4 学習・進学関係

  • 2024年11月19日(火)

    ステップアップ研修研究授業

    国語科の加世田教諭のステップアップ研修研究授業が1年6組で行われました。題材は伊勢物語「芥川」です。前時の復習を導入に,単語クイズやペアワークをしながら生徒の学習活動に対するやる気がアップしていく様子がよく伝わってきました。

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    先生からの問い掛けに対して,生徒たちは挙手をしたり,積極的に発言したりしていました。ペアやグループワークにも積極的に参加して意見を出し合っていて,教室に活気がありました。

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    また,クラスパッドを活用して授業を進め,生徒たちは提出した資料をタブレットで共有して,それを基に考えさせる展開もありました。

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    生徒たちに最も理解を深めてほしい場面では,ゆっくりと考えさせたり話し合わさせたりしながら,本文の内容の理解と助動詞の活用を併せて学習できるような工夫も見られました。

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    登場人物の気持ちになって考えさせたり,時代背景を基に場面を想像させたりしながら生徒たちは楽しそうに学んでいました。

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    今までの経験を生かしながら,テンポ良く,生徒の反応も良い素晴らしい授業が行われました。生徒の皆さんもたくさんの観客に囲まれて緊張したかもしれませんね。加世田先生も生徒の皆さんもありがとうございました。

  • 2024年11月19日(火)

    出前授業「新エネルギーを考える(水素エネルギーを中心に)」

    11月19日(火)に,鹿児島県商工労働水産部エネルギー対策課エネルギー高度化係の事業である「水素エネルギーに関する出前授業」が行われました。授業のタイトルは「新エネルギーを考える(水素エネルギーを中心に)」です。講師の先生は,大阪教育大学名誉教授の有賀正裕先生と(一財)大阪科学技術センター普及事業部大阪科学技術館の増山隆仁先生です。有賀先生からエネルギーの変遷などについて説明を受けた後,水素を発生させて爆発させる実験を行いました。かなりの音と衝撃の強さに,生徒たちは歓声というか驚きの大声を張り上げていました。

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    休み時間には,鹿児島県の公用車であるトヨタ社の燃料電池車MIRAIを拝見させていただきました。生徒たちは運転席や助手席に座らせてもらったり,ボンネットを開けて中を見せてもらったりして興味津々でした。最近,マラソンや駅伝の先導車でよく見かける車ですよね。一般庶民には補助金をもらってもまだまだ手の届かないような高級車です…。とても静かで格好いい車でした。

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     休み時間の後は,実際に燃料電池を製作して発電させ,プロペラモーターを回す実験を行いました。電極にメッキ加工を施して電池ユニットを組み立て,水素を発生させてから電池ユニットとプロペラモーターを接続しました。うまく回った班とそうでない班があったようですが,生徒たちはとても楽しそうに実験に取り組み,充実した時間を過ごすことができたようですす。

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    生徒たちの反応がとても良かったとお褒めの言葉をいただきました。普段から課題研究にしっかり取り組んでいる国分高校生なので,今回の出前授業のようなイベントは楽しくて仕方が無いのでしょう。これからもこのような機会がたくさんあるといいですね。鹿児島県商工労働水産部エネルギー対策課エネルギー高度化係の皆様,大阪教育大学名誉教授の有賀正裕先生,(一財)大阪科学技術センター普及事業部大阪科学技術館の増山隆仁先生,素敵な機会をいただき,ありがとうございました。

  • 2024年11月07日(木)

    グローバルクラスルーム3回目

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     国分高校は今年度,グローバルクラスルームに選出され,1年生の希望者がオーストラリア・クィーンズランド州:ウィリアムロス高校と交流を行っています。

     3回目の今回は,食文化について交流を行いました。

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     すき焼きやスウィーツなど,日本の食について紹介しています。原稿を作り,わかりやすく説明できるよう,心掛けています。

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     ZOOMを通して海外の方とやりとりができる,国外がとても身近になってきました。

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     「Mission Complete ! 」思わず出た笑顔と拍手が,今回の交流の成功を物語っています。

     次回は討論を予定しています。楽しんで学びましょう!

  • 2024年10月24日(木)

    グローバルクラスルーム1回目

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     国分高校は今年度,グローバルクラスルームに選出され,1年生の希望者がオーストラリア・クィーンズランド州:ウィリアムロス高校と交流を行います。

     10月24日(木)は,第1回目の交流授業でした。Zoomでつなぎ,自己紹介やインタビューを50分間楽しみました。

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     いくつかのグループに分かれて,それぞれに交流しています。グループごとに異なるリアクションをするので,写真撮影が難しく,モグラ叩きのようになってしまいました。

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     しかし,国分高校生は柔軟に,様々な状況に対応できると,本当に感心します。

     今年度,残り3回の交流授業も,楽しんでいきましょう!

