3 学校でのできごと
2025年05月22日(木)
理数科朝礼
5月22日(木)に,令和7年度初めての理数科朝礼が行われました。
今回の理数科朝礼は,まず最初に,4月の理数科集会のポスター発表の投票でベストポスター賞を受賞した硫化水素班の表彰が行われました。

理数科朝礼は,各学年の輪番で,代表者2人がスピーチを行います。自分の好きな本の紹介や自分たちが取り組んでいる課題研究の内容,日常生活での気付き,高校生として感じる出来事等を紹介します。
まずは、3年生のスピーチ

2年生のスピーチ

次回からは、1年生もスピーチに参加します。
最後に,理数科主任の先生から「巨人の方の上に立つ」を知っているかという質問がありました。その意味は,「現代の研究や発見が過去の偉大な科学者の功績に基づいている。」ということです。高校生の課題研究の分野であっても,しっかりと先人たちの参考文献を読み,巨人の肩の上に立つことを勧めていました。きっと伝わっているはずです。今後の研究の進展を期待しましょう(^_^)
2025年05月21日(水)
理数科サイエンス部物理糸班の活動の様子
理数科のサイエンス部物理班が課題研究に取り組んでいる様子です。蜘蛛の糸の光り方を研究しているそうです。皆さんも,蜘蛛の糸が太陽光の反射で輝いている様子を見たことがあるのではないでしょうか。物理班の生徒たちは,先日の南薩で行われた舞鶴フィールド研修でも,蜘蛛の糸をいくつも採集していました。課題研究が更に進化しているようです。これからの展開が楽しみですね。



2025年05月21日(水)
パワーアップ研修研究授業(化学)
5月21日(水)に,化学の岩脇先生のパワーアップ研修の研究授業が理数科の3年生を対象に行われました。単元名は無機物質の典型金属元素で,アルカリ金属の単体の反応を観測して,アルカリ金属に共通した性質を見いだすという内容でした。危険を伴う実験であることから,先生は事前にとても丁寧に説明をされました。生徒たちもしっかり聞いて実験に備えていました。今回は,ナトリウムとリチウムを切断して切断面の様子を観察したり,試験管の水に浸して反応を見たり,マッチの火を近付けて音の反応を見たり,水溶液に白金線を浸したものをガスバーナーで炙って色の変化を見たりしました。

















さすがは理数科の3年生です。実験に慣れていますね。試験管にマッチを近付けて,「パン!」という破裂音がしてもびくともしません。概ねどのグループも実験はうまくいったようでした。ワークシートにもしっかりと実験の結果を記入していました。実験をして実際の様子を見てそれを記録に残すので,印象に残って効果が上がるからいいですよね。
ICTを活用して,生徒たちが理解しやすいように,また,取り組みやすいようにしっかり練られた素晴らしい研究授業でした。
2025年05月21日(水)
気体の同定実験
3年生普通科理系の化学の時間に,気体の同定実験を行いました。「気体Xを探ろう」というワークシートが見えますが,何だかワクワクしますね。実験はとても楽しい時間ですが,安全に行われることが最重要です。しっかり立ち上がって,安全メガネを着用して行いました。グループのメンバーとも協力して実験を進めることができたようですね。国分高校の理科は実験をする機会が多いようです。理科好き,実験好きの人は,国分高校に進学すると楽しいと思いますよ(^_^)





ちなみに,気体Xの正体は判明したのでしょうか?
2025年05月21日(水)
理数科2年生のSRの授業のオンライン指導
理数科2年生の窒素班とバリウム班が,鹿児島大学理学部の神長暁子助教からオンラインで指導をしていただきました。来年の2月まで,月に1回のペースで課題研究の進捗状況の確認や,今後の方向性などを生徒たちから聞き取り,的確なアドバイスをいただくことができます。様子を眺めていたら,神長先生から「次はこんな実験に取り組んでみたら?」という問いをいただいている場面で,生徒たちは,「その実験は既に取り組んでみました。」というやり取りでした。国分高校の生徒たちの頼もしさを感じる場面でした。このように,国分高校には関わってくださる大学等の先生方がたくさんおられて,生徒たちが成長することができる場面が多々見受けられます。神長先生,今後ともよろしくお願いします。


