3 学校でのできごと
2025年02月19日(水)
2年生SR:論文作成講座
1月31日(金)の成果発表会を終え,上位大会に参加する生徒以外はプレゼン・ポスター発表が終了しました。
3年生のSSでは,自分たちの研究を論文にする作業を行います。今日はそのための準備として,論文作成講座を開催しました。
講師は第一工科大学専任講師の森園 由香先生です。森園先生は本校のOGであり,また女性科学者としての先輩でもあります。
生徒たちが論文を書く際に陥りやすい失敗例を挙げて,講演くださいました。写真やグラフを載せて,その説明を口頭で行っていた発表と異なり,論文は読み手のペースで理解して,誤解を与えない様にする必要があります。
例えば「凍結乾燥したキンカンと牛乳,砂糖を用いた」と書いた場合,実際に凍結乾燥したのは何でしょう? このような曖昧さを読み手に与えないように,記述する必要があります。
今日は研究班ごとに着席したので整列はしておりませんが,そのおかげで班員と顔を合わせ,目配せしながら講演を確認できたと思います。
是非しっかりと記述してください。内容によっては,学会誌や同好会誌への投稿を目指すのも良いでしょう。受験の際に「私,高校時代にこんなことしました」という項目の一つに使えます。
2025年02月07日(金)
令和6年度 いきいき教育活動表彰
2025年2月7日に鹿児島県庁で、令和6年度 いきいき教育活動表彰式(鹿児島県教育員会主催)がありました。本校からは、下記の団体・個人が受賞しました。
・サイエンス部リン酸班(課題研究)
・仲宗根 倫太郎さん(カヌー)
・安水 昂大さん(ハンドボール)
仲宗根さん・安水さんは、所用のため出席できずに、リン酸班の2名が授賞式に参加しました。
リン酸班は、代表でプレゼンテーションをしました。
地頭所 恵 教育長との記念写真
鹿児島県教育委員会公式キャラクター「かごまる」とも記念写真
*「かごまる」は,第47回全国高等学校総合文化祭(2023かごしま総文)の大会マスコットキャラクターとして誕生しました。今後は,児童・生徒の文化活動の更なる活性化を図るとともに,県教育委員会の取組等を広く県民の皆様に知っていただくため,鹿児島県教育委員会公式キャラクターとして活用します。
2025年01月31日(金)
令和6年度SSH成果発表会
1月31日(金)に令和6年度SSH成果発表会が行われました。今回で第7回目になりました。生徒たちが課題研究に取り組んだ成果を発表する貴重な機会です。今回も第一工科大学様の御厚意で,大講義室や体育館を会場を使用させていただきました。生徒や職員,保護者の他にも串木野高校の生徒の皆さんや他校の先生方にも参加していただき,大盛会でした。また,オンラインで参加していただいた方もおられて,合計700人程の盛大な発表会になりました。
それぞれの班でポスターを作成し,発表に向けて準備を進めました。
開会式は大講義室で行われました。とても良い雰囲気でした。国分高校生は常に話を聞く姿勢が素晴らしいです。
プレゼンテーションの発表は次の6班です。1 あにまるレスキュー班(社会科学),2 波班(物理),3 地域史広め隊(教育),4 エビ班(生物),5 Art Commuinity班(芸術),6 トンボ班(生物),7 硫化水素班(化学)
各班の発表は,しっかり練られた内容になっており,とても素晴らしかったです。これまで真摯に探究活動に取り組んできた成果になったのではないでしょうか。また,発表の内容に対する質疑応答では,会場から時間が足りないくらいの質問が出されました。その質問に対して,発表者もしっかり受け答えをしていました。とても立派な質疑応答でした。
ポスター発表は体育館で行われました。会場一杯にポスターが貼られ,そのポスターを囲んで発表と質疑応答が行われました。プレゼン発表と同様に,とても充実した発表と質疑応答が行われました。
最後に閉会式が行われ,その後に運営指導委員会が開催されました。閉会式での小濵生徒会長の挨拶が素晴らしかったという評価をいただきました。
運営指導委員会でいただいた御意見は以下のとおりです。
(良かった点)
