4 学習・進学関係
2025年05月19日(月)
3年生理系物理選択者 光の干渉実験
5月19日(月)に,3年生の理系物理選択者の授業で光の干渉実験が行われました。よく分かりませんが(笑),いくつかの光が作用しあって,一番下の写真のように縞模様が出てくるということでしょうか?課題研究の波班が取り組んでいる水面のキラキラ現象も,この光の干渉によるものなのですかね?生徒たちの興味津々の様子が伝わってきます。授業に実験が加わると,より説得力が増して,内容が充実したものになりますね。
国分高校では,たくさんの実験が行われます。実験の機会をたくさん準備してくださる理科の先生や実習助手の先生方に感謝です。その実験が課題研究の充実にもつながります。これからも楽しんで学んでほしいと思います。
2025年05月19日(月)
1年生GSオリエンテーション
国分高校では,「総合的な探究の時間」を学校設定科目に読み替えて取り組んでいることを前回のブログの2年生のSRの授業で紹介しました。1年生の「総合的な探究の時間」も同様に,金曜日の7時間目に学校設定科目のGS(Glocal Science)の授業を行っています。このGSの時間の上半期は,生徒たちが自分たちの課題研究のテーマを決めるための様々な講演会やフィールドワークだったりします。まずは課題研究とは何か?どのように考えて取り組むべきか?という観点を身に付けることが重要になります。
5月16日(金)のGSの時間は,1学年全員で集まってオリエンテーションを行い,課題研究,探究活動のあるべき姿について学びました。学年主任の平山先生が,とても分かりやすく生徒たちに課題研究の核心を伝えてくださいました。生徒たちは,中学校までの「総合的な学習の時間」と,高校の「総合的な探究の時間」の違いについて理解することができたのではないでしょうか。国分高校で取り組んでいるSSHの取組にどっぷりはまって,大学等の進学にも生かしてほしいと思います。1年生の皆さん,さあ課題研究のスタートです。思いっきり楽しんで,それぞれの道を究めてください!
国分高校のSSHに関わってくださる方々から,国分高校の生徒たちは聞く態度が良いとよく言われます。人の話をしっかり聞いて,自分自身のものとして身に付けられたらいいですね。国分高校では外部の方々による講演の機会が豊富に準備されています。生徒の皆さんには,この恵まれた環境を生かして,大いに成長してほしいと思います。課題研究を楽しんでくださいね。
2025年05月19日(月)
MBC南日本放送『kagoshima SDGs 17colors』国分高校のチーム「地域史広め隊」
5月17日(土)に,MBC南日本放送の『kagoshima SDGs 17colors』という番組で,国分高校の「地域史広め隊」の活動の内容が放送されました。この放送は,3月8日(土)に鹿児島銀行よかどビルで開催された,「SDGsみらい甲子園ファイナルセレモニー」で川商ハウス賞を受賞したことによるものです。学校教育に地域の歴史を取り入れることを目指している「地域史広め隊」の生き生きとした活動の様子が紹介されました。視聴することができなかった方のために,下記のyoutubeから見逃し配信があるそうです。是非御覧ください。
2025年05月15日(木)
2年生SR
国分高校では,「総合的な探究の時間」を学校設定科目に読み替えて取り組んでいます。2年生は,普通科も理数科も「総合的な探究の時間」の1単位分と,「情報1」の1単位分の計2単位分を「SR(Science Research)」に読み替えて,水曜日の6限と7限に授業を行っています。このSRの時間は,生徒たちがそれぞれの課題研究に取り組んで,来年の1月に行われるSSH成果発表会に向けた活動の時間になります。内容としては,それぞれの班による活動(研究→発表→論文作成)の他,プレゼンテーション講習会や統計学講座,ロジック国語講座等の講演会,各種課題研究の大会出場に向けた活動になります。
5月14日(水)の6限と7限にSRが行われました。今回は,それぞれの班による活動です。お互いに意見を出し合ったり,研究の進め方の方針を話し合ったりします。進行の早い班については,内容のブラッシュアップに取り組んでいます。理数科の生徒たちは実験に取り組んだり,実験の結果を検証したりすることが多いようです。職員は基本的に各教室で見守り指導です。生徒たちから質問等があった場合に,アドバイスをしたり生徒たちが進めて行きたい方向の確認作業をしてあげたりします。
【普通科】
【理数科】
国分高校の生徒たちの課題研究が充実しているのは,生徒たちの自走化がうまくいっているからだと思います(^_^)v そして何よりも,楽しんで前向きに取り組む生徒たちの姿が素晴らしいです。
「霧島から世界へ イノベーティブな科学系人材の育成を目指した国分プログラムの開発と展開 ~1期目「サステナビリティの視点の獲得」から2期目「サステナビリティの社会の構築のためのイノベーションを創出する科学系人材の育成」へ~」という学校としてのSSHの研究課題の実現に向けて,とても良い雰囲気でSSHの活動が進められています!(^^)!
