9 理数科

  • 2024年04月12日(金)

    理数科集会:3年生のポスター鑑賞

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     4月10日(水),対面式に引き続き,初めての理数科集会が開かれました。例年3年生が新入生に課題研究を披露する機会ですが,今年は別とポスター賞を生徒たちの投票により決めると言うことで,3年生にも気合いが入りました。

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     3年生が準備している間,新入生はまだ緊張しているようですね。

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     3年生は中間発表や成果発表会はもちろん,各種大会に出かけていき質疑応答や講評を受けているので,舞台慣れしている感じがします。

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     新入生の発表を見る姿勢,この前向きな態度が国分高校の課題研究が「なぜかうまくいっている」一番の原動力です。

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     校長先生も,本校理数科のポスター発表を生で見るのは初めてで,興味津々でした。

     さあ,これから新しい時代を1年生や2年生で作り出していきます。

  • 2024年04月12日(金)

    FMきりしまの取材(リン酸班)

    サイエンス部のリン酸班が、3月28日(木)~29日(金)に行われた「つくばScience Edge 2024」で文部科学大臣賞を受賞しました。

    その快挙を受けて,FMきりしま様がリン酸班の生徒たちを取材するために訪問してくださいました。

    生徒たちは,とても緊張しながらも、国分高校らしくハキハキと誠実にインタビューに応じていました。

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    FMきりしま様,取材をしていただき,ありがとうございました。

    放送は76.9MHz,FMきりしまにて4月15日(月)の午後4時頃からになるそうです。

    また,再放送は4月16日(火)の午前11時頃になるそうです。

    是非,お聞きください。

    また、アプリ(FMきりしまアプリ)からも聞けるそうです。

    http://plakiri.com/application/

  • 2024年02月22日(木)

    速報!高校生国際シンポジウム優秀賞

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     2月21日(水)~23日(木)にかけて,鹿児島市宝山ホールにて第9回高校生国際シンポジウムが開催されました。

     本校からはスライド発表にリン酸班,硫黄班,ポスター発表にカビゴケ班,コミュニティスクール班が出場しました。

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     リン酸班の発表です。場をこなしているのか,貫禄十分です。

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     硫黄班です。理数科1年生ながら,これまでも様々な大会に出て行ってます。今後の進展が楽しみな班です。

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     カビゴケ班は,3月上旬に東北大学から招かれて仙台までいくことが決まっています。がんばれ~~~。

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     コミュニティスクール班です。九大にも行ったし,霧島市教育委員会にも行きました。今年は大活躍でしたね。

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     成績発表では,スライド発表「化学・環境分野」において,リン酸班が優秀賞(第2席)に輝きました。おめでとうございます。

     リン酸班は,5月に早稲田大学で行われる日本鋳造学会にも招かれて,参加します。努力が報われると嬉しいですね。さらに研究を進めて,発表内容を高めてください。

  • 2023年11月13日(月)

    GSA グローバルサイエンティストアワード

     11月12日(日),グローバルサイエンティストアワード"夢の翼"が,城山ホテルにて行われました。本校からは,理数科の6班が出場しました。

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     物理班は,雨音の秘密に取り組みました。

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     エビ班は天降川のエビに関する不思議を解明しました。

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     化学のアミノ班は,Nの検出に最適な金属元素の解明に取り組みました。

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     リン酸班は,より精度の高いリン酸検出装置の開発に取り組んでいます。

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     カビゴケ班は,葉上に生活するカビゴケについて,さらに調査を継続しています。

     83チームの中で,9チームだけが最終発表に進めます。国分高校では,1年生によるBTB班が進出し,大勢の前でプレゼン発表を行いました。

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     結果は

    ※ fuRo イノベーション賞 BTB班

    ※ 株式会社ソラシドエア賞 リン酸班

    でした。多くの発表を聞き,自分たちの研究を発表する機会を得て,どんどんと成長していくことでしょう。これからもいろいろな大会に,是非チャレンジしてください。

  • 2023年10月26日(木)