生徒たちのレベルアップに驚いている。プレゼンだけでなく,ポスターの作成方法が良い。理数科と普通科の違いが分からないほど普通科も良かった。アート分野の研究に取り組んでいる生徒がいるのは素晴らしい。研究を地域に還元しようとする姿勢が良い。学校としての伝統・引継がうまくいっている。身近な問題をサイエンスに関連付けようとしている。取材等の課題研究の行動力に感心した。生徒や職員が楽しそうに取り組んでいる。国分高校のSSHがうまくいっているのは人の話を聞く姿勢が良いからだと感じた。
(改善を要する点)
発表がアニメーションやスライドを多用したものが多いので,もっとシンプルに。聞きやすい,分かりやすい,伝わりやすいということを考えて。疑問をぶつけて返ってきた回答に対してあっさり納得しているところが気になったので,再質問をするくらいの粘り強さがほしい。研究内容の根拠や検証にもう少しこだわりを持ってほしい。発表内容が出だしと途中・最後でずれているものがあるので筋が通ったものを作り上げてほしい。
とても充実した一日になりました。生徒たちにとって本当に素晴らしい経験になりました。これから更に充実した課題研究に取り組むことができるように頑張ります。素晴らしい会場を使用させていただいた第一工科大学様,貴重な御意見をくださった運営指導員の皆様,本当にありがとうございました。
2025年01月30日(木)
今朝の風景
最近,冷え込みが厳しいです。一年で最も寒い時期ですね。昨日までは雨や曇りで見晴らしが悪かったのですが,今朝は空気が澄んでいて,遠くまで見渡すことができたので,屋上に上がって桜島を眺めてみました。雪景色の桜島は今の時期限定で,とても綺麗でした。桜島の左側にはうっすらと開聞岳も見えていました。とても清々しい朝の景色でした。
明日(1/31(金))はSSH成果発表会が第一工科大学で行われます。生徒たちが一年間取り組んできた学習の成果を見ることができるのがとても楽しみです。御来場の皆様は,朝方は寒いので気を付けてお越しください。よろしくお願いします。
2025年01月28日(火)
表彰式・壮行会・離任式
1月28日(火),表彰式で以下の団体が表彰が行われました。
・第75回鹿児島県高等学校新人ハンドボール競技大会 優勝 男子ハンドボール部
・第77回鹿児島県書道展 硬筆の部 県書道会賞 堀口 美結・第72回統計グラフ全国コンクール 佳作 理数科トンボ班
・令和6年度鹿児島県統計グラフコンクール 学校賞,特選 醤油班・第5回県高校生探究コンテスト 社会科学の部 優秀賞 あにまるレスキュー班,優良賞 アートコミュニティ班
・同探究コンテスト 自然科学の部 優秀賞 窒素班,優良賞 硫化水素班・九州大学「世界に羽ばたく高校生の成果発表会」 ポスター部門 奨励賞 硫化水素班
その後,2月8日(土)に横川体育館で行われる九州大会に出場する,ハンドボール部の壮行会が行われました。
九州大会を勝ち抜ければ,大分県で行われる全国大会に繋がります。是非がんばってください。
そして,1月いっぱいで退職される保健体育科:坂口先生の離任式が行われました。
ダンス部と一緒に文化祭のステージを盛り上げてくださった坂口先生,クリスマスステージもありがとうございました。
これからも元気いっぱいで,がんばってください! ありがとうございました。
2025年01月28日(火)
1年生小論文講座
1月27日(月),1年生は以前受験した小論文模試の結果を手に,小論文講座を受講しました。
オンラインで講師の説明を聞き,自分の答案と見比べながら考えてみます。最初から上手に書ける人は,当然ほぼいません。練習をする際,何に気をつけて書くべきか,3年生までに経験を積みましょう。
私の個人的な小論文の書き方として,以下の手順を大事にしています。
1)まず,自分の考えを書きます(「主張」を述べる)
2)そう思った理由を書きます(「理由」を提示)
3)確かに,別な考え方でこういう人もいるでしょう(他者の意見を「想像」)
4)でも,それはこのようにすれば,対応できると思います(改善策の「提案」)
独りよがりに自分のことだけ述べても,周囲が納得してくれないのは日常生活でもあることでしょう。どうやって相手に「なるほど」と思わせるか,そのために自分の意見と異なる立場を想像することが大切だと,思っています。
3年生で突然書けるようにはなりません。少しずつ,練習していきましょう。まずは水曜の朝「社会を読もう」にしっかり取り組んでいきましょう!
2025年01月23日(木)
コントラバスを寄贈していただきました!