2025年05月12日(月)
舞鶴フィールド研修Ⅲ(サイエンス部2年生)
5月10日(土)~11日(日)の1泊2日の日程で,サイエンス部(理数科)の2年生23人が舞鶴フィールド研修に出掛けました。今回の研修は,鹿児島市喜入の愛宕川,南九州市の石垣川,南さつま市の万之瀬川,いちき串木野市の八房川を訪問しました。研修の目的は,水生生物や昆虫の採集と分布の調査,水質調査などです。県立南薩自然の家に宿泊をして,充実した研修を行うことができました。
ご飯も美味しくて量もたっぷりあったそうです。ナイトウォークで松原の散策やサンセットブリッジの散策も楽しめたそうです。早寝早起きでラジオ体操まで取り組んで健康的な研修でしたね。
少年のような先生を中心に,生徒たちが生き生きと過ごすことができた今回の研修でした。これからの課題研究に大いに生かしてくれることを楽しみにしています。お疲れ様でした。
2025年05月07日(水)
国分中学校での硫化水素濃度測定の実証実験
5月7日(水),日本金属学会の高校生ポスターセッションで「優秀賞ポスター賞」を受賞した理数科3年生の硫化水素班が,国分中学校を訪問しました。
硫化水素班は,全国の中学校の理科の授業で,硫化水素を発生させる実験に参加した生徒が吐き気や頭痛などを訴え、病院に搬送されたというニュースが相次いで報道されたことから,安価・簡単で正確な硫化水素濃度の測定機器の開発を目標に取り組んでいます。そこで今回は,地元の国分中学校に課題研究の実証実験への御協力を依頼したところ,快く受け入れていただけることになったことから,実際に理科の実験の授業に参加するために,国分中学校を訪問しました。
まずは、自己紹介と趣旨説明
実験の様子
最後は片付けまで
中学校での実験においても,十分に硫化水素の濃度を測定することができることが分かりました。今回の経験を生かして,今後も地元の中学校に硫化水素濃度の測定器を広めていきたいです。
来週は,霧島の硫黄谷まで出掛けて、硫化水素の濃度を測定する予定です。
私たちの身近な所に研究のための素材があふれていて,それらが国分高校の充実の課題研究につながっています。今回の取組について,国分中学校の皆さんに興味を持ってもらえたら嬉しいです。国分中学校の皆様,御協力,本当にありがとうございました。
2025年05月01日(木)
令和7年度シート看板No.1の掲示
令和7年度のシート看板No.1を掲示しました。昨年度は8枚掲示したので,今回で9枚目になります。今回のシート看板の内容は,令和6年度卒業生の進路状況になります。学業に課題研究,部活動など,高校生活を謳歌した生徒たちでした。国分高校で身に付けた「予測困難な時代を主体的に生きていく力」は,きっと進路先で輝いていると思います。これからは,在校生たちが自分たちの将来を主体的に切り拓いていく番です。国分高校でキラキラとした高校生活を過ごし,自分の理想の進路を実現してほしいです。頑張れ!国分高校生!(^^)!
