3 学校でのできごと
2022年01月05日(水)
宮崎サイエンス研修 1日目
12月20日(月)~21日(火),SSH活動の一環として宮崎サイエンス研修が行われました。参加したのは普通科理数科の2年生9名と進路の決まった理数科3年生2名。
1日目の最初の研修地は小林市のオオヨドカワゴロモ自生地。天降川等に生息するカワゴケソウに近い植物です。下見ができないまま出発しましたが…,なんとか生息地に到着。ここは生息地の北の端あたりですが,川に降りる場所が見つけられず。
次の場所では降りられそうです。カワゴケソウとカワゴケミズメイガの関係を調べた生徒が先頭に立って探索開始。
そうそうこんな環境!いかにもありそうです。
「あったー!」
スマホを専用のケースに入れて水中撮影。これがオオヨドカワゴロモ! カワゴロモと比べて縁がめくれている印象です。ちなみに手前側が下流です。この小さいつぶつぶは蕾だと思いますが,12月20日でまだ蕾なんですね。
カビゴケも探しましたが,そちらは見つけられませんでした。
帰り道,滑って急流に落っこちないよう注意してください。
次の研修地は,宮崎健総合博物館。
昆虫標本の展示が充実していました。ただ標本が並んでいるだけではなく,コンセプトをもって作られた標本箱はとても勉強になりました。
恐竜の骨格標本。あ,名前を確認するのを忘れました…。
こちらはマンモスだったかな?
哺乳類のコーナー。そうか宮崎にはニホンカモシカがいるんですね。
「ヤマドリの地理的変異」!九州南部のコシジロヤマドリが一番きれい!と思っていましたが,5亜種それぞれの美しさがあります。はく製のクオリティーも高く,特徴や識別点がシンプルにまとめられていました。これは必見だと思います。
時節柄こんなコーナーも。
民族や歴史の展示も充実しており,2時間では時間が足りませんでした。
1日目の最後は宮崎西高校。
図書室でサイエンス部の生徒さんたちとお互いの課題研究の発表を通して交流しました。
宮崎西高校の発表。
国分高校の発表。カビゴケ班。
カブトムシ班。活発な質疑応答でした。
その後は個人的に質問をするなど思い思いに交流しました。これもとても貴重な時間になりました。
宮崎西高校サイエンス部の皆さん,ありがとうございました。
1日目,盛りだくさんの充実した研修になりました。
2021年12月28日(火)
R3.12.28 工事の様子
12月28日(火)の工事の様子です。
冬季課外も本日まで,年の瀬も押し迫ってまいりました。雪こそ降らなかったものの,寒い日が続きます。
年末の工事も順調に進んでいる様子です。
先日のコンクリート流し込みも順調に行っている様子が上から見えました。
工事関係者の皆様,お疲れ様です。
ブログをご覧の皆様におかれましても,良い年をお過ごしくださいませ。
2021年12月24日(金)
いざ3度目の世界大会(ISEF)へ!
