3 学校でのできごと
2023年02月28日(火)
卒業式2~晴れやかに~
卒業式の後半です。密を避けるために,挨拶等は短めに,熱く濃い内容で行われました。
校長式辞
県教育委員会告示
PTA会長祝辞
2年生生徒会長による送辞。3年生の大変さを思いやる内容でした。
3年生元生徒会長による答辞。マスクから始まった3年間を振り返り,この悔しさを乗り越えた自分たち世代のこれからに挑む決意を含めた内容でした。
退場して,クラスでのHRに向かいます。今年も保護者には教室への参加をご遠慮願いました。
各クラスでは,担任・副担任からの言葉,生徒達の思いなど,クラスごとの時間を過ごしました。写真の枚数に差があるのは,ご容赦下さい。
1組です。
2組です。
3組です。
4組です。
5組です。
6組です。
7組です。
8組です。
2月28日(火)は本当に暖かく,最高の卒業式日和でした。LHR終了後,校門脇で保護者と記念写真を撮る卒業生で大賑わいでした。
卒業生の皆さん。これから新しい世界へと羽ばたく姿に,精一杯のエールを送ります。どうぞ力を出し切って下さい。それでも乗り越えられないような苦しいときには,友人や恩師,同窓会を頼って下さい。国分高校で過ごした3年間を,これからも有意義に使って下さい。
2023年02月27日(月)
新校舎 校門の完成&伊勢橋の工事
R5.2.23+2.27
新校舎の校門が完成しました。そして,伊勢橋の復旧工事もこの土日に行われました。
校舎建物,内部,外部の駐車場といった順で完成に近づいています。
防球ネットも完備され,だんだんと仕上がっています。
伊勢橋も昔の様子にすっきりと元通りになりました。
2月ももう月末です。引っ越しまで1か月となりました。
工事関係者の皆様,最後の仕上げ,安全に気をつけてよろしくお願いいたします。
2023年02月24日(金)
女性科学技術者講演会:トヨタ車体
SSHでは女性科学技術者の育成も大きな柱の一つとなっています。本日はその一環として,本校と協定を結んでいるトヨタ車体から,鹿児島出身の小藤さんが来校して下さいました。
主にボディーを作っているということで,様々なパーツを持ち込んでいただきました。
設計だけではなく,どのような不具合が起きそうか,予想してその対応を行うという部署で働かれているそうです。樹脂を用いた車のパーツは,日本ではあまり気になりませんが,マイナス20度が長期間続くカナダや,気温40度を度々超える中東などでは劣化につながる現象が見られるそうです。
お客様のために,そのような状況をあらかじめシミュレーションして対策を講じることに取り組まれているとのことでした。
車を検査する仕事を続ける中で,車の匂いを嗅ぎ分けるトヨタ独自の資格にチャレンジされたそうです。生徒にも5種類の香料を嗅いでもらい,その印象を言葉にしてもらいました。「甘い匂い」「砂糖を焦がした匂い」など,生徒達独特の表現が出ましたが,お客様からいただくそういう表現をどのように分析するのか,自動車会社では取り組んでいるそうです。
最後に事前に寄せられた生徒からの質問に答えました。生徒達に小藤さんが伝えたかったことに,社会人になっても勉強が必要な事態は次々に来ること,学生と違い社会人になると責任の大きさが増してくることなどがありました。
進路希望を考えるときに「進学先で学んだことを将来に生かしたい」という視点がありますが,実際には社会に出てから不足している知識や技術を常に追加していかねば成功しません。そういう意味で「学び方を学んでいる」現在,そして上級学校での経験を,生かして欲しいと願っています。
2023年02月20日(月)
新校舎 3年生の内部見学会
R5.2.20 3年生が,初めて新校舎内部の見学会を行いました。
卒業を目前に控えた3年生(今年度は,第75回卒業式は2月28日(火)の予定です。)が,見学会を行いました。
