3 学校でのできごと
2024年10月23日(水)
表彰式・壮行会
10月22日(火)に表彰式・壮行会が行われました。地区大会,県大会,全国大会,アジア大会と幅広い大会の表彰で,国分高校生の各方面での幅広い活躍を感じる表彰式でした。
剣道部 地区大会男女団体,女子個人優勝
山岳部 地区大会男子優勝 女子準優勝
サイエンスインターハイ@SOJO 銅賞 硫化水素班
サイエンスインターハイ@SOJO 化学分野優秀発表賞 リン酸班
国民スポーツ大会2024SAGA カヌー競技スプリント カナディアンシングル200m 3位,500m 7位 仲宗根倫太郎さん
ハンドボール部 地区大会優勝
インターハイハンドボール競技 優秀選手賞 中野太仁さん
ハンドボール部 第10回ユースハンドボールアジア選手権優勝 安水昂大さん
卓球部 地区大会 男女団体準優勝
ソフトテニス部 地区大会女子団体 準優勝
百人一首部 全国競技かるた鹿児島県大会(DE級)優勝 仲摩優飛さん
百人一首部 鹿児島県新人育成かるた大会 Aパート優勝,Bパート優勝 Aパート準優勝
書道部 鹿児島県高校書道展 秀作賞
表彰式の後,カヌー競技の九州大会に出場する仲宗根倫太郎さんの壮行会が行われました。校長先生と生徒会長の小濱さんからの激励に対して,仲宗根さんが決意表明をしました。1年次から着実に実績を積み上げて好成績を収めてきているので,九州大会でも普段の練習の成果と持っている実力を出し切って,納得のいくレースを戦ってきてほしいと思います。
2024年10月10日(木)
2年生SRプレゼンテーション講習会
10月9日(水),東京海洋大学の柴田先生を講師にお迎えし,プレゼンテーション講習会を開催しました。先日中間発表を終え,九州大学での課題研究大会などを控えた班もあります。また,12月の中間発表II,1月の課題研究発表会に向けて,自分のプレゼンを向上させる意識が高まっています。
スライドに文字と写真を載せる,唯それだけでも,細やかな配慮が差を付けるということを知りました。
柴田先生ご自身も,高校生のときにISEFに2回出場したそうで,その後はISEFに出場する高校生を支援する団体に所属しているそうです。そのため,高校生がつまずきやすいところ,やりがちな失敗について,様々な事例をご存じです。
どれだけのことを受け止められたか,これも各自の個性です。皆さん,個性を磨いて自分の課題研究を「楽しく」発表してくださいね。
全体会が終わった後,10月末に生徒理科研究発表大会に参加する理数科の生徒のプレゼンを6班,丁寧に見ていただきました。全ての班を指導終えたのは6時過ぎでした。柴田先生,本当にありがとうございました。研究大会で各部門1位になれば,来年夏に香川「うどん県」にて総文祭に参加できます。このご恩を優勝でお返しできればと思います。
2024年10月09日(水)
姶良市長・教育長表敬訪問(ハンドボール部安水さん)
ヨルダンで行われたハンドボールの第10回男子ユースアジア選手権に出場し,日本チームの初優勝に貢献した安水昂大さんが,顧問の德留先生・石谷校長とともに姶良市長と教育長を表敬訪問しました。安水さんは姶良市の姶良小学校と重富中学校の出身で,小学校の時にお姉さんの影響で姶良スポーツクラブに入会してハンドボール競技を始めたそうです。
はじめに,安水さんが自己紹介をしてから今回のアジア選手権の結果報告をしました。それから,姶良市の湯元市長から感想を述べていただいたり,質問をいただいたりしました。ハンドボール競技,特にゴールキーパーというポジションの魅力ややりがい,今後の抱負などについての話が盛り上がりました。安水さんは,ゴールキーパーが相手チームのシュートを止めるワンプレーが試合の流れを変える所が魅力ですと答えていました。また,大学に進学して競技力に磨きを掛け,将来は日本代表として活躍したりハンドボール競技が盛んなヨーロッパのチームでプレイしたりすることが夢ですと答えていました。市長からは,来年の7月にスロベニアで行われる世界選手権の代表に選出されることを期待していますということと,高校時代にヨルダンで行われた大会に日本代表として出場して優勝した経験は人生の大きな糧になるはず,将来は姶良市出身,国分高校出身として日本を背負って活躍してほしいという激励をいただきました。