12月24日(金),第65回 日本学生科学賞の表彰式がオンラインで行われました。その様子はYouTubeでもLIVE配信されました。
国分高校の名前がコールされるのを今か今かと待ちましたが,ISEF出場につながる大臣賞等で名前が呼ばれることはありませんでした。結果は「入選1等」。それでも全分野を含めての全国ベスト24ですから立派な結果だと思います。
審査委員長の先生の講評も終わり,カメラに映らない範囲で片づけを始めようかなと思ったとき,「それではISEF出場校の発表です。」とアナウンスされ,大臣賞の4校が順当にコールされました。そして先日訪問し交流させていただいた宮崎西高校も。「そして最後に……,オキナワカブトを守れ!鹿児島県立国分高校。」
その直後の写真が下の2枚です。
上位の賞に入れず流した悔し涙の写真は自粛しますが,うれし涙は思いっきり使わせていただきます。
表彰式を一緒に見守ってくれた友人たち。Y教頭先生もぐっと来ています。後ろのT先生は完全に泣いています。
表彰式終了後の喜びの表情。これまで頑張ってきた努力が報われましたね。
同じ教室で苦楽を共にしてきた友人たちと。この教室で本当に長い時間を過ごしてきました。昨年の先輩たちの姿をすぐ近くで見てきて,次は自分たちもとずっと夢見てきた世界大会(ISEF)が現実のものとなりました。
校長先生に報告。校長先生は審査員好評の途中で電話が来て,肝心な部分を見ていなかった(!)らしく,ISEF出場の報告にかなり驚いていました(笑)。
生物室に戻るとT先生がケーキを買ってきてくださっていました。最高のクリスマスイブになりましたね。
でも皆さん,喜んでばかりはいられませんよ。これからのISEFに向けての準備がどれだけ大変か…。
新たステージへの階段を一歩ずつしっかり上って行ってください。5月に行われるISEFで再び国分高校の名前がコールされることを祈っています。
関係者の皆様,応援してくださった皆様,ありがとうございました。
2021年12月24日(金)
今年も日本学生科学賞 最終審査に臨みました
12月19日(日),第65回 日本学生科学賞の最終審査がオンラインで行われ,理数科2・3年生のカブトムシ班が出場しました。日本で最も歴史のある最高峰の科学コンテストです。国分高校としては昨年に続いて2年連続,3回目の最終審査です。
Zoomの接続確認中。笑顔の練習も兼ねています。今年は普段活動している生物実験室で行い,研究に使ったカブトムシの標本を背景にしました。
審査中は立ち入れず,写真はありません。事前に送っておいた5分間の発表動画を審査員の先生方とともに視聴した後,10分間の質疑応答。約20分後の2回目の質疑応答は5分間。さらにしばらくして補足審査の時間には多くの先生方から約20分間質問を受けました。矢継ぎ早の質問にもきちんと答えられ,自分たちの研究の一番の強みであるカブトムシ識別アプリもタブレットでアピールできました。持てる力は十分に発揮できたと思います。
全ての審査を終え,ほっとした表情の3人。
昼食をはさんでファイナリスト同士の交流会も1時間程度行われました。
さあ審査の結果はどうだったでしょうか。
表彰式は24日(金)13:30からです(YouTubeでLIVEで見ることができます)。
2021年12月22日(水)
R3.12.22 工事の様子
12月22日(水)の工事の様子です。
天気の良い本日になりました。
この写真は,事務室の先生が工事業者の方々と打ち合わせの後,撮影しています。
いつもの写真とは逆側から,北側から(グラウンド側から)見た風景です。
「校舎」感が出ていますね。
工事関係者の皆様,お疲れ様です。
2021年12月20日(月)
麻紐たわしで世界を救おう!
12月15日(水),被服室の前を通りかかると面白そうなことをやっていました。
「指編み」というやつですね。教えあいながら楽しそうに作っているのは何でしょうか。
とりあえずやってみる派(右)とタブレットで動画を見てイメージトレーニングを完成してからやる派(左)。
タブレット派も結構いますね。
机の上にはこんな紙が置いてありました。
なるほど。環境のために「麻紐たわし」を作っていたんですね。
こちらは他のクラスの生徒が作った麻紐たわしを推奨するチラシ。
麻紐たわしを使うことで,マイクロプラスチックを減らし,海の環境を守ろうということです。
全ての授業の中で,それぞれの形で,様々な環境問題について学習し,その解決に向けて一人一人ができることを考え,行動できるようになってほしいですね。
2021年12月17日(金)
国分高校通信 R3 9号
国分高校通信 令和3年度 第9号を12月17日(金)に発行しました。
jpg画像と,PDFファイルでご覧ください。
2021年12月16日(木)
理数科課題研究発表会
12月15日(水),理数科2年生の課題研究発表会が行われました。来年のSSH全国大会や理数科大会の出場班を決める際に参考にされる重要な発表会です。
司会進行の1年生と理数科主任のN先生。
物理班のブランコの研究。
審査員の先生方からは鋭い質問や的確なアドバイスをいただきました。
化学リン班のリン酸検出装置開発の研究。
生徒からもたくさんの質問がありました。
生物班のカビゴケの生態に関する研究。
地学班の桜島の噴煙に関する研究。
化学二酸化炭素班の二酸化炭素測定器の開発の研究。
学校評価委員の方々からも質問やアドバイスをいただきました。
審査員の先生による講評。
再来年の鹿児島総文祭の実行委員も務めることになった1年生H君による閉会の言葉。
終了後は各班のメンバーが審査員の先生方のところに質問に行く姿が見られました。発表会が終わってそれで終わりではなく,さらに研究を磨き上げていこうというこの姿勢が大事だと思います。
理数科2年生の皆さんお疲れさまでした。1年生に皆さん発表を聴いて,内容やまとめ方だけでなく発表態度や質疑応答についても参考になったのではないでしょうか。すでにスタートしている自分たちの研究に生かしてください。
審査員の先生方,長時間の審査とご指導をありがとうございました。
2021年12月15日(水)
理数科1年水生生物班 PCRに挑む!
