4 学習・進学関係
2024年03月13日(水)
合格体験談を聴く会
今年の共通テストを受験し,学校推薦型入試や前期試験で国公立大学合格を勝ち取った卒業生9人が,後輩に体験を語るために集合してくださいました。
前半で5人の卒業生が体験を語ってくれました。
※ まとめのノートを作ることに一生懸命にならず,自分の間違えた問題のみを集めたノートが,弱点克服の大きな武器になった。
※ 決して諦めずに,成績が伸びないときにも努力を続けていれば,必ず伸びるときが来る。
※ 英語の単語帳,学校で購入したもので良いので,とにかく早く始めること! 英語は単語力が勝負です!
その他,1,2年生を応援する言葉が並びました。休憩時間を挟んだところ,先輩のところに個別にお話を伺いたい生徒が殺到しました。
素晴らしい時間でした。
後半の4名も,自分の体験を語ってくれました。
※ 部活動を引退するまでは,課題や小テスト,授業の集中で手一杯でした。引退後,1日14時間ぐらい学習時間を作ることができました。
※ 志望校を決めるために,2年生の時にオープンキャンパスに行って本当に良かった!
その他,それぞれの経験を生の声で語ってくれ,1,2年生に響いてくれたと思います。
2年生から「やらない方が良い勉強は?」という問いに「間違えた問題をまとめるノートは役に立つけれど,単元のまとまりだから,という理由で分かるところまで書き写すようなノートを作っていると,時間が足りません。教科書にまとまっているのですから,自分に必要なところだけをまとめるべきです」と答えてくれました。この言葉の意味が分かる人は,非常に素晴らしいです!
2024年03月01日(金)
進路講演会(2年生)
2月26日(月)の6限から7限にかけて,2学年の生徒を対象に進路講演会(小論文・進路講座)を行いました。
講師は鹿児島高等予備校の秋元先生でした。秋元先生は県内の公立高校で国語科の教諭としてご活躍された先生です。
「あなたが書くべきこと,あなたにしか書けないこと,そして,あなたに託したいこと」のテーマで講演をしていただきました。講演とはいえ,生徒たちの近くに立って様々なキーワードを基に柔軟な思考で生徒たちと共に考えるようなスタンスで語り掛けてくださいました。
高校時代に生徒たちが持つべきスタンスや,未来志向をしっかり持って今までの自分の存在価値を認識しながら責任を持って日常を過ごすことの大切さを語っていただきました。
また,保護者を含めた自分の先祖の存在や人生における心臓の鼓動のことなど,普段は当たり前のように考えていることに対して意味を持たせ,自分たちが生きていることに対して,当たり前であることは貴重なことで,貴重であるからこそ責任を持って生活することが将来につながるのだという話題もありました。生徒たちは「はっ!」とするような角度からの問い掛けに新鮮さを感じていたようでした。
また,これからの大学入試に対応する力として必要になる「理解力・発想力・構成力・表現力」について,生徒たちに頭の体操をさせながら興味深い内容で引き付けてくださいました。
進路指導と小論文の二本柱の内容で,大変興味深く内容の濃い講演会になりました。生徒たちが,持ち込んだタブレットやノートにメモを取りながら集中して聞いていた姿がとても印象的でした。また,生徒たちと一緒に聞いていた国分高校の教職員にとっても,普段の自分たちの指導の在り方を考えさせられるような深い内容で,大変ありがたい機会になりました。今回の進路講演会を今後に生かしていきたいと思います。秋元先生,ありがとうございました。
2024年02月21日(水)
合格を語る先輩から学ぶ会
令和5年度,国分高校では学校推薦型選抜や総合型選抜で,現在35人の3年生が国公立大学に合格しています。
2月21日(水),1,2年生の各クラスに3年生が訪問し,自分を振り返った際の思い出などを語る会を,初めて企画しました。
2学年主任の先生から,皆さんへの期待が大きいことを聞き,急に緊張する3年生もいました。大丈夫!だって君らはやり遂げた成功体験があるのですから!