最後に記念撮影をしましたが,市長から,「ハンドボール競技のゴールキーパーは動きが激しいから体も柔軟なんでしょうね。」というお言葉をいただき,安水さんが開脚を披露する場面もありました。
金メダルを胸に掛けて記念写真撮影です。
湯元市長,前田教育長をはじめ,姶良市役所の皆様には大変お忙しいところを御対応いただき,本当にありがとうございました。
2024年10月08日(火)
進路講演会
10月7日(月),千葉工業大学の吉田直史先生に進路講演会をしていただきました。吉田先生は長年駿台予備学校にて進路指導に携わり,東京大学をはじめ多くの難関大学に進学していった生徒を見守ってきた経験をお持ちです。
1,2年生の希望者だけを対象にした,進路講演会を行いました。
まず,第一に強調されたのが「しっかりとした目的意識」でした。浪人した女子学生が「来年はGパンで東大の合格発表を見に行きます」と,4月の決意表明で記した例を挙げられ「合格発表のときにアメフト部の人たちに胴上げしてもらうことをイメージした宣言です」と紹介されました。
目的意識が強くなれば,しなければならないことにも立ち向かうことができます。
・登校から夕食までの間に,1時間勉強する隙間を作りましょう。日付の変わる前に,2時間勉強してから睡眠を取りましょう。
・帰宅後制服を脱ぐまでの間に,今日の授業を少し復習しよう。その日のうちの復習が,長期記憶に繋がります。
・スマホを手放す時間を持とう。夢を叶えるために,自分を律することが必要。
何となく聞いたことのある呼びかけもあったかもしれません。しかし講師の力のこもった訴えかけに,終了後「聞いて良かったです」という生徒が多数いたと聞き,非常に嬉しく思います。
国分高校で磨いた探究力や人柄を武器に,進路志望実現に向けた航海を乗り切って欲しい。そのためには,学力を付けることも大切な夢を叶えるパーツなのです。
さあ,国分高校をフル活用して,進路実現を目指していきましょう!
2024年10月07日(月)
リン酸班_読売新聞(九州版)掲載
2024年10月5日の読売新聞(九州版)に,つくばサイエンスエッジ2024で文部科学大臣賞を受賞したリン酸班が掲載されました。
取材の様子です。
下記のURLから読売オンラインの記事が閲覧できます。
https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20241005-OYTNT50109/
2024年09月25日(水)
6枚目のシート看板の設置
8月に行われたインターハイで,男子ハンドボール部とカヌー同好会の仲宗根さんが,ともに5位に入賞しました。地方の公立高校としては快挙だと思います。早速,シート看板を設置しました。また,ハンドボール部のゴールキーパーの安水さんは,インターハイの直後にヨルダンで行われた第10回ユースアジア選手権にU19日本代表の正ゴールキーパーとして出場しました。日本代表としては初優勝とのことで,新聞やニュースでも報道されてとても反響が大きいです。7枚目のシート看板で地域の皆様にお知らせしたいと思います。
これで国分高校生の活躍をお知らせするシート看板は6枚目になりました。まだまだ増やしていきたいです。生徒たちが明るく元気に高校生活を過ごしながら,様々な大会で素晴らしい成績を収めている国分高校です。地域の皆様に国分高校のことをもっと知っていただけたら嬉しいです。今後ともよろしくお願いします。
2024年09月25日(水)
表彰式・壮行会,新生徒会認証式
今回の全校朝礼は,表彰式と壮行会,新生徒会の認証式が行われました。