申し訳ないことに,3年生は新校舎引っ越し前に,卒業してしまいますので,1,2年生よりも一足早く見学会になったわけです。
みんな新校舎内部に初めて入り,緊張しながら,羨ましいと言いながら,あちこちを見学させていただきました。
来年度,4月以降,卒業してから母校に遊びに来た際に,詳しく見てくださいね。
内装工事の仕上げ段階で,工事関係者の皆様方にご協力をいただきました。ありがとうございました。
2023年02月17日(金)
家庭クラブ:プルタブ活動
国分高校では,プルタブを家庭クラブで集めて,車イスに替えて必要な方に届ける活動をしています。校内だけではなく,地域の方の協力もあり,大量のプルタブを贈ることができました。
一体どれだけの空き缶から回収したのでしょうか?大量です。
ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング株式会社の方々に,お渡ししました。お礼状と,今後どのように使われるのか,解説された掲示物をいただきました。SDG"sに取り組んだSSHのI期目5年間の一区切りです。
本校では家庭基礎を履修しており,1年生で2単位です。しかし,課題研究味噌班や制服検討委員会など,生活に直結した活動が盛んです。今後の活躍にもご注目下さい。
2023年02月16日(木)
第3回 学校関係者評価委員会
2月16日(木),学校関係者評価委員会が行われました。
校長挨拶から始まり,生徒指導部,進路指導部,保健部,教務部,SSH推進部の順に,本校の活動状況を説明いたしました。
教務部による学校評価アンケート結果も説明させていただきました。
その後は千々岩委員の司会のもと,国分高校の現状分析,今後のあり方について協議が行われました。
今年度改定された,生徒指導提要や,生徒募集,全国の最先端を進む課題研究などについて話題になりました。
数々のアドバイスありがとうございます。委員の皆様,お忙しい中ご参加下さりありがとうございました。
2023年02月15日(水)
スタディサプリ研修会
2月15日(水)午後,スタディサプリの職員研修会を行いました。
本校では,スタディサプリを全校生徒導入しています。
近年のICT活用として,生徒たちも動画講座や確認テストなどに有効に使っていますが,先生たちも,例えば宿題配信方法や,ポートフォリオ的な自己を見つめなおす方法などを研修しました。
リクルートから講師の畠田様をお招きして,今後の学習活動に利用できるよう,まずはログインの方法から丁寧に説明していただきました。
先生方も一つ一つのアドバイスを聞きながら,資料ページをめくりながら,自分の授業の中で,または,クラス経営の中で,どのように活用していくかを試行錯誤していました。
(本日の研修で,ボタンを押し間違って,大量の宿題が送られる間違いが発生している生徒がいましたら,ごめんなさい。無いと思いますが,万一ありましたら,担任の先生に相談してください。先生方も勉強中なのです。)
2023年02月14日(火)
新校舎 内部写真の初公開!
R5.2.14 新校舎内部の写真を撮影してきました。
本ブログにて初公開です!
各部屋の様子や,教室から見える風景,ウォシュレット付きトイレ,エレベーター,廊下等をご覧ください。
内装工事の仕上げ段階に入っており,いよいよ新校舎の引き渡し・引っ越しに向けて,秒読みが始まった感じです。
2023年02月10日(金)
鹿児島南高校の生徒会と交流しました
鹿児島南高校の生徒会役員と,本校生徒会役員の交流会が開催されました。
国分高校生徒会長からの挨拶がありました。
鹿児島南高校の生徒会長は,挨拶と共に資料を用いて生徒会の構成や仕事内容を説明してくれました。
南高校生徒会役員が作成した学校紹介の動画に,本校生徒会役員は見入ってしまいました。情報処理科のある南高校,さすがパソコン操作に長けています。本校も見習わなければ!