姶良市加治木町新生町にオープン予定の「創作アクアパッツァ専門店 EI-KATSU」の惠島弘貴さまから,コントラバスを御寄贈いただきました。
ご自身も演奏されていたもので「是非活用してください」とのことでした。まずはチャレンジする音楽部員の名乗りを待っています。中学生の皆さん,国分高校でコントラバス演奏者を目指しませんか?
惠島様,この度は本当にありがとうございました。
2025年01月17日(金)
大学入学共通テストに向けた激励会
いよいよ大学入学共通テストが明日に迫ってきました。明日の朝は冷え込みそうですが,18日(土)~19日(日)の両日ともに晴れの予報になっているので一安心です。
国分高校では,明日の本番を控えて,大学入学共通テストに向けた激励会が行われました。寒さや感染症等への対策も兼ねて,各教室で放送による激励会になりました。校長の激励,学年主任からの激励,進路指導主任からの激励が放送で流され,その後は各教室で担任からの激励と明日明後日の説明や確認等が行われました。生徒たちはとても清々しい表情で担任の話を聞いていました。きっと本番では自己最高を記録してくれることだと思います。受験の会場が地元の第一工科大学である地の利を生かし,リラックスして実力を発揮することができるはずです。今まで取り組んできたことに自信を持って,正々堂々と頑張ってほしいです。頑張れ国分高校生!
カウントダウンカレンダーも最終ページになりました。
後輩たちからの激励も,しっかり先輩たちに届いています!みんなが応援しています!(^^)!
気心の知れた同級生たちと同じ会場で受験することができます。受験は団体戦です。ファイト(^_^)v 全員で自己最高を目指そう!
2025年01月15日(水)
渡り廊下での芸術鑑賞
国分高校の新校舎には,本館と芸術棟・体育館との間に,道路をまたぐ渡り廊下があります。生徒はこれを用いて,スムーズに体育館への移動ができます。
この渡り廊下に,芸術鑑賞スペースができました。
今回は,書道と武術の選択者の作品が,並べてあります。
将来的には,愛称を付けた展示スペースにしたいですね。国分芸術空間,いや,もっと若い視点でいい名前を生徒から発信して欲しいです。
愛称大募集中です。生徒の皆さん,いいアイデアを寄せてください!
2025年01月01日(水)
鹿児島空港の初日の出
1月1日元旦の朝,鹿児島空港の屋上デッキに初日の出を見に行ってきました。初日の出を目的に来場する方が多く,7時半ごろには駐車場が満車表示になっていました。
書道部と美術部の展示を見てくださった方も多かったと思います。
2025年も国分高校が大きく発展・活躍するよう,初日の出にお祈りいたしました。
皆様にも良い年になりますよう,祈念いたします。
2024年12月28日(土)
鹿児島空港迎春装飾展示始まりました!
12月27日(金)~1月10日(金)鹿児島空港にて本校書道部と美術部によるコラボ作品が展示されます。 鹿児島空港さんから依頼をいただき,KTSgroupのKcrさんとともに,企画展示に国分高校生も加えていただくこととなりました。
両部活ともに県大会と地区展を控える12月,部員達は隙間時間をみつけては,話し合いを重ね,作品の引き渡し期限ギリギリまで力を注いだコラボ作品です。分野の違うお互いの表現活動に心を配りながら作品を造り上げることの難しさを体感できたことは,何よりも貴重な経験となりました。
空港1階到着ロビーの壁面と3階回路(縄文杉の壁面あたりから見上げた回路の面)に展示予定。是非ご覧ください。
2024年12月24日(火)
ダンス部のクリスマスステージ!
終業式,LHRで通知表をもらった後,体育館でダンス部恒例のクリスマスステージが行われました。
まずは3年生も交えて,学年ごとに披露します。
一緒に踊りましょう! という呼びかけに
ノリのよい野球部!
みんなで同じ振り付けにチャレンジ!座ってみているよりも,良いですね~!