県の新人水泳大会では,畠中さんが上位入賞を果たし,九州大会への出場権を獲得しました。同じく水泳部の前田さんも九州大会への出場権を得ました。県のビブリオバトル大会では,竹下さんがブロック優勝を果たしました。また,県のカヌー新人戦では,仲宗根さんが優勝を果たしました。仲宗根さんは10月に大分県で行われる九州大会に出場します。また,同じく10月に佐賀県で開かれる国民スポーツ大会にも出場します。国分高校の生徒たちは様々な分野で活躍してくれるので,学校には活気があります。
表彰の後には水泳部の九州大会出場の壮行会が開かれました。畠中さんと前田さんに対する校長先生からの激励,前生徒会長の深見さんからの激励を受けて,畠中さんが代表して,「自己ベストの更新を目指して頑張ります!」との決意表明をしてくれました。会場は大きな拍手に包まれました。九州大会は鹿児島で開催されます。地元パワーで頑張ってほしいです。
また,新生徒会の認証式も行われました。新生徒会長の小濵さんが校長先生からの認証を受け,新生徒会のメンバー紹介をしてから決意表明をしました。国分高校の生徒会活動は,生徒たちが主体となって自主的な活動が行われています。その伝統を受け継ぎ,更に充実させていきたいという熱い気持ちが感じられるスピーチでした。これからの生徒会活動に期待したいと思います。
2024年09月25日(水)
祝! カヌー新人戦優勝!
9月21日(土),伊佐市菱刈町を会場に令和6年県高等学校新人戦カヌー大会が行われました。
本校のカヌー同好会:仲宗根君がカヤックシングル500mに出場し,見事優勝して九州大会に進出しました。11月に大分県で開催されます。
県内敵無しと思っていましたが,同学年のライバルに前半リードされ,後半逆転での優勝という,手に汗握る2分2秒でした。慢心すること無く,今後も力を付けてくれると信じています。
2024年09月15日(日)
日本動物学会に参加してきました
9月14日(土),理数科2年生トンボ班が,長崎大学で開催されている日本動物学会高校生ポスター発表大会に参加してきました。朝5時45分国分駅発の日帰り参加,かなりハードでした。
開催イベント「動物ひろば」では,マミズクラゲやウニの授精実験観察など,普段出会えない生き物たちに触れ合うことができました。写真はウニの外骨格です。
ほかの高校生の発表を見るのには,まだまだ遠慮が働いて遠巻きになってしまいました。
自分たちの発表の番です。4月末から野外で取ってきたデータをまとめ上げてここまで来ました。うまく聴衆に届けられるか,ドキドキです。
今回はコンテストではなく,順位は付きませんでしたが,とても良い経験になりました。これから9月末の校内中間発表,10月末の県高校生理科研究発表大会,11月の夢の翼コンテストなど,挑戦が目白押しです。
自分たちのデータをもう一度見つめなおし,さらに良い発表になるよう,頑張りましょう。
2024年09月12日(木)
国分高校体育祭放送日決定!
9月7日(土)の体育祭は,保護者・周辺住民の皆様のご協力もあり,天候にも恵まれて大成功でした。
午前中に取材・撮影していた,南九州ケーブルネットTVが,放送日程をお知らせくださいましたので,ここに掲示します。
放送期間:9月16日(月)~9月22日(日)
放送時間帯:朝7時~,午後1時~,夜7時~,深夜1時~
各回30~45分程度とのことです。
視聴環境のある方は,是非御覧ください。
2024年09月10日(火)
日本地質学会ジュニアセッションに参加
体育祭の翌日,早朝に鹿児島空港から出発し,東北・山形大学で開催された日本地質学会に,理数科2年生が参加してきました。
次の桜島大噴火時の降灰分布を予測するIVとして,ポスター発表しました。
大学の研究者にも質問されましたが,何とか伝え切れたと思います。
翌日には,東北大学の災害科学国際研究所を訪問しました。サイエンス部顧問の先生がお知り合いと言うことで,今回の訪問が実現しました。
今回の発表旅行は,SSHの運営費から旅費が支給されており,生徒の経済的負担が非常に小さいもので参加できました。これからも,様々な経験を積んで行きたいと思います。
2024年09月06日(金)
絶対に負けられない戦いがある!