その後3班に分かれて情報交換をすることになりました。鹿児島南高校は5班で準備をしてきたのですが,テキパキと組み直して3班を構成しました。すごい!この行動力も是非見習いましょう。
それぞれの班で意見交換を行いました。どんな話題でしょうか?クラスマッチや学校行事,身だしなみのチェックなど,お互いの学校の良さを情報交換できると良いですね。
鹿児島南高校の生徒会の皆さん,国分高校までようこそおいで下さいました。来年は新しい校舎でお迎えできます。是非,再度おいで下さい。
2023年02月06日(月)
国分高校通信R4年9号
令和4年度の国分高校通信第9号をお届けします。
新校舎が堂々と見えるようになってきています。
また,SSHの成果発表会が大きく開催されました。ご覧ください。
2023年02月06日(月)
新校舎総合案内図設置完了
新校舎総合案内図設置完了
新校舎総合案内図を既存生徒脱靴場,体育館北側1階,新芸術棟1階に,写真のとおり設置をしました。
いよいよ新校舎の引き渡し・引っ越しに向けて,秒読みが始まった感じです。
2023年01月31日(火)
SSH成果発表会,3年ぶりに完全開催!
1月31日(火)一日使って,3年ぶりに第一工科大学を会場に,1,2年生全員参加の完全な形で成果発表会を開催しました。
2年生は重ねてきた中間発表会を経て,完成形のポスターあるいはプレゼン発表となります。1年生は設定したテーマに関して,ポスターをまとめる会になります。
第一工科大学の学食前に整列し,全体の注意がありました。基本的に,今日の流れは生徒に要項を配布済みです。それを見て『主体的に』各自で行動するようにしてください。困ったときには相談してもかまいません,というスタンスで,各自の責任感と達成感を期待しています。
開会行事では,SSH生徒委員長の2年8組川崎君が「自分たちの成果に自信を持って発表しましょう」と挨拶してくれました。
校長先生は「国分高校での学びは最先端である。問題を作り,それに関して自分で調査して解答にたどり着く,その経験こそが一番の宝になります」と応援してくださいました。
プレゼン発表会場は午前・午後の入れ替え制で,感染症対策のために間隔を空けています。
普通科自主ゼミの味噌班は,おいしいもの選手権で最優秀賞を勝ち取った,味噌の新しい可能性に関する研究を紹介しました。購買部では,味噌班の肉味噌を用いた調理パンが,2月上旬に限定販売される予定です。たのしみ!
運営指導員の審査員からの質問にも,しっかり答えていました。
体育館でのポスター発表(午前の部)です。1時間の中で,聞きに来てくれた聴衆に魅力を説明します。
午前のプレゼン4組目は,県本土でリュウグウヒメエビを初確認した理数科生物班の報告です。
午後はポスター会場をゆっくり見ることができました。それぞれの班をご覧下さい。
午後のポスター会場では,聴衆がしっかりと説明を聞き,それに説明者がしっかりと応える姿が見られました。
午後のプレゼンは,キリシマッチング班です。高齢化と農業志望の若者をどのように解消するのか,行政の役割も盛り込んで「こういうシステムはどうか?」という提案でした。
普通科ゴマダラ班は,個別に飼育したデータを丁寧に扱った内容でした。新しい実験テーマを始めるために,また幼虫を捕りに行かねば!
理数科エビ班は,河川の環境変化がどのようにエビ相に影響を与えるのか,考察を深めていました。
化学班ボルタ電池班は,結論までよどみなく説明できる完成度でした。しかし「吸光度とはなんですか?」という質問に,的確に答えられませんでした。自分には当然の用語も,わからない人に理解できるように慎重に言葉を使うこと,これも大切な視点です。自分たちの理解をさらに深くしてくれます。
JSTを代表して,感想をいただきました。
1)正解のない問いの答えを追い求める素晴らしさ
2)データを冷静に判断することの大切さ(思い込まない!)
