4 学習・進学関係
2025年06月12日(木)
2年生のSR 統計学講座&英語ポスタープレゼンコンペ
6月11日(水)の普通科2年生のSRは,統計学講座とKSISFの代表選考会を行いました。 視聴覚室では,夏の「統計グラフコンクール」に向けた取組が行われました。SSH推進部副主任の大保先生を講師に,統計処理の基本について文部科学省の資料を引用して学びました。実生活の中で,統計学が活用される場面を基に数的処理のイロハを学びつつ,PPDACサイクルに基づいた仮説検証の重要性についてレクチャーを受けて,自分たちの課題研究を深めるヒントを得ることができました。 一方,別の部屋では,英語ポスターのプレゼンテーションのコンペが行われました。今年の夏に,熊本北高校で行われるKSISFの選考会です。どの班も,英語で研究内容を伝える難しさを痛感しながらも,多言語で自らの想いを伝える楽しさに気付いたようです。今回のコンペに参加した10班の皆さん,引き続き語学力やPR力を高めていってくださいね! このような発表の機会がある時に,積極的に手を挙げてくれる生徒が多い国分高校は,とても素晴らしい生徒の集団だと思います!
何事に対しても積極的な国分高校の生徒たちは,本当にキラキラと輝いていて,学校の雰囲気を明るくしてくれます。
2025年06月04日(水)
国分南中学校の課題研究発表会
6月4日(水)に,国分南中学校で行われた課題研究発表会に参加しました。国分高校と国分南中学校とは連携協定を締結しており,お互いに協力をしながら中学校の「総合的な学習の時間」と高校の「総合的な探究の時間」に取り組んでいます。国分高校には,多くの中学校から,総合的な学習の時間に関する課題研究で,生徒や職員を派遣してほしいという依頼があります。生徒たちは出身中に出掛けて,後輩たちや恩師の先生方の前で,自分たちが取り組んでいる課題研究の発表をするのをとても楽しみにしているようです(^o^)
今回は,中学生に対するプレゼンテーションなので,いかに分かりやすく伝えることができるかが課題です。
とても嬉しいおもてなしです!(^^)!
中学生の皆さんからの質問もあって,発表した生徒たちは嬉しかったようです(^_^) 発表の内容はどうだったでしょうか。
国分南中学校の課題研究は充実しており,国分高校に入学してからも課題研究で中心的な存在になってくれる生徒が多いようです。これからも連携を強めて,お互いに成長することができたらと思います(^_^)v 国分南中学校の皆様,ありがとうございました(^_^)
2025年06月02日(月)
教科横断型授業(化学✕英語)
6月2日(月)に,2年生の理数科を対象に3回目の教科横断型授業(化学✕英語)を行いました。中和滴定の実験をした結果の検証のようです。理論値と実際の結果の差異等について,グループ毎に話し合いながら取り組んでいました。化学と英語の先生が机間巡視をしながら,生徒たちがタブレットに書き込んだ内容を確認してアドバイをしていました。
大型ディスプレイに示した英文を確認しながら,「英語的には太文字の箇所がポイントになるよ。化学的には下線部がポイントになるよ。」と各科目の注目すべきポイントを挙げながら,生徒たちが分かりやすいように導いていたのが印象的でした。頻繁に行うことができるような授業ではありませんが,とても面白くて効果的な興味溢れる授業だと思います。このような授業を受けられる生徒たちが羨ましいです(^_^)
2025年05月30日(金)
GSアドバイス講座
5月30日(金)の1年生普通科のGS(Glocal Science)の時間は,アドバイス講座が行われました。理数科のメソッドを見習って,普通科の3年生の14班の先輩たちが,1年生全体にポスター発表を行いました。