明日の体育祭に向けて会場整備も終了し,看板も設置されました。
そんな金曜日の6限目,3年生には共通テストの願書が配布されました。
青春は忙しいものです。体育祭に懸ける情熱以上に,自分自身の人生を左右するであろう,共通テストにも気合いを入れて準備していかねばなりません。
十分に下書き等をして,自分自身で責任を持って準備しましょう。自走する国分高校生,こういうところでも発揮していきましょう。もちろん不安を解消するように,先生方も応援します。
2024年08月30日(金)
FM霧島(76.9kHz)にて3年生応援団が!
先日取材を受けた,体育祭に向けての3年生応援団が,FM霧島にて放送されます。
・8月30日(金) 15時15分頃~
・9月2日(月) 10時15分頃~
の2回になります。台風等もあり,直前のお知らせで申し訳ありませんが,どうぞご視聴ください。
なお,アプリをダウンロードすれば,スマホでも聞けます。FM霧島のHPをご確認ください。
2024年08月22日(木)
一日体験入学,ご来場ありがとうございました!
8月22日(木),中学生と保護者を対象にした一日体験入学を開催しました。昨年よりも200人ほど増え,初めて1000人を超えました。今,国分高校は注目されているということでしょう。
例年体育館で行っていた生徒対象の全体会は,地球温暖化の影響を受けて,空調の効いた各教室にてZOOM配信することにしました。
5月~7月に教頭が学校説明会に行っておりますので,本日は生徒会による学校紹介をメインにして行いました。
その後は体験学習と言うことで,本校の職員が中学生に対して魅力ある授業を展開しました。
高校1年生も補助役員として参加してくれています。
オリンピックやDNAなど,身近な題材を用いた授業はいかがだったでしょうか?
その後は理数科説明会と部活動見学とを,同時並行に行いました。
卒業生から,高校時代の思い出や受験の苦労・努力したことなどを,保護者に披露しました。来年は,是非中学生にも卒業生の体験を聞かせたいと考えています。
水泳部の見学
陸上部は今年部員が増えて,暑い夏も熱く競技をしています!
野球部も練習の様子を公開しました。
やはりダンス部のキレッキレの動きは映えますね!
百人一首部は,真剣そのもの。
演劇部は寸劇を3部制で披露しました。
美術部にも熱い視線が注がれます。
いつも課題研究やSSHを多めに発信しているブログですが,生徒たちは勉強や部活動,課題研究と忙しい青春を,様々な興味関心に注ぎ込んでいます。濃密な3年間を過ごす高校生活,是非国分高校で過ごしませんか?
本日は来校ありがとうございました。
2024年08月21日(水)
桜陰理工系女子育成プログラム
8月21日(水),1年生の希望者を対象にした標記のSSH研修を行いました(陰には「くさかんむり」が本来つきます)。
平成30年の第I期採択時から,理系に進む女子生徒を応援するプログラムとして開催しています。今回は鹿児島大学農学部の女性研究者を訪問しました。
研究内容もですが,女性として研究室を運営するようになるまでの出来事や苦労点,充実している研究内容などを伺いました。
最先端の研究装置も見せていただきました。
講演だけではなく,学生さんも交えて「研究者になるために必要なこと」などを伺いました。
日本でも女性研究者を増やそうと「女性限定の採用試験」などを行う大学も増えてきています。今の世の中,女性だから男性だからではなく,一個人としての能力を評価しようという流れになりつつあります。本日参加してくれた1年生からも,是非そのような夢を叶える研究者が育って欲しいと願っています。
【注意】
女子育成プログラムとしてありますが,参加予定数に希望者が満たなかった場合には男子生徒にも門戸を開くこととしています。JSTが運営しているSSHの中に「女性研究者を育てる」という目標があり,それに従っています。
2024年07月29日(月)
吹奏楽コンクール,がんばりました
7月28日(日),県の吹奏楽コンクールが行われました。音楽部の3年生は,この大会を目指して取り組んできました。
結果はあと1点足りずに銀賞だったとのこと。でも,1年生がたくさん入部してくれて,多彩・多様な演奏できるようになったことで,とっても良い雰囲気になったことを知っています。本当にお疲れ様でした。みんな,とっても良い笑顔です!