3)広範囲に考えを巡らせて,様々な「なぜ?」を追い求める。このためには,検証する内容も,助言を求める範囲も広がっていくはずです。やりきれなかった部分は後輩に託すか,自分で大学に持って行って研究するか,選べます。
4)誰もが見ている現象の中に「なんで?」を見つけ出せるのか?これが科学者としての才能です。
5)質問する「批判力」が大切です。今回見ていて,質疑応答が一問一答でしたが,理想としては「議論まで発展すること」です。「この問いに関して,自分はこう思うがあなたたちはどうなのか?」というような建設的な質問ができるまで,批判力を高めていきましょう。
成果発表会終了後は,運営指導委員会を開催しました。来年度以降の国分高校も,さらに「攻める」「挑む」課題研究への取り組みを充実させていきます。
2023年01月25日(水)
雪景色
1/24火から1/25水にかけて,鹿児島県は大雪でした。
ここ国分も数センチの積雪です。
学校の様子をご覧ください。
2023年01月24日(火)
千葉工業大学の来訪
千葉工業大学から,瀬戸熊理事長さま,古田貴之博士らが,国分高校を来訪してくださいました。
千葉工業大学の創始者は鹿児島県にゆかりのある方ということで,鹿児島に縁を感じてくださっての来訪でした。今後も継続的に連携をとっていきたいとの話題が出ました。
古田博士は大学内の「未来ロボット技術研究センター所長」ということで,本校のSSH関係の職員と特別に懇談する機会を下さいました。本来であれば物理班の生徒も同席する予定でしたが,あいにくの降雪で帰宅したのが悔やまれます。
「研究を進める中で『なんで?』を繰り返し突き詰めていくことが,より深い気づきに到達する。そういう『学びの方法』を知っていることが大事です」という古田博士のお話は,今朝の全校朝礼で校長先生が生徒に投げかけた話題と全く同じで,職員も大きく頷いていました。
最後にご著書にサインをいただきました。SSH文庫に入れますので,生徒の皆さんは是非借りて読んでください。
鹿児島来訪のお忙しい中,本校においでいただき,ありがとうございました。来年からも是非よろしくお願いします。
2023年01月23日(月)
甑島でフィールド調査を行いました
1月21日(土)から22日(日)にかけて,2年生自主ゼミのゴマダラ班が,薩摩川内市の甑島で幼虫を探索するフィールド調査を行いました。
ゴマダラチョウは,越冬幼虫がこの時期エノキの根元の落ち葉に貼りついています。
エノキを探し,根本の葉を根気強く1枚1枚めくって幼虫を探します。
斜面に生えていて根元に行けないエノキなど,かなり厳しい調査でしたが,寒い中黙々と葉をめくる作業を行いました。
残念ながら今回の調査では幼虫を獲られませんでしたが,初めての甑島で得がたい経験を積みました。
これから冬の間に幼虫を探して実験し,7月に出場する総文祭の自然科学部門での発表に,新たな知見を加えていく予定です。
2023年01月15日(日)
大学入学共通テスト
令和5年1月14日(土),15日(日)の二日間,大学入学共通テストが行われました。
本校からの受験生は,近くの第一工科大学が会場となって受験しました。
初日は雨模様となってしまい,会場入りする際に,足元が悪かった様子でしたが,例年の寒さは無く受験できました。
担任や3学年の先生方が応援に駆け付け,激励しました。
今後,自己採点,全国の動向のデータ,面談など進んでいきます。
あと一息,頑張れ国分高校生!