2025年04月24日(木)
理数科課題研究計画発表会
4月23日(水)に,理数科の2年生による課題研究計画発表会が行われました。理数科の生徒たちは,全員がサイエンス部の物理班,化学班,生物班,地学班のどこかの班に所属して,それぞれ課題研究に取り組んでいます。今回は,1年次に取り組んだ課題研究の内容を基に,来年1月の成果発表会までにどのようなことを目的に取り組んでいくかについて発表しました。
霧島市市長公室ジオパーク推進課事務局員の専門員石川徹様を講師にお迎えして,生徒たちの課題研究発表と今後の計画について指導・助言や御質問をいただきました。根本的なリサーチクエッションに関する質問や効果的なプレゼンテーションの見せ方等に関するアドバスをいただき,生徒たちにとっては貴重な時間になりました。毎年,この発表会から課題研究の内容がどんどん濃くなっていきます。9月の中間発表がとても楽しみです。
このように,プレゼンテーションを作成して人前で発表し,それに対する質疑応答まで行うので,将来,大人になってから必要とされる資質・能力を高校時代に築くことができます。主体的に生きる力が身に付く国分高校の教育活動です。
2025年04月23日(水)
教科横断型の授業を実施しました(理×英)。
4月22日(火)に教横断型の授業を実施しました。実施した学年と教科は2年生理数科の理科と英語です。科目名は理数化学と英語コミュニケーションで行いました。頻繁に行うことができるわけではありませんが,国分高校ではこのような機会をとても重要なものだと考えています。今後も可能な範囲でチャレンジしていきたいです。生徒たちにとっても,新鮮な授業になると思います。生徒たちは,タブレットを駆使してディスプレイを眺めたりしながら授業に取り組んでいました。最先端の授業展開ですね。理科にも英語にも興味を深めてほしいです。積極的にチャレンジしてくれる先生方が多い国分高校なので,これからが更に楽しみです。
2025年04月17日(木)
水素の燃焼実験
普通科の3年生理系の授業で,水素の燃焼実験を行いました。国分高校は理科の先生方や実習教諭の先生方がとても充実しているため,授業で実験を行うことが多いです。また,タブレットを使いこなす授業も当たり前に行われています。
炎を見たり,音が鳴ったりするのでドキドキですね。水素は燃料電池等で注目されている気体で,これからどんどん身近になってくると思われます。
理数科,普通科の関係なく,国分高校では実験がたくさん行われます。理科好き,実験好きの中学生の皆さんにとっては,国分高校はおススメの高校だと思います。
2025年04月15日(火)
図書館オリエンテーション
現在,新入生に対して図書館オリエンテーションが行われています。図書館の利用方法や蔵書の説明等が行われます。国分高校の図書館の蔵書数は,書庫の書籍も合わせて約2万5,000冊だそうです。国分高校の図書館もそうですが,最近の図書館はフロアの本棚の高さが低く,部屋全体が明るく開放的な雰囲気になっているのが特徴でしょうか。国分高校の図書館は,司書の先生が生徒たちが使いやすいように気配りをしてくださって,時期やイベントに合わせて展示を工夫したり,部屋のレイアウトや書籍の分類・陳列する書籍の種類にも工夫が凝らされてたりしている素敵な図書館です。地元の小学生や中学生等が学校見学に訪問した際には,この図書館の居心地が良いようで,とても喜んでもらえます。また,生徒玄関の横に図書館があるため,書籍を借りたり返却したりするのがとても楽です。生徒たちに頻繁に利用してほしいと思います。
窓にも一工夫が。
人気のコミックや雑誌等も置いてあります。
とても環境が良いので,このテーブル席は,昼休みや放課後に自習に励む生徒も多いです。
生徒たちがとても楽しめる図書館です。どんどん活用してほしいと思います。
2025年04月11日(金)
メディアリテラシー講座
4月11日(金)に,メディアリテラシー講座を実施しました。携帯電話やスマートフォン,パソコンなどの情報機器の利用上の注意点や,インターネットやSNSの危険性・マナー等について理解を深め,情報機器を正しく活用できるになることを目的としています。講師には,ネット健康問題啓発者養成全国連絡協議会子どものネットリスク教育研究会の戸高成人先生です。これまでの経験が豊富で,様々な事例に精通しておられます。生徒たちに分かりやすく,生徒同士で話をさせたりして自分のこととして考えることができるような内容の講演をしていただきました。生徒からも質問が出て,とても良い講座になりました。
大人でも難しいネットとの関わり方です。高校生にとっては自分自身を律する難しさのハードルが高いと思います。このような講座の機会を利用して,「考える」ことがとても重要だと思います。
2025年03月18日(火)
合格を語る会
3月18日(火),1・2年生を対象に,大学合格を勝ち取った卒業生が,自らの経験を語ってくれました。
一緒に部活動などで活動していた先輩が,大学合格を果たしているということで,1,2年生にも心に響くことがあるでしょう。
推薦入学の面接で感じたこと,推薦入学を落ちてから一般入試に向けてもがき苦しんだこと,もっとこうしていたらうまくいったと思うことなど,それぞれの先輩が自分の言葉で語ってくれました。
後輩はそれぞれ自分に響くことがあったのでしょう。びっしりとメモを取っている生徒が何人もいました。
卒業生の皆さん,今日はありがとうございました。次は,中学生の一日体験入学の際に,中学生に向けて国分高校の良さをアピールしてくださいね!