2024年07月28日(日)
サイエンスインターハイ@SOJO
7月27日(土),崇城大学が主催するサイエンスインターハイ@SOJOが開催されました。今回は出場権を得た硫黄班が借りるバスに便乗し,全4班が崇城大学まで行ってポスター発表をしてきました。
2年生トンボ班,初めて観察内容をまとめた発表になりますが,伝えたいことが言えましたかね?
普通科2年生も,オゾン班として参加しました。初めての発表,どうでしたか?
理科実験などで生徒の健康被害を引き起こす硫化水素などを,簡易に検出する方法を模索している硫黄班。彼らが本大会に選ばれて,みんなを連れてきてくれました。
3年生リン酸班も,最後の発表機会として参加しました。さすが3年生,落ち着いています。
これから9月末の中間発表1に向けて,2年生は研究成果をまとめ上げていく必要があります。他者に理解してもらえるようにするためには,みんなに聞いてもらうのが一番です。お互いに発表を見せ合いながら,切磋琢磨していきましょう。
2024年07月27日(土)
舞鶴フィールド研修 I
7月26日(金),理数科1年生を対象に,舞鶴フィールド研修Iが行われました。この研修は,霧島ジオパークの中でも特に霧島市に特化して,大地の刻む不思議を紹介する講座で,毎年大好評です。
まずは国分重久の山道を登りながら,火砕流と湖の作り上げた地層を観察します。ただの崖が,宝物に見えてくる!
火砕流が堆積した溶結凝灰岩。加工しやすい石材として,鹿児島県では昔から使われています。
天降川上流では,約30万年前の加久藤カルデラ,その上に約10万年前の阿多カルデラ,2.7万年前の姶良カルデラと,何度も火砕流に覆われては復活してきた環境が見て取れる場所があります。
鹿児島県は,破局的な火山活動の影響を受けながら,度々回復してきた土地なのです。なので,古い生き物はあまりいませんが,移動能力のある生き物が侵入してきた歴史があります。
大出水の湧水です。大量の湧き水が噴出し,おいしい水を汲みに来る方も多いようです。ここに来れば・・・・・
毎年恒例ですが,高校1年生は本当に元気です! 先輩たちに聞いて,ちゃんと着替えを持ってきているとのこと。なお,生き物観察も行い,ちゃんとした「研修」です!
最後に鹿児島神宮の裏手にある,貝塚を見学しました。標高10mほどのところに貝塚がある。この違和感に気付いた人は,約1万年前から地面が隆起してきたことを感じ取れます。隼人の沖の神造島(3島)も,この隆起によってできたと考えられています。
身近な大地に刻まれた地球の歴史,今日の話が面白いと思ってくれた方は,是非地学の道に進んで,将来は霧島市に勤めて「世界ジオパーク」に認定されるための活動に,力を貸してください!若い世代に強く期待します。
2024年07月24日(水)
(感謝)ヤマグチ株式会社様の社会貢献活動
国分高校の新校舎の建設に携わっていただいたヤマグチ株式会社様から社会貢献活動の申し入れがあり,7月24日(水)に,本校体育館1階の男女トイレ等に光触媒のコーティング加工を施していただきました。光触媒は光の作用によって抗菌作用や防臭作用の効果があると言われており,衛生面でも大変効果的なものです。とても暑い中,拭き掃除をした後に丁寧に光触媒の噴霧をしておられました。ヤマグチ株式会社様は基本理念に社会貢献を掲げられている企業です。国分高校の生徒の皆さんも,このような崇高な理念を持った社会人に成長してほしいです。
ヤマグチ株式会社の皆様,本当にありがとうございました。
2024年07月23日(火)
舞鶴フィールド研修II
7月23日(火),理数科2年生を対象に舞鶴フィールド研修IIが実施されました。この研修は,学外の有識者に教えを請うかたちで,課題研究をより高みへと押し上げることを目的にしたものです。
生物・エビ班は,鹿児島大学水産学部の塩﨑一弘教授にDNAによる比較を研修しました。