2025年05月14日(水)
霧島温泉郷での硫化水素濃度測定の実証実験
5月13日(火)に,日本金属学会の高校生ポスターセッションで「優秀賞ポスター賞」を受賞した理数科3年生の硫化水素班の生徒たちがが,霧島温泉郷を訪問しました。
全国の温泉地でも硫化水素による事故が起こっていることから、地元の霧島温泉郷で測定を行いました。また,今回の実証実験は,有毒な硫化水素が発生している危険性を考慮し,霧島ジオパークの石川先生の御同行と御指導の下で,安全に配慮をして実験を行いました。
まずは,霧島国際ホテル下の遊歩道で測定をしました。


次に,前田温泉「ガジロが湯」(株式会社前田産業)様の御協力の下,源泉での硫化水素測定を行いました。


株式会社前田産業様との話の中で,霧島の地熱エネルギー発電について話題になりました。現在,NEDOや東京大学が工場からの排熱発電システムに取り組んでおり,霧島温泉でも応用できるのではないかと考えているそうです。
興味のある方は,ここをクリックしてください。
とても充実した実証実験を行うことができました。霧島ジオパークの石川先生及び株式会社前田産業様の御協力,本当にありがとうございました。
中学校の理科の実験における硫化水素発生による生徒の体調不良の事故のニュースが頻繁に聞かれます。国分高校の硫化水素班の生徒たちの取組が,全国の実験における事故防止に生かされることを期待しています。
2025年04月23日(水)
教科横断型の授業を実施しました(理×英)。
4月22日(火)に教横断型の授業を実施しました。実施した学年と教科は2年生理数科の理科と英語です。科目名は理数化学と英語コミュニケーションで行いました。頻繁に行うことができるわけではありませんが,国分高校ではこのような機会をとても重要なものだと考えています。今後も可能な範囲でチャレンジしていきたいです。生徒たちにとっても,新鮮な授業になると思います。生徒たちは,タブレットを駆使してディスプレイを眺めたりしながら授業に取り組んでいました。最先端の授業展開ですね。理科にも英語にも興味を深めてほしいです。積極的にチャレンジしてくれる先生方が多い国分高校なので,これからが更に楽しみです。










2025年04月22日(火)
国分高校【公式】のインスタをはじめました。
鹿児島県立国分高等学校【公式】のインスタグラムをはじめました。このインスタグラムを使って,SSHなどの情報をお知らせする予定です。下記のリンクやQRコードから,ぜひ登録をお願いします。2025年04月17日(木)
物理班がトヨタ車体の皆様にプレゼンを披露しました。
4月16日(水)の放課後,物理班の生徒たちが,トヨタ車体の方々にプレゼンテーションを行って指導をしていただいていました。物理班は音や光について,身近な現象の原因等について課題研究を行っています。トヨタ車体の皆様はとても協力的で,生徒たちに親切丁寧に御指導をしていただいています。地元の企業と連携させていただく機会を得られることに,本当に感謝の気持ちでいっぱいです。





物理班の皆さん,教えていただいたことをしっかり自分たちのものにして,課題研究の内容をさらにブラッシュアップさせていきましょう。トヨタ車体の皆様,ありがとうございました。
2025年04月15日(火)
図書館オリエンテーション
現在,新入生に対して図書館オリエンテーションが行われています。図書館の利用方法や蔵書の説明等が行われます。国分高校の図書館の蔵書数は,書庫の書籍も合わせて約2万5,000冊だそうです。国分高校の図書館もそうですが,最近の図書館はフロアの本棚の高さが低く,部屋全体が明るく開放的な雰囲気になっているのが特徴でしょうか。国分高校の図書館は,司書の先生が生徒たちが使いやすいように気配りをしてくださって,時期やイベントに合わせて展示を工夫したり,部屋のレイアウトや書籍の分類・陳列する書籍の種類にも工夫が凝らされてたりしている素敵な図書館です。地元の小学生や中学生等が学校見学に訪問した際には,この図書館の居心地が良いようで,とても喜んでもらえます。また,生徒玄関の横に図書館があるため,書籍を借りたり返却したりするのがとても楽です。生徒たちに頻繁に利用してほしいと思います。







窓にも一工夫が。

人気のコミックや雑誌等も置いてあります。

とても環境が良いので,このテーブル席は,昼休みや放課後に自習に励む生徒も多いです。









生徒たちがとても楽しめる図書館です。どんどん活用してほしいと思います。
2025年04月07日(月)
MBC開発隼人養殖場 窒素班訪問
4月4日(金),日本金属学会の高校生ポスターセッションで「最優秀賞ポスター賞」を受賞した理数科2年生の窒素班が,MBC開発隼人養殖場を訪問しました。窒素班は,赤潮の原因となる窒素を測定する機器を開発しています。そこで,地域の養殖業に役立ててもらおうと思い,MBC開発隼人養殖場を訪問することになりました。まずは,MBC開発隼人養殖場の方にプレゼンをしました。

ヒラメの養殖池の見学

ヒラメの稚魚の見学(バケツの中の黒いのが稚魚です。)

車海老の選別場・出荷場

最後に記念写真。

また,養殖池での採水も行い,窒素濃度の測定をします。生徒からは,「楽しかった」,「勉強になった」などの感想が寄せられました。今回の見学等が,研究を進めるのに勉強になったと思います。
隼人養殖場のホームページはここから(新鮮な車海老を販売しています。)
https://sites.google.com/mbckaihatsu.co.jp/chisan/
2025年04月03日(木)
アマモ班の自主ゼミの活動
理数科の2年生に,自主ゼミとして課題研究に一生懸命に活動している「アマモ班」がいます。これまでも,昨年の12月に重富漁港でアマモの植え付け体験をさせていただいたりして,積極的な活動に取り組んでいます。4月3日(木)に,姶良市加治木町にある錦海漁協の皆様の御協力を得て,国分高校で勉強会を開催していただきました。講師には,鹿児島県漁業協同組合の栫様と錦海支所の遠藤様,合同会社ECOS技術士事務所の安藤様です。安藤様は錦海漁協の皆様にもアドバイスや指導をされているそうです。
遠藤様からは,ブルーカーボンについて,アマモの生態について,これまでの取組について御教授いただきました。アマモ班の生徒たちは,鹿児島水族館いおワールドのアマモが天草産でとても元気があるのに対して,錦江湾のアマモは元気がないことに着目して,その理由が遺伝的なものなのか,環境的なものなのかを調べていきたいのだそうです。今後は,海水の塩分濃度を変えたり,海底の砂などの条件を変えたりした時に,発芽等の様子がどのように変わるのかを調べていくそうです。そして,2021年度を最後に更新されていない県全体のアマモの分布状況の更新も考えているそうです。
とても意欲的で素晴らしい取組です。これからの活躍が楽しみな自主ゼミです。



2025年04月03日(木)
令和7年度が始まりました
4月に入ってもまだ寒い日が続いています。桜の開花宣言から数日が経ちましたが,国分高校付近の桜は満開までもう少し時間がかかりそうです。一昨日の雨が上がり,気温が上向きになってからは,桜の開花のスピードが上がってきているようです。入学式を,桜が咲いている状態で新入生を迎え入れたいですところです。お天道様にお祈りしましょう(^_^)
さて,国分高校の同窓会である桜蔭会の皆様から,毎年度末から年度始めにかけて,国分高校前に横断幕を掛けていただいています。「入学おめでとう!頑張れ!国分高校」という横断幕です。この時期にとても映える,微笑ましくて素敵な演出だと思って感謝しています。新入生の皆さんに,桜が咲いている状況で横断幕を見てもらいたいです。

2025年03月25日(火)
令和6年度3月25日

3月25日(火),一年の最後を締めくくる日には,多くの行事がありました。まずは表彰式です。


山岳部走破大会,作文,写真部,地域史広め隊,ペーパーレス班など,部活動や課題研究の発表会などで様々な受賞をしています。

修了式では校長先生から「学校に嬉しい電話が掛かってきた。周囲に対して,思いやりある行動を取れる本校生は,とても素晴らしい」というお話でした。また,本校に足りないのは時間を大切にする気持ち,もっと自分を高める努力ができるはずなのにしていない点だ,と生徒への変容を求められました。
新学年に進級するにあたり,是非皆さん自分自沈を見つめ直し,メタ認知を活用して成長してください。皆さんなら,まだまだ伸びしろがたくさんあり,自分の希望を叶えられるはずです。
続いて離任式でした。











心根の優しい,素敵な国分高校生徒お別れするのはとても残念です。遠くからも,皆さんの活躍を祈っています。
2025年03月21日(金)
3学期クラスマッチ!

3月19日(水),1,2年生によるクラスマッチが行われました。前日に降った雨のため,グラウンドコンディションが心配されましたが,サッカー部と野球部の有志が水たまりの除去に奮闘してくれ,予定より50分遅れて開始できました。
生徒たちの輝くひとときを,御覧ください。




本校で2年目になるeスポーツです。静かな?いや熱気あふれる戦いです!


生徒会役員が,スムーズな運営を呼びかけ,生徒たちがしっかりと「今,何をなすべきか」を考えて行動してくれたおかげで,予定通りの時刻に終了しました。また,大きな怪我もなく,楽しい一日になりました。
3学期もあと少しです。進級に向けて,より成長してくれた国分高校生でした。


2025年03月18日(火)
合格を語る会
3月18日(火),1・2年生を対象に,大学合格を勝ち取った卒業生が,自らの経験を語ってくれました。

一緒に部活動などで活動していた先輩が,大学合格を果たしているということで,1,2年生にも心に響くことがあるでしょう。


推薦入学の面接で感じたこと,推薦入学を落ちてから一般入試に向けてもがき苦しんだこと,もっとこうしていたらうまくいったと思うことなど,それぞれの先輩が自分の言葉で語ってくれました。

後輩はそれぞれ自分に響くことがあったのでしょう。びっしりとメモを取っている生徒が何人もいました。
卒業生の皆さん,今日はありがとうございました。次は,中学生の一日体験入学の際に,中学生に向けて国分高校の良さをアピールしてくださいね!
2025年03月18日(火)
1年生百人一首大会

コロナで長らく中止されていた百人一首大会ですが,昨年から復活しています。3月17日(月)は,1年生が参加して,開催されました。


チーム戦ですが,鋭い眼光で真剣そのもの!

上の句が読まれている間に札を取れるよう,今までの練習がものをいいますね。

学校週番日誌にも「日本の文化を感じた」と書かれていました。将来国際交流する時にも,この経験を話せるようになると良いですね。
2025年03月13日(木)
合格発表 おめでとう!