2025年03月18日(火)
1年生百人一首大会
コロナで長らく中止されていた百人一首大会ですが,昨年から復活しています。3月17日(月)は,1年生が参加して,開催されました。
チーム戦ですが,鋭い眼光で真剣そのもの!
上の句が読まれている間に札を取れるよう,今までの練習がものをいいますね。
学校週番日誌にも「日本の文化を感じた」と書かれていました。将来国際交流する時にも,この経験を話せるようになると良いですね。
2025年02月27日(木)
1,2年生進路講演会
2月26日(水),1年生対象を5限目,2年生対象を6~7限目に,進路講演会を行いました。
学年末考査が終了し,卒業式を終えると高校入試に伴う自宅学習期間に入ります。自らの意思で生活リズムを整えて,自分の夢を叶えるために今何をすべきなのか,ベネッセから来られた長講師のお話をいただきました。
受験は手間の掛かる,今までの人生でおそらく一番きついハードルの一つです。でも,全国の16歳~17歳の高校生が,今をどのように過ごすのか,それによって人生の大きな岐路が決定します。
苦しい時には友人と励まし合って,敢えて苦しい道を選んでみましょう。努力によってのみ達することができる景色を,皆さんに是非経験して欲しいです。
がんばれ!国分高校生!
2025年01月28日(火)
1年生小論文講座
1月27日(月),1年生は以前受験した小論文模試の結果を手に,小論文講座を受講しました。
オンラインで講師の説明を聞き,自分の答案と見比べながら考えてみます。最初から上手に書ける人は,当然ほぼいません。練習をする際,何に気をつけて書くべきか,3年生までに経験を積みましょう。
私の個人的な小論文の書き方として,以下の手順を大事にしています。
1)まず,自分の考えを書きます(「主張」を述べる)
2)そう思った理由を書きます(「理由」を提示)
3)確かに,別な考え方でこういう人もいるでしょう(他者の意見を「想像」)
4)でも,それはこのようにすれば,対応できると思います(改善策の「提案」)
独りよがりに自分のことだけ述べても,周囲が納得してくれないのは日常生活でもあることでしょう。どうやって相手に「なるほど」と思わせるか,そのために自分の意見と異なる立場を想像することが大切だと,思っています。
3年生で突然書けるようにはなりません。少しずつ,練習していきましょう。まずは水曜の朝「社会を読もう」にしっかり取り組んでいきましょう!
2025年01月17日(金)
大学入学共通テストに向けた激励会
いよいよ大学入学共通テストが明日に迫ってきました。明日の朝は冷え込みそうですが,18日(土)~19日(日)の両日ともに晴れの予報になっているので一安心です。
国分高校では,明日の本番を控えて,大学入学共通テストに向けた激励会が行われました。寒さや感染症等への対策も兼ねて,各教室で放送による激励会になりました。校長の激励,学年主任からの激励,進路指導主任からの激励が放送で流され,その後は各教室で担任からの激励と明日明後日の説明や確認等が行われました。生徒たちはとても清々しい表情で担任の話を聞いていました。きっと本番では自己最高を記録してくれることだと思います。受験の会場が地元の第一工科大学である地の利を生かし,リラックスして実力を発揮することができるはずです。今まで取り組んできたことに自信を持って,正々堂々と頑張ってほしいです。頑張れ国分高校生!
カウントダウンカレンダーも最終ページになりました。
後輩たちからの激励も,しっかり先輩たちに届いています!みんなが応援しています!(^^)!
気心の知れた同級生たちと同じ会場で受験することができます。受験は団体戦です。ファイト(^_^)v 全員で自己最高を目指そう!