約30分間のステージ,みんな勢揃いでお礼の挨拶をしました。
いいクリスマスイブになりそうですね!ダンス部の皆さん,ありがとうございました。
2024年12月24日(火)
表彰式・2学期終業式
12月24日(火),表彰式に引き続き終業式が行われました。演劇部が地区大会を最優秀賞で勝ち抜いて県大会での優良賞,書道部の第35回鹿児島県高等学校揮毫大会優秀賞2人,第67回県児童生徒作文コンクール特選3人が表彰されました。
演劇部
書道部
校長先生の式辞では,ノーベル平和賞授賞式に同行した高校生大使の言葉「微力だけれど無力ではない」という言葉を紹介し,自信を持ってその場に臨むためにも,準備をじっくりしていきましょう,というお話でした。
進路指導部からは「与えられた場で咲こう。もしも咲くことができない環境ならば,根を伸ばそう」という言葉を紹介し,皆さんの努力は必ず報われること,うまくいかない時にこそしっかりと努力をしよう,というお話がありました。
また生徒指導部からは,自分自身の行動や考えを,第三者的に振り返ってみること=「メタ認知」について紹介があり,自分の振る舞いをもう一度振り返ってみるようにお話がありました。
皆さん自身のために,自転車に乗り時には防寒着とヘルメットを忘れずに着用しましょう。ヘッドホンを着用すれば,高校生は法律違反で切符が切られます。
元気で,有意義な冬休みを過ごし,新年元気な顔でお互いに会いましょう。
2024年12月20日(金)
東大加藤先生による科学技術イノベーション講演会
東京大学大学院工学系研究科長・工学部長の加藤泰浩先生が,国分高校の1・2年生を対象にイノベーション講演会でご講演くださいました。テーマはズバリ「東大工学部に行こう!」です。
加藤先生の研究履歴から海底のマンガンノジュール発見から始まったレアアース利用の研究,そこから見えてくる日本の繁栄に関わる意識など,目からうろこの落ちる話がたくさんありました。1100兆円の日本の借金を,今からの現役世代の税金で負担しないために何が必要か,夢のあるお話でした。
加藤先生はノーベル賞を2部門狙っており,実現されるだろうとの話でした。海水中からレアアースがマンガンノジュールに蓄積するメカニズムを解明し,時間短縮を図ることができれば,きっと日本の経済発展に大きく働くでしょう。そして,資源を争い合う陸上金属ではなく,海洋からの資源確保で世界中の紛争も軽減できるようになることでしょう。とても夢のある話です。
東大工学部の先生方の研究ダイジェストもしていただき,現在の工学部大学生・院生がどのような進路を目指しているのか,夢のあるお話でした。東大工学部に行けば,未来は無限大に広がっています!
講演会場でも質問が出て,先生がフランクにお答えくださるのが印象的でした。
1年生は,7限GSの時間に希望者が視聴覚室に集まり,個別に質問に答えていただく時間を取ることができました。
・研究は自分が成功するためでは無く,人のため,人類に貢献するために行うべき!
・高校時代に機会があれば留学すべき。でも,金銭的にも難しいので,絶対に英語を得意教科にしよう!これが受験だけではなく,大学での研究や人生経験そのものを大きく変えてしまいます。
大事なことなのでもう一度いいます。英語に苦手意識を持たず,必ず英語ができるように心掛けましょう!
・将来の無限の可能性を広げるために,絶対に東京大学に来た方が良い。大学受験時に東大に届かない場合には。。。。。裏技を教えておきます(ブログでは秘密です)。
あっという間の質問タイムでした。日頃考えたことのない視点からの話が多く,本当に経験値の高まる講演会でした。加藤先生,遠く国分高校までおいでいただき,ありがとうございました。
国分高校の皆さん,東大工学部を目指しましょう!
2024年12月19日(木)
3学年揃った最後の理数科朝礼
3年生が参加する理数科朝礼は,今日が最後です。1月からは3年生の合格体験を聞く機会を設ける予定です。
最後の3年生スピーチで後輩に向けたメッセージ「明日やろうは,馬鹿野郎!」心に残りますね。
2年生は寒い季節を健康に如何に乗り切るか,アイデアを提供しました。
1年生は,イングリッシュカフェに参加して経験した気持ちの高まりなどを発表してくれました。
理数科主任の河野先生からは,先日の中間発表について講評がありました。
良かった点が3つ。研究が9月より進んでいたこと。1年生から多くの質問が出ていたこと。発表する態度から,その研究に対する愛が感じられたこと,の3点です。特に,自分たちの研究では「ここが面白いんだ!」という研究愛を伝えられていたことが良かったそうです。
改善すべき点としては,ほんわか何となく多少や高低を述べるのでは無く,統計的に処理をして数値から言えることを発表する意識を高めようということでした。
波が高い,草が多いなど,印象で話しただけの部分は研究者である審査員からは評価されません。できる限り,しっかりと根拠を提示するように心掛けましょう。もっとも,データを取る時にそれを意識していないと,あとからできない場合もありますが。。。。。
1年生,データを取る時には複数回測定するなど,しっかり考えて行きましょうね。先輩や先生に相談しても良いですよ。
3年生はとうとう受験直前,がんばって今までの努力をぶつけてください。1・2年生,国分高校理数科としてこれからもがんばっていきましょう!