12月10日(金),7限目のGS(グローカルサイエンス)の時間から放課後にかけて,理数科1年の水生生物班が「PCR法」の講習を受けました。講師は鹿児島大学水産学部の塩﨑先生。
PCR法は「ポリメラーゼ・チェーン・リアクション」の略で,DNAの特定の領域を短時間で大量に増幅する方法で,DNAの遺伝情報を読み取る時に必要な技術です。コロナウィルスの「PCR検査」は患者さんの体液等を採取してDNAを増幅し,コロナウィルスのDNAが検出されるかどうかを調べています。
国分高校ではそのPCR法に不可欠な「サーマルサイクラー(下写真の手前)」や遠心分離機,マイクロピペット,電気泳動装置等をSSH予算で購入し,校内でPCR法を行えるようになりました!今日はそのための講習会ということになります。最先端の手法を学べるとあってみんな真剣です。
それぞれの機器の操作方法や使用上の注意点等を詳しく教えていただきました。
生体高分子の分野で博士号を持つ生物科S先生(S博士!)率いる水生生物班の今後の活躍にご期待下さい。
塩崎先生,お忙しい中丁寧なご指導をありがとうございました。
2021年12月15日(水)
R3.12.14 工事の様子
12月14日(火)の工事の様子です。
あっという間に,ここまで足場が作られてきました。
基礎の工事が時間がかかっていましたが,建て始めるとスピード感があります。
やはり何事も「基礎」は大切である,ということですね。
工事関係者の皆様,お疲れ様です。
2021年12月15日(水)
学年朝礼(12月)
12月14日(火),12月の学年朝礼が行われました。
武道館で行われた2年生。
「技術の進歩に伴い,我々の生活も大きく変わっています。今後多くの仕事がAI等に代替されていく可能性があります。そのような社会に立ち向かっていくために,課題を発見し,自らそれに取り組んでいく姿勢を身に付けて下さい。」
体育館で行われた3年生。
「人が何かを吸収するとき,姿かたちよりも心が開いているかに視点を置くことが大切です。『どんなに大きなコップでも,その口が下を向いていたり,蓋をしたりしていたら何も入っていかない。』スティーブ・ジョブズのスピーチから,『学びは,学んでいるときには,それがどこにつながっているのかわからないことが多い。振り返った時に,ここにつながっていたと気づくものだ。』」と話しました。
2021年12月14日(火)
人権同和問題に関する統一LHR
12月13日(月)のLHRは人権同和問題に関する統一LHRでした。
1年生は「人権について考えよう」というテーマで,具体的な事例について,あっていい違いと,あってはいけない違いについて考えました。
2年生は「差別とたたかう」というテーマで,差別の背景や構造について考えました(下写真3枚)。
差別の背景には,他人に対する優越感,同調しなければという危機感,先入観や偏見,権力者が作り出した歴史等様々なものがあることも学びました。
差別は社会全体の問題であること,自分に関係ないと思うことが差別の助長につながるということも忘れてはいけませんね。
3年生は別日程で「就職差別をなくすために」というテーマで学習しました。
差別は気づかないうちの無意識さが原因となることもあります。常に自分の言動や考えを客観的に見る目を養いたいものです。身の回りからだけでなく世の中からすべての差別がなくなるといいですね。それは皆さん一人ひとりの意識にかかっています。
2021年12月13日(月)
W先生 育児休暇中!