2024年12月20日(金)
東大加藤先生による科学技術イノベーション講演会
東京大学大学院工学系研究科長・工学部長の加藤泰浩先生が,国分高校の1・2年生を対象にイノベーション講演会でご講演くださいました。テーマはズバリ「東大工学部に行こう!」です。
加藤先生の研究履歴から海底のマンガンノジュール発見から始まったレアアース利用の研究,そこから見えてくる日本の繁栄に関わる意識など,目からうろこの落ちる話がたくさんありました。1100兆円の日本の借金を,今からの現役世代の税金で負担しないために何が必要か,夢のあるお話でした。
加藤先生はノーベル賞を2部門狙っており,実現されるだろうとの話でした。海水中からレアアースがマンガンノジュールに蓄積するメカニズムを解明し,時間短縮を図ることができれば,きっと日本の経済発展に大きく働くでしょう。そして,資源を争い合う陸上金属ではなく,海洋からの資源確保で世界中の紛争も軽減できるようになることでしょう。とても夢のある話です。
東大工学部の先生方の研究ダイジェストもしていただき,現在の工学部大学生・院生がどのような進路を目指しているのか,夢のあるお話でした。東大工学部に行けば,未来は無限大に広がっています!
講演会場でも質問が出て,先生がフランクにお答えくださるのが印象的でした。
1年生は,7限GSの時間に希望者が視聴覚室に集まり,個別に質問に答えていただく時間を取ることができました。
・研究は自分が成功するためでは無く,人のため,人類に貢献するために行うべき!
・高校時代に機会があれば留学すべき。でも,金銭的にも難しいので,絶対に英語を得意教科にしよう!これが受験だけではなく,大学での研究や人生経験そのものを大きく変えてしまいます。
大事なことなのでもう一度いいます。英語に苦手意識を持たず,必ず英語ができるように心掛けましょう!
・将来の無限の可能性を広げるために,絶対に東京大学に来た方が良い。大学受験時に東大に届かない場合には。。。。。裏技を教えておきます(ブログでは秘密です)。
あっという間の質問タイムでした。日頃考えたことのない視点からの話が多く,本当に経験値の高まる講演会でした。加藤先生,遠く国分高校までおいでいただき,ありがとうございました。
国分高校の皆さん,東大工学部を目指しましょう!
2024年12月18日(水)
台湾の高校生との交流会
ZOOMによる遠隔交流が定着して,本校でも機会を見て交流しています。12月18日(水)は,2年生の希望者8人が台湾の国立潮州高校の生徒35人と交流しました。
台湾からは,船造りの様子をリポートした報告がありました。
国分高校からは,日本では小学生から制服があること,本校の制服は昨年自分たちが検討委員会を立ち上げて決めたことなどを紹介しました。
また,もののけ姫の舞台となった屋久島のように,世界自然遺産の屋久島などがあることも紹介しました。
海外との交流に,積極的に参加してくれる生徒たち,本当に頼もしい限りです。今後も機会を見つけて,交流を重ねていきましょう。
2024年12月17日(火)
ミニチュア新制服
R6年1年生から新制服になった国分高校ですが,制服のミニチュアが完成しました。新校舎エントランスを整備して,今後良い感じで展示できるようにしていきます。
新しい国分高校の歴史を紡いでいく制服です。
2024年12月16日(月)
ビブリオバトル
今年は2学期末考査終了後,各クラスでビブリオバトルの予選会を行い,その後クラス内本戦という形式で企画されました。
まずは図書館での予選の風景を御覧ください。班の中から代表者を選びます。
各クラスの中で6人の代表者が選出され,LHRの間に発表4分間,質疑応答2分間で各自の紹介する本をアピールします。各クラスの様子を御覧ください。
慣れないながらも,自分の「推し」ポイントを紹介する,とても良い経験でした。大勢の前に立つのは緊張しますが,でもそういうときに相手に思いを伝える練習として,様々な場面を大切にしていきましょう。
代表者の皆さん,お疲れ様でした。
2024年12月13日(金)
姶良ソロプチミストによる奨学金贈呈式
姶良ソロプチミストが,女子高校生の今後の活躍を応援するための奨学金を贈呈しに来てくださいました。
姶良・伊佐地区の高校のうち,今年度選ばれた5校の生徒の中で,特別に表彰されるものです。本校からは,中村美羽さんが受賞されました。
「今回の奨学金を生かして,今後活躍したい」という決意を述べる中村さん。頼もしい限りです。
来年度は姶良地区の女子高校生が2名選出され,九州各県から集合した女子高校生と社会で活躍する女性とが意見を交換する「ガールズ・カンファレンス」が予定されているそうです。博多の国際会議場まで旅費補助を受けて参加し,女性の社会発展について意見交換をするそうです。今後の人生の視点を得る生徒もいるそうです。是非期待して,参加してください。