写真は,第一工科大学内のバイパス下での入り口応援の様子です。(ここから先は受験生のみの入場になります。)
2023年01月13日(金)
3年生激励会
とうとう明日は共通テストの1日目です。5限目は体育館に集合し,3年生に対する激励会を行いました。
堂薗教頭先生は,今まで指導してきた経験も交えて,共通テストに備える大切なポイントをお話しくださいました。
この学年を1年生の時から学年主任として見守ってきた徳留先生は,明日出るかもしれない漢文の句法を用いて,生徒達にメッセージを送りました。
進路主任の福留先生からは,最後の注意事項を伝えました。
3年間,コロナに翻弄されながらも育ってきた皆さんの,勝負の時です。悔いの残らないように,全力を出し切ってください。
2023年01月13日(金)
霧島市からのジオ・インタビュー
霧島市は「第二次霧島市総合計画後期基本計画」を現在作成中で,各施策紹介の隣に市民へのインタビューを掲載する予定だそうです。
ジオパーク推進に関する施策のページに関するインタビューを,本校の生徒が受けましたので紹介します。
彼女はサイエンス部で化学班の研究を進めると同時に,ジオパーク班にも所属し,地元の温泉を調べてポスターにまとめました。夏にあったエリア拡大ヒアリングの際には,調査官に対してプレゼンを行い「こういう生徒の成果を観光に生かせないか検討して欲しい」とも言われました。そんな彼女ですが,高校に入学するまでは霧島市のジオパーク認定についてはほとんど意識していませんでした。1年次のGSの授業で「霧島を知る」一連の講座を受講して,非常に面白いと感じました。
また夏のヒアリングの際に,縄文の森の方が地層からわかることなどを調査官に説明しているのを見て,もっと多くの人が地元のことを詳しく説明できるように,地元の素晴らしさを多くの市民が理解すれば,観光業の発展や霧島地域の経済的な潤いにもつながるのではないか,と答えていました。
記事に掲載する顔写真は,バックのボケを作るために望遠レンズで撮影しました。清掃時間になったので,周りから見られて少し恥ずかしかったです。
本校では,過去の研究ポスターを校内の様々な場所に掲示しています。ジオパーク関連の研究成果を張り出しているエリアがあったので,霧島市職員に見ていただきました。
高校生の時から地元の恵みに気づき,それを生かせないかと考える経験は,きっと将来霧島市の発展にも貢献できるアイデアを創出するための温床となるでしょう。すぐに結果が出なくてもかまいません。様々な霧島地域の特色を,国分高校のみんなで調べていきましょう!
2023年01月13日(金)
国分高校通信R4年8号
令和4年度の国分高校通信第8号をお届けします。
SSH活動で多くのコンテスト等で活躍しています。
また,ハンドボール部,写真部,放送物理部も活躍しています。
ご覧ください。
2023年01月12日(木)
R5.1.12 工事の様子
R5.1月12日(木)の工事の状況です。
新校舎を覆っていた足場が,すべて外されました。今週,全体の姿が見えてきています。
3月の引っ越し,4月の利用開始に向けて,工事が進んでいます。
壁面に書かれた「鹿児島県立国分高等学校」の新しい文字版が黒く輝いています。
新時代の始まりを感じさせる,穏やかな日差しの一日です。
工事関係者の皆様お疲れ様です。
こちらは現在の校舎
2022年12月28日(水)
2022年 仕事納め
令和4年12月28日(水),冬季課外も最終日になり,仕事納めです。
今年も国分高校への厚いご支援,本当にありがとうございました。
学校は冬休みに入り,来年・来週は1月4日(水)が仕事始めになります。
校門は,門松が立てられ,新校舎も覆いが半分取られてきました。お正月を迎える準備が整ってきています。
新時代を迎える国分高校です。
皆様も健康に留意され,良い年をお過ごしください。
2022年12月25日(日)
生徒理科研究発表九州大会2日目
12月25日(日),九州大会2日目に臨みました。本日はポスター部門は質疑応答審査がありますが,プレゼン部門は昨日の上演を鑑賞した後,午後から生徒交流会と表彰式・閉会式という日程です。
生徒交流会では,クイズ大会を行いました。城山町の西郷銅像が刀剣をどちらの手で握っているかなど,鹿児島県民でも難しい問題でした。
写真はポスター部門の表彰式ですが,国分高校は参加した化学,生物,地学,ポスターの全部門で入賞はなりませんでした。