先輩方の発表を聞いた後,1年生から先輩に対して課題研究全般に関する質問が活発に飛び交いました。テーマ設定や調査,外部との連携の方法など,1年生からの急な質疑にも3年生は落ち着いて,丁寧に応答しました。さすがは3年生です。後半の時間は,今年から始まった「課題研究譲渡会」です。3年生の課題研究を引き継いで深めてくれる新人研究者探しを行いました。継続研究者が見つかると良いですね! このようにして,国分高校の課題研究は先輩から後輩に受け継がれていきます。国分高校メソッドですね。
聞く態度の素晴らしい国分高校生です。聞く態度が発表者の素晴らしい発表につながります。お互いを大切に思いやることができる生徒たちは素晴らしいですね。
2025年05月30日(金)
教育実習
5月12日(月)から教育実習が行われました。2週間の実習期間の大学生と3週間の実習期間の大学生がいました。6人が教育実習を行いましたが,全員が国分高校の卒業生です。今までは生徒の視点から学校を見ていましたが,今回,教える側の立場から学校を見ることができて,新しい感覚を身に付けることができたのではないでしょうか。
研究授業までしっかり行うことができました。皆さん授業が上手で,落ち着いてしっかりと生徒たちに内容を伝えていました。生徒たちも積極的に授業に参加していて,研究授業の雰囲気がとても素晴らしかったです。
教員の卵の皆さんは教育界の宝物です。是非とも学校教育に携わる仲間になってほしいと思います。2~3週間,お疲れさまでした。
2025年05月28日(水)
鹿児島大学工学部説明会
5月27日(火)に鹿児島大学工学部の学部説明会を行い,2年生と3年生の理系の生徒たちが35人参加しました。工学部学部長の木方十根先生に御説明をしていただきましたが,生徒たちは熱心に説明を聞いていました。説明会の終了後にも,木方先生に直接質問をする3年生の生徒が3人いました。鹿児島大学は地元の大学なので,国分高校には志望している生徒がたくさんいます。魅力的な大学だと更に思いを強くしたのではないかと思います。是非,合格して進学することができるように頑張ってほしいです(^_^) 木方先生,ありがとうございました(^_^)
2025年05月28日(水)
サイエンス部天文班のJpGUでの発表と千葉工業大学での研究指導
5月25日(日)に,千葉県の幕張メッセを会場に日本地球惑星科学連合2025年大会が行われ,高校生ポスター発表の部門にサイエンス部天文班の生徒2人が参加しました。一昨年の理数科卒業生も応援に駆け付けてくれました!(^^)! 貴重な発表の機会で多くの方々に見ていただき,大変参考になりました。これからの生徒たちの課題研究の充実に繫がると思います。
国分高校と連携協定を結んでいる千葉工業大学も訪問させていただきました。東京スカイツリーの中にもキャンパスがあり,スケールがとても大きいです。千葉工業大学では,最先端の技術を見学させていただくとともに,生徒たちの課題研究の指導もしていただきました。今までで「??」という疑問を感じていたようなことについて,解決に繫がるようなアドバイスをいただき,大変参考になりました(^_^)2025年05月23日(金)
舞鶴中学校の課題研究オリエンテーション
国分高校は昨年度末に舞鶴中学校と連携協定を締結しました。主な目的は,国分高校のSSHの活動と中学校の総合的な学習の時間による教育活動の交流・連携を一層推進することで,探究の見方・考え方を働かせ,教科横断的・総合的な学習を行うことを通して,生徒一人一人に将来の夢や希望を抱かせるキャリア教育の充実を図ることです。
さっそく,舞鶴中学校の1年生と3年生の総合的な学習の時間の課題研究オリエンテーションに,SSH推進部主任の神園先生と2年理数科の舞鶴中学校出身の生徒が舞鶴中学校を訪問しました。探究活動とはどういうものなのか? なぜ探究活動に取り組むのか? という神園先生からのお話の後,実践例として国分高校の「貝班」の生徒たちに課題研究を発表してもらいました。舞鶴中学校の生徒たちはとても真剣に聞いてくれました。質問タイムでも,こちらが驚くほど積極的に手が挙げて質問をしてくれて,とても充実した時間になりました。お礼の言葉までいただき,参加した高校生も喜んでいました!(^^)!
これからの連携の深まりがますます楽しみです(^_^)
2025年05月23日(金)
1年生のGS(Glocal Science)
1年生は「総合的な探究の時間」をSSHの学校設定科目「GS(Glocal Science)」として,金曜日の7限目に実施しています。1学期の間は,地元の鹿児島や霧島の魅力を知り,自分たちが調べたいテーマを考える糧となる時間を過ごします。
今年度の1年生は, 「進路✕探究」ということを特に重視して活動を進めていきます。先週のGSの時間では,学年主任の平山先生から探究活動の「あるべき姿」についてお話がありましたが,今回のオリエンテーションでは,そもそも課題研究・探究とは何か,どのよう進めていくものなのかについて,SSH推進部主任の神園先生から講義をしていただきました。先週の平山先生の話の内容を踏まえながら,課題研究と自分の生き方をマッチングしてほしいという趣旨の講義でした。
6月からは講演や講座を受ける機会が多くあります。講師の先生方のお話を聞くときのマナーやリアクション、質問の仕方などについても実践をしながら学びました。貴重なお時間を割いて講義をしてくださる講師の先生方と積極的に関わって円滑なコミュニケーションを取り,多くの刺激を受けてより良い学びにつなげてほしいと思います。
2025年05月21日(水)
理数科サイエンス部物理糸班の活動の様子
理数科のサイエンス部物理班が課題研究に取り組んでいる様子です。蜘蛛の糸の光り方を研究しているそうです。皆さんも,蜘蛛の糸が太陽光の反射で輝いている様子を見たことがあるのではないでしょうか。物理班の生徒たちは,先日の南薩で行われた舞鶴フィールド研修でも,蜘蛛の糸をいくつも採集していました。課題研究が更に進化しているようです。これからの展開が楽しみですね。
2025年05月21日(水)
パワーアップ研修研究授業(化学)
5月21日(水)に,化学の岩脇先生のパワーアップ研修の研究授業が理数科の3年生を対象に行われました。単元名は無機物質の典型金属元素で,アルカリ金属の単体の反応を観測して,アルカリ金属に共通した性質を見いだすという内容でした。危険を伴う実験であることから,先生は事前にとても丁寧に説明をされました。生徒たちもしっかり聞いて実験に備えていました。今回は,ナトリウムとリチウムを切断して切断面の様子を観察したり,試験管の水に浸して反応を見たり,マッチの火を近付けて音の反応を見たり,水溶液に白金線を浸したものをガスバーナーで炙って色の変化を見たりしました。
さすがは理数科の3年生です。実験に慣れていますね。試験管にマッチを近付けて,「パン!」という破裂音がしてもびくともしません。概ねどのグループも実験はうまくいったようでした。ワークシートにもしっかりと実験の結果を記入していました。実験をして実際の様子を見てそれを記録に残すので,印象に残って効果が上がるからいいですよね。
ICTを活用して,生徒たちが理解しやすいように,また,取り組みやすいようにしっかり練られた素晴らしい研究授業でした。
2025年05月21日(水)
気体の同定実験
3年生普通科理系の化学の時間に,気体の同定実験を行いました。「気体Xを探ろう」というワークシートが見えますが,何だかワクワクしますね。実験はとても楽しい時間ですが,安全に行われることが最重要です。しっかり立ち上がって,安全メガネを着用して行いました。グループのメンバーとも協力して実験を進めることができたようですね。国分高校の理科は実験をする機会が多いようです。理科好き,実験好きの人は,国分高校に進学すると楽しいと思いますよ(^_^)
ちなみに,気体Xの正体は判明したのでしょうか?
2025年05月19日(月)
3年生理系物理選択者 光の干渉実験
5月19日(月)に,3年生の理系物理選択者の授業で光の干渉実験が行われました。よく分かりませんが(笑),いくつかの光が作用しあって,一番下の写真のように縞模様が出てくるということでしょうか?課題研究の波班が取り組んでいる水面のキラキラ現象も,この光の干渉によるものなのですかね?生徒たちの興味津々の様子が伝わってきます。授業に実験が加わると,より説得力が増して,内容が充実したものになりますね。
国分高校では,たくさんの実験が行われます。実験の機会をたくさん準備してくださる理科の先生や実習助手の先生方に感謝です。その実験が課題研究の充実にもつながります。これからも楽しんで学んでほしいと思います。
2025年05月19日(月)
1年生GSオリエンテーション
国分高校では,「総合的な探究の時間」を学校設定科目に読み替えて取り組んでいることを前回のブログの2年生のSRの授業で紹介しました。1年生の「総合的な探究の時間」も同様に,金曜日の7時間目に学校設定科目のGS(Glocal Science)の授業を行っています。このGSの時間の上半期は,生徒たちが自分たちの課題研究のテーマを決めるための様々な講演会やフィールドワークだったりします。まずは課題研究とは何か?どのように考えて取り組むべきか?という観点を身に付けることが重要になります。
5月16日(金)のGSの時間は,1学年全員で集まってオリエンテーションを行い,課題研究,探究活動のあるべき姿について学びました。学年主任の平山先生が,とても分かりやすく生徒たちに課題研究の核心を伝えてくださいました。生徒たちは,中学校までの「総合的な学習の時間」と,高校の「総合的な探究の時間」の違いについて理解することができたのではないでしょうか。国分高校で取り組んでいるSSHの取組にどっぷりはまって,大学等の進学にも生かしてほしいと思います。1年生の皆さん,さあ課題研究のスタートです。思いっきり楽しんで,それぞれの道を究めてください!
国分高校のSSHに関わってくださる方々から,国分高校の生徒たちは聞く態度が良いとよく言われます。人の話をしっかり聞いて,自分自身のものとして身に付けられたらいいですね。国分高校では外部の方々による講演の機会が豊富に準備されています。生徒の皆さんには,この恵まれた環境を生かして,大いに成長してほしいと思います。課題研究を楽しんでくださいね。
2025年05月19日(月)
MBC南日本放送『kagoshima SDGs 17colors』国分高校のチーム「地域史広め隊」
5月17日(土)に,MBC南日本放送の『kagoshima SDGs 17colors』という番組で,国分高校の「地域史広め隊」の活動の内容が放送されました。この放送は,3月8日(土)に鹿児島銀行よかどビルで開催された,「SDGsみらい甲子園ファイナルセレモニー」で川商ハウス賞を受賞したことによるものです。学校教育に地域の歴史を取り入れることを目指している「地域史広め隊」の生き生きとした活動の様子が紹介されました。視聴することができなかった方のために,下記のyoutubeから見逃し配信があるそうです。是非御覧ください。
2025年05月15日(木)
2年生SR
国分高校では,「総合的な探究の時間」を学校設定科目に読み替えて取り組んでいます。2年生は,普通科も理数科も「総合的な探究の時間」の1単位分と,「情報1」の1単位分の計2単位分を「SR(Science Research)」に読み替えて,水曜日の6限と7限に授業を行っています。このSRの時間は,生徒たちがそれぞれの課題研究に取り組んで,来年の1月に行われるSSH成果発表会に向けた活動の時間になります。内容としては,それぞれの班による活動(研究→発表→論文作成)の他,プレゼンテーション講習会や統計学講座,ロジック国語講座等の講演会,各種課題研究の大会出場に向けた活動になります。
5月14日(水)の6限と7限にSRが行われました。今回は,それぞれの班による活動です。お互いに意見を出し合ったり,研究の進め方の方針を話し合ったりします。進行の早い班については,内容のブラッシュアップに取り組んでいます。理数科の生徒たちは実験に取り組んだり,実験の結果を検証したりすることが多いようです。職員は基本的に各教室で見守り指導です。生徒たちから質問等があった場合に,アドバイスをしたり生徒たちが進めて行きたい方向の確認作業をしてあげたりします。
【普通科】
【理数科】
国分高校の生徒たちの課題研究が充実しているのは,生徒たちの自走化がうまくいっているからだと思います(^_^)v そして何よりも,楽しんで前向きに取り組む生徒たちの姿が素晴らしいです。
「霧島から世界へ イノベーティブな科学系人材の育成を目指した国分プログラムの開発と展開 ~1期目「サステナビリティの視点の獲得」から2期目「サステナビリティの社会の構築のためのイノベーションを創出する科学系人材の育成」へ~」という学校としてのSSHの研究課題の実現に向けて,とても良い雰囲気でSSHの活動が進められています!(^^)!