12月10日(金),12月から1か月間の育児休暇に入った数学科のW先生が,子供さんを連れて終礼後の2年7組を訪問。
と思ったけどまだ7限目の授業中だったので職員室で子供さんのお披露目。じーっとこっちを見つめる顔は話を全部理解しているかのようです。
7限目の授業はちょうど数学。そこには生き生きと授業をするD教頭先生の姿が。
授業後の生徒たちが「おじいちゃんとやる球技は何だと思いますか?」って聞いてきました。すぐにはわかりませんでしたが「おじいちゃんを言い換えてみると…,」というヒントでわかりました。「何それ?」「教頭先生の『頭の体操』です。」W先生,安心してください。生徒たちも教頭先生も楽しくやっているようです。
終礼後にクラスで記念写真。
その後子供さんはすぐに取り囲まれました。
足をぷにぷにしたくなる気持ち わかります。
いやいやS君,N君…,この状況で質問ですか?
日本における男性の育児休暇の取得率は,まだまだ極めて低い状況です。そのことが女性の育児の負担を大きくして女性の社会参加や社会的地位の向上を難しくし,出生率を下げている一つの要因になっていると思います。男性の育児参加はこれからの日本にとって非常に重要な課題です。
数年前には同じく数学科のK先生が1年間の育児休暇を取得しました。そんな先生たちをみんなで応援し支えていく。国分高校はそんな学校です。
今の高校生が大人になる頃には「男性が育児休暇をとるのは当たり前」という社会になっているといいですね。
2021年12月10日(金)
美術の塩川先生新任式
12月10日(金),SHRの時間に芸術科(美術)の塩川先生の新任式を放送で行いました。
美術担当のS先生の産休に伴う代替の先生です。
塩川先生,これからよろしくお願いします。
2021年12月10日(金)
SSH文庫のご紹介
12月10日(金),数学科職員室廊下に「SSH文庫」があります。
先日ご講演くださった藤嶋先生の本や課題研究で絶対使いそうな「統計」の本,理科(生物)のS先生おすすめのエビ・カニ図鑑などなどが置いてあります。借りるときは画面中央にあるファイルに書名とクラス・氏名を記入します。近日中に香川照之さんの「昆虫すごいね!」も加わる予定だそうです。
国分高校生の皆さん,ぜひ手に取って,どんどん活用してくださいね。
2021年12月09日(木)
学校保健委員会
12月9日(木)午後の時間帯に,学校保健委員会を実施しました。
校医さん,学校歯科医さん,学校薬剤師さん,PTA会長,PTA保健部など多くの皆様にお集まりいただき,年間計画や保健室の来室状況,体力測定の状況などを報告しました。また今年は学校での新型コロナウイルス感染症対策についても説明し,校医さんからアドバイスもいただきました。
生徒保健委員会は,睡眠についての調査報告を行いました。早寝,早起き,朝ご飯の大切さが分かりました。
皆様,お忙しい中ありがとうございました。
2021年12月09日(木)
R3.12.9 工事の様子
12月9日(木)の工事の様子です。
足場がどんどん高くなってきています。
クレーンで資材が運び込まれています。
南側の道路から見ると,「こんな感じになるのかな?」と新校舎が想像できます。
工事関係者の皆様,お疲れ様です。
2021年12月08日(水)
全校朝礼(12月)
12月7日(火),全校朝礼と表彰式,壮行会が行われました。
表彰式。
実用英語技能検定 2級合格(6名)代表生徒が証書を受け取りました。
写真部。県高校写真展 写真専門部賞3名,奨励賞1名(右端)。
新聞感想文コンクール 入選。
県統計グラフコンクール 審査員特別賞「制服のイメージ徹底調査」。
県統計グラフコンクール ダンゴムシ,読書の実態,鹿児島弁の捉え方等,入選多数!
