございました。