3 学校でのできごと
2023年01月13日(金)
霧島市からのジオ・インタビュー
霧島市は「第二次霧島市総合計画後期基本計画」を現在作成中で,各施策紹介の隣に市民へのインタビューを掲載する予定だそうです。
ジオパーク推進に関する施策のページに関するインタビューを,本校の生徒が受けましたので紹介します。
彼女はサイエンス部で化学班の研究を進めると同時に,ジオパーク班にも所属し,地元の温泉を調べてポスターにまとめました。夏にあったエリア拡大ヒアリングの際には,調査官に対してプレゼンを行い「こういう生徒の成果を観光に生かせないか検討して欲しい」とも言われました。そんな彼女ですが,高校に入学するまでは霧島市のジオパーク認定についてはほとんど意識していませんでした。1年次のGSの授業で「霧島を知る」一連の講座を受講して,非常に面白いと感じました。
また夏のヒアリングの際に,縄文の森の方が地層からわかることなどを調査官に説明しているのを見て,もっと多くの人が地元のことを詳しく説明できるように,地元の素晴らしさを多くの市民が理解すれば,観光業の発展や霧島地域の経済的な潤いにもつながるのではないか,と答えていました。
記事に掲載する顔写真は,バックのボケを作るために望遠レンズで撮影しました。清掃時間になったので,周りから見られて少し恥ずかしかったです。
本校では,過去の研究ポスターを校内の様々な場所に掲示しています。ジオパーク関連の研究成果を張り出しているエリアがあったので,霧島市職員に見ていただきました。
高校生の時から地元の恵みに気づき,それを生かせないかと考える経験は,きっと将来霧島市の発展にも貢献できるアイデアを創出するための温床となるでしょう。すぐに結果が出なくてもかまいません。様々な霧島地域の特色を,国分高校のみんなで調べていきましょう!
2023年01月13日(金)
国分高校通信R4年8号
令和4年度の国分高校通信第8号をお届けします。
SSH活動で多くのコンテスト等で活躍しています。
また,ハンドボール部,写真部,放送物理部も活躍しています。
ご覧ください。
2023年01月12日(木)
R5.1.12 工事の様子
R5.1月12日(木)の工事の状況です。
新校舎を覆っていた足場が,すべて外されました。今週,全体の姿が見えてきています。
3月の引っ越し,4月の利用開始に向けて,工事が進んでいます。
壁面に書かれた「鹿児島県立国分高等学校」の新しい文字版が黒く輝いています。
新時代の始まりを感じさせる,穏やかな日差しの一日です。
工事関係者の皆様お疲れ様です。
こちらは現在の校舎
2022年12月28日(水)
2022年 仕事納め
令和4年12月28日(水),冬季課外も最終日になり,仕事納めです。
今年も国分高校への厚いご支援,本当にありがとうございました。
学校は冬休みに入り,来年・来週は1月4日(水)が仕事始めになります。
校門は,門松が立てられ,新校舎も覆いが半分取られてきました。お正月を迎える準備が整ってきています。
新時代を迎える国分高校です。
皆様も健康に留意され,良い年をお過ごしください。
2022年12月25日(日)
生徒理科研究発表九州大会2日目
12月25日(日),九州大会2日目に臨みました。本日はポスター部門は質疑応答審査がありますが,プレゼン部門は昨日の上演を鑑賞した後,午後から生徒交流会と表彰式・閉会式という日程です。
生徒交流会では,クイズ大会を行いました。城山町の西郷銅像が刀剣をどちらの手で握っているかなど,鹿児島県民でも難しい問題でした。
写真はポスター部門の表彰式ですが,国分高校は参加した化学,生物,地学,ポスターの全部門で入賞はなりませんでした。
ただ,審査員からの講評でとても大切な指摘がなされました。
・グラフを貼り付ける時に,縦軸横軸の項目がちゃんと見えるような大きさで表示されているか。簡単に言えば,エクセルで作成したものをそのまま貼り付けているようでは,配慮不足である。
・研究とは,教科書に載っていないようなことを確かめていることが多い。ならば,どこがオリジナルの研究部分か,しっかりと発表で伝わるように工夫すべきである。
今回九州大会に参加したプレゼン部門の6班は,さらに研究を進めた内容を加えて7月の全国大会に出場します。その際に,この指摘を忘れないようにしましょう
プレゼン部門の交流会・閉会式のスタッフとして,本校理数科2年生の津崎君がスタッフとして活躍してくれました。
九州大会のような大きな大会は,発表者以外にもスタッフとして活動してくれた生徒たちのおかげで成功しています。本当にありがとうございました。
2022年12月24日(土)
生徒理科研究発表九州大会
12月24日(土),生徒理科研究発表大会の九州大会が鹿児島大学で開催されました。国分高校からはプレゼン発表に6班,ポスター発表に3班が出場しました。
ほこりセンサーで火山灰の降灰を観測する班には,鹿児島大学の井村先生が熱心に質問してくださいました。
二酸化炭素の濃度測定を引き継いだ1年生の班には,試薬を改善した点が評価され,実用化への期待が述べられました。
ボルタ電池班の発表は,完成度の高い発表に「この先の進展は何かあるのでしょうか?」という質問が出るほどでした。
リン酸濃度を測定する簡便な機器を開発する班には「測定最低濃度をさらに極めるための実験は?」という質問に「より少量をとることができる駒込ピペットを購入してもらえるようにお願いしています」という回答に,審査員一同微笑みがこぼれました。
火山大噴火の空中エアロゾルが月食の赤味に影響を与えるかどうかを調査した発表には,月食以外にもエアロゾルの影響を調べる題材が無いか,と言う質問が寄せられました。
ゴマダラチョウと寄生バエの関係を調査した発表には,ヤドリバエに寄生されるかされないかの境目は何だろうか,という素朴な質問に戸惑いました。全てのゴマダラチョウ幼虫が回避できる方法があれば,ヤドリバエは子孫を残せませんし,ヤドリバエを回避できないとゴマダラチョウが子孫の残せません。野外では何が起こっているのでしょうか?
カビゴケの研究を引き継いだ1年生は,様々な新しい疑問にどのようにアプローチするのか,試行錯誤している様子が生々しく好評でした。まだまだ調べるところがたくさんありますね!
リュウグウヒメエビのポスター発表では,実践的な内容に質疑応答が弾みました。
惑星の大気中で閃光を観測している研究には,なぜ木星に着目したのか,と言う質問が出ました。大きくて明るく,観測しやすい題材を選んだことが評価されることになるでしょう。
明日は生徒交流会を経て,成績発表です。表彰はあとからついてくるものですから,一喜一憂せず,指摘された内容を真正面から考え抜いて,より良い研究成果を目指していきましょう!
2022年12月23日(金)
国分高校のクリスマス!
12月23日(金),終業式を終えてから,国分高校ではクリスマスにちなんだイベントが3つ開催されました。
まずはダンス部によるクリスマス公演です。
1,2年生が複数のグループに分かれて,ダンスを披露しました。最後は全員でのステージです。
雪がちらほら降る寒い日でしたが,多くの生徒が見に来てくれました。20分間という短い講演でしたが,手拍子も入り,とても良い雰囲気でした。
続いて音楽部の公演です。
ハンマーベルを用いて,クリスマス関係を2曲披露しました。その後は・・・・
サンタクロースが指揮をして,クリスマスにちなんだ曲を披露しました。ジョン・レノンとオノ・ヨーコによる「War is over」は,世界の平和を祈る曲で,今の世界情勢を考えさせるものでした。
続いて調理手芸部です。クリスマスといえば!!
ブッシュ・ド・ノエルですね。ロールケーキを自分で丸めている姿は,驚きでした。楽しそうにトッピングして完成させたのに,気分はもうクリスマス!!取材後にはご相伴にあずかりました。
ALTのジョニーは,サンタクロースに扮装して,チョコレートを配ってくれながらクリスマスムードを盛り上げてくれました。
クリスマスを堪能した終業式の午後。皆さん寒くなりますが,十分気をつけてお過ごしください。
メリークリスマス!
2022年12月22日(木)
研究授業:教科横断型授業開発(英語)
12月21日(水),教科横断型授業開発の一環として,本校英語科の今吉教諭が研究授業を行いました。校外からの参加者7人も加えて,ICTを用いた授業が大いに盛り上がりました。
現代文で扱った「グローバル化」に関連して,今回の英語でも取り組みました。
ロイロノートの付箋紙機能を用いて,それぞれの思いを披露し合う取り組みです。この付箋は日本語可能にしたおかげで,様々な意見が出そろいました。
タブレットを駆使した授業で,見学者も生徒の活動に興味津々でした。
男女の賃金格差について,他国との比較をするという視点で取り組みましたが,様々な生徒の意見を効果的に紹介する点で課題が残りました。
授業のアンケートも,フォームで回答しています。国分高校は課題研究等でタブレットに触れる機会が多く,生徒達も「身の回りの学習道具」という感覚で使用しています。
授業研究では,他校の先生方からICTの利用方法について質問や意見が多数上がりました。パフォーマンステストをロイロノートで提出させることなど,他校の取り組みについてもご意見をいただき,参考になりました。
高校教育課の景浦指導主事にも総括をいただき,実りある一日となりました。
授業を公開された今吉先生,大変な準備だったと思います。ありがとうございました。
2022年12月19日(月)
2年生:性教育講演会
12月19日(月),2学年を対象に性教育講演会が行われました。講師は公益社団法人鹿児島県看護協会の助産師であり,鹿児島医療福祉専門学校助産学科の大渡 理緒奈先生です。
大渡先生の元には,本校卒業生も学生として学んでおり,助産師を目指しているということです。
講演には芸能人がYouTubeで公開している性教育に関する動画を紹介したり,本校生徒に事前に聞き取ったアンケート結果を示したりしながら,生徒達に考えさせる問いかけを投げることで,いろいろと考えながら聞き入ってしまう内容でした。
先生の講話も良かったのですが,国分高校の生徒は「聞く姿勢」が本当に素晴らしいです。底冷えのする体育館でしたが,皆さんしっかりと聞くことができています。
○「性」という漢字は,「心」が「生きる」というように分解できます。すなわち「命」という意味なのです。
○「生殖の性」「快楽の性」「連帯の性」という3つの性は,どれも大切なものです。ただし,バランスがうまくとれていないと,相手のことを尊重しない,自分勝手な「性」に陥る可能性があります。
○高校生は体が成長し,生殖に関して体の準備はできています。では,心の準備はできていますか?
先生の問いかけに,いろいろと思いを巡らせながら,各自の受け止めを行ったことでしょう。
自分と相手を大切にする,パートナーとのあり方を考える機会になった講演会でした。大渡先生には,寒い体育館で50分間じっくりとお話をしていただき,本当にありがとうございました。
2022年12月15日(木)
SSH課題研究中間発表会II
令和4年12月14日(水),2年生のSR(サイエンスリサーチ)で行っている課題研究の中間発表会を行いました。
体育館での普通科2年生の発表の様子。原稿を見ながら発表するグループと見ていないグループがありました。原稿なしのチームも結構あったようですので,みんなが原稿を見ずに,自分の言葉で発表できるようになるといいですね。
あちこちで写真の通り,先生方の厳しいチェックが行われているようです。今回すべての研究チームがA0判のポスターをプリントアウトして発表に臨みました。年を重ねるごとに進化しています。
K先生とS先生が発表を見守っています。国分高校の課題研究はみんな真剣。生徒の皆さんのこの姿勢が国分高校SSHの成功を支えています。
視聴覚室では理数科2年生がプレゼン発表を行いました。校外から審査員5人を招いて行いました。だんだん本格的な学会発表に近づいてきています。
生徒も質疑応答に参加します。真剣に聞いているからこそ,わからないところに気づき,質問する力がついてきます。プレゼン発表は,発表するだけではなく,聞く力,質問する力も育ってくれます。
審査員の質問に,自分たちの経験を思い出しながら答えます。この短時間に,的確な回答を導き出すことも大事な能力です。
1月31日(火)に,第一工科大学の会場を借りて成果発表会を開催します。これが2年生の課題研究の完成版になりますので,新たに指摘された疑問や実験など,できる限り改善して臨みましょう。
国分高校生の課題研究に「楽しんで取り組む姿」は,とても素晴らしい宝物です。今後の成長に期待しています!
2022年12月13日(火)
第6回全九州高等学校総合文化祭佐賀大会(放送部門)について
令和4年12月9日(金)から11日(日)まで放送物理部の生徒2名が第6回全九州高等学校総合文化祭佐賀大会(放送部門)のテレビ番組部門に参加しました。
九州大会では多くの県外の高校生徒とも交流を深め,次の番組制作にむけての取材もできたようです
放送部の次の大会「NHK杯全国高校放送コンテスト県予選」での活躍も期待です!
現在,国分高校の放送物理部は2名ですが,県大会や九州大会でも活躍しています。是非,国分高校の放送物理部に入部して,テレビ番組やラジオ番組,アナウンス,朗読をやってみませんか。
2022年12月12日(月)
第6回全九州高等学校総合文化祭佐賀大会(写真部門)について
令和4年12月9日(金)から11日(日)まで令和4年度鹿児島県高校写真展で上位に入賞した写真部の生徒1名が第6回全九州高等学校総合文化祭佐賀大会(写真部門)に参加しました。
佐賀県立美術館で展覧会がありました。
1日目は総合開会式と撮影会が実施されました。撮影会で撮影した佐賀市の夜のイルミネーションの写真です。
2日目は午前中は撮影会,午後は生徒交流会が開催されました。
下の写真は2日目の撮影会で撮影した写真です。鳥が飛翔している瞬間を,素晴らしい構図で捉えています。
生徒交流会の様子です。九州各県の生徒達がそれぞれ写真を持ち寄り,その写真を使ってストーリーを作成し,発表しました。
九州各県の写真部の高校生と楽しく交流できました。思い出に残るストーリーが完成したようです。
全九州高等学校総合文化祭佐賀大会には写真部とは別に放送部もテレビ番組部門で参加しました。国分高校は文化系の部活動も活発に活動し,九州大会・全国大会で活躍しています。
全九州高等学校総合文化祭を企画・運営して下さった佐賀県の高校文化連盟の先生方・生徒のみなさん大変ありがとうございました。
2022年12月08日(木)
学校保健委員会
12月8日(木)午後の時間帯に,学校保健委員会を実施しました。
校医さん,学校歯科医さん,学校薬剤師さん,PTA会長,PTA保健部など多くの皆様にお集まりいただきました。
生徒保健委員会は,ストレスについて保健委員のアンケート調査からの報告を行い,解消法など調べました。作成したポスターは校内に掲示して,生徒へ訴えたいと思います。
そのほかに,年間計画や保健室の来室状況,体力測定の状況などを報告しました。また学校での新型コロナウイルス感染症対策についても説明し,校医さんからアドバイスもいただきました。
新型コロナウイルス感染症については,昨日の感染者数は,鹿児島県で919人,そのうち姶良・伊佐地区は203人と前週比較で増えているという報道があります。
校医さんからの指導助言で,今年はインフルエンザにも注意が必要であるとのアドバイスもいただきました。年末あたりから流行るのではないかとのことです。3500円程度でワクチン接種出来るそうです。特に受験を控えた3年生は検討されてください。
お互いに以下のようなことに留意しましょう。●基本的な感染症対策(マスクや換気,黙食,手洗い,密を作らない)について意識してください。
●のどの痛みや鼻水が出て…,という場合は無理して登校せずに,様子を見てください。
●家族に体調不良者がいる場合も,同様に様子を見てください。
●部活動においても,体調がよくない場合は,無理して参加しないでください。実施する場合も,昼食や更衣時などにも注意が必要です。
皆様,お忙しい中ありがとうございました。
2022年12月08日(木)
向花小学校の持久走への協力
令和4年12月8日(木)青空の広がるなか,向花小学校の持久走大会が天降川河川敷で開催されました。
本校の陸上部生徒に先導の依頼が来て,午前中協力させていただきました。
たくさんの小学生の皆さん,たくさんの保護者の皆様方に囲まれ,高校生陸上部の実力を発揮しました。
足の早い生徒さんのペースメーカーとなるべく,一定の距離を保ちながら1・2年生の部員6人が代わる代わる先導しました。
途中,FMきりしまのインタビュー取材も受けたりしながら進みました。
未来の国分高校陸上部の小学生のみなさん,おつかれさまでした。
2022年12月07日(水)
2年生課題研究中間発表の準備!
来週12月14日(水)には,2年生の課題研究中間発表IIが行われます。今日は直前ということで,打ち出したポスターを持ち歩いて先生方に聞いてもらう発表練習を,多くの班が行っていました。
国分高校では,先生方が生徒の発表を聞き,素朴な質問を返すことで生徒達の気づきを促し,さらにどのような調査をして内容を深めようか,という雰囲気を大切にしています。
「せっかく面白いことしているんだから,もっとこんなこと調べてみたらどう?」というアドバイスを受けて,来週,あるいは1月31日(火)の成果発表会までに,学びを深めていきます。
賞が取れるかどうかではなく,自らの気づきをさらに深めていくことができる,そういう取り組みが身につくことこそ,課題研究の醍醐味です。
大型プリンターがあるおかげで,生徒達の成果をきれいなポスターにして発表できます。SSHの予算のおかげです。恵まれた環境で,受け止められる先生方に囲まれて,課題研究を楽しみながら積み上げて,進路につなげていきましょう!
2022年12月07日(水)
R4.12.7 工事の様子
12月7日(水)の工事の状況です。
新校舎を覆っていた足場が解体され始めました。3月の引っ越し,4月の利用開始に向けて,工事が進んでいます。
壁面に書かれた「鹿児島県立国分高等学校」の新しい文字版が黒く輝いています。
新時代の始まりを感じさせる,大雪の穏やかな日差しの一日です。
朝夕は冷え,本格的な冬の訪れでしょう。
工事の皆さんお疲れ様です。
2022年11月29日(火)
国分高校通信R4年7号
令和4年度の国分高校通信第7号をお届けします。
11月は3年ぶりに修学旅行が関西にて行われました。
また,課題研究に関する成果が評価されたのも,うれしい出来事でした。ご覧ください。
2022年11月26日(土)
県統計グラフコンクール表彰式
鹿児島県統計グラフコンクールの表彰式が行われました。
あいにく当日は期末考査の中日で,国分高校の生徒は参加できませんでしたが,SSH推進部の濵田教諭が代表として賞状を受け取ってきました。
国分高校では2年生の夏休み,それまでの課題研究をまとめて統計グラフコンクールへの出展を推奨しています。今年もほとんどの普通科課題研究班が挑戦しました。
その中で,高校生以上の部,パソコン作成の部において4グループが入選を果たし,学校賞を受賞しました。
積極的な外部への発信が,生徒の皆さんの達成感を生み出します。受賞の有無ではなく「ここまでできたんだ」というまとめを作ったこと自体が,皆さんの「学びに向かう態度」の養成につながることでしょう。今後も積極的に活動していきましょう。
受賞した生徒の皆さん,おめでとうございました。
2022年11月25日(金)
【躍動!】吟詠剣詩舞 来年度の総合文化祭 プレ大会開催
全国高等学校総合文化祭 吟詠剣詩舞部門のプレ大会が,11月12日(土)薩摩川内市で開催され,本校3年生の桜井海耶渡さんが参加しました。
桜井さんは吟道藤星流鹿児島藤星会姶良支部に所属し,有志代表として出場しました。
(鹿児島県では,松陽高校,玉龍高校,加治木高校,志布志高校の生徒が活動中だそうです。)
桜井さんの感想です。
「高校最後の年を越す前に,鹿児島県吟詠剣詩舞道総連盟の有志代表として,国分高校弓道部で部の勇士と共に切磋琢磨して着用していた,思い入れのある旧同義を身にまとい,偶成~朱熹~の詩吟を披露しました。出演は大変思い出深く,学生時代の思い出の一つになったと思います。部活動で磨いた袴着付けは引退後も腕は劣っておらず,男方の着付けのフォローに徹しました。高校3年間の中で部活動と学業,詩吟でも個人ボランティア出演掛け持ちで多忙な時期もあり,またコロナの影響で練習も浅いでしたが,今期までの行いが次年度後輩の皆様へも結目となればうれしいです」
吟道藤星流鹿児島藤星会姶良支部からのお知らせです。
「詩吟剣舞は全く難しいものではありません。吟詠剣詩舞部門への出演,また実行委員会運営サポートへの参加を是非ご検討ください。伝統文化 吟詠剣詩舞部門への参加希望者は,随時大募集中です。あっという間に過ぎゆく学生時代,文化に触れつつ鹿児島に一幕でも自身が携わった歩みをともに残しませんか?」
来年度の鹿児島での本大会は,2023.7.29~8.4 吟詠剣詩舞部門は,薩摩川内市SSプラザ川内にて開催予定です。
令和5年に鹿児島県で開催される高等学校総文祭,一生に一度の機会を皆さんも迎えてみませんか?
2022年11月24日(木)
【祝!最優秀賞】かごしまおいしいもの選手権
令和4年11月16日(水),かごしまおいしいもの選手権が開催され,本校は惣菜部門で最優秀賞に輝きました。遅くなりましたが,その様子を報告します。
書類審査を合格した学校が,鹿児島県民交流センターに集合して,実際に調理を行いました。
調理中にも取材に答えます。大忙しです。
審査では,受け答えもバッチリでした。
惣菜部門の最優秀賞に輝き,さらに取材されました。
夏休み返上で,味噌に関する課題研究を継続してきた結果が現れ,本当にうれしい受賞でした。
課題研究は,理数分野だけにはとどまりません。人文科学も社会科学もサイエンスです。興味関心を大切にして,自らの課題を解決していく取り組みを大切にしましょう。
自主ゼミ味噌班の皆さん,本当におめでとうございました。
2022年11月22日(火)
【精神対話士】ほっ!と相談
(一財)メンタルケア協会が主催する,精神対話士による対面相談が国分公民館にて行われます。11月から3月まで,チラシにある土日:午後1時~5時まで,行われるそうです。
一人で思い悩んでいる方は,是非相談してみてください。「自分で解決する」と肩に力を入れず,ほっと!誰かに相談してみてください。今までと異なる視点から振り返るきっかけになるかもしれません。
2022年11月22日(火)
【努力義務です!】目立つヘルメットをつけましょう
鹿児島県警の作成した交通安全のチラシに,ヘルメットをつけましょう,というものがあります。
中学校までは条例で着用義務がありますが,高校生には「是非つけてください」というお願いが出ています。
国分高校ではヘルメットの形や色など,規定を設けていません。暗がりでも目立つ色のヘルメットをつけて,自転車通学しましょう。
特に最近暗くなるのが早くなり,黒い制服に黒いリュックを背負っている生徒は目立ちません。自転車のライトを点けて,派手なヘルメットをかぶり,身を守りましょう!
2022年11月21日(月)
愛知県立明和高校のSSH研修来訪
愛知県立明和高等学校の日髙正貴教諭が,本校のSSHの進め方などを知るために,来訪されました。
校内を回って施設を見学した後,本校SSH推進部主任の濵田大輔教諭から本校の特色について説明を受けました。
国分高校のSSH推進は,理数の先生のみならず,地歴公民や英語科,国語科などの先生方がSSH運営に尽力してくださっていることが特徴的です。理科の先生方は生徒を見守り,指導し,育てる余裕を持つことができます。
また,人文科学・社会科学もサイエンスとして取り扱い,プレゼンやポスター発表の優れているグループには,積極的にコンテスト等への参加を勧めています。生徒達も先輩方のそういう動きを見ていて「自分たちもいつか!」と思い描き,2年生時に積極的な調査・研究を行います。そんな正のスパイラルが,国分高校の課題研究を高みに押し上げています。
先生方は,近くで生徒の活動を見守るのみで,自分たちで「どうすれば良いか」を考えていく,そんな国分高校の生徒達です。
国分高校の取り組みが,参考になれば良いと思います。
2022年11月18日(金)
第4回鹿児島県SSH交流フェスで大活躍!
令和4年11月18日(金)に第4回鹿児島県SSH交流フェスタが開催されました。鹿児島県SSH交流フェスタは鹿児島県のSSH校5校による課題研究の大会・交流会です。本校からはステージ部門に2班,ポスター部門に4班が出場しました。
まずはステージ部門の様子です。理数科2年サイエンス部の化学・ボルタ電池班の発表の様子です。ボルタ電池班は先日行われた県高校理科研究発表大会の化学部門で最優秀賞を受賞した研究班です。
質疑応答では大学教授の難しい質問にも,的確に答えることができました。日頃の研究の成果が存分に発揮されました。
次に理数科2年サイエンス部の生物・エビ班の発表の様子です。鹿児島県の河川のエビの生息状況について,30年前と比較した研究です。
質疑応答では研究の意義等,難しい質問もありましたが,実直に答えることができました。
他の学校の質疑応答のときも,国分高校生は積極的に質問を行っていました。批判的思考力を持って,質疑応答にも積極的に参加するのは国分高校の伝統です。
次にポスター発表の様子です。理数科2年サイエンス部の地学班の発表の様子です。次の桜島大噴火の降灰を予想する研究です。審査の後も多くの人が発表を聴きにきていました。
次に理数科2年サイエンス部の物理班の発表の様子です。物理班はトヨタ車体研究所様にご支援をいただき研究を行っています。トヨタが開発し,東京オリンピックで活躍した自動走行のAIロボットFSRから研究テーマを考えました。
次に普通科2年の自主ゼミのキリシマッチング班の発表です。霧島の持続可能な農業について研究し,提案まで行っています。審査員の先生からは今後の研究の示唆となるようなアドバイスもいただきました。
最後に普通科2年の自主ゼミのゴマダラ班の発表です。ゴマダラチョウの幼虫に寄生する虫の研究を行っています。先日行われたグローバルサイエンティストアワード”夢の翼”でも県知事賞を受賞した研究班です。的確に質疑応答にも答えることができました。
審査員の先生に発表後,他校の生徒や大学の先生方と課題研究発表を通した交流を行い,今後の研究のヒントをたくさんいただきました。
ゴマダラチョウの研究班は真剣に大学の先生のアドバイスを聴いています。今後の研究のさらなる飛躍に期待です。
いよいよ結果発表です。
ポスター発表の物理・数学分野では,本校のサイエンス部物理班が最優秀賞を受賞しました。おめでとうございます。
次に生物・地学部門。
ポスター発表の生物・地学部門も本校の普通科自主ゼミのゴマダラ班が最優秀賞を受賞しました。おめでとうございます。
次に人文・教育・社会部門。
こちらも本校普通科の自主ゼミ,キリシマッチング班が鹿児島中央高校と共に最優秀賞を受賞しました。おめでとうございます。
最後にステージ部門の発表です。ステージ部門は各校からそれぞれ2本,合計10本の発表がありました。
ステージ発表も最優秀賞は本校理数科の化学・ボルタ電池班が受賞しました。また,生物・エビ班が優秀賞(2位)を受賞しました。おめでとうございます。
国分高校は出場したすべての部門で最優秀賞を受賞しました。結果は時の運ですが,日頃の研究の成果が評価され,大変良かったです。
この後も様々な大会・コンテストが続きます。この鹿児島県SSH交流フェスタで得た課題やアドバイスを生かして,さらに研究を深めてください。
この大会を運営していただいた鹿児島県SSH連絡協議会の先生方,生徒のみなさん,大変ありがとうございました。
2022年11月17日(木)
【パワーアップ研修】研究授業
パワーアップ研修の研究授業が,保健体育のバトミントンを題材に行われました。
初瀬教諭は今日の授業の中で (1)ペアの得意・不得意を考慮して,ふさわしいフォーメーションの仮説を立てる (2)考えたフォーメーションで練習する (3)ゲームを通して検証する (4)振り返り仮説を審査する という流れを指示し,授業に入りました。
試合の検証を行うために,タブレットで友人の試合を録画し,試合の終わったペアはその動画からフォーメーションの成否について話し合いました。
「試合をする」「録画する」「検証する」という本日のポイントが詰まった1枚です。
自分たちの試合を振り返りながら,全日本の試合を参考に見てみました。フォーメーションがラリー中にも入れ替わり,多彩な場面が繰り広げられる様子を,初めて意識して観戦しました。
ICTと体育の授業の相性は良いと,聞いたことがありました。今回の研究授業は,その実際を見せてもらえました。初瀬先生,ありがとうございました。
2022年11月16日(水)
全校朝礼(11/15)
先週は修学旅行にサイエンス研修と,
1・2年生はいつもに増して楽しい,秋の学びweekでしたね。本日11/15火曜日は表彰式と壮行会。そして,全校朝礼がありました。
表彰者がいちだんと多いですが,何の表彰でしょうか??
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まずはハンドボール部の「南九州高校ハンドボール大会県予選(鹿児島県大会」の表彰式です。
男子は1位,女子は2位の結果を収め,本戦出場を果たしました!
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…ここからは,SSHの活動に関する表彰が続きます。
サイエンス部が「県高校生理科研究発表大会」にて多数入賞
化学部門 最優秀賞
「ボルタ電池の放電後 電解質が黄色になる⁉」
化学部門 優秀賞
「二酸化炭素測定器の開発2 ~換気効果を簡単に測定~」
同じく化学部門 優秀賞
「霧島ジオパークの自然を探る! ~カビゴケの分布と生育環境~」
生物部門 優秀賞
「ゴマダラチョウに関する研究」
地学部門 優秀賞
「次の月食を予想する ~月食とエアロゾルについての研究」
地学部門 優秀賞
「惑星の大気で起こる現象の検出 ~高校生世界初記録への挑戦~」
化学部門 優良賞
「河川・湖沼中のリン酸濃度測定器の開発」
生物部門 優良賞
「鹿児島県における淡水汽水産貝類の分布と生育環境」
生物部門 優良賞
「九州本土および屋久島・口永良部島から得られたリュウグウヒメエビの初記録」
地学部門 優良賞
「ほこりセンサを用いた桜島の降灰濃度測定器」
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さらに!
放送部,写真部が以下の賞をいただきました!
おめでとうございます。放送部
九州高校放送コンテスト県予選(県大会)にて優良賞
写真部
県高校写真展(県大会)にて専門部賞
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さて、ハンドボールの壮行会のあとは校長先生のお話です。
本日の校長先生の講話は,「セレンティビティ」に関する内容でした。
ニュートンが万有引力の法則にふと気づけたように、
「幸運な偶然を手に入れる力」=セレンティビリティを得るためには
主体性をもって物事に取り組んだり,多様な価値観をもった人たちと
前向きに関わっていくことが求められます。
意図してない行動から新しいアイデアが生まれるとともに,
これまでの常識を覆す,素様なイノベーションが生まれる可能性がある。
SSHの研究は国分高校生にとって
幸運な偶然(知的ひらめき)を手に入れるための場なのだと,
校長先生はお話しされました。
サイエンス部の活動だけではなく,
1月末には2年生全員が参加する,「課題研究発表会」が開催されます。
1・2年生の皆さん,一生の宝物に出会えるように
ぜひ,研究に頑張ってくださいね!
2022年11月15日(火)
吉松中学校PTAの皆様来校
11月15日(火)13:30~15時 吉松中PTAの皆様,9人が来校してくださいました。
会議室で,校長挨拶からのご挨拶の後,校内案内,生徒研究発表,学校説明を聞いていただきました。
前半は,授業参観,設備見学を行い,新校舎建築状況もご覧いただきました。完成に期待を持たれていらっしゃる様子でした。
後半は,本校普通科SSHの取組である生徒の研究(2年普通科味噌班)をお聞きいただきました。生徒らの研究とプレゼンテーション,質疑応答に大きな拍手をいただきました。ありがとうございました。
本校のことをご理解いただけたでしょうか?中1から中3の保護者の方ということで,今回受検だったり,来年,再来年だったりと,国分高校の取組をご説明させていただきました。
ありがとうございました。
2022年11月14日(月)
修学旅行後日談
11月11日(金)修学旅行最終日,心温まるエピソードがありました。鹿児島空港で引率教諭が飛行機を降りるとき,CAさんが1枚のメモを見せてくださいました。折り際にある生徒が手渡してくれたということで,CAさんが涙ぐんで感謝してくださいました。
修学旅行も終わりを迎え,最後の最後まで今回の旅行を満喫してくれた生徒達,その中でも周りに気を配れる素晴らしい行動に,国分高校の素晴らしさを感じました。
2年ぶりの修学旅行も大成功に終わり,また日常生活が始まります。でも,今回の修学旅行でいろいろと感じたこと,考えたことは,皆さんにとって宝物になることでしょう。
2022年11月11日(金)
【速報】1年生サイエンス研修in鹿児島大学
11月11日(金),鹿児島大学では法文学部,理学部,農学部が受け入れてくださいました。引率顧問から写真が送付されましたので,速報版をお知らせします。
みんな学ぶ姿勢がとれていて,素晴らしいですね。好奇心を大事に育てていくのも,国分高校の特徴の一つです。
2022年11月11日(金)
1年生サイエンス研修
11月11日(金),1年生はサイエンス研修に出かけます。1年生は春の遠足が下井海岸運動公園への徒歩移動でしたが,このときのバス料金を本日の研修に充てています。
Aコース 霧島ジオパーク (自然科学):33名人
Bコース 第一工科大学 (スポーツ科学・スポーツ栄養):34人
Cコース 鹿大理・水族館(生物科学・海洋生物):36人
Dコース 鹿児島大学農学部・博物館(農業・植物・科学):35人
Eコース 鹿大法文学部・黎明館(法文・歴史・芸術):36人
Fコース 鹿大法文学部・維新ふるさと館(法文・歴史):34人
Gコース 鹿児島国際大学・動物園(文系探究・生物科学):37人7つのコースに分かれて,それぞれの興味・関心を揺さぶる経験を積んでもらえればと思います。課題研究のネタが見つかるかな?
朝の出発時の様子です。各コースでの活動は,後日アップしますので,お待ちください。