姶良ソロプチミストさま,本日はありがとうございました。
2024年12月11日(水)
12月課題研究中間発表II
国分高校では2年生が1月末に成果発表会を行います。それまでに,9月末,12月中旬の2回,中間発表会を行います。12月11日(水)は,その2回目でした。
理数科はプレゼン発表を行います。審査員は県立博物館長,県内の高校理科教諭の皆様です。
今まで県高校生徒理科研究発表大会や,学会などで発表を重ねただけ合って,ある程度まとまっています。しかし,あと一歩!何を強調すれば良いのか,改善の余地は残されています。今後のコンテストに向けて,高めていきましょう。
普通科は体育館でポスター発表です。各班の発表の様子を御覧ください。
国分高校の課題研究がうまくいく理由の一つに,聞く態度の素晴らしさが挙げられます。1年生も交えて発表を真剣に聞く姿勢が,他校には見られない姿です。
発表を聞いたあとには,生徒たちがGoog jobカードと呼ばれる付箋に,思いつく良かった点や質問を書き込み,発表者に届けます。このシステムも,発表を更に高めていく方策の一つです。
発表会が終わり,普通科の皆さんの活動をお褒めくださった,全体企画の神園先生です。
この時の聞く姿勢も良かったですね。生徒の皆さん,振り返りとしてスタディサプリの「活動メモ」に,今日感じたことを是非残してください。その積み重ねが,受験の際に「志望理由書」を書く時に大きなヒントになったりします。皆さんは,他の高校生が経験できないことをたくさんしているのです。財産として,是非残していきましょう。
2024年12月10日(火)
冬の希望者による特別朝課外開始!
国分高校では,2年前から朝課外は希望者が申し込んで受講するようにしています。遠方から通う生徒の時間管理のためにも,自ら決める方法にしました。
今年の朝課外計画は2学期末に終了しました。しかし,先生方の中で「この分野を特別に身に付けて欲しい」という講座設定の要望があり,また生徒も「その分野をより深く理解したい」という思いが重なった時には,講座を開講する体制を作っています。
写真は1年生の3クラスの中で,古典文法演習を希望し受講する生徒たちです。「もっと分かるになりたい」という思いを,是非学力につなげていきましょう。普通科進学校の国分高校を巣立つ時に,自らの希望が叶うように,国分高校は全力で皆さんを応援しています。
2024年12月09日(月)
フレッシュ研修2年目研修研究授業【音楽】
フレッシュ研修2年目の研究授業を,音楽:堀田先生が2年2組で行いました。
2年生文系,10人という少人数制での授業でした。ここ8時間程かけたキーボードの最終回,今日は演奏ライブです!
音色を変化させるアレンジボタンを駆使して,いかに印象深く聞かせるか,グループごとに検討します。
いよいよLIVE!先生方が見学しているせいか,ノリノリとは行きませんでしたが,楽しく演奏し手「ここを感じて欲しい」というメッセージを伝えていました。
堀田先生の授業で感心したのは「それ良いですね~」「その方法で面白いのでは?」という,肯定的なリアクションを常にしていることです。演奏で間違ったとしても「練習の半分ができれば成功です」と,生徒たちの努力を肯定する雰囲気は,自己肯定感が増して楽しく過ごせることでしょう。
堀田先生,お疲れ様でした。
2024年12月06日(金)
フレッシュ研修2年目研修研究授業【数学】
フレッシュ研修2年目の研究授業を,数学:荒武先生が1年1組で行いました。
GeoGebraというソフトを用いて,正四面体を立体的に考えてみます。自分で回転できるというのは,新しい感覚ですね。
「これは重心?」「外心ではない?」など,話し合いながら解答にたどり着くまでの過程を大切にしたいですね。
ほとんどの生徒に一つずつ指名して答えを引き出しながら授業を進めていきました。経験を重ね,昨年よりもスムーズな研究授業でした。クラスの生徒も緊張しながら,楽しく参加している姿が印象的でした。荒武先生,お疲れ様でした。
2024年12月05日(木)
グローバルクラスルーム最終回
10月から4回取り組んできた,グローバルクラスルームも本日が最終回です。生徒たちはディスカッションまで内容を発展させるべく,挑戦しています。
身振り手振りも織り交ぜながら,遠隔での交流にチャレンジしていました。
グローバルクラスルームに採用された学校からは,代表者が相手国での研修を受けることができます。本校からは,1年1組の中薗さんが選出され,11月にオーストラリアを訪問してきました。スナップを少し紹介します。
毎年採用されるものでは無いとのことですが,とても有意義な活動ができたプログラムでした。機会があれば,再度選ばれたいですね!