生物・トンボ班は,県庁土木部河川課治水係の小田原様,坂本様を講師に迎え,河川行政の計画立案や工事の実際の発注部署などを伺い,自分たちの研究成果をどこに伝えれば良いのか,実感がわきました。
化学班はリモートで,鹿児島大学理学部の神長先生に教えを請いました。
地学班は,防災科学研究所の瀧下恒星研究員に,研究の方向性について研修を重ねました。5月の幕張メッセで行われた会合で,本校のポスターを見てくださったのがご縁で,今回の研修に繋がりました。
物理班は,トヨタ車体研究所ボデー開発部 小野健吾様に来校いただき,波の不思議に挑みました。
国分高校は全生徒が課題研究に参加しますが,この研修を見ると理数科独自のプログラムが充実しているとわかります。
さあ,夏に研究を進めて,実りの秋を期待しましょう!
2024年07月23日(火)
夏季清掃ボランティア
7月19日(金)の午後1時30分からの1時間,国分高校の生徒たちが自主的に学校周辺のボランティア清掃を行いました。参加者対象者は部活動生でしたが,部活動生以外の希望者も多く,1~2年生の80%以上の生徒にあたる400人以上が参加してくれました。とても暑い中ではありましたが,生徒と職員は一生懸命に清掃に取り組んでくれました。身近な地域を綺麗にする美しい心を持った国分高校生は素晴らしいです。これからも地域を愛する気持ちを持ち続けてほしいです。
お疲れ様のご褒美でジュースの差し入れもありました。熱中症に気を付けながらのボランティア清掃でした。
生徒・職員の皆さん,大変お疲れ様でした。
2024年07月22日(月)
7月19日の各種集会
7月19日(金),交通講話,壮行会,離任式,終業式が行われました。
国分高校生の素晴らしさは,この「聞く姿勢」をいつもしっかり取れることですね。スマホを持った片手自転車運転などで,多額の賠償責任を負うことは,脅しではなく現実に起こりうることです。世の中の大人がしていたとしても,皆さんは絶対に止めてくださいね。
グローバルシンガポールに参加するサイエンス部リン酸班,インターハイに参加する男子ハンドボール部,カヌー同好会仲宗根君,総文祭に参加する写真部假屋さんを,皆で応援しました。九州大会で2位に入賞した男子ハンドボール部は,全国制覇を狙っています。
産休代替で約3年間本校で美術を指導してくださった塩川先生が,8月20日までの任期ということで,離任式を行いました。授業以外でも忙しさに追われていた塩川先生,本当にありがとうございました。
終業式では「今の自分たちを見つめ直して成長を」というメッセージがありました。
交通講話の最初に雨が降ってくれたおかげで何とか暑さをしのげましたが,今後は集会について検討が必要でしょう。
2024年07月22日(月)
1学期クラスマッチ
7月16日(火)~17日(水)にかけて,クラスマッチが開催されました。3学年揃ってのクラスマッチはこれが最後です。
体育館の中でも,熱戦が繰り広げられます。
グランドでは男女のサッカーが炎天下の中,熱い戦いを繰り広げました。
昨年から始まったe-スポーツも,とても好評です。誰もが楽しめるクラスマッチ,皆さんお疲れ様でした。
2024年07月13日(土)
ようこそ! 国分小学校理科体験学習
7月13日(土),国分小学校6年生が本校の理科実験室に来校し,高校1年生が講師役として理科実験教室を開催しました。
地学班の「星砂を探そう」では,見つけた分だけ持ち帰っても良いというお土産方式に,がぜん6年生のやる気スイッチが入りました。高校1年生のお兄さん・お姉さんも,小学生が楽しめているか,目配りを忘れません。
物理班の「見える光,見えない光」では,黄色いナトリウム光の元で色折り紙を見比べていました。私たちの身の回りには「当たり前」と思っていることが「え!?」っとなることも多いです。そんな「驚き」が,勉強の原動力になります。
化学班の「人工イクラを作ろう」では,安全を考えてガラス器具を使いませんが,薬品を混ぜて実際にものができあがる様子に歓声が上がります。小さな科学者になった気分です!