  • 2024年10月09日(水)

    姶良市長・教育長表敬訪問(ハンドボール部安水さん)

    ヨルダンで行われたハンドボールの第10回男子ユースアジア選手権に出場し,日本チームの初優勝に貢献した安水昂大さんが,顧問の德留先生・石谷校長とともに姶良市長と教育長を表敬訪問しました。安水さんは姶良市の姶良小学校と重富中学校の出身で,小学校の時にお姉さんの影響で姶良スポーツクラブに入会してハンドボール競技を始めたそうです。

    はじめに,安水さんが自己紹介をしてから今回のアジア選手権の結果報告をしました。それから,姶良市の湯元市長から感想を述べていただいたり,質問をいただいたりしました。ハンドボール競技,特にゴールキーパーというポジションの魅力ややりがい,今後の抱負などについての話が盛り上がりました。安水さんは,ゴールキーパーが相手チームのシュートを止めるワンプレーが試合の流れを変える所が魅力ですと答えていました。また,大学に進学して競技力に磨きを掛け,将来は日本代表として活躍したりハンドボール競技が盛んなヨーロッパのチームでプレイしたりすることが夢ですと答えていました。市長からは,来年の7月にスロベニアで行われる世界選手権の代表に選出されることを期待していますということと,高校時代にヨルダンで行われた大会に日本代表として出場して優勝した経験は人生の大きな糧になるはず,将来は姶良市出身,国分高校出身として日本を背負って活躍してほしいという激励をいただきました。

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    最後に記念撮影をしましたが,市長から,「ハンドボール競技のゴールキーパーは動きが激しいから体も柔軟なんでしょうね。」というお言葉をいただき,安水さんが開脚を披露する場面もありました。

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    金メダルを胸に掛けて記念写真撮影です。

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    湯元市長,前田教育長をはじめ,姶良市役所の皆様には大変お忙しいところを御対応いただき,本当にありがとうございました。
     

  • 2024年10月08日(火)

    進路講演会

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     10月7日(月),千葉工業大学の吉田直史先生に進路講演会をしていただきました。吉田先生は長年駿台予備学校にて進路指導に携わり,東京大学をはじめ多くの難関大学に進学していった生徒を見守ってきた経験をお持ちです。

     1,2年生の希望者だけを対象にした,進路講演会を行いました。

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     まず,第一に強調されたのが「しっかりとした目的意識」でした。浪人した女子学生が「来年はGパンで東大の合格発表を見に行きます」と,4月の決意表明で記した例を挙げられ「合格発表のときにアメフト部の人たちに胴上げしてもらうことをイメージした宣言です」と紹介されました。

     目的意識が強くなれば,しなければならないことにも立ち向かうことができます。

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    ・登校から夕食までの間に,1時間勉強する隙間を作りましょう。日付の変わる前に,2時間勉強してから睡眠を取りましょう。

    ・帰宅後制服を脱ぐまでの間に,今日の授業を少し復習しよう。その日のうちの復習が,長期記憶に繋がります。

    ・スマホを手放す時間を持とう。夢を叶えるために,自分を律することが必要。

     何となく聞いたことのある呼びかけもあったかもしれません。しかし講師の力のこもった訴えかけに,終了後「聞いて良かったです」という生徒が多数いたと聞き,非常に嬉しく思います。

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     国分高校で磨いた探究力や人柄を武器に,進路志望実現に向けた航海を乗り切って欲しい。そのためには,学力を付けることも大切な夢を叶えるパーツなのです。

     さあ,国分高校をフル活用して,進路実現を目指していきましょう!

  • 2024年05月31日(金)

    教育実習終了

     5月13日(月)から,教育実習が行われています。本日が最終日,研究授業も終わらせて,皆さん晴れやかな表情です。

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     皆さん国分高校の卒業生ですが,旧校舎で3年間を過ごした世代。懐かしい,とはいかなかったかもしれません。

     しかし,高校生徒ふれあう中で「教員になりたい」と思ってくだされば,教育実習は大成功です。

      今年は採用試験も早まりました。是非がんばってくださいね。ありがとうございました。

  • 2024年03月13日(水)

    合格体験談を聴く会

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     今年の共通テストを受験し,学校推薦型入試や前期試験で国公立大学合格を勝ち取った卒業生9人が,後輩に体験を語るために集合してくださいました。

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     前半で5人の卒業生が体験を語ってくれました。

    ※ まとめのノートを作ることに一生懸命にならず,自分の間違えた問題のみを集めたノートが,弱点克服の大きな武器になった。

    ※ 決して諦めずに,成績が伸びないときにも努力を続けていれば,必ず伸びるときが来る。

    ※ 英語の単語帳,学校で購入したもので良いので,とにかく早く始めること! 英語は単語力が勝負です!

     その他,1,2年生を応援する言葉が並びました。休憩時間を挟んだところ,先輩のところに個別にお話を伺いたい生徒が殺到しました。

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     素晴らしい時間でした。

     後半の4名も,自分の体験を語ってくれました。

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    ※ 部活動を引退するまでは,課題や小テスト,授業の集中で手一杯でした。引退後,1日14時間ぐらい学習時間を作ることができました。

    ※ 志望校を決めるために,2年生の時にオープンキャンパスに行って本当に良かった!

     その他,それぞれの経験を生の声で語ってくれ,1,2年生に響いてくれたと思います。

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     2年生から「やらない方が良い勉強は?」という問いに「間違えた問題をまとめるノートは役に立つけれど,単元のまとまりだから,という理由で分かるところまで書き写すようなノートを作っていると,時間が足りません。教科書にまとまっているのですから,自分に必要なところだけをまとめるべきです」と答えてくれました。この言葉の意味が分かる人は,非常に素晴らしいです!