2025年05月12日(月)
舞鶴フィールド研修Ⅲ(サイエンス部2年生)
5月10日(土)~11日(日)の1泊2日の日程で,サイエンス部(理数科)の2年生23人が舞鶴フィールド研修に出掛けました。今回の研修は,鹿児島市喜入の愛宕川,南九州市の石垣川,南さつま市の万之瀬川,いちき串木野市の八房川を訪問しました。研修の目的は,水生生物や昆虫の採集と分布の調査,水質調査などです。県立南薩自然の家に宿泊をして,充実した研修を行うことができました。
ご飯も美味しくて量もたっぷりあったそうです。ナイトウォークで松原の散策やサンセットブリッジの散策も楽しめたそうです。早寝早起きでラジオ体操まで取り組んで健康的な研修でしたね。
少年のような先生を中心に,生徒たちが生き生きと過ごすことができた今回の研修でした。これからの課題研究に大いに生かしてくれることを楽しみにしています。お疲れ様でした。
2025年05月07日(水)
国分中学校での硫化水素濃度測定の実証実験
5月7日(水),日本金属学会の高校生ポスターセッションで「優秀賞ポスター賞」を受賞した理数科3年生の硫化水素班が,国分中学校を訪問しました。
硫化水素班は,全国の中学校の理科の授業で,硫化水素を発生させる実験に参加した生徒が吐き気や頭痛などを訴え、病院に搬送されたというニュースが相次いで報道されたことから,安価・簡単で正確な硫化水素濃度の測定機器の開発を目標に取り組んでいます。そこで今回は,地元の国分中学校に課題研究の実証実験への御協力を依頼したところ,快く受け入れていただけることになったことから,実際に理科の実験の授業に参加するために,国分中学校を訪問しました。
まずは、自己紹介と趣旨説明
実験の様子
最後は片付けまで
中学校での実験においても,十分に硫化水素の濃度を測定することができることが分かりました。今回の経験を生かして,今後も地元の中学校に硫化水素濃度の測定器を広めていきたいです。
来週は,霧島の硫黄谷まで出掛けて、硫化水素の濃度を測定する予定です。
私たちの身近な所に研究のための素材があふれていて,それらが国分高校の充実の課題研究につながっています。今回の取組について,国分中学校の皆さんに興味を持ってもらえたら嬉しいです。国分中学校の皆様,御協力,本当にありがとうございました。
2025年05月01日(木)
令和7年度シート看板No.1の掲示
令和7年度のシート看板No.1を掲示しました。昨年度は8枚掲示したので,今回で9枚目になります。今回のシート看板の内容は,令和6年度卒業生の進路状況になります。学業に課題研究,部活動など,高校生活を謳歌した生徒たちでした。国分高校で身に付けた「予測困難な時代を主体的に生きていく力」は,きっと進路先で輝いていると思います。これからは,在校生たちが自分たちの将来を主体的に切り拓いていく番です。国分高校でキラキラとした高校生活を過ごし,自分の理想の進路を実現してほしいです。頑張れ!国分高校生!(^^)!
2025年04月24日(木)
理数科課題研究計画発表会
4月23日(水)に,理数科の2年生による課題研究計画発表会が行われました。理数科の生徒たちは,全員がサイエンス部の物理班,化学班,生物班,地学班のどこかの班に所属して,それぞれ課題研究に取り組んでいます。今回は,1年次に取り組んだ課題研究の内容を基に,来年1月の成果発表会までにどのようなことを目的に取り組んでいくかについて発表しました。
霧島市市長公室ジオパーク推進課事務局員の専門員石川徹様を講師にお迎えして,生徒たちの課題研究発表と今後の計画について指導・助言や御質問をいただきました。根本的なリサーチクエッションに関する質問や効果的なプレゼンテーションの見せ方等に関するアドバスをいただき,生徒たちにとっては貴重な時間になりました。毎年,この発表会から課題研究の内容がどんどん濃くなっていきます。9月の中間発表がとても楽しみです。
このように,プレゼンテーションを作成して人前で発表し,それに対する質疑応答まで行うので,将来,大人になってから必要とされる資質・能力を高校時代に築くことができます。主体的に生きる力が身に付く国分高校の教育活動です。
2025年04月23日(水)
教科横断型の授業を実施しました(理×英)。
4月22日(火)に教横断型の授業を実施しました。実施した学年と教科は2年生理数科の理科と英語です。科目名は理数化学と英語コミュニケーションで行いました。頻繁に行うことができるわけではありませんが,国分高校ではこのような機会をとても重要なものだと考えています。今後も可能な範囲でチャレンジしていきたいです。生徒たちにとっても,新鮮な授業になると思います。生徒たちは,タブレットを駆使してディスプレイを眺めたりしながら授業に取り組んでいました。最先端の授業展開ですね。理科にも英語にも興味を深めてほしいです。積極的にチャレンジしてくれる先生方が多い国分高校なので,これからが更に楽しみです。