成果発表会の時にも感じましたが,国分高校の生徒は聞く姿勢が素晴らしいです。相手の話を,ごく自然に受け止める才能は,すぐに身につくことではありません。
やはり,先生方が話すことよりも,いままで校内ですれ違っていた先輩が,自分の成功の秘訣を話してくれる方が皆さんには響くことでしょう。
合格した3年生も,自信満々で過ごしてきた訳ではありません。しかし,その時その時の自分に向き合い「どうすればうまくできるだろうか」と素直に考え,自分で自分を調整してきたからこそ,成功をつかみ取ったのでしょう。
国分高校は課題研究が活発ですが,一番大切なのは研究成果ではなく,研究過程で「どうしようか」という迷いに,自分自身で決断していく「自己調整学習」を経験していることが,一番の武器なのです。1,2年生も成果を目指しながらも,その時々に「一番良い自分になるにはどうしようか?」を大切にしてください。
2023年12月07日(木)
冬休み前,皆さん困りごとはないですか?
国分高校の皆さん,もうすぐ2学期も終わりますね。いかがお過ごしでしょうか?
3年生は受験目前で,大変なプレッシャーの中で過ごしていると思います。自身の夢を叶えるために,焦らず,一歩一歩進んでください。
1,2年生の皆さん,2学期は楽しく過ごせましたか? 部活動などが充実した人もいるでしょう。でも,すべての皆さんが順風満帆ではないと思います。友人とうまく息が合わなかったり,なんとなくイライラすることもあるでしょう。壁を叩いて,手が痛い思いをしている人はいませんか?
自分の中にため込んでいても,時は解決してくれません。是非声に出して,誰かに訴えてください。相手に直接言わなくても,友人や先生,SCに気持ちを話すことで落ち着くこともあるでしょう。「自分が我慢すれば」というのは,解決につながりません。
県教育委員会では,以下に示すように相談窓口を設置しています。顔見知りにはいえないことも,ただ聞いてくれるだけの人には言いやすいかもしれません。
3保護者の皆様へのお願い(フィルタリング)[PDF:953KB]
冬期休業中には,年末年始もあり,交通事故や事件に巻き込まれる可能性も増します。もしも何かあったときには,必ず学校や担任の先生に助けを求めてください。
1月9日(火)に,元気な皆さんと再会できることを願っています。
2023年11月10日(金)
秋の中高連絡会
11月9日(木),中高連絡会を開催しました。
受付から開始までの間,普通科2年生の課題研究を紹介するポスター発表を行いました。国分高校で行われている課題研究を実感していただくために,3班が中学校の先生方に研究を紹介しました。
中学校の先生方からの質問にも,しっかりと答えることができていました。さすが国分高校生!と感じていただけたでしょうか。
開会後,総合型選抜で合格をもぎ取った生徒による「国分高校での経験と大学合格の関係」について,熊本大学,熊本県立大学に合格した3年生が,それぞれの経験を交えて説明してくれました。
課題研究で「自ら問いを立てて」「調べる方法を計画して」「集まったデータを加工して」「データの示す意味を熟考して」「わかりやすい発表方法を考えて」「様々な大会で発表する」という一連の中で得た経験が,大学が発表しているアドミッション・ポリシーにぴったり合い,まさに大学が求めている人材は「私だ!」という自信を持って受験に臨んだと説明してくれました。
本校での経験が,さらに先の学びにつながっているという典型的なパターンをお示しできたと思います。
国分高校の現状説明や,中学校からのご質問に対応させていただきました。
新しい制服も披露し,先生方から中学生に「国分高校の魅力」を伝えていただければと思います。
夏の一日体験に参加できなかった中学生や保護者の方,例えば定期考査の午後などに来校されれば,校内案内や説明,質問にお答えするなど対応可能です。お気軽にお問い合わせください。
2023年08月02日(水)
夏休み,充実していますか?
国分高校の皆さん,夏休みはいかがお過ごしですか?
2年生主体となった部活動,1学期に手が付けられなかった苦手科目,大きく進める課題研究など,自分をコントロールして,是非充実した期間を過ごしてください。
国分高校では涼しい環境で自習できる場所を提供しています。3年生は各自の教室,1,2年生は多目的教室1,2で空調を効かせています。教室を使う際には,教頭や事務室に一声かけてください。
特に1,2年生は多目的教室に収まらなければ,空調を入れる教室を増やしますので,気軽に相談してください。集中できる空間で,よりよく自分をコントロールしましょう。
さて,毎日の学校がなくなり,気持ちが落ち込んでいる方はいませんか?先生や友達に「こんなことがあってイヤだった!」とグチが言えれば気持ちが晴れるかもしれませんが,休みで会えず,なかなか声に出せない人もいるかもしれません。
県教育委員会では,以下に示すように相談窓口を設置しています。顔見知りにはいえないことも,ただ聞いてくれるだけの人には言いやすいかもしれません。
3保護者の皆様へのお願い(フィルタリング)[PDF:953KB]
一番大切なのは,皆さんの命です。
8月18日(金),後期夏課外の日には元気な笑顔を持参してください。
2023年05月19日(金)
1学期中間考査
1学期の中間考査が5月12日(金)から17日(水)まで行われました。
新しい校舎での最初の試験です。生徒たちには緊張感が漂っていました。
集中して真剣にテストに向き合っていました。
カバンを廊下に整然と置き,廊下を通る人への配慮もバッチリです。
生徒のすべての教室が南側に面しているので,明るい教室で授業やテストに臨むことができます。
教室内がキラキラしています。
きれいな校舎,配慮のできる優しい生徒。とてもいい学校だなあと感じます。
ところで,中間考査の出来はどうだったでしょうか?