  • 2024年03月01日(金)

    進路講演会(2年生)

    2月26日(月)の6限から7限にかけて,2学年の生徒を対象に進路講演会(小論文・進路講座)を行いました。

    講師は鹿児島高等予備校の秋元先生でした。秋元先生は県内の公立高校で国語科の教諭としてご活躍された先生です。

    「あなたが書くべきこと,あなたにしか書けないこと,そして,あなたに託したいこと」のテーマで講演をしていただきました。講演とはいえ,生徒たちの近くに立って様々なキーワードを基に柔軟な思考で生徒たちと共に考えるようなスタンスで語り掛けてくださいました。

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    高校時代に生徒たちが持つべきスタンスや,未来志向をしっかり持って今までの自分の存在価値を認識しながら責任を持って日常を過ごすことの大切さを語っていただきました。

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    また,保護者を含めた自分の先祖の存在や人生における心臓の鼓動のことなど,普段は当たり前のように考えていることに対して意味を持たせ,自分たちが生きていることに対して,当たり前であることは貴重なことで,貴重であるからこそ責任を持って生活することが将来につながるのだという話題もありました。生徒たちは「はっ!」とするような角度からの問い掛けに新鮮さを感じていたようでした。

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    また,これからの大学入試に対応する力として必要になる「理解力・発想力・構成力・表現力」について,生徒たちに頭の体操をさせながら興味深い内容で引き付けてくださいました。

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    進路指導と小論文の二本柱の内容で,大変興味深く内容の濃い講演会になりました。生徒たちが,持ち込んだタブレットやノートにメモを取りながら集中して聞いていた姿がとても印象的でした。また,生徒たちと一緒に聞いていた国分高校の教職員にとっても,普段の自分たちの指導の在り方を考えさせられるような深い内容で,大変ありがたい機会になりました。今回の進路講演会を今後に生かしていきたいと思います。秋元先生,ありがとうございました。

     

  • 2024年02月21日(水)

    合格を語る先輩から学ぶ会

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     令和5年度,国分高校では学校推薦型選抜や総合型選抜で,現在35人の3年生が国公立大学に合格しています。

     2月21日(水),1,2年生の各クラスに3年生が訪問し,自分を振り返った際の思い出などを語る会を,初めて企画しました。

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     2学年主任の先生から,皆さんへの期待が大きいことを聞き,急に緊張する3年生もいました。大丈夫!だって君らはやり遂げた成功体験があるのですから!

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     成果発表会の時にも感じましたが,国分高校の生徒は聞く姿勢が素晴らしいです。相手の話を,ごく自然に受け止める才能は,すぐに身につくことではありません。

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     やはり,先生方が話すことよりも,いままで校内ですれ違っていた先輩が,自分の成功の秘訣を話してくれる方が皆さんには響くことでしょう。

     

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     合格した3年生も,自信満々で過ごしてきた訳ではありません。しかし,その時その時の自分に向き合い「どうすればうまくできるだろうか」と素直に考え,自分で自分を調整してきたからこそ,成功をつかみ取ったのでしょう。

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     国分高校は課題研究が活発ですが,一番大切なのは研究成果ではなく,研究過程で「どうしようか」という迷いに,自分自身で決断していく「自己調整学習」を経験していることが,一番の武器なのです。1,2年生も成果を目指しながらも,その時々に「一番良い自分になるにはどうしようか?」を大切にしてください。

  • 2023年12月07日(木)

    冬休み前,皆さん困りごとはないですか?

     国分高校の皆さん,もうすぐ2学期も終わりますね。いかがお過ごしでしょうか?

     3年生は受験目前で,大変なプレッシャーの中で過ごしていると思います。自身の夢を叶えるために,焦らず,一歩一歩進んでください。

     1,2年生の皆さん,2学期は楽しく過ごせましたか? 部活動などが充実した人もいるでしょう。でも,すべての皆さんが順風満帆ではないと思います。友人とうまく息が合わなかったり,なんとなくイライラすることもあるでしょう。壁を叩いて,手が痛い思いをしている人はいませんか?

     自分の中にため込んでいても,時は解決してくれません。是非声に出して,誰かに訴えてください。相手に直接言わなくても,友人や先生,SCに気持ちを話すことで落ち着くこともあるでしょう。「自分が我慢すれば」というのは,解決につながりません。

     

     県教育委員会では,以下に示すように相談窓口を設置しています。顔見知りにはいえないことも,ただ聞いてくれるだけの人には言いやすいかもしれません。

    1あなたの心に寄り添いたい[PDF:355KB]

    2SNS相談・通報窓口[PDF:833KB]

    3保護者の皆様へのお願い(フィルタリング)[PDF:953KB]

    参考 「あなたの心に寄り添いたい」生徒・保護者向け配付資料

     冬期休業中には,年末年始もあり,交通事故や事件に巻き込まれる可能性も増します。もしも何かあったときには,必ず学校や担任の先生に助けを求めてください。

     1月9日(火)に,元気な皆さんと再会できることを願っています。

  • 2023年11月10日(金)