県統計グラフコンクール 学校賞! 生徒SSH委員会 副委員長が受け取りました。
県SSH交流フェスタ ポスター発表部門 最優秀賞 理数科2年生物班 (左),優秀賞 普通科2年ネイル班(右)。
県SSH交流フェスタ ステージ発表部門 優秀賞 理数科2年化学リン班(中央),優秀賞 同化学二酸化炭素班(左),優秀賞 同地学班(右)。
受賞した皆さん,おめでとうございます。
壮行会。
放送物理部は「九州高校放送コンテスト(長崎大会)」ラジオ部門・テレビ部門に出場,美術部・写真部・百人一首部は「全九州高校総合文化祭(長崎大会)」に出場します。
生徒会長激励の言葉。
各部の代表の生徒が,お礼と大会に向けての抱負を述べました。
皆さん,頑張ってきて下さい。そして大会を楽しんできて下さい。
全校朝礼。校長講話。
小川洋子さんの小説「博士の愛した数式」と,蔵丸達彦さん(霧島市国分の出身)の漫画「数学ゴールデン」を紹介。
さらに「12月4日からは人権週間です。ある中学生は障害のある子と仲良くなったため,仲間はずれにされました。ある友人から「優しいとアピールしたいのか」と言われて悲しくなり,障害のある人の心の痛みが初めて分かったそうです。人は勝手な尺度で他人を判断しますが,相手をよく知ると尺度は違ってきます。だからこそ,よく知ろうとする努力が大切ではないかと書いています。来週の月曜日には人権を考えるLHRもあります。この機会に,こういうことを深く考えてみるのはとても大切だと思います。
3年生は合格を信じて,一日一日を大切に過ごしてください。」と話されました。2021年12月07日(火)
トヨタFSRのデモ走行とトヨタ車体研究所との連携協定調印式
12月4日(土)13:00から本校第2グラウンドでトヨタFSRのデモ走行が行われました。またFSRのデモ走行終了後に本校とトヨタ車体研究所様との連携協定調印式を実施しました。24名の生徒が参加しました。
FSR は Field Support Robot の略で,自律走行機能を有するAIロボットです。東京2020オリンピックで運営スタッフの追従走行や障害物回避走行を実施しながら,競技中の投てき物(槍やハンマーなど)の回収・運搬を行いました。東京2020オリンピックのためにトヨタ自動車により7台が開発されたそうです。
本事業はトヨタ車体研究所様のご尽力で開催することができました。当日はトヨタ車体研究所様,トヨタ本社様からFSRの開発者,担当者,技術者の方々をお迎えして,FSRの説明,本校生によるデモ走行,今後のFSRの活用法の協議・検討等を行いました。
FSRを自走させるために,本校生がトヨタの技術者の方に習いながらプログラムを作成しています。
FSRの本体に作成したプログラムを組み込みました。自動走行がうまくいかないこともありましたが,プログラムを修正することで思い通りに動いてくれました。
東京2020オリンピック後のFSRの活用方法やAI技術等について,トヨタの方々とブレーンストーミング中。
2年生は自分たちのFSRに関する研究をトヨタの方々に発表しました。大変貴重な機会をいただきました。
16:00からは本校とトヨタ車体研究所様との連携協定調印式を校長室で実施しました。トヨタ車体研究所代表取締役社長の立松哲二様(左)と本校の山崎校長(右)がサインをしている様子です。
地域企業との連携協定締結は本校にとっても初めてのことです。今後,トヨタ車体研究所様にFSRを活用した研究やその他の課題研究,進路学習等でご指導をいただきます。
FSRのデモ走行や本協定のために様々な準備・運営をしていただいたトヨタ車体研究所,トヨタ本社の方々に厚く御礼申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
2021年12月03日(金)
柳本晶一 元全日本監督 講演会
12月3日(金),元女子バレーボール全日本監督の柳本晶一氏による講演会が体育館で行われました。6限目は2年生,7限目は1年生に対してお話しいただきました。
「上達するには素直さが大事です。そういう人はスポンジのようにいろんなことを吸収できます。」