3月13日(木)11時,令和7年度入学者選抜の合格発表が行われました。

普通科280人,理数科40人が合格し,来年度から国分高等学校に入学してきます。

皆さんおめでとうございます!なお,今回掲載している方々は,写真撮影時にブログへの掲載を了承してくださった方々です。


新しい国分高校で,待っています!
2025年03月13日(木)
理数科朝礼:研究の計画
理数科の生徒は,木曜日の7時30分から理数科朝礼を開きます。
3年生が卒業し,少し教室がさみしくなりました。1,2年生のスピーチでは「さあ,3年生です。受験と部活動と課題研究を両立させていきましょう」「合格発表から1年間経ちました。来年からは上級生として,1年生に研究を見せてあげられる存在になりたいです」など,新学年への抱負が多かったです。
理数科主任の先生から,4月下旬に2年生が行う課題研究計画発表会の予告がなされました。
1年生が今後どのように課題研究を進めていくか,検討する上で十分注意するのは「予算」「計画」「時間」の3つです。500万円もかかるような計画は,実現できません。また,自分たちで実現可能な実験や観察方法なのか,十分気をつける必要があります。そして,2年生になれば部活動の中心になったり,勉強内容も高度化したりして,課題研究に費やす時間を如何に見つけるか,という点も要注意です。
各班ごとに,春休みのうちに課題研究をどのように進めていくつもりなのか,考えてくださいね!もちろん先生方への相談は,いつでも対応可能です!!
2025年03月03日(月)
令和6年度卒業式
3月3日(月),第77回卒業式が行われました。
音楽部の演奏に促され,入場します。
保護者のすぐ脇を通っての入場です。引き続き,卒業証書授与が行われました。
校長式辞,県教育庁告示,PTA会長祝辞と続きます。
送辞を読み上げる生徒会副会長 谷口朝子さん。
答辞で答える前生徒会長 深見蓮稀くん。
記念品贈呈で,テント一式をいただきました。体育祭等で活用させていただきます。
保護者代表挨拶には,職員も起立して応対します。

退場シーンは,泣き顔も多かったので掲載は控えます。
各クラスでのLHRで,最後のひとときを過ごします。








当日参加できない1年生からのメッセージボードを,生徒会が企画してくれました。
3年生のみなさん,ご卒業おめでとうございます。
2025年02月28日(金)
同窓会入会式・授賞式

2月28日(金),同窓会入会式・授賞式に引き続き,卒業式予行が行われました。


同窓会「桜陰会(正式には陰には草冠つきます)」への入会,おめでとうございます。各クラス2人の同窓会幹事を中心に,この絆を大切にしていきましょう。30年後,48歳になった時には,同窓会総会の主催者としてご活躍ください。
その後,3年生に対する様々な表彰が行われました。

鹿児島県教育委員会賞を受賞した皆さんです。

サイエンス部は,高文連芸術文化賞を受賞しました。様々な班の課題研究が評価されましたね!

リン酸班は,鹿児島県いきいき教育活動表彰を受賞しました。ハンドボール部キーパーの安水君も受賞しましたが,今日は代表合宿のために欠席でした。

学校賞を受賞した男子ハンドボール部です。全国ベスト5,素晴らしい活躍で,国分高校を盛り上げてくれました。
他にも岩崎賞,三カ年皆勤賞等の受賞者もおります。ただ,表彰は単なる結果です。その前に,どれだけ自分の青春を注ぎ込んだか,そのことが一番の思い出でしょう。表彰されていない3年生も,個人個人の打ち込んだ思いが,一番大切なものです。おめでとうございました。
2025年02月27日(木)
1,2年生進路講演会
2月26日(水),1年生対象を5限目,2年生対象を6~7限目に,進路講演会を行いました。
学年末考査が終了し,卒業式を終えると高校入試に伴う自宅学習期間に入ります。自らの意思で生活リズムを整えて,自分の夢を叶えるために今何をすべきなのか,ベネッセから来られた長講師のお話をいただきました。
受験は手間の掛かる,今までの人生でおそらく一番きついハードルの一つです。でも,全国の16歳~17歳の高校生が,今をどのように過ごすのか,それによって人生の大きな岐路が決定します。
苦しい時には友人と励まし合って,敢えて苦しい道を選んでみましょう。努力によってのみ達することができる景色を,皆さんに是非経験して欲しいです。
がんばれ!国分高校生!
2025年02月27日(木)
SSH視察:愛知県立豊田西高校
愛知県立豊田西高校から2名の先生がSSH視察に訪問くださいました。1年生の科学英語の進め方に興味を持たれ,本校職員の説明と,実際の授業に参加頂きました。
また,SSHの運営について,本校職員との情報交換を行いました。
運営指導委員会にて「なぜか課題研究がうまくいっている国分高校」と評されています。その原動力となるであろう点について,情報交換を行いました。共に切磋琢磨しながら,生徒たちの自立した課題研究に取り組む姿勢を応援したいですね。
2025年02月27日(木)
フレッシュ研修LHR研究授業