2024年12月18日(水)
台湾の高校生との交流会
ZOOMによる遠隔交流が定着して,本校でも機会を見て交流しています。12月18日(水)は,2年生の希望者8人が台湾の国立潮州高校の生徒35人と交流しました。
台湾からは,船造りの様子をリポートした報告がありました。
国分高校からは,日本では小学生から制服があること,本校の制服は昨年自分たちが検討委員会を立ち上げて決めたことなどを紹介しました。
また,もののけ姫の舞台となった屋久島のように,世界自然遺産の屋久島などがあることも紹介しました。
海外との交流に,積極的に参加してくれる生徒たち,本当に頼もしい限りです。今後も機会を見つけて,交流を重ねていきましょう。
2024年12月17日(火)
ミニチュア新制服
R6年1年生から新制服になった国分高校ですが,制服のミニチュアが完成しました。新校舎エントランスを整備して,今後良い感じで展示できるようにしていきます。
新しい国分高校の歴史を紡いでいく制服です。
2024年12月16日(月)
ビブリオバトル
今年は2学期末考査終了後,各クラスでビブリオバトルの予選会を行い,その後クラス内本戦という形式で企画されました。
まずは図書館での予選の風景を御覧ください。班の中から代表者を選びます。
各クラスの中で6人の代表者が選出され,LHRの間に発表4分間,質疑応答2分間で各自の紹介する本をアピールします。各クラスの様子を御覧ください。
慣れないながらも,自分の「推し」ポイントを紹介する,とても良い経験でした。大勢の前に立つのは緊張しますが,でもそういうときに相手に思いを伝える練習として,様々な場面を大切にしていきましょう。
代表者の皆さん,お疲れ様でした。
2024年12月13日(金)
姶良ソロプチミストによる奨学金贈呈式
姶良ソロプチミストが,女子高校生の今後の活躍を応援するための奨学金を贈呈しに来てくださいました。
姶良・伊佐地区の高校のうち,今年度選ばれた5校の生徒の中で,特別に表彰されるものです。本校からは,中村美羽さんが受賞されました。
「今回の奨学金を生かして,今後活躍したい」という決意を述べる中村さん。頼もしい限りです。
来年度は姶良地区の女子高校生が2名選出され,九州各県から集合した女子高校生と社会で活躍する女性とが意見を交換する「ガールズ・カンファレンス」が予定されているそうです。博多の国際会議場まで旅費補助を受けて参加し,女性の社会発展について意見交換をするそうです。今後の人生の視点を得る生徒もいるそうです。是非期待して,参加してください。
姶良ソロプチミストさま,本日はありがとうございました。
2024年12月11日(水)
12月課題研究中間発表II
国分高校では2年生が1月末に成果発表会を行います。それまでに,9月末,12月中旬の2回,中間発表会を行います。12月11日(水)は,その2回目でした。
理数科はプレゼン発表を行います。審査員は県立博物館長,県内の高校理科教諭の皆様です。
今まで県高校生徒理科研究発表大会や,学会などで発表を重ねただけ合って,ある程度まとまっています。しかし,あと一歩!何を強調すれば良いのか,改善の余地は残されています。今後のコンテストに向けて,高めていきましょう。
普通科は体育館でポスター発表です。各班の発表の様子を御覧ください。
国分高校の課題研究がうまくいく理由の一つに,聞く態度の素晴らしさが挙げられます。1年生も交えて発表を真剣に聞く姿勢が,他校には見られない姿です。
発表を聞いたあとには,生徒たちがGoog jobカードと呼ばれる付箋に,思いつく良かった点や質問を書き込み,発表者に届けます。このシステムも,発表を更に高めていく方策の一つです。
発表会が終わり,普通科の皆さんの活動をお褒めくださった,全体企画の神園先生です。
この時の聞く姿勢も良かったですね。生徒の皆さん,振り返りとしてスタディサプリの「活動メモ」に,今日感じたことを是非残してください。その積み重ねが,受験の際に「志望理由書」を書く時に大きなヒントになったりします。皆さんは,他の高校生が経験できないことをたくさんしているのです。財産として,是非残していきましょう。
2024年12月10日(火)
冬の希望者による特別朝課外開始!