ただ,審査員からの講評でとても大切な指摘がなされました。
・グラフを貼り付ける時に,縦軸横軸の項目がちゃんと見えるような大きさで表示されているか。簡単に言えば,エクセルで作成したものをそのまま貼り付けているようでは,配慮不足である。
・研究とは,教科書に載っていないようなことを確かめていることが多い。ならば,どこがオリジナルの研究部分か,しっかりと発表で伝わるように工夫すべきである。
今回九州大会に参加したプレゼン部門の6班は,さらに研究を進めた内容を加えて7月の全国大会に出場します。その際に,この指摘を忘れないようにしましょう
プレゼン部門の交流会・閉会式のスタッフとして,本校理数科2年生の津崎君がスタッフとして活躍してくれました。
九州大会のような大きな大会は,発表者以外にもスタッフとして活動してくれた生徒たちのおかげで成功しています。本当にありがとうございました。
2022年12月24日(土)
生徒理科研究発表九州大会
12月24日(土),生徒理科研究発表大会の九州大会が鹿児島大学で開催されました。国分高校からはプレゼン発表に6班,ポスター発表に3班が出場しました。
ほこりセンサーで火山灰の降灰を観測する班には,鹿児島大学の井村先生が熱心に質問してくださいました。
二酸化炭素の濃度測定を引き継いだ1年生の班には,試薬を改善した点が評価され,実用化への期待が述べられました。
ボルタ電池班の発表は,完成度の高い発表に「この先の進展は何かあるのでしょうか?」という質問が出るほどでした。
リン酸濃度を測定する簡便な機器を開発する班には「測定最低濃度をさらに極めるための実験は?」という質問に「より少量をとることができる駒込ピペットを購入してもらえるようにお願いしています」という回答に,審査員一同微笑みがこぼれました。
火山大噴火の空中エアロゾルが月食の赤味に影響を与えるかどうかを調査した発表には,月食以外にもエアロゾルの影響を調べる題材が無いか,と言う質問が寄せられました。
ゴマダラチョウと寄生バエの関係を調査した発表には,ヤドリバエに寄生されるかされないかの境目は何だろうか,という素朴な質問に戸惑いました。全てのゴマダラチョウ幼虫が回避できる方法があれば,ヤドリバエは子孫を残せませんし,ヤドリバエを回避できないとゴマダラチョウが子孫の残せません。野外では何が起こっているのでしょうか?
カビゴケの研究を引き継いだ1年生は,様々な新しい疑問にどのようにアプローチするのか,試行錯誤している様子が生々しく好評でした。まだまだ調べるところがたくさんありますね!
リュウグウヒメエビのポスター発表では,実践的な内容に質疑応答が弾みました。
惑星の大気中で閃光を観測している研究には,なぜ木星に着目したのか,と言う質問が出ました。大きくて明るく,観測しやすい題材を選んだことが評価されることになるでしょう。
明日は生徒交流会を経て,成績発表です。表彰はあとからついてくるものですから,一喜一憂せず,指摘された内容を真正面から考え抜いて,より良い研究成果を目指していきましょう!
2022年12月23日(金)
国分高校のクリスマス!
12月23日(金),終業式を終えてから,国分高校ではクリスマスにちなんだイベントが3つ開催されました。
まずはダンス部によるクリスマス公演です。
1,2年生が複数のグループに分かれて,ダンスを披露しました。最後は全員でのステージです。
雪がちらほら降る寒い日でしたが,多くの生徒が見に来てくれました。20分間という短い講演でしたが,手拍子も入り,とても良い雰囲気でした。
続いて音楽部の公演です。
ハンマーベルを用いて,クリスマス関係を2曲披露しました。その後は・・・・
サンタクロースが指揮をして,クリスマスにちなんだ曲を披露しました。ジョン・レノンとオノ・ヨーコによる「War is over」は,世界の平和を祈る曲で,今の世界情勢を考えさせるものでした。
続いて調理手芸部です。クリスマスといえば!!
ブッシュ・ド・ノエルですね。ロールケーキを自分で丸めている姿は,驚きでした。楽しそうにトッピングして完成させたのに,気分はもうクリスマス!!取材後にはご相伴にあずかりました。
ALTのジョニーは,サンタクロースに扮装して,チョコレートを配ってくれながらクリスマスムードを盛り上げてくれました。
クリスマスを堪能した終業式の午後。皆さん寒くなりますが,十分気をつけてお過ごしください。
メリークリスマス!