    秋の中高連絡会

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     11月9日(木),中高連絡会を開催しました。

     受付から開始までの間,普通科2年生の課題研究を紹介するポスター発表を行いました。国分高校で行われている課題研究を実感していただくために,3班が中学校の先生方に研究を紹介しました。

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     中学校の先生方からの質問にも,しっかりと答えることができていました。さすが国分高校生!と感じていただけたでしょうか。

     開会後,総合型選抜で合格をもぎ取った生徒による「国分高校での経験と大学合格の関係」について,熊本大学,熊本県立大学に合格した3年生が,それぞれの経験を交えて説明してくれました。

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     課題研究で「自ら問いを立てて」「調べる方法を計画して」「集まったデータを加工して」「データの示す意味を熟考して」「わかりやすい発表方法を考えて」「様々な大会で発表する」という一連の中で得た経験が,大学が発表しているアドミッション・ポリシーにぴったり合い,まさに大学が求めている人材は「私だ!」という自信を持って受験に臨んだと説明してくれました。

     本校での経験が,さらに先の学びにつながっているという典型的なパターンをお示しできたと思います。

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     国分高校の現状説明や,中学校からのご質問に対応させていただきました。

     新しい制服も披露し,先生方から中学生に「国分高校の魅力」を伝えていただければと思います。

     夏の一日体験に参加できなかった中学生や保護者の方,例えば定期考査の午後などに来校されれば,校内案内や説明,質問にお答えするなど対応可能です。お気軽にお問い合わせください。

  • 2023年08月02日(水)

    夏休み,充実していますか?

     国分高校の皆さん,夏休みはいかがお過ごしですか?

     2年生主体となった部活動,1学期に手が付けられなかった苦手科目,大きく進める課題研究など,自分をコントロールして,是非充実した期間を過ごしてください。

     国分高校では涼しい環境で自習できる場所を提供しています。3年生は各自の教室,1,2年生は多目的教室1,2で空調を効かせています。教室を使う際には,教頭や事務室に一声かけてください。

     特に1,2年生は多目的教室に収まらなければ,空調を入れる教室を増やしますので,気軽に相談してください。集中できる空間で,よりよく自分をコントロールしましょう。

     

     さて,毎日の学校がなくなり,気持ちが落ち込んでいる方はいませんか?先生や友達に「こんなことがあってイヤだった!」とグチが言えれば気持ちが晴れるかもしれませんが,休みで会えず,なかなか声に出せない人もいるかもしれません。

     県教育委員会では,以下に示すように相談窓口を設置しています。顔見知りにはいえないことも,ただ聞いてくれるだけの人には言いやすいかもしれません。

    1あなたの心に寄り添いたい[PDF:355KB]

    2SNS相談・通報窓口[PDF:833KB]

    3保護者の皆様へのお願い(フィルタリング)[PDF:953KB]

    参考 「あなたの心に寄り添いたい」生徒・保護者向け配付資料

     一番大切なのは,皆さんの命です。

     8月18日(金),後期夏課外の日には元気な笑顔を持参してください。

  • 2023年05月19日(金)

    1学期中間考査

    1学期の中間考査が5月12日(金)から17日(水)まで行われました。

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    新しい校舎での最初の試験です。生徒たちには緊張感が漂っていました。

    集中して真剣にテストに向き合っていました。

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    カバンを廊下に整然と置き,廊下を通る人への配慮もバッチリです。

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    生徒のすべての教室が南側に面しているので,明るい教室で授業やテストに臨むことができます。

    教室内がキラキラしています。

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    きれいな校舎,配慮のできる優しい生徒。とてもいい学校だなあと感じます。

    ところで,中間考査の出来はどうだったでしょうか?

  • 2023年05月15日(月)

    霧島市しごと維新(高校紹介)

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     5月13日(土),霧島市教育委員会が主催する「君の夢を叶える高校フェア」が開催されました。まずはステージ上で霧島市内5校の高校がPRをします。

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     国分高校は,新校舎で始まっている「国分高校ver.2.0」について紹介しました。

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     その後は各高校のブースに,希望する生徒達が説明を聞きに来てくれます。18分の持ち時間の中,国分高校の良さをPRしました。

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     今回は国分高校のOB・OGとして,塚脇小学校の教頭先生,綾南中学校の教頭先生も参加してくださいました。

     お二人が国分高校を選んだ理由の中で「自転車で通いやすかった」「部活動の時間がしっかりととれる学校だった」というものがありました。

     また,国分高校が次々と新しい学びを取り入れていく中で,「お隣の国分小学校の生徒への温かなまなざしが,国分高校生の良さを引き出している」というお話をいただきました。

     国分高校には,本当に「人の良い」「優しい」生徒達が集っています。今年の目標は「良い点を褒め合って伸ばしていく」です。人の欠点は目につくものですが,あえて口に出さず,良い点・優れた点を口にすることで,お互いに伸びていきましょう!