2024年11月19日(火)
ステップアップ研修研究授業
国語科の加世田教諭のステップアップ研修研究授業が1年6組で行われました。題材は伊勢物語「芥川」です。前時の復習を導入に,単語クイズやペアワークをしながら生徒の学習活動に対するやる気がアップしていく様子がよく伝わってきました。
先生からの問い掛けに対して,生徒たちは挙手をしたり,積極的に発言したりしていました。ペアやグループワークにも積極的に参加して意見を出し合っていて,教室に活気がありました。
また,クラスパッドを活用して授業を進め,生徒たちは提出した資料をタブレットで共有して,それを基に考えさせる展開もありました。
生徒たちに最も理解を深めてほしい場面では,ゆっくりと考えさせたり話し合わさせたりしながら,本文の内容の理解と助動詞の活用を併せて学習できるような工夫も見られました。
登場人物の気持ちになって考えさせたり,時代背景を基に場面を想像させたりしながら生徒たちは楽しそうに学んでいました。
今までの経験を生かしながら,テンポ良く,生徒の反応も良い素晴らしい授業が行われました。生徒の皆さんもたくさんの観客に囲まれて緊張したかもしれませんね。加世田先生も生徒の皆さんもありがとうございました。
2024年11月19日(火)
出前授業「新エネルギーを考える(水素エネルギーを中心に)」
11月19日(火)に,鹿児島県商工労働水産部エネルギー対策課エネルギー高度化係の事業である「水素エネルギーに関する出前授業」が行われました。授業のタイトルは「新エネルギーを考える(水素エネルギーを中心に)」です。講師の先生は,大阪教育大学名誉教授の有賀正裕先生と(一財)大阪科学技術センター普及事業部大阪科学技術館の増山隆仁先生です。有賀先生からエネルギーの変遷などについて説明を受けた後,水素を発生させて爆発させる実験を行いました。かなりの音と衝撃の強さに,生徒たちは歓声というか驚きの大声を張り上げていました。
休み時間には,鹿児島県の公用車であるトヨタ社の燃料電池車MIRAIを拝見させていただきました。生徒たちは運転席や助手席に座らせてもらったり,ボンネットを開けて中を見せてもらったりして興味津々でした。最近,マラソンや駅伝の先導車でよく見かける車ですよね。一般庶民には補助金をもらってもまだまだ手の届かないような高級車です…。とても静かで格好いい車でした。
休み時間の後は,実際に燃料電池を製作して発電させ,プロペラモーターを回す実験を行いました。電極にメッキ加工を施して電池ユニットを組み立て,水素を発生させてから電池ユニットとプロペラモーターを接続しました。うまく回った班とそうでない班があったようですが,生徒たちはとても楽しそうに実験に取り組み,充実した時間を過ごすことができたようですす。
生徒たちの反応がとても良かったとお褒めの言葉をいただきました。普段から課題研究にしっかり取り組んでいる国分高校生なので,今回の出前授業のようなイベントは楽しくて仕方が無いのでしょう。これからもこのような機会がたくさんあるといいですね。鹿児島県商工労働水産部エネルギー対策課エネルギー高度化係の皆様,大阪教育大学名誉教授の有賀正裕先生,(一財)大阪科学技術センター普及事業部大阪科学技術館の増山隆仁先生,素敵な機会をいただき,ありがとうございました。
2024年11月07日(木)
グローバルクラスルーム3回目
国分高校は今年度,グローバルクラスルームに選出され,1年生の希望者がオーストラリア・クィーンズランド州:ウィリアムロス高校と交流を行っています。
3回目の今回は,食文化について交流を行いました。
すき焼きやスウィーツなど,日本の食について紹介しています。原稿を作り,わかりやすく説明できるよう,心掛けています。
ZOOMを通して海外の方とやりとりができる,国外がとても身近になってきました。
「Mission Complete ! 」思わず出た笑顔と拍手が,今回の交流の成功を物語っています。
次回は討論を予定しています。楽しんで学びましょう!