「何かを成し遂げるには『思い』が大事。思い続けることでそれが『信念』になり,道が開けます。」
中学高校時代から,全日本選手時代,社会人時代,全日本の監督時代までのご自身のバレーボールとの関りを通して,多くの人生の教訓をお話しいただきました。
生徒代表お礼の言葉と花束贈呈。
講演会後は校長室でバレーボール部の生徒たちと交流。
女子バレーボール部とマスクを外して記念写真。
男子バレーボール部と。
最後はみんなと「グータッチ」。バレーボールにサインもいただきました。
柳本”監督”,本日はどうもありがとうございました。
2021年12月02日(木)
課題研究に関する職員研修
12月2日(木),課題研究に関する職員研修が行われました。東京海洋大学の柴田先生に課題研究のテーマ設定や進め方,指導の要点等についてお話しいただきました。
柴田先生は日本学生科学賞で内閣総理大臣賞を受賞し,世界大会(ISEF)でも入賞したことのある方で,数年前から生徒対象の「プレゼン講習会」でもお世話になっています。
日常的に課題研究の指導に当たっている国分高校の先生たち,みんな真剣です。
職員研修前には理数科2年生の化学リン班と化学二酸化炭素班が,課題研究の指導をしていただきました。
職員研修後は同じく理数科2年の地学班(下写真)と普通科2年のネイル班,
理数科2年の生物班も指導していただきました。
様々な分野にわたって非常に的確なご指摘,アドバイスをいただき,各班とも大変参考になったようです。
柴田先生,長時間にわたって丁寧なご指導ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
2021年12月02日(木)
R3.12.2 工事の様子
12月2日(木)の工事の様子です。
現在,体育の授業では冬恒例の,ロード走を行っています。
校舎の周りを走る(ちょっと寒そうに)生徒らと,新しい校舎のコントラストをご覧ください。
新校舎も,”にょきにょき”と鉄の芯柱が伸びています。やはり「芯」は大切です。
工事関係者の皆様,お疲れ様です。
2021年12月02日(木)
企業出前講座
12月1日(火),企業出前講座が行われました。企業等で働いておられる社会人の方々にお話をしていただきました。
6限目は2年生。
京セラ 研究開発本部より 兒井さま。
霧島市役所 税務課より 福永さま(普通科OG)。
国分小学校 校長 鶴田さま。
南日本新聞 霧島総局より 上柿元さま。
トヨタ車体研究所 技術統括部より 帖佐さま。
鹿児島県庁より 桑波田さま。
霧島市医療センターより 看護師・放射線技師・理学療法士・薬剤師・心理士の5名の皆様。
姶良市消防局より 有村さま(理数科OG)。防火衣を触らせていただきました。このほかに東京オリンピックの聖火リレーを走った際に実際に使ったトーチも触らせていただきました。
終了後はみんなの前では聞けなかった女子高生の現実的な質問をぶつけていました。有村先輩,ざっくばらんな詳しい回答をありがとうございました。
7限目は1年生。4名の講師の方が入れ替わりました。
鎌田建設より 副社長 鎌田さま。
リクルートより 九州グループマネージャー 後藤さま。
FM霧島より ラジオパーソナリティー 堀之内さま。
JTBより川畑さま。
1年生は有村先輩と記念写真。おお,これが買うと〇万円する聖火リレーのトーチですね。
1・2年生の皆さんは,今日の講座を受講して「働く」ということを身近に,現実的に感じられたのではないでしょうか。今後の進路選択・職業選択に生かしてほしいと思います。
お忙しい中,国分高校生のためにお話しいただいた各企業の皆様,本当にありがとうございました。
2021年12月02日(木)
防災訓練
11月30日(火),期末考査の最終日に防災訓練が行われました。当日はあいにくの空模様だったため,雨天時のプログラムで実施しました。
Y教頭先生による講話。
真剣に聴いています。写真は2年4組。
裏方で頑張ってくれた放送物理部の皆さん,お疲れさまでした。
防災訓練は学期に2回(定期考査最終日)行っています。先日も霧島市で地震があったばかりです。
備えあれば憂いなし。避難経路や消火器の位置等を日ごろから意識して,いざという時に適切な行動をとれるようにしてください。