     これからの国分高校ver.2.0に,ご期待ください。

     

  • 2023年02月15日(水)

    スタディサプリ研修会

    2月15日(水)午後,スタディサプリの職員研修会を行いました。

    本校では,スタディサプリを全校生徒導入しています。

    近年のICT活用として,生徒たちも動画講座や確認テストなどに有効に使っていますが,先生たちも,例えば宿題配信方法や,ポートフォリオ的な自己を見つめなおす方法などを研修しました。

    リクルートから講師の畠田様をお招きして,今後の学習活動に利用できるよう,まずはログインの方法から丁寧に説明していただきました。

    先生方も一つ一つのアドバイスを聞きながら,資料ページをめくりながら,自分の授業の中で,または,クラス経営の中で,どのように活用していくかを試行錯誤していました。

    (本日の研修で,ボタンを押し間違って,大量の宿題が送られる間違いが発生している生徒がいましたら,ごめんなさい。無いと思いますが,万一ありましたら,担任の先生に相談してください。先生方も勉強中なのです。)

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  • 2022年12月25日(日)

    生徒理科研究発表九州大会2日目

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     12月25日(日),九州大会2日目に臨みました。本日はポスター部門は質疑応答審査がありますが,プレゼン部門は昨日の上演を鑑賞した後,午後から生徒交流会と表彰式・閉会式という日程です。

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     生徒交流会では,クイズ大会を行いました。城山町の西郷銅像が刀剣をどちらの手で握っているかなど,鹿児島県民でも難しい問題でした。

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     写真はポスター部門の表彰式ですが,国分高校は参加した化学,生物,地学,ポスターの全部門で入賞はなりませんでした。

     ただ,審査員からの講評でとても大切な指摘がなされました。

    ・グラフを貼り付ける時に,縦軸横軸の項目がちゃんと見えるような大きさで表示されているか。簡単に言えば,エクセルで作成したものをそのまま貼り付けているようでは,配慮不足である。

    ・研究とは,教科書に載っていないようなことを確かめていることが多い。ならば,どこがオリジナルの研究部分か,しっかりと発表で伝わるように工夫すべきである。

     今回九州大会に参加したプレゼン部門の6班は,さらに研究を進めた内容を加えて7月の全国大会に出場します。その際に,この指摘を忘れないようにしましょう

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     プレゼン部門の交流会・閉会式のスタッフとして,本校理数科2年生の津崎君がスタッフとして活躍してくれました。

     九州大会のような大きな大会は,発表者以外にもスタッフとして活動してくれた生徒たちのおかげで成功しています。本当にありがとうございました。

  • 2022年12月24日(土)

    生徒理科研究発表九州大会

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     12月24日(土),生徒理科研究発表大会の九州大会が鹿児島大学で開催されました。国分高校からはプレゼン発表に6班,ポスター発表に3班が出場しました。

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     ほこりセンサーで火山灰の降灰を観測する班には,鹿児島大学の井村先生が熱心に質問してくださいました。

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     二酸化炭素の濃度測定を引き継いだ1年生の班には,試薬を改善した点が評価され,実用化への期待が述べられました。

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     ボルタ電池班の発表は,完成度の高い発表に「この先の進展は何かあるのでしょうか?」という質問が出るほどでした。

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     リン酸濃度を測定する簡便な機器を開発する班には「測定最低濃度をさらに極めるための実験は?」という質問に「より少量をとることができる駒込ピペットを購入してもらえるようにお願いしています」という回答に,審査員一同微笑みがこぼれました。

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     火山大噴火の空中エアロゾルが月食の赤味に影響を与えるかどうかを調査した発表には,月食以外にもエアロゾルの影響を調べる題材が無いか,と言う質問が寄せられました。

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     ゴマダラチョウと寄生バエの関係を調査した発表には,ヤドリバエに寄生されるかされないかの境目は何だろうか,という素朴な質問に戸惑いました。全てのゴマダラチョウ幼虫が回避できる方法があれば,ヤドリバエは子孫を残せませんし,ヤドリバエを回避できないとゴマダラチョウが子孫の残せません。野外では何が起こっているのでしょうか?

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     カビゴケの研究を引き継いだ1年生は,様々な新しい疑問にどのようにアプローチするのか,試行錯誤している様子が生々しく好評でした。まだまだ調べるところがたくさんありますね!

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     リュウグウヒメエビのポスター発表では,実践的な内容に質疑応答が弾みました。

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     惑星の大気中で閃光を観測している研究には,なぜ木星に着目したのか,と言う質問が出ました。大きくて明るく,観測しやすい題材を選んだことが評価されることになるでしょう。

     明日は生徒交流会を経て,成績発表です。表彰はあとからついてくるものですから,一喜一憂せず,指摘された内容を真正面から考え抜いて,より良い研究成果を目指していきましょう!