国分高校では,2年前から朝課外は希望者が申し込んで受講するようにしています。遠方から通う生徒の時間管理のためにも,自ら決める方法にしました。
今年の朝課外計画は2学期末に終了しました。しかし,先生方の中で「この分野を特別に身に付けて欲しい」という講座設定の要望があり,また生徒も「その分野をより深く理解したい」という思いが重なった時には,講座を開講する体制を作っています。
写真は1年生の3クラスの中で,古典文法演習を希望し受講する生徒たちです。「もっと分かるになりたい」という思いを,是非学力につなげていきましょう。普通科進学校の国分高校を巣立つ時に,自らの希望が叶うように,国分高校は全力で皆さんを応援しています。
2024年12月09日(月)
フレッシュ研修2年目研修研究授業【音楽】
フレッシュ研修2年目の研究授業を,音楽:堀田先生が2年2組で行いました。
2年生文系,10人という少人数制での授業でした。ここ8時間程かけたキーボードの最終回,今日は演奏ライブです!
音色を変化させるアレンジボタンを駆使して,いかに印象深く聞かせるか,グループごとに検討します。
いよいよLIVE!先生方が見学しているせいか,ノリノリとは行きませんでしたが,楽しく演奏し手「ここを感じて欲しい」というメッセージを伝えていました。
堀田先生の授業で感心したのは「それ良いですね~」「その方法で面白いのでは?」という,肯定的なリアクションを常にしていることです。演奏で間違ったとしても「練習の半分ができれば成功です」と,生徒たちの努力を肯定する雰囲気は,自己肯定感が増して楽しく過ごせることでしょう。
堀田先生,お疲れ様でした。
2024年12月09日(月)
土星食の観察
12月8日(日),理数科1年生の地学班が,土星が月の後ろに隠れる「土星食」の観察を行いました。
学校の屋上から観察した土星食,素晴らしい記憶になることでしょう。寒い中,良い経験ができましたね!
2024年12月09日(月)
統計コンクール表彰式
12月7日(土),統計グラフコンクールの表彰式がありました。本校では,2年生に夏休み期間中,統計グラフコンクールへの出展を推奨しています。このとりまとめのおかげで,9月末の中間発表1に,スムーズにつなげられています。
今年は5つの班が表彰を受けました。
全国コンクールで佳作に選ばれた「準絶滅種アオハダトンボの保全と住民生活の両立に向けた提案」です。2年理数科の小野さん,神田さん,黒田さん,高木君,徳永さん,延時さんが受賞されました。
県特選の「鹿児島の甘か醤油」です。内村さん,狩行さん,川畑さん,深田さんが受賞されました。
入選の「Rabbit Research」です。浦浪さん,佐和田さんの作品です。
入選の「空色のごきげん」です。末永さん,津曲さんが受賞されました。
入選の「離島と本土の医療体制」です。鶴田さん,吉元さんが受賞しました。
国分高校の生徒は,課題研究をまとめて発表することに,高い意欲を持ってくれています。先輩達の活躍を見て「自分たちも!」とがんばっていることでしょう。今後とも良い流れを続けていきましょう!
2024年12月06日(金)
フレッシュ研修2年目研修研究授業【数学】
フレッシュ研修2年目の研究授業を,数学:荒武先生が1年1組で行いました。
GeoGebraというソフトを用いて,正四面体を立体的に考えてみます。自分で回転できるというのは,新しい感覚ですね。
「これは重心?」「外心ではない?」など,話し合いながら解答にたどり着くまでの過程を大切にしたいですね。
ほとんどの生徒に一つずつ指名して答えを引き出しながら授業を進めていきました。経験を重ね,昨年よりもスムーズな研究授業でした。クラスの生徒も緊張しながら,楽しく参加している姿が印象的でした。荒武先生,お疲れ様でした。
2024年12月05日(木)
グローバルクラスルーム最終回
10月から4回取り組んできた,グローバルクラスルームも本日が最終回です。生徒たちはディスカッションまで内容を発展させるべく,挑戦しています。
身振り手振りも織り交ぜながら,遠隔での交流にチャレンジしていました。
グローバルクラスルームに採用された学校からは,代表者が相手国での研修を受けることができます。本校からは,1年1組の中薗さんが選出され,11月にオーストラリアを訪問してきました。スナップを少し紹介します。
毎年採用されるものでは無いとのことですが,とても有意義な活動ができたプログラムでした。機会があれば,再度選ばれたいですね!
