3 学校でのできごと

  • 2024年03月13日(水)

    合格体験談を聴く会

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     今年の共通テストを受験し,学校推薦型入試や前期試験で国公立大学合格を勝ち取った卒業生9人が,後輩に体験を語るために集合してくださいました。

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     前半で5人の卒業生が体験を語ってくれました。

    ※ まとめのノートを作ることに一生懸命にならず,自分の間違えた問題のみを集めたノートが,弱点克服の大きな武器になった。

    ※ 決して諦めずに,成績が伸びないときにも努力を続けていれば,必ず伸びるときが来る。

    ※ 英語の単語帳,学校で購入したもので良いので,とにかく早く始めること! 英語は単語力が勝負です!

     その他,1,2年生を応援する言葉が並びました。休憩時間を挟んだところ,先輩のところに個別にお話を伺いたい生徒が殺到しました。

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     素晴らしい時間でした。

     後半の4名も,自分の体験を語ってくれました。

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    ※ 部活動を引退するまでは,課題や小テスト,授業の集中で手一杯でした。引退後,1日14時間ぐらい学習時間を作ることができました。

    ※ 志望校を決めるために,2年生の時にオープンキャンパスに行って本当に良かった!

     その他,それぞれの経験を生の声で語ってくれ,1,2年生に響いてくれたと思います。

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     2年生から「やらない方が良い勉強は?」という問いに「間違えた問題をまとめるノートは役に立つけれど,単元のまとまりだから,という理由で分かるところまで書き写すようなノートを作っていると,時間が足りません。教科書にまとまっているのですから,自分に必要なところだけをまとめるべきです」と答えてくれました。この言葉の意味が分かる人は,非常に素晴らしいです!

  • 2024年03月09日(土)

    かごしまアントレプレナーシップ養成事業「THE MISSION KAGOSHIMA」成果発表会で最優秀賞!

     2024年3月9日に県庁で開催された,かごしまアントレプレナーシップ養成事業「THE MISSION KAGOSHIMA」の成果発表会(決勝大会)に本校普通科の肌班が出場しました。

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     かごしまアントレプレナーシップ養成事業「THE MISSION KAGOSHIMA」とは,鹿児島県商工労働水産部産業立地課新産業創出室スタートアップ支援係が実施している事業で,県内学校に在籍する大学生,高校生,中学生が県内企業と協働し,鹿児島県の社会課題や各企業が抱える課題に対し,現場体験や座学,実習を通じて解決策を考えることで起業家マインドの養成を図ることを目的としています。

     本大会では1月28日に開催された「THE MISSION KAGOSHIMA」の発表会で発表した優秀班3班が発表しました。

     本校の卒業生で鹿児島大学教育学部の学生もラサール中学生と共に,廃棄食材を活用したレストランの起業について発表を行っていました。

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     京セラと連携し、科学的な分析がなされた素晴らしい発表でした。

     本校の肌班は株式会社オービジョンと連携し,規格外野菜を活用した肌パックの研究を行っています。

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     前回の発表会よりブラッシュアップされた素晴らしい研究発表で,質疑応答についても的確に答えることができました。

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     結果発表です。なんと本校の肌班は鹿児島大学水産学部のダクチロホイホイチームと同点1位で,決戦投票となりました。

     決選投票の結果は国分高校の肌班が1位。最優秀賞に輝きました。大学生もいる中,素晴らしいです。涙する生徒もいました。

     授賞式です。

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     肌班の皆さん,おめでとうございます。副賞には東京で開催される起業甲子園に出場するための航空券と宿泊券が贈られました。

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     本校の肌班は1年次から研究開発を開始し,2年生の途中から約半年間,かごしまアントレプレナーシップ養成事業「THE MISSION KAGOSHIMA」に参加し,様々な経験を積ませていただきました。

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     特に鹿児島県内最大級のインターネット通販サ イト『かごしまぐるり』の運営や地方創生事業への取り組みを行っている株式会社オービジョンの方々には大変お世話になりました。下は株式会社オービジョンの代表取締役の大薗順士様との最優秀賞受賞の記念写真です。

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     このような素晴らしい学びの場を提供して下さった鹿児島県商工労働水産部産業立地課新産業創出室,THE MISSION KAGOSHIMA運営事務局,EYストラテジー・アンド・コンサルティングの方々,大変ありがとうございました。

     肌班の皆さん,東京での発表も頑張って下さい!