  • 2022年12月22日(木)

    研究授業:教科横断型授業開発(英語)

     12月21日(水),教科横断型授業開発の一環として,本校英語科の今吉教諭が研究授業を行いました。校外からの参加者7人も加えて,ICTを用いた授業が大いに盛り上がりました。

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     現代文で扱った「グローバル化」に関連して,今回の英語でも取り組みました。

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     ロイロノートの付箋紙機能を用いて,それぞれの思いを披露し合う取り組みです。この付箋は日本語可能にしたおかげで,様々な意見が出そろいました。

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     タブレットを駆使した授業で,見学者も生徒の活動に興味津々でした。

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     男女の賃金格差について,他国との比較をするという視点で取り組みましたが,様々な生徒の意見を効果的に紹介する点で課題が残りました。

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     授業のアンケートも,フォームで回答しています。国分高校は課題研究等でタブレットに触れる機会が多く,生徒達も「身の回りの学習道具」という感覚で使用しています。

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     授業研究では,他校の先生方からICTの利用方法について質問や意見が多数上がりました。パフォーマンステストをロイロノートで提出させることなど,他校の取り組みについてもご意見をいただき,参考になりました。

     高校教育課の景浦指導主事にも総括をいただき,実りある一日となりました。

     授業を公開された今吉先生,大変な準備だったと思います。ありがとうございました。

  • 2022年12月15日(木)

    SSH課題研究中間発表会II

     令和4年12月14日(水),2年生のSR(サイエンスリサーチ)で行っている課題研究の中間発表会を行いました。

     体育館での普通科2年生の発表の様子。原稿を見ながら発表するグループと見ていないグループがありました。原稿なしのチームも結構あったようですので,みんなが原稿を見ずに,自分の言葉で発表できるようになるといいですね。

     あちこちで写真の通り,先生方の厳しいチェックが行われているようです。今回すべての研究チームがA0判のポスターをプリントアウトして発表に臨みました。年を重ねるごとに進化しています。

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     K先生とS先生が発表を見守っています。国分高校の課題研究はみんな真剣。生徒の皆さんのこの姿勢が国分高校SSHの成功を支えています。

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     視聴覚室では理数科2年生がプレゼン発表を行いました。校外から審査員5人を招いて行いました。だんだん本格的な学会発表に近づいてきています。

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     生徒も質疑応答に参加します。真剣に聞いているからこそ,わからないところに気づき,質問する力がついてきます。プレゼン発表は,発表するだけではなく,聞く力,質問する力も育ってくれます。

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     審査員の質問に,自分たちの経験を思い出しながら答えます。この短時間に,的確な回答を導き出すことも大事な能力です。

     1月31日(火)に,第一工科大学の会場を借りて成果発表会を開催します。これが2年生の課題研究の完成版になりますので,新たに指摘された疑問や実験など,できる限り改善して臨みましょう。

     国分高校生の課題研究に「楽しんで取り組む姿」は,とても素晴らしい宝物です。今後の成長に期待しています!

  • 2022年10月05日(水)

    SRプレゼン講習会(2年生)

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     10月5日(水)5限目,2年生SR(サイエンスリサーチ)のプレゼンテーション講習会が行われました。講師は東京海洋大学の柴田先生です。

     昨年度は,残念ながらZoomでの講義でしたが,今年度はお招きして,体育館での講習会でした。これから口頭発表用のスライド・ポスターを作ったり実際に発表したりする際に大いに役立つ内容でした。

     国分高校の皆さん,課題研究では「何を材料に扱ったか?」ではなく,「課題を見つけ,調査研究を進め,結果をまとめ,わかりやすく伝えることができたか?」というスキル習得・過程が一番学んで欲しいことです。生き物を調べた研究を武器にして,文系学部の大学入試でアピールするのも十分可能です。すべての課題研究の取り組みが,皆さんの将来を叶える武器になる,そんな気持ちで進めていきましょう。

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     6~7限目は一足早く研究がまとまりつつある理数科が,それぞれの研究についてアドバイスをいただきました。

     各班の発表を聞いた後にコメントをいただき,また生徒からの質問にも答えていただきました。2年生にとってとても貴重な時間になりました。

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     柴田先生,長時間にわたるご指導ありがとうございました。

  • 2022年08月22日(月)

    【進路学習】学部学科研究発表会

     令和4年の1年生夏季補習では,毎日4限目に進路研究の時間を設けました。

     7月21日から1年生全員にタブレットを配布したので,各自それを用いた進路研究を行いました。さらに,グループごとにポスターをまとめるために,Googleスライドを共有設定にして,各自が書き込みながら全体として完成させるという,まさにGIGAスクール構想を体現する取り組みを行いました。

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     調査・作成も大事ですが,8月22日(月)から2日間でクラス内における発表会を行いました。発表する姿勢,発表を聞く姿勢,質問する能力など,全ては繰り返し経験することで手に入れることができます。

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     いま,国分高校が目指している生徒に求める力は,文科省が新しい教育課程で注目している「知識・技能」「思考力・判断力・表現力等」「学びに向かう力,人間性等」を成功させるものと直結しています。

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     進路希望を叶えるためにも,日々の勉強を行いながら,更に自分の未来を思い描く力も育てていきましょう!