2024年12月04日(水)
上小川小学校6年生の訪問がありました
上小川小学校の6年生38人と校長先生,担任の先生の計40人が国分高校を訪問してくれました。最初に,パワーポイントを用いて国分高校の紹介をしました。とてもお行儀が良くて,さすが小学校6年生です。
エレベーターに乗って喜んでくれたのが嬉しかったです。学校にエレベーターがあるのは刺激的ですよね。
高校生が作ったポスターの紹介や廊下に設置されている赤本の説明をすると,「おー!」と声を上げてくれます。説明する方も楽しいです。
何と,2年生の化学の授業の教室の中に入れてもらいました!なかなかできない経験です。ICTを活用した高校生の授業の様子はどうでしたか?
5階の理科講義室から上小川小学校を探しました。見つかりましたか?
図書館は,とても楽しそうに歩き回っていました。国分高校の図書館には2万5千冊の蔵書があります。種類も豊富なので興味を持ってもらえたのではないかと思います。
売店も見学しました。自動販売機があったり,お昼ご飯にお弁当やパンを買うことができたりすることにびっくりしているようでした。
校舎内の吹き抜けスペースの光庭にも入りました。銀杏のテーブルや国分高校の卒業生である竹先生の作品,上に見える青空に興味津々の様子でした。
最後は校長室に入り,記念写真撮影をしました。良い思い出になりましたか?
上小川小学校の皆さん,訪問していただきありがとうございました。また来てくださいね!
2024年11月29日(金)
高校生ワークショップin牧園中学校2024
牧園中学校では,毎年様々な高校の学科を招聘して,専門的な活動に触れる「高校生ワークショップ」を開催しています。
今年度も国分高校からは,県下に2校しかない理数科が呼ばれて,液体窒素を用いた科学実験を披露してきました。
中学生が約10人の班で,数回やってきます。彼らを相手に,国分高校の良さをアピールしました。
マイナス196度という「とほうもなく冷たい世界」に,風船を入れると空気が液化して、体積が小さくなります。
バラを液体窒素に入れて、触るとバラバラになります。中学生にも好評で、楽しい実験教室ができました。
2024年11月22日(金)
小田原高校からの訪問
神奈川県立小田原高校でSSHを担当されている英語科の先生2人が,本校のSSHについて研修に来られました。
まずは,本校主担当の神園先生と懇談します。国分高校らしさについて説明すると「そんな感じでいいんですか?もっと先生が指示しなくても??」と驚かれていました。
続いて,興味を持たれていた科学英語の授業を,1年生が披露してくれました。どのようにお感じになったのか,とても伺いたいです。
最後に,1年生のGSの活動について,生徒に直接質問をぶつけていました。国分高校では「〆切までにポスターを作ること」という条件以外には,基本的に自分たちで考えさせます。もちろん行き詰まりを感じる班もあるでしょうから,それとなく担当の先生が「今どんな感じ?」というように声かけしますが,「○○しなさい」という呼びかけは,基本的にしません。生徒たちに楽しく課題研究に臨んで欲しいのが,先生達の願いです。
SSHに採用されている学校同士,切磋琢磨して盛り上がっていきたいものです。ご来校,ありがとうございました。
2024年11月22日(金)
数理統計講座
本日は2回目の特別講座「数理統計」において,鹿児島大学の泰先生においでいただき,理数科2年生が講義を受けました。
資料は手元のタブレットにも配信され,確認できます。
休み時間には,今週火曜日SSHフェスタの際に相談した内容について,特別に資料を準備してご指導くださいました。トンボ班は良かったですね。
基本的な考え方の上で「一番大切なのは,なぜその処理を行うのか,その必要があるのかを人間が理解すること。計算はコンピュータでもできるけれど,取捨選択は人間しかできません」というお話でした。
クラスを代表して,お礼の言葉を述べました。突然のお願いでしたが,問題なく対応できるのも国分高校生の素晴らしいところです。