2022年12月22日(木)
研究授業:教科横断型授業開発(英語)
12月21日(水),教科横断型授業開発の一環として,本校英語科の今吉教諭が研究授業を行いました。校外からの参加者7人も加えて,ICTを用いた授業が大いに盛り上がりました。
現代文で扱った「グローバル化」に関連して,今回の英語でも取り組みました。
ロイロノートの付箋紙機能を用いて,それぞれの思いを披露し合う取り組みです。この付箋は日本語可能にしたおかげで,様々な意見が出そろいました。
タブレットを駆使した授業で,見学者も生徒の活動に興味津々でした。
男女の賃金格差について,他国との比較をするという視点で取り組みましたが,様々な生徒の意見を効果的に紹介する点で課題が残りました。
授業のアンケートも,フォームで回答しています。国分高校は課題研究等でタブレットに触れる機会が多く,生徒達も「身の回りの学習道具」という感覚で使用しています。
授業研究では,他校の先生方からICTの利用方法について質問や意見が多数上がりました。パフォーマンステストをロイロノートで提出させることなど,他校の取り組みについてもご意見をいただき,参考になりました。
高校教育課の景浦指導主事にも総括をいただき,実りある一日となりました。
授業を公開された今吉先生,大変な準備だったと思います。ありがとうございました。
2022年12月19日(月)
2年生:性教育講演会
12月19日(月),2学年を対象に性教育講演会が行われました。講師は公益社団法人鹿児島県看護協会の助産師であり,鹿児島医療福祉専門学校助産学科の大渡 理緒奈先生です。
大渡先生の元には,本校卒業生も学生として学んでおり,助産師を目指しているということです。
講演には芸能人がYouTubeで公開している性教育に関する動画を紹介したり,本校生徒に事前に聞き取ったアンケート結果を示したりしながら,生徒達に考えさせる問いかけを投げることで,いろいろと考えながら聞き入ってしまう内容でした。
先生の講話も良かったのですが,国分高校の生徒は「聞く姿勢」が本当に素晴らしいです。底冷えのする体育館でしたが,皆さんしっかりと聞くことができています。
○「性」という漢字は,「心」が「生きる」というように分解できます。すなわち「命」という意味なのです。
○「生殖の性」「快楽の性」「連帯の性」という3つの性は,どれも大切なものです。ただし,バランスがうまくとれていないと,相手のことを尊重しない,自分勝手な「性」に陥る可能性があります。
○高校生は体が成長し,生殖に関して体の準備はできています。では,心の準備はできていますか?
先生の問いかけに,いろいろと思いを巡らせながら,各自の受け止めを行ったことでしょう。
自分と相手を大切にする,パートナーとのあり方を考える機会になった講演会でした。大渡先生には,寒い体育館で50分間じっくりとお話をしていただき,本当にありがとうございました。
2022年12月15日(木)
SSH課題研究中間発表会II
令和4年12月14日(水),2年生のSR(サイエンスリサーチ)で行っている課題研究の中間発表会を行いました。
体育館での普通科2年生の発表の様子。原稿を見ながら発表するグループと見ていないグループがありました。原稿なしのチームも結構あったようですので,みんなが原稿を見ずに,自分の言葉で発表できるようになるといいですね。
あちこちで写真の通り,先生方の厳しいチェックが行われているようです。今回すべての研究チームがA0判のポスターをプリントアウトして発表に臨みました。年を重ねるごとに進化しています。
K先生とS先生が発表を見守っています。国分高校の課題研究はみんな真剣。生徒の皆さんのこの姿勢が国分高校SSHの成功を支えています。
視聴覚室では理数科2年生がプレゼン発表を行いました。校外から審査員5人を招いて行いました。だんだん本格的な学会発表に近づいてきています。
生徒も質疑応答に参加します。真剣に聞いているからこそ,わからないところに気づき,質問する力がついてきます。プレゼン発表は,発表するだけではなく,聞く力,質問する力も育ってくれます。
審査員の質問に,自分たちの経験を思い出しながら答えます。この短時間に,的確な回答を導き出すことも大事な能力です。
1月31日(火)に,第一工科大学の会場を借りて成果発表会を開催します。これが2年生の課題研究の完成版になりますので,新たに指摘された疑問や実験など,できる限り改善して臨みましょう。
国分高校生の課題研究に「楽しんで取り組む姿」は,とても素晴らしい宝物です。今後の成長に期待しています!