  • 2022年08月19日(金)

    大学出前授業(外部講師による出張講座)

    令和4年8月19日(金)午前,14名の講師の先生方に各大学,短大等からお越しいただき,1年生を対象とした出前講座を実施しました。

    鹿児島大学,鹿児島国際大学,県立短期大学,第一工科大学,志學館大学,鹿児島純心女子大学から多くの先生方にご協力いただきました。

    授業は5大学・1短大から全部で14講座の実施でした。講師の先生方には同じ授業を2時間していただくことで,生徒達は希望する2つの講座を受講することが出来ました。14講座は次の通りです。

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    人 文

    ことばの仕組みを意識する

    鹿児島国際大学
    国際文化学部国際文化学科

    松尾 弘徳 先生

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    心 理

    公認心理師・臨床心理士の魅力

    志學館大学
    人間関係学部心理臨床学科

    飯干 紀代子 先生

    3

    経 済

    地方財政について

    鹿児島県立短期大学

    商経学科

    船津 潤 先生

    4

    法学部で学ぶ

    志學館大学
    法学部法律学科

    原 清一 先生

    5

    国際

    比較文化的アプローチ-『リア王』と『乱』-

    鹿児島県立短期大学

    文学科英語英文学専攻

    轟 義昭 先生

    6

    社会

    社会福祉とは何か?-ライフサイクルと生活問題-

    鹿児島国際大学
    福祉社会学部社会福祉学科

    大山 朝子 先生

    7

    教育

    鹿児島県の小学校の現状とこれから

    鹿児島国際大学
    福祉社会学部児童学科

    脇 正一 先生

    8

    保育

    保育者の悩み

    鹿児島国際大学
    福祉社会学部児童学科

    福島 豪 先生

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    そもそもAIって何?

    第一工科大学
    情報電子システム工学科

    山田 猛矢 先生

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    タンパク質を薬にする新しいバイオ医薬品

    鹿児島大学
    理工学研究科化学プログラム

    伊東 祐二 先生

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    農薬だけに頼らない害虫防除

    鹿児島大学
    農学部農業生産科学科

    坂巻 祥孝 先生

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    水産

    水産資源と食糧問題

    鹿児島大学
    水産学部

    佐野 雅昭 先生

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    栄養

    管理栄養士・栄養士ってどんな仕事?

    鹿児島純心女子大学

    健康栄養学科

    木之下 道子 先生

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    看護

    看護ってどんな仕事?

    鹿児島純心女子大学

    看護学科

    小楠 範子 先生

     

    生徒の感想

    講座

    1 ことばの面白さを改めて感じた。日本語だけでなく,他国のことばの特徴も調べてみたい。

    2 人の中を全て理解することは出来ないけれど,会話をすることで,会話の前よりも心の中を知ることが出来ると思った。

    3 県によって,住民のニーズが違うので,国だけでなく,地方自治が各地域に必要だと分かった。

    4 新しい発見をするには,徹底的に疑うことが必要だと知った。

    5 1つのものを他の視点から見ると,それまでとは全く違う新しい発見があると思った。

    6 悩みを抱えている人が簡単に相談できる環境がないことも課題になっていくと思う。

    7 鹿児島は少子化だけでなく,地域差も激しく小規模校が目立つことが分かった。今の子どもたちの課題として「自分の考えを工夫して発表する」ことが挙げられ,教師の資質・能力を高めることが必要だとしり,教員になりたいという気持ちが強くなった。

    8 1つの課題についても様々な意見があり,どれを選択するべきか分からなくなると思った。

    9 AIが第3次ブームでこれからどのように定義され,変化していくのか楽しみになった。

    10 現在取り組んでいる課題研究で失敗してもあきらめずに,取り組んでいきたいと思った。

    11 害虫防除の方法に5つの視点があり,農薬以外での防除の方法を知った。

    12 食糧をまもるため,誰のものでもない海を大事にしたいと思った。

    13 栄養士にはコミュニケーション能力も必要だと分かった。外側からの介助と内側からの栄養補給が合わさって治療が出来ているということが印象に残った。

    14 病気を診るだけでなく,心のケアを大切にしていることが印象的だった。現在では,訪問看護が増え,地域の方々に寄り添った看護になっていると知ることが出来た。

    全体的

    ・大学は自由にやりたいことを選択できるということが,興味深かった。

    ・大学の学問は,新しい何かを発見すること。新しいものも見方,考え方を発見すること。ということを知り,大学の学部・学科を選ぶ意味を考えることが出来た。

     

    1年生にとって進路実現につながる,大変刺激的なものでした。本日はありがとうございました。

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    1 人文

    2 心理

    3 経済

    4 法学

    5 国際

    6 社会

    7 教育

    8 保育

    9 工学

    10 理学

    11 農学

    12 水産

    13 栄養

    14 看護

     

  • 2022年08月18日(木)

    霧島ジオパークのエリア拡大ヒアリングで生徒発表

     令和4年8月10日,霧島ジオパークのエリア拡大に関して,日本ジオパーク協議会の審査員がヒアリングに来られました。霧島市からの依頼で,国分高校の課題研究の中でジオパークに絡む内容をプレゼンして欲しい,ということで2年生理数科の2名が発表に行きました。

     まずは会場となる上野原縄文の森を,審査員と共に見て回ります。

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     地元に住んではいましたが,縄文の森の職員の解説付きで見て回ると,やはり気づきがたくさんあります。7300年前の鬼界カルデラ噴火に伴うアカホヤ火山灰の下の層から縄文遺跡が発掘されることから,この地では霧島や南九州の火山に翻弄された人々の暮らしが営まれてきたことがわかりました。