2023年05月15日(月)
霧島市しごと維新(高校紹介)
5月13日(土),霧島市教育委員会が主催する「君の夢を叶える高校フェア」が開催されました。まずはステージ上で霧島市内5校の高校がPRをします。
国分高校は,新校舎で始まっている「国分高校ver.2.0」について紹介しました。
その後は各高校のブースに,希望する生徒達が説明を聞きに来てくれます。18分の持ち時間の中,国分高校の良さをPRしました。
今回は国分高校のOB・OGとして,塚脇小学校の教頭先生,綾南中学校の教頭先生も参加してくださいました。
お二人が国分高校を選んだ理由の中で「自転車で通いやすかった」「部活動の時間がしっかりととれる学校だった」というものがありました。
また,国分高校が次々と新しい学びを取り入れていく中で,「お隣の国分小学校の生徒への温かなまなざしが,国分高校生の良さを引き出している」というお話をいただきました。
国分高校には,本当に「人の良い」「優しい」生徒達が集っています。今年の目標は「良い点を褒め合って伸ばしていく」です。人の欠点は目につくものですが,あえて口に出さず,良い点・優れた点を口にすることで,お互いに伸びていきましょう!
これからの国分高校ver.2.0に,ご期待ください。
2023年02月15日(水)
スタディサプリ研修会
2月15日(水)午後,スタディサプリの職員研修会を行いました。
本校では,スタディサプリを全校生徒導入しています。
近年のICT活用として,生徒たちも動画講座や確認テストなどに有効に使っていますが,先生たちも,例えば宿題配信方法や,ポートフォリオ的な自己を見つめなおす方法などを研修しました。
リクルートから講師の畠田様をお招きして,今後の学習活動に利用できるよう,まずはログインの方法から丁寧に説明していただきました。
先生方も一つ一つのアドバイスを聞きながら,資料ページをめくりながら,自分の授業の中で,または,クラス経営の中で,どのように活用していくかを試行錯誤していました。
(本日の研修で,ボタンを押し間違って,大量の宿題が送られる間違いが発生している生徒がいましたら,ごめんなさい。無いと思いますが,万一ありましたら,担任の先生に相談してください。先生方も勉強中なのです。)
2022年12月25日(日)
生徒理科研究発表九州大会2日目
12月25日(日),九州大会2日目に臨みました。本日はポスター部門は質疑応答審査がありますが,プレゼン部門は昨日の上演を鑑賞した後,午後から生徒交流会と表彰式・閉会式という日程です。
生徒交流会では,クイズ大会を行いました。城山町の西郷銅像が刀剣をどちらの手で握っているかなど,鹿児島県民でも難しい問題でした。
写真はポスター部門の表彰式ですが,国分高校は参加した化学,生物,地学,ポスターの全部門で入賞はなりませんでした。
ただ,審査員からの講評でとても大切な指摘がなされました。
・グラフを貼り付ける時に,縦軸横軸の項目がちゃんと見えるような大きさで表示されているか。簡単に言えば,エクセルで作成したものをそのまま貼り付けているようでは,配慮不足である。
・研究とは,教科書に載っていないようなことを確かめていることが多い。ならば,どこがオリジナルの研究部分か,しっかりと発表で伝わるように工夫すべきである。
今回九州大会に参加したプレゼン部門の6班は,さらに研究を進めた内容を加えて7月の全国大会に出場します。その際に,この指摘を忘れないようにしましょう
プレゼン部門の交流会・閉会式のスタッフとして,本校理数科2年生の津崎君がスタッフとして活躍してくれました。
九州大会のような大きな大会は,発表者以外にもスタッフとして活動してくれた生徒たちのおかげで成功しています。本当にありがとうございました。