    理数科朝礼

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     2023年10月26日,理数科朝礼が行われました。理数科は1~3年生が一堂に集まり,定期的に朝礼を行います。3年生から後輩に向けての経験談などが語られます。

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     3年生津崎君「自分は課題研究がしたくて国分高校に入学しました。2年生の生徒理科研究発表大会で入賞できず,とっても悔しい思いをしました。それを覆そうと,つくばScienceEdgeに応募し,文部科学大臣賞を受賞しました。夏にはシンガポールで行われたグローバルリンクにも出場できました。皆さん,一度認められなくても,是非いろいろな大会に貪欲に参加してください」

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     理数科主任の河野先生から「なんとなく歩いていたら,富士山の頂上と言うことはあり得ない。日本最高峰の山には,目標を持って歩まなければたどり着かない」「11月上旬に行われる生徒理科研究発表大会も同じです。なんとなく研究していて,県の最高峰にはたどりつきません。狙って,そのための努力をできる限りして,大会に臨みましょう」

     

     まさに理数科がいかに日々を過ごすのか,考えられるお話でした。是非「活動メモ」に残しておいてくださいね。

  • 2023年10月18日(水)

    2年生プレゼンテーション講習会

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     2年生は,毎年2学期にプレゼンテーション講習会を実施しています。講師は東京海洋大学の柴田先生で,国際大会ISEFに出場する日本チームの練習の場を設定するなど,高校生の発表を数多く指導しておられます。

     普通科は体育館で講演を受けました。「課題研究のまとめ方は,まるで推理小説を読み進めるのと似ています。まず事件が起きて(研究背景)→登場人物が紹介され(材料と方法)→捜査結果が披露され(実験・研究結果)→犯人が推理される(考察) という感じです。

     2年生は先日の中間発表を思い出しながら,ポスターがどのようにまとまっていたか,思い出してください。不足した実験や調査を追加して,12月の中間発表2につなげましょう。

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     理数科は,2年生の課題研究班ごとにプレゼンを確認していただき,コメントをもらいます。

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     11月上旬には,高校生理科研究発表大会の県大会があります。これに向けてプレゼンをより高めるために,今日の経験を是非生かしてください。

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     柴田先生,午後の長い時間ご指導くださり,ありがとうございました。

  • 2023年10月13日(金)

    1年生グローカルサイエンスがいよいよ!

     1年生は入学後,グローカルサイエンス(GS)として,講演会や課題研究の進め方講座を受講してきました。理数科は夏休み明けには研究がスタートした班もありますが,普通科は先日から本格的に班に分かれ,何をテーマにすべきか話し合っています。

     まずは理数科をのぞいてみましょう。

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     化学班が実験をしていました。さすがに理数科を志望しただけあって,実験する姿もサマになっていますね。

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     地学班は県大会に向けての作業確認をしていました。具体的にやるべきことを決めれば,スムーズに進められますね。

     普通科は,農水産や教育など,大きなテーマごとに集まって,どのように研究を進めるのか話し合います。

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     どのように進めるべきか,今まで講演会等で聞いては来ましたが,やはり自分で進めるとなると迷いますね。国分高校のホームページには,SSHの進め方に関するヒントや,過去の先輩達の成果も掲載しています。是非参考にしてください。

     国分高等学校SSHのホームページ

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     「こんな感じで進めてみようと思います」というアイデアの卵を,先生方に相談します。先生方からは「面白そうだね」「昔先輩で似たようなことをしていて,とっても面白い結果が出たよ」というようなコメントを寄せます。

     「こうしなければならない」とは,言いません。自分たちで考えて,時には失敗して,「何で?」を考え,自分たちで解決する。そういう経験を積んだかどうかが,これからの社会で必要とされる人材になれるか否かを決めていきます。

     いつでも相談に乗ります。どんどんアイデアの卵を産みだして,大きく育てていきましょう!