2022年12月13日(火)
第6回全九州高等学校総合文化祭佐賀大会(放送部門)について
令和4年12月9日(金)から11日(日)まで放送物理部の生徒2名が第6回全九州高等学校総合文化祭佐賀大会(放送部門)のテレビ番組部門に参加しました。
九州大会では多くの県外の高校生徒とも交流を深め,次の番組制作にむけての取材もできたようです
放送部の次の大会「NHK杯全国高校放送コンテスト県予選」での活躍も期待です!
現在,国分高校の放送物理部は2名ですが,県大会や九州大会でも活躍しています。是非,国分高校の放送物理部に入部して,テレビ番組やラジオ番組,アナウンス,朗読をやってみませんか。
2022年12月12日(月)
第6回全九州高等学校総合文化祭佐賀大会(写真部門)について
令和4年12月9日(金)から11日(日)まで令和4年度鹿児島県高校写真展で上位に入賞した写真部の生徒1名が第6回全九州高等学校総合文化祭佐賀大会(写真部門)に参加しました。
佐賀県立美術館で展覧会がありました。
1日目は総合開会式と撮影会が実施されました。撮影会で撮影した佐賀市の夜のイルミネーションの写真です。
2日目は午前中は撮影会,午後は生徒交流会が開催されました。
下の写真は2日目の撮影会で撮影した写真です。鳥が飛翔している瞬間を,素晴らしい構図で捉えています。
生徒交流会の様子です。九州各県の生徒達がそれぞれ写真を持ち寄り,その写真を使ってストーリーを作成し,発表しました。
九州各県の写真部の高校生と楽しく交流できました。思い出に残るストーリーが完成したようです。
全九州高等学校総合文化祭佐賀大会には写真部とは別に放送部もテレビ番組部門で参加しました。国分高校は文化系の部活動も活発に活動し,九州大会・全国大会で活躍しています。
全九州高等学校総合文化祭を企画・運営して下さった佐賀県の高校文化連盟の先生方・生徒のみなさん大変ありがとうございました。
2022年12月08日(木)
学校保健委員会
12月8日(木)午後の時間帯に,学校保健委員会を実施しました。
校医さん,学校歯科医さん,学校薬剤師さん,PTA会長,PTA保健部など多くの皆様にお集まりいただきました。
生徒保健委員会は,ストレスについて保健委員のアンケート調査からの報告を行い,解消法など調べました。作成したポスターは校内に掲示して,生徒へ訴えたいと思います。
そのほかに,年間計画や保健室の来室状況,体力測定の状況などを報告しました。また学校での新型コロナウイルス感染症対策についても説明し,校医さんからアドバイスもいただきました。
新型コロナウイルス感染症については,昨日の感染者数は,鹿児島県で919人,そのうち姶良・伊佐地区は203人と前週比較で増えているという報道があります。
校医さんからの指導助言で,今年はインフルエンザにも注意が必要であるとのアドバイスもいただきました。年末あたりから流行るのではないかとのことです。3500円程度でワクチン接種出来るそうです。特に受験を控えた3年生は検討されてください。
お互いに以下のようなことに留意しましょう。●基本的な感染症対策(マスクや換気,黙食,手洗い,密を作らない)について意識してください。
●のどの痛みや鼻水が出て…,という場合は無理して登校せずに,様子を見てください。
●家族に体調不良者がいる場合も,同様に様子を見てください。
●部活動においても,体調がよくない場合は,無理して参加しないでください。実施する場合も,昼食や更衣時などにも注意が必要です。
皆様,お忙しい中ありがとうございました。