生物班の「生き物を見てみよう,さわってみよう」では,昨日天降川で1年生が採集してきた生き物を,小学生に紹介し,実際に触ってもらいました。説明している高校1年生の方が楽しそうに見えるのはなぜ? 生き物が大好きな気持ちが伝わります。
国分小学校の皆さん,本日は楽しかったですか?高校生も小学生にわかりやすく接するコツを,4回の体験授業中につかんだようです。とっても良い経験になりました。
また是非この校舎でお目にかかりましょう!
2024年07月09日(火)
1学期最後の学年朝礼
7月9日(火),1学期最後の学年朝礼が行われました。
2年生は武道館で,今の生活を振り返るお話がありました。
2年生は入学時から新校舎,古かった旧校舎を知りません。当たり前のように綺麗な施設を使っていますが,少し思い返してください。トイレを綺麗に使っていますか?廊下や階段の様子はどうですか?「自分が担当ではない」と言わずに,自分たちの身の回りに意識を配れる方が,生活しやすい環境を作れます。皆さんは,それができるはずです。
3年生は,進路主任から入試に伴う諸注意が行われました。推薦入試を希望する際にチェックすることの確認を,全体で行いました。そして,何より自らの夢や希望を叶えるために,もっと自分たちを奮い立たせましょう,という激励でした。
残念ながら,誰か他の人が皆さんの希望を叶えてくれるわけではありません。皆さんの夏の努力が,11月頃に夢を叶えてくれる基礎力になります。国分高校はそんな皆さんの頑張りを応援し,全力で支えます。
2024年07月04日(木)
リモート立会演説会
7月4日(木),雨で順延になっていた生徒会役員立会演説会を実施しました。今年から暑い体育館ではなく,リモートで立候補者の顔がちゃんと見える形を試みました。
カメラの向こう側にいる生徒たちを想像しながら語りかける,とっても大変なことに真剣に向き合っていました。素晴らしい!
教室で耳を傾ける生徒たちも,真剣に向き合っています。今後1年間,様々な行事を作ってくれる生徒会役員です。しっかりと主張を受け止め,自分の選挙権を行使しましょう。
立候補者,応援演説者の皆さん。慣れないながらも皆さん立派でした!
2024年06月14日(金)
理数科集会:1年生初めてのスピーチ
6月13日(木),理数科集会で初めて1年生がスピーチを行いました。
生き物を観察するのが好きなので,理数科では「好き」を生かして課題研究に取り組みたいです!
先輩方に教わる際にも,初対面よりも挨拶したことがあったり,質問したことがあった方が,かわいがってもらえると思います。よろしくお願いします。
理数科主任の河野先生は,イオンの一般客会場で「人工イクラ」の実験を披露する際に,ビーカーやガラス棒の破損の可能性を職員に指摘され,「実験はガラス器具で行う」という固定観念にとらわれていた自分に気付いた話をされました。7月に国分小学校6年生に科学教室で披露する際には,プラスチックコップやポリビニル製スポイトを使うそうです。
皆さん,勉強とは自宅で机に向かい,集中して数時間するものだと思い込んでいませんか? 理数科集会の集合を待つ5分間,終礼から部活動が始まるまでの15分間,隙間の時間をしっかり使う受験生は,夢を叶えていきます。高校3年間は,あっという間に過ぎてしまいます。課題研究での素晴らしい経験と,確かな学力を兼ね備えて,自分の将来の夢を実現させていきましょう。
2024年06月12日(水)
ストレスマネジメント講演会
6月11日(火),国分高校のスクールカウンセラー(SC)である金子信一先生から,ストレスとその克服についてお話がありました。
この絵が何に見えますか? 虫にしか見えていない人も多かったですが,よく見るとミッキーマウスに見えてきます。どうですか?