  • 2024年03月01日(金)

    進路講演会(2年生)

    2月26日(月)の6限から7限にかけて,2学年の生徒を対象に進路講演会(小論文・進路講座)を行いました。

    講師は鹿児島高等予備校の秋元先生でした。秋元先生は県内の公立高校で国語科の教諭としてご活躍された先生です。

    「あなたが書くべきこと,あなたにしか書けないこと,そして,あなたに託したいこと」のテーマで講演をしていただきました。講演とはいえ,生徒たちの近くに立って様々なキーワードを基に柔軟な思考で生徒たちと共に考えるようなスタンスで語り掛けてくださいました。

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    高校時代に生徒たちが持つべきスタンスや,未来志向をしっかり持って今までの自分の存在価値を認識しながら責任を持って日常を過ごすことの大切さを語っていただきました。

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    また,保護者を含めた自分の先祖の存在や人生における心臓の鼓動のことなど,普段は当たり前のように考えていることに対して意味を持たせ,自分たちが生きていることに対して,当たり前であることは貴重なことで,貴重であるからこそ責任を持って生活することが将来につながるのだという話題もありました。生徒たちは「はっ!」とするような角度からの問い掛けに新鮮さを感じていたようでした。

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    また,これからの大学入試に対応する力として必要になる「理解力・発想力・構成力・表現力」について,生徒たちに頭の体操をさせながら興味深い内容で引き付けてくださいました。

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    進路指導と小論文の二本柱の内容で,大変興味深く内容の濃い講演会になりました。生徒たちが,持ち込んだタブレットやノートにメモを取りながら集中して聞いていた姿がとても印象的でした。また,生徒たちと一緒に聞いていた国分高校の教職員にとっても,普段の自分たちの指導の在り方を考えさせられるような深い内容で,大変ありがたい機会になりました。今回の進路講演会を今後に生かしていきたいと思います。秋元先生,ありがとうございました。

     

  • 2024年03月01日(金)

    令和5年度国分高校卒業式について

     3月1日に令和5年度卒業式が開催されました。

     卒業生入場の様子です。

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     令和5年度卒業生はコロナ禍も経験した学年でしたが,学業や学校行事,部活動,SSH活動にいつも全力に取り組みました。

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     卒業証書授与の様子です。

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     校長式辞の様子です。

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     県教育委員会告示の様子です。

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     PTA会長様からご祝辞もいただきました。

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     在校生送辞です。3年生を思いやる素敵な内容でした。

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     卒業生答辞の様子です。生徒会長からコロナ禍もあった3年間を振り返り,保護者や支えてくれた人々への感謝が実直に伝わる素晴らしい答辞でした。

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     卒業記念贈呈の様子です。新校舎の階段に姿見をいただきました。卒業生の皆様大変ありがとうございました。これから大事に使っていきます。

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     保護者代表挨拶もいただきました。素敵なご挨拶をありがとうございました。

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     いよいよ卒業式も終焉を向かえます。卒業式退場の様子です。

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     卒業式は厳かな雰囲気で,執り行われました。国分高校らしい素敵な卒業式でした。

     卒業生の皆様ご卒業おめでとうございます。卒業生の皆様が全力で取り組んでくれた学業,部活動,学校行事,SSH活動等への姿勢は後輩にも引き継がれ,本校の伝統として永遠に残ります。

     国分高校で過ごした3年間を糧とし,これからの人生を進んでいって下さい。

  • 2024年02月29日(木)

    同窓会桜蔭会入会式について

     2月29日(木)に同窓会桜蔭会入会式が開催されました。

     国分高校の同窓会組織を「桜蔭会」と言います。

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     令和6年3月1日に卒業する3年生が参加しました。いよいよ明日卒業です。

     桜蔭会会長の中村様から卒業生の入会に対して温かいご挨拶をいただきました。

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     同窓会会則についての説明もありました。本校の卒業生は,45歳を過ぎたときの夏に開催される同窓会総会の学年幹事となります。

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     桜蔭会入会にあたり学年幹事から立派な挨拶がありました。

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     記念品贈呈の様子です。桜蔭会より卒業証書ホルダーをいただきました。ありがとうございます。

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     今年度は国分高校110周年という記念すべく年で,桜蔭会より国分高校へ教育資金の贈呈もありました。これから10年間,本校の生徒や本校発展のため大切に活用させていただきます。

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     桜蔭会の皆様、大変ありがとうございました。卒業生の皆様も,卒業後も桜蔭会会員として引き続き本校に対してご支援・ご協力をお願いいたします。

     

  • 2024年02月22日(木)

    FMきりしまの取材

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     学年末考査前に1年生が参加した舞鶴最先端サイエンス研修について,ブログを見てくださったFMきりしまの堀之内さんが取材に来てくださいました。

     番組「ハイスクールインフォメーション」の放送は76.9MHz,FMきりしまにて2月28日(水)午後1時20分頃からになります。是非聞いてください。

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     本当は2月14日(水)の取材を希望されましたが,生徒達が「学年末考査の勉強がしたい!」と申し出て,本日の取材になりました。堀之内さんも「頼もしいので,ますます取材したくなりました!」と言ってくださり,ありがたかったです。

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     楽しかったこと,約2倍の選抜を勝ち抜いて参加したことなど,生徒自身の言葉で楽しそうにインタビューに答えていました。

     東京では大学やホテルでの集合時間だけ決めて,あとはそこに間に合うように各自で行動するように指示されたとのこと。初めて東京に行った生徒もいる中で,「自己調整」する力が大きく発揮されたと思います。