  • 2023年10月02日(月)

    9月29日,中間発表会

     9月29日(金),2年生が約1年間継続していた課題研究をまとめて発表する「中間発表会」が開かれました。3月の「これから調べようと思うこと」をまとめて以来,継続してきた,あるいは方向転換した内容について,まとめたものを発表します。

     理数科は,視聴覚室でパワーポイントを用いた発表を行います。

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     校長挨拶

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     SSH交流フェスタや九州大学未来の翼など,上位の大会へのオーディションにもなっています。皆さん,気合いが入っています。

     普通科は,体育館でポスター発表です。

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     広い空間で,聴衆を呼び込んで自分たちの結果を聞いてもらいます。

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     ポスター発表は,発表者がどのように伝えるかも必要ですが,聴衆が何を聞き取ったか,何が受け取れなかったかが大事です。「ここはどうしてそんな風に考えたのですか?」という聴衆からの質問を受けて,改めて自分たちの論理立てが正しいかどうかを見つめ直すことができます。

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     生徒の主張が独りよがりになっていないか,先生達は予習することもなく,新たな気持ちで聞き入ります。素人に説明して分かってもらえなければ,発表が悪いのです。

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     覆面の審査員が,各ポスターを審査しています。この評価で,普通科からも交流フェスタに出場する班を選出します。上位の大会を経験することで,さらに意識が高まります。

     放課後は,今年1回目のSSH運営指導委員会が行われました。

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     運営指導員を委嘱した外部委員から,国分高校への期待や意見をいただきました。

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     「なぜか分からないけれど,国分高校は順調に課題研究が進み,生徒もよりよく育っている」という委員の言葉に,一同報われた気がしました。

     一番大切なのは「指導しなければならない」と肩を張らずに,生徒の活動や発表を見守り「そう考えたのはなぜ?」と気軽に語りかける雰囲気ができあがっているからだと思います。

     「なんとなくうまくいく国分高校」が,今後も展開していくのが楽しみです!

  • 2023年09月08日(金)

    H-IIAロケット発射成功

     2023年9月7日(木),JAXAはHIIAロケット47号機を無事に打ち上げました。

     種子島宇宙センター付近での迫力ある打ち上げの模様がニュースで取り上げられますが,じつは国分高校の屋上でも観察できました。

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     青空に残るロケット道。

     撮影は本校の西 健一郎教諭。校内一の天文マニア(!?)です。

     素晴らしい写真と,今後の月面探査などの成果に,大きく期待しています。

  • 2023年07月31日(月)

    【巡検】かごしま総文祭自然科学部門:縄文の森コース

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     自然科学部門では,2日目の午後に巡検を企画しました。県内の様々な場所にて畜産,発酵,自然観察,発電所などを見学しました。その中で,縄文の森コースを紹介します。

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     このコースでは,本校理数科1年生の女子8人が,解説役として活躍しました。7月20日(木)終業式後に練習した内容を,本番で発揮しています。

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     前回は自分も楽しく学べましたが,今回は案内した方々を満足させることが目標です。様々な解説スポットで,練習した成果を発揮します。

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     再現された竪穴式住居などが展示されている場所は,いわばレプリカです。本物は風化を防ぐために約2m埋め立てて保存されています。その中で,発掘された本物をそのまま展示しているのが,上の写真です。少し黄色っぽく写っているのが,目安とする地層で約12,800年前の薩摩火山灰です。その地層をくりぬいて掘られた穴に,10,600前と思われる桜島火山灰が積もっていたことで,この遺跡が10,600年前のものと判明しました。

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     展示館観覧,遺跡と再現施設観覧ときたので,最後は火起こし体験です。本当は木の棒を手でこすりつけて摩擦熱を作っていた縄文人でしたが,弥生時代には少し楽なコマのような道具ができていたと,発掘でわかっています。今回も少し楽をさせてもらいました。多くの生徒・引率教員の皆さんが無事に火を付けることができました。

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     最後に挨拶をして,無事案内役をやり遂げてくれました。本校の生徒達の底力に,少し嬉しく感じた一日でした。