さてこの時,虫に見えている間はミッキーマウスには見えず,ミッキーマウスに見えている時には虫には見えません。つまり,人は同時に2通りの見方をすることはできず,虫に思い込んでしまえば虫にしか見えていません。
友人や先生,両親との関係も同じで,お互いにいろいろな想いを抱えながら向き合っていますが「あんなこと言われたから気に入らない」と思い込んでしまうと,別な見方ができなくなるように凝り固まってしまいます。それが自分の気に入らない方向だと,許せない気持ちが大きくなり,ストレスになってしまいます。
どこかに「自分と同じ感じ方をしていないのかもしれない」と思いながら,意気投合できる友人と出会えた時には大いに喜び合う。微妙な雰囲気になった時には「どんな風に感じているのだろうか?」と,ミッキーなのか虫なのか,相手を想像してみることも大切です。
その余裕があれば,相手との距離感を変えるなど自らの意思で対人関係を作ることができます。没頭していると,周りとの距離を測る余裕がなくなってしまいます。
高校生にもわかりやすいお話でした。「心理学の道に進みたい」という皆さん,これがホンの入り口ですよ。もっと様々な見方,考え方を学び,患者さんの気持ちをより良い方に動かしていくことを行うのが心理学です。
2024年06月12日(水)
表彰式と壮行会
6月11日(火),表彰式と九州大会壮行会が行われました。まずは表彰式からです。
男子ハンドボール部は,県大会で優勝し九州大会,インターハイへの出場権を獲得しました。カヌー同好会の仲宗根君は,カヌーカナディアンスタイルで昨年に引き続き2連覇し,九州大会,インターハイへの出場を獲得しました。エミリアは,ロータリークラブの主催する弁論大会で表彰されました。
水泳部は畠中君が50m平泳ぎで1位,山野さんが50mバタフライで3位,登山部女子は県大会3位入賞でした。
剣道部竹松さんはベスト8に入り九州大会へ,さらに亀澤君と共に優秀選手賞を受賞しました。
サイエンス部リン酸班は,日本鋳造学会において特別講演を行いました。カビゴケ班は,東北大学主催の「科学者の卵養成講座」において,研究発表優秀賞を受賞しました。
体育系,文化系共に国分高校には勢いがあります。ただ,もちろん賞が取れるのは嬉しいですが,多くの生徒が参加した高校総体において,思い出に残る良い経験をしたことが,一番の宝物です。
その後,九州大会に参加する4つの個人及び団体の壮行会を行いました。
一つ上のレベルで戦える喜びを,しっかりと楽しんできてください。鹿児島,国分からVoiceを届けます。
2024年06月08日(土)
文化祭:上履き必要!とシビックセンター駐車場
6月8日(土)は,舞鶴祭文化祭です。
当日校内は土足厳禁です!
来校される方は,上履きと下足を持ち歩くための袋をご準備ください。
来場者の出入り口は,2階生徒脱靴場になります。こちらから入場ください。
6月8日(土)は,シビックセンターお祭り広場駐車場からシャトルバスを運行しますので,こちらをご利用いただけます。
8時~9時は随時,満車になり次第シビックセンター駐車場を出発します。
9時から15時は,30分に1回程度の割合で,シビックセンター駐車場と国分高校体育館前車寄せとを出発します。
15時~16時は,満車になり次第随時国分高校体育館前車寄せからバスが発車します。
なお,お祭り広場ではAPAホテル側出入り口付近からバスは出発します。当日は職員が立ち会いません。来場の皆さんで御安全に運行へのご協力よろしくお願いします。
特に駐車場から出る際に,入ってくるバスには十分御注意ください。
出入り口付近に,バスが転回するエリアを設定します。スムーズな運行のために,コーンの内側エリアには駐車しないようにしてください。