     次は2年生9月の中間発表Iでの成績上位者に,上位コンテストへの参加誘いがいきます。しっかりテーマに取り組んで,観客を引き込むようなポスターを完成させてください。

     堀之内さん,いつも国分高校に注目してくださり,ありがとうございます。

  • 2024年02月22日(木)

    速報!高校生国際シンポジウム優秀賞

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     2月21日(水)~23日(木)にかけて,鹿児島市宝山ホールにて第9回高校生国際シンポジウムが開催されました。

     本校からはスライド発表にリン酸班,硫黄班,ポスター発表にカビゴケ班,コミュニティスクール班が出場しました。

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     リン酸班の発表です。場をこなしているのか,貫禄十分です。

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     硫黄班です。理数科1年生ながら,これまでも様々な大会に出て行ってます。今後の進展が楽しみな班です。

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     カビゴケ班は,3月上旬に東北大学から招かれて仙台までいくことが決まっています。がんばれ~~~。

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     コミュニティスクール班です。九大にも行ったし,霧島市教育委員会にも行きました。今年は大活躍でしたね。

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     成績発表では,スライド発表「化学・環境分野」において,リン酸班が優秀賞(第2席)に輝きました。おめでとうございます。

     リン酸班は,5月に早稲田大学で行われる日本鋳造学会にも招かれて,参加します。努力が報われると嬉しいですね。さらに研究を進めて,発表内容を高めてください。

  • 2024年02月21日(水)

    雨天の男子ハンドボール部

     3月に全国選抜大会出場の切符を手に入れた男子ハンドボール部。今日は雨ですが室内で他県の強豪の試合を見て,イメージトレーニングをしています。「堅固なディフェンスに焦ってシュートを打つと,相手のチャンスになる」など,画面から学び取れるものをギューッと吸収している部員達。この集中力を他の場面でも。。。。。

     いや,全国での活躍を狙う部活とはこういうものでしょう。ハンドボール部の皆さん,岐阜県での国分旋風を期待しています!

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  • 2024年02月21日(水)

    合格を語る先輩から学ぶ会

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     令和5年度,国分高校では学校推薦型選抜や総合型選抜で,現在35人の3年生が国公立大学に合格しています。

     2月21日(水),1,2年生の各クラスに3年生が訪問し,自分を振り返った際の思い出などを語る会を,初めて企画しました。

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     2学年主任の先生から,皆さんへの期待が大きいことを聞き,急に緊張する3年生もいました。大丈夫!だって君らはやり遂げた成功体験があるのですから!

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     成果発表会の時にも感じましたが,国分高校の生徒は聞く姿勢が素晴らしいです。相手の話を,ごく自然に受け止める才能は,すぐに身につくことではありません。

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     やはり,先生方が話すことよりも,いままで校内ですれ違っていた先輩が,自分の成功の秘訣を話してくれる方が皆さんには響くことでしょう。

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     合格した3年生も,自信満々で過ごしてきた訳ではありません。しかし,その時その時の自分に向き合い「どうすればうまくできるだろうか」と素直に考え,自分で自分を調整してきたからこそ,成功をつかみ取ったのでしょう。

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     国分高校は課題研究が活発ですが,一番大切なのは研究成果ではなく,研究過程で「どうしようか」という迷いに,自分自身で決断していく「自己調整学習」を経験していることが,一番の武器なのです。1,2年生も成果を目指しながらも,その時々に「一番良い自分になるにはどうしようか?」を大切にしてください。

  • 2024年02月14日(水)

    論文作成講座in2年生SR

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     2年生は1月30日(火)の成果発表会にて,今までの研究成果を聴衆に披露しました。これで一応の一区切りです。

     成果発表会はこちら

     でも,まだ終了していません。研究成果は論文にまとめて「初めて」成果として残るのです。3年生のSSの時間として取り組みます。今日は鹿児島大学理学部化学プログラムの助教:神長 暁子先生に,論文を書く上でのポイントや決まり事を教わりました。

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     「なぜ論文を書くのか」皆さん発表会ですべてを絞り出したと感じているかもしれませんが,それを受け取ることができたのは同じ会場にいた聴衆だけです。でも,論文として残せば,後輩らにも伝えることができます。同好会や学会の会誌に投稿すれば,不特定多数のより多くの方々に,自分の研究成果を届けることができます。

     皆さんの感じた面白さを,より多くの人々に届けること,もっと大きく言えば人類の遺産として残すことにより後世の人が利用できる状態にすること,このことが論文化しなければならない最大の理由です。

     ちなみに私は鹿児島昆虫同好会に30年以上在籍し,今でも観察の記録や研究成果を発表し続けています。教頭の名前を探してみてください。初めて投稿したのは122号,2001年でした。最近は必ず投稿しています。鹿児島昆虫同好会会誌 SATSUMAの目次

     少し脱線しました。さて,2年生にはスタサプのアンケート機能で,本日の学びを記録するものをお届けしました。今日感じたことを,是非残しておいてください。来年度,自分を振り返ってPRを考える際に,きっと役に立つはずです。

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     神長先生には本校までお越しいただき,2年生に熱く語っていただき,誠にありがとうございました。