2月26日(水),フレッシュ研修1年目の国語:前野先生,地歴公民:福滿先生が,LHRの研究授業を公開してくださいました。

前野先生の授業は「自分の良さを見つけよう」というテーマで行われました。

「自分のことが好きですか?」という問いかけに,2年3組の生徒は7割5分の生徒が肯定的です。その中で,自分が感じている良さと,友人が感じている良さとを比較して,新たな自分の良いところを認識しましょう,という内容でした。
面と向かって「あなたの良いところは~」と言い合う場面は,なかなかないものです。良いきっかけとなりました。自分の良さを生かして,将来の進路につなげていきたいですね。

1年7組での福滿先生は,アサーションをテーマに行われました。

Youメッセージ「あなたは~~だから~」と,相手に自分の意見を伝えるよりも,Iメッセージ「私はこう感じているけれど,こうした方が良くない?」というメッセージの方が,お互いにより良い関係が作れますよね,というお話に,生徒たちも真剣に考えて取り組んでいました。
フレッシュ研修1年目ももうすぐ終了です。先生方の今後の活躍に,大いに期待しています!
2025年02月25日(火)
堀江教育委員の国分高校視察
鹿児島県教育委員会の堀江委員が,県内の高校視察で本校を選んでくださり,学校訪問が実現しました。校長から学校概要の説明があり,その後国分高校の「推し」でもある課題研究の発表を御覧いただきました。
シンガポールリンクにまで進出したリン酸班の研究を聞き「是非その成果を製品化するなど更に進めて欲しい」と述べられました。
ハッピーキッズ班のコミュニティスクールに関する提案については,実現可能と思われる手段を取り上げて,県内約50%程度しか採用されていない現状をどうしたらよいと思うか,意見交換しました。
2年生の英語班は,堀江先生にメールで質問した経験がありました。「私が回答した研究が,こんなふうにまとまったのね!」と,感心して頂けました。日本の英語教育を如何にしていくべきなのか,大人の事情も交えながら,こうあるべきですねという夢を語り合い,叶えるようにどうすれば良いか話が盛り上がりました。
授業参観等もして頂き,最後に意見交換で「国分高校に期待している」旨の言葉をいただきました。在校生の皆さん,国分高校は皆さんの活躍やがんばりのおかげで,注目される学校になっています!4月からの新入生も迎えて,より楽しくしていきましょう!
2025年02月25日(火)
表彰式・全校朝礼

2月25日(火),表彰式と全校朝礼が行われました。

百人一首部とカヌー同好会。

演劇部と美術部。文化系の部活動もがんばっています。
今回から,3年生がいない全校朝礼となりました。体育館が広く感じますね。

福島県での教育経験もお持ちの校長先生が,数年前に訪れた福島のお話をしてくださいました。今でも町中に放射線量を測定する機器が設置されていること,道路脇に「帰還困難地域のため立ち入り禁止」の看板が普通に見られること,復興がまだまだ道半ばであることを紹介されました。
そして,「ごく普通にあると思っている日常は,突然二度と手に入らないものになる現実が,この日本にも起こりました。皆さん,昨年夏の地震も覚えていると思います。今一度,災害が起きたらどのように振る舞うべきか,是非考えてください。」というメッセージでくくられました。
2025年02月23日(日)
かごしまアントレプレナーシップ養成プログラム

次世代の起業家を育てるための事業、「HATCH THE EGGS KAGOSHIMA」の最終発表会に本校2年生の4班が参加しました。アントレプレナーとは、ビジネスとしての新規事業を立ち上げる人のことを指します。

これまで半年間をかけて、起業家マインドや既存のサービス分析、ビジネスモデルのプランニングなどをワークショップやメンタリングを通して培ってきました。



普通科オゾン班の発表。オゾン測定器の開発と販売を通して、安全安心な社会実現を目指します。


普通科あにまるレスキュー班。動物介在教育の意義とうさぎの飼育環境改善をビジネスプランとして提示しました。


普通科ほっとspring班。霧島市の温泉観光の推進に向けて、新たなチケット販売のかたちを模索しました。各班とも、ビジネスの対象者を「ペルソナ」としてイメージしながらプレゼンします。