2025年04月17日(木)
水素の燃焼実験
普通科の3年生理系の授業で,水素の燃焼実験を行いました。国分高校は理科の先生方や実習教諭の先生方がとても充実しているため,授業で実験を行うことが多いです。また,タブレットを使いこなす授業も当たり前に行われています。
炎を見たり,音が鳴ったりするのでドキドキですね。水素は燃料電池等で注目されている気体で,これからどんどん身近になってくると思われます。
理数科,普通科の関係なく,国分高校では実験がたくさん行われます。理科好き,実験好きの中学生の皆さんにとっては,国分高校はおススメの高校だと思います。
2025年04月15日(火)
図書館オリエンテーション
現在,新入生に対して図書館オリエンテーションが行われています。図書館の利用方法や蔵書の説明等が行われます。国分高校の図書館の蔵書数は,書庫の書籍も合わせて約2万5,000冊だそうです。国分高校の図書館もそうですが,最近の図書館はフロアの本棚の高さが低く,部屋全体が明るく開放的な雰囲気になっているのが特徴でしょうか。国分高校の図書館は,司書の先生が生徒たちが使いやすいように気配りをしてくださって,時期やイベントに合わせて展示を工夫したり,部屋のレイアウトや書籍の分類・陳列する書籍の種類にも工夫が凝らされてたりしている素敵な図書館です。地元の小学生や中学生等が学校見学に訪問した際には,この図書館の居心地が良いようで,とても喜んでもらえます。また,生徒玄関の横に図書館があるため,書籍を借りたり返却したりするのがとても楽です。生徒たちに頻繁に利用してほしいと思います。
窓にも一工夫が。
人気のコミックや雑誌等も置いてあります。
とても環境が良いので,このテーブル席は,昼休みや放課後に自習に励む生徒も多いです。
生徒たちがとても楽しめる図書館です。どんどん活用してほしいと思います。
2025年04月11日(金)
メディアリテラシー講座
4月11日(金)に,メディアリテラシー講座を実施しました。携帯電話やスマートフォン,パソコンなどの情報機器の利用上の注意点や,インターネットやSNSの危険性・マナー等について理解を深め,情報機器を正しく活用できるになることを目的としています。講師には,ネット健康問題啓発者養成全国連絡協議会子どものネットリスク教育研究会の戸高成人先生です。これまでの経験が豊富で,様々な事例に精通しておられます。生徒たちに分かりやすく,生徒同士で話をさせたりして自分のこととして考えることができるような内容の講演をしていただきました。生徒からも質問が出て,とても良い講座になりました。
大人でも難しいネットとの関わり方です。高校生にとっては自分自身を律する難しさのハードルが高いと思います。このような講座の機会を利用して,「考える」ことがとても重要だと思います。
2025年03月18日(火)
合格を語る会
3月18日(火),1・2年生を対象に,大学合格を勝ち取った卒業生が,自らの経験を語ってくれました。
一緒に部活動などで活動していた先輩が,大学合格を果たしているということで,1,2年生にも心に響くことがあるでしょう。
推薦入学の面接で感じたこと,推薦入学を落ちてから一般入試に向けてもがき苦しんだこと,もっとこうしていたらうまくいったと思うことなど,それぞれの先輩が自分の言葉で語ってくれました。
後輩はそれぞれ自分に響くことがあったのでしょう。びっしりとメモを取っている生徒が何人もいました。
卒業生の皆さん,今日はありがとうございました。次は,中学生の一日体験入学の際に,中学生に向けて国分高校の良さをアピールしてくださいね!
2025年03月18日(火)
1年生百人一首大会
コロナで長らく中止されていた百人一首大会ですが,昨年から復活しています。3月17日(月)は,1年生が参加して,開催されました。
チーム戦ですが,鋭い眼光で真剣そのもの!
上の句が読まれている間に札を取れるよう,今までの練習がものをいいますね。
学校週番日誌にも「日本の文化を感じた」と書かれていました。将来国際交流する時にも,この経験を話せるようになると良いですね。
2025年02月27日(木)
1,2年生進路講演会
2月26日(水),1年生対象を5限目,2年生対象を6~7限目に,進路講演会を行いました。
学年末考査が終了し,卒業式を終えると高校入試に伴う自宅学習期間に入ります。自らの意思で生活リズムを整えて,自分の夢を叶えるために今何をすべきなのか,ベネッセから来られた長講師のお話をいただきました。
受験は手間の掛かる,今までの人生でおそらく一番きついハードルの一つです。でも,全国の16歳~17歳の高校生が,今をどのように過ごすのか,それによって人生の大きな岐路が決定します。
苦しい時には友人と励まし合って,敢えて苦しい道を選んでみましょう。努力によってのみ達することができる景色を,皆さんに是非経験して欲しいです。
がんばれ!国分高校生!