2021年12月01日(水)
第一薬科大学との高大連携協定締結式について
11月30日(火)に学校法人都築学園第一薬科大学と鹿児島県立国分高等学校の,「高大連携協定締結式」が第一薬科大学厚生会館2階桜の間で実施されました。
本校の山﨑巧校長と第一薬科大学学長の都築仁子様が協定書にサインをしました。
この協定は相互の教育に係る交流・連携を通じて,高校生の視野を広げ,進路に対する意識や学習意欲を高めるとともに,高等教育・大学教育の活性化を図るために結ばれました。
第一薬科大学学長の都築様からナンテンが贈呈されました。ナンテンの花言葉は「私の愛は増すばかり」です。本協定の今後ますますの発展が祈念されています。
今後,第一薬科大学の先生方に課題研究や進路学習等でご指導いただけます。大変ありがとうございます。
本協定のために様々な準備をしていただいた第一薬科大学の都築学長,小松副学長,森永教授,先生方,関係者の皆様に厚く御礼いたします。
第一薬科大学のホームページにおいても,今回の連携協定に関してご紹介していただいております。ありがとうございました。リンク先からご覧ください。
https://www.daiichi-cps.ac.jp/news/5854/
2021年11月29日(月)
校内の秋の風景
11月29日(月),理科棟脇のイチョウの木が美しく色づき,晩秋を感じさせてくれています。
生徒の皆さん,黄色い絨毯に気づいていますか?映える写真に挑戦してみてください。
イチョウの葉が落ちると,これから一気に冬に向かっていきます。季節の変わり目,皆さん体調管理に気を付けてくださいね。
2021年11月26日(金)
R3.11.26 本日の工事の様子
令和3年11月26日(金)
本日の工事の様子を,国分小学校側の朱門(あかもん)付近から撮影してみました。
毎日,どこかの工事が進んでいます。
工事関係者の皆様,お疲れ様です。
2021年11月25日(木)
国分高校通信 R3 8号
国分高校通信 令和3年度 第8号を11月25日(木)に発行しました。
jpg画像と,PDFファイルでご覧ください。
2021年11月24日(水)
宇治野さん県高等学校弁論大会 優秀賞!
11月23日(火),第60回を迎える鹿児島県高等学校弁論大会が鹿児島市で開催されました。国分高校からは普通科2年の宇治野 杏樹(うじの あづき)さんが出場しました。
演題は「最期の花」。SNS上での誹謗中傷の問題と命の大切さについての弁論でした。
審査の結果,最優秀賞は逃したものの,優秀賞(2位タイ)を受賞しました。おめでとうございます!
高校生が馬毛島の基地問題からコロナ問題,食品ロス,人生の選択等様々なことについて自分の意見を述べるこの大会。引率したW先生は「若者たちが自分の意見を表明する貴重な場だと思います。みんなとてもいい弁論ですごく勉強になりました。」と語っていました。
2021年11月23日(火)
県SSH交流フェスタ
11月19日(金),第3回となる県SSH交流フェスタが第一工科大学で行われました。県内5校のSSH校(池田,錦江湾,甲南,国分,鹿児島中央)の代表チームがステージ部門とポスター部門に分かれて研究発表。ここでは国分高校2年生6チームの活躍をご紹介します。
ステージ部門。
理数科 化学二酸化炭素班。
理数科 化学リン班。
理数科 地学班。
生徒間で活発な質疑応答も行われました。
審査員の先生方からは質問とともに様々なアドバイスをいただきました。
ポスター部門。
理数科 物理班。理数科朝礼での練習が生かせたでしょうか?
普通科 自主ゼミ ネイル班。
理数科 生物班(カビゴケ班)。
表彰式。
化学リン班がステージ部門で優秀賞(3位)を受賞。二酸化炭素班と地学班も優良賞を受賞しました。
ポスター部門では生物班が最優秀賞を受賞。普通科自主ゼミ ネイル班も優秀賞を受賞しました。
審査員の先生方からの講評。
他校の様々な発表を聞き,お互いに勉強になったのではないでしょうか。SSH校どうしのこのような交流が,鹿児島県の高校科学研究のレベルアップにつながるといいですね。
関係の皆様ありがとうございました。