普通科ペーパー(レス)班。森林伐採時に出てしまう間伐材を有効活用するために、地域住民や事業者、観光者の持続的なサイクルをビジネスアイデアに落とし込んで説明します。


これからの鹿児島を担う若者の育成の場として意義ある発表会となりました。これからも自分たちの研究が社会とどう関わっていくかをイメージしながら励んでいってくださいね!
2025年02月22日(土)
女性科学技術者講演会【トヨタ車体】

2月21日(金)に、トヨタ車体研究所の二反田あゆみ先生をお招きし、女性科学技術者の講演会が催されました。

二反田先生は鹿児島県出身で、現在は愛知県刈谷市でTOYOTA車の開発に携わっています。
今日は講演のサポートとして、同じく愛知県から東真奈美先生と、いつもお世話になっている鹿児島本社の中村先生と原田先生にもお越しいただきました。(原田先生は本校進路指導部の西先生の教え子とのことです)
トヨタ車体の会社概要やお仕事の内容をお聞きするだけでなく、実際の車の部品やパーツ、機器の動きを目の当たりにした1年生はモノづくりのイメージを実感できました。

特に、女子生徒にとってはお仕事のモデルとしての技術者の実際を身近に感じたようです。機械好きな男子生徒だけでなく、たくさんの女子生徒が二反田先生や東先生を囲んで質問しています。


本校SSH事業の目標のひとつである、「未来の女性研究者」の育成にとって欠かせない行事がこの講演会です。今年もたくさんのきっかけと刺激をいただきました!
トヨタ車体研究所の皆様、ありがとうございました!!来年もぜひぜひ宜しくお願い致します。
2025年02月19日(水)
2年生SR:論文作成講座
1月31日(金)の成果発表会を終え,上位大会に参加する生徒以外はプレゼン・ポスター発表が終了しました。
3年生のSSでは,自分たちの研究を論文にする作業を行います。今日はそのための準備として,論文作成講座を開催しました。
講師は第一工科大学専任講師の森園 由香先生です。森園先生は本校のOGであり,また女性科学者としての先輩でもあります。
生徒たちが論文を書く際に陥りやすい失敗例を挙げて,講演くださいました。写真やグラフを載せて,その説明を口頭で行っていた発表と異なり,論文は読み手のペースで理解して,誤解を与えない様にする必要があります。
例えば「凍結乾燥したキンカンと牛乳,砂糖を用いた」と書いた場合,実際に凍結乾燥したのは何でしょう? このような曖昧さを読み手に与えないように,記述する必要があります。
今日は研究班ごとに着席したので整列はしておりませんが,そのおかげで班員と顔を合わせ,目配せしながら講演を確認できたと思います。
是非しっかりと記述してください。内容によっては,学会誌や同好会誌への投稿を目指すのも良いでしょう。受験の際に「私,高校時代にこんなことしました」という項目の一つに使えます。
2025年02月07日(金)
令和6年度 いきいき教育活動表彰
2025年2月7日に鹿児島県庁で、令和6年度 いきいき教育活動表彰式(鹿児島県教育員会主催)がありました。本校からは、下記の団体・個人が受賞しました。
・サイエンス部リン酸班(課題研究)
・仲宗根 倫太郎さん(カヌー)
・安水 昂大さん(ハンドボール)
仲宗根さん・安水さんは、所用のため出席できずに、リン酸班の2名が授賞式に参加しました。

リン酸班は、代表でプレゼンテーションをしました。

地頭所 恵 教育長との記念写真

鹿児島県教育委員会公式キャラクター「かごまる」とも記念写真

*「かごまる」は,第47回全国高等学校総合文化祭(2023かごしま総文)の大会マスコットキャラクターとして誕生しました。今後は,児童・生徒の文化活動の更なる活性化を図るとともに,県教育委員会の取組等を広く県民の皆様に知っていただくため,鹿児島県教育委員会公式キャラクターとして活用します。