2025年01月28日(火)
1年生小論文講座
1月27日(月),1年生は以前受験した小論文模試の結果を手に,小論文講座を受講しました。
オンラインで講師の説明を聞き,自分の答案と見比べながら考えてみます。最初から上手に書ける人は,当然ほぼいません。練習をする際,何に気をつけて書くべきか,3年生までに経験を積みましょう。
私の個人的な小論文の書き方として,以下の手順を大事にしています。
1)まず,自分の考えを書きます(「主張」を述べる)
2)そう思った理由を書きます(「理由」を提示)
3)確かに,別な考え方でこういう人もいるでしょう(他者の意見を「想像」)
4)でも,それはこのようにすれば,対応できると思います(改善策の「提案」)
独りよがりに自分のことだけ述べても,周囲が納得してくれないのは日常生活でもあることでしょう。どうやって相手に「なるほど」と思わせるか,そのために自分の意見と異なる立場を想像することが大切だと,思っています。
3年生で突然書けるようにはなりません。少しずつ,練習していきましょう。まずは水曜の朝「社会を読もう」にしっかり取り組んでいきましょう!
2025年01月17日(金)
大学入学共通テストに向けた激励会
いよいよ大学入学共通テストが明日に迫ってきました。明日の朝は冷え込みそうですが,18日(土)~19日(日)の両日ともに晴れの予報になっているので一安心です。
国分高校では,明日の本番を控えて,大学入学共通テストに向けた激励会が行われました。寒さや感染症等への対策も兼ねて,各教室で放送による激励会になりました。校長の激励,学年主任からの激励,進路指導主任からの激励が放送で流され,その後は各教室で担任からの激励と明日明後日の説明や確認等が行われました。生徒たちはとても清々しい表情で担任の話を聞いていました。きっと本番では自己最高を記録してくれることだと思います。受験の会場が地元の第一工科大学である地の利を生かし,リラックスして実力を発揮することができるはずです。今まで取り組んできたことに自信を持って,正々堂々と頑張ってほしいです。頑張れ国分高校生!
カウントダウンカレンダーも最終ページになりました。
後輩たちからの激励も,しっかり先輩たちに届いています!みんなが応援しています!(^^)!
気心の知れた同級生たちと同じ会場で受験することができます。受験は団体戦です。ファイト(^_^)v 全員で自己最高を目指そう!
2024年12月20日(金)
東大加藤先生による科学技術イノベーション講演会
東京大学大学院工学系研究科長・工学部長の加藤泰浩先生が,国分高校の1・2年生を対象にイノベーション講演会でご講演くださいました。テーマはズバリ「東大工学部に行こう!」です。
加藤先生の研究履歴から海底のマンガンノジュール発見から始まったレアアース利用の研究,そこから見えてくる日本の繁栄に関わる意識など,目からうろこの落ちる話がたくさんありました。1100兆円の日本の借金を,今からの現役世代の税金で負担しないために何が必要か,夢のあるお話でした。
加藤先生はノーベル賞を2部門狙っており,実現されるだろうとの話でした。海水中からレアアースがマンガンノジュールに蓄積するメカニズムを解明し,時間短縮を図ることができれば,きっと日本の経済発展に大きく働くでしょう。そして,資源を争い合う陸上金属ではなく,海洋からの資源確保で世界中の紛争も軽減できるようになることでしょう。とても夢のある話です。
東大工学部の先生方の研究ダイジェストもしていただき,現在の工学部大学生・院生がどのような進路を目指しているのか,夢のあるお話でした。東大工学部に行けば,未来は無限大に広がっています!
講演会場でも質問が出て,先生がフランクにお答えくださるのが印象的でした。
1年生は,7限GSの時間に希望者が視聴覚室に集まり,個別に質問に答えていただく時間を取ることができました。
・研究は自分が成功するためでは無く,人のため,人類に貢献するために行うべき!
・高校時代に機会があれば留学すべき。でも,金銭的にも難しいので,絶対に英語を得意教科にしよう!これが受験だけではなく,大学での研究や人生経験そのものを大きく変えてしまいます。
大事なことなのでもう一度いいます。英語に苦手意識を持たず,必ず英語ができるように心掛けましょう!
・将来の無限の可能性を広げるために,絶対に東京大学に来た方が良い。大学受験時に東大に届かない場合には。。。。。裏技を教えておきます(ブログでは秘密です)。
あっという間の質問タイムでした。日頃考えたことのない視点からの話が多く,本当に経験値の高まる講演会でした。加藤先生,遠く国分高校までおいでいただき,ありがとうございました。
国分高校の皆さん,東大工学部を目指しましょう!