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     国分高校の生徒は,温泉の魅力をもっとアピールして,霧島市への観光客増加を図れないか,という発表でした。

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     霧島市民におなじみの家族湯は,霧島市の他には福岡県にしか見られない,特別なもののようです。プライバシー配慮や経済的にもお得な家族湯を,もっと積極的にアピールしてはどうか,という提案でした。

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     続いて,本校濵田教諭がSSHの取り組みの中で,如何に霧島と関わって活動しているかを説明しました。向かって右のパネルには,歴代のジオパークに絡んだ研究成果のポスターも展示しております。

     「霧島から世界へ サスティナビリティの視座を持った科学系人材育成プログラムの研究開発」という研究開発課題の元に進められてきたSSHもR4年度で5年目です。この間の成果を紹介し,国分高等学校と霧島ジオパークとの関係性を説明しました。

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     審査員の方々からは

    ・国分高校が1年生のうちに,ジオパークの価値を理解してから研究を進めている点が良い。

    ・国分高校の取り組みが,ジオパークガイドのプログラムの一つに発展できないか,今後検討して欲しい。

    ・SSHプログラムで,助成終了後も成果を如何に残すのか,継続性にも注目して欲しい

    ・研究した生徒たちの,次のステージが楽しみである。できるならば,霧島ジオパークとつながりを持った進路に進んで欲しい。

    などのご意見が寄せられました。

     地域の期待を担って,国分高等学校はこれからも霧島ジオパークの恵みを享受しつつ,自らの好奇心を満足させていきたいです。そして,その結果が地域に貢献できる成果になれば,とても嬉しいです。

  • 2022年08月11日(木)

    高校生課題探究発表大会で国分高校が大活躍!

     令和4年8月10日に行われた,高校生課題探究発表大会2022において,本校3年生がポスター部門南日本新聞社賞(最優秀賞),ステージ部門で優秀賞(第2位)に輝きました!

     今年は初めて2年生の普通科もポスター発表に挑み,有意義な体験をすることができました。

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     控え室にて,2年生は初めての発表でもあり,何度も練習していました。

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     ポスター部門の開会式。審査員が紹介されています。この方々に訴えれば良いのですね!

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     2年生の第六次産業班。霧島の産物を用いてどのような取り組みが可能なのか,訴えました。

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     3年生の二酸化炭素班。今までステージでのプレゼン発表が多かったですが,久しぶりのポスター発表で「楽しかった」そうです。聴衆からの質問に,基礎基本まで立ち返って説明できたと,心強い感想を教えてくれました。

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     2年生の国際交流教育班。鹿児島ではまだまだ大きく取り上げられていませんが,外国籍の児童生徒が日本の学校で学ぶことへの障壁を問題視して発表しました。

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     ステージ発表部門での3年生リン酸班。今日は一人での参加でしたが,今までの経験が育てたのでしょう,質疑応答にも的確に返答していました。

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     ポスター部門では3年生二酸化炭素班が最優秀賞を受賞しました。突然「受賞者から一言」との声が上がりましたが,「自分たちの安価に作成できる二酸化炭素濃度測定装置が,今後の日本や世界で役立てば嬉しい」と,しっかりとコメントしていました。

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     新聞社の取材にも,見事に応えていました。3年生の貫禄です。

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     ステージ発表部門でも,リン酸班が優秀賞を受賞しました。

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     3年生化学班の2グループが大活躍した発表会でした。

     でも,今回の大きな収穫に2年生の参加・発表が挙げられます。賞を取ることは後からついてくることです。それよりも,自分たちのストーリーと調査でまとめたポスターに,審査員が様々なコメントをくださったおかげで「気づき」を得たはずです。課題研究で一番大切なのは,その気づきを取り入れて一つ上のステージに,探究活動を引き上げることです。3年生になった頃,皆さんは見違えるような発表ができるようになっていることでしょう。

     皆さんお疲れ様でした。3年生,おめでとうございます。

  • 2022年08月09日(火)

    サイエンスインターハイ@SOJO 優秀ポスター賞

     令和4年7月31日(日),オンラインで,サイエンスインターハイ@SOJOが開催されました。

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    リン酸の発表の様子

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    二酸化炭素班の発表の様子

     Webポスター発表77件の中からベスト9である「優秀ポスター賞」に,リン酸班と二酸化炭素班が選ばれました。本校化学班からのダブル入賞でした。

     サイエンスインターハイ@SOJOのホームページ

  • 2022年08月06日(土)

    日本蘚苔類学会でZOOM発表

     2022年8月6日(土),日本蘚苔類学会がZOOMにて開催されました。本校のカビゴケ班はポスター発表にエントリーし,発表・質疑応答に臨みました。

     大学教授など専門家からの指摘や意見も受けて,実りある大会参加になったようです。

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     講演要旨集に掲載された本校生徒の発表題目。

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     接続が確認できたら,今日の発表に向けて最終調整です。話す速度をいかに抑えて,5分の中に自分たちの主張を入れるか,最後まで試行錯誤していました。

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     午前中は口頭発表を視聴します。DNA解析を葉緑体で行う研究者が多いなど,知らなかったことがたくさんありました。

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     学会恒例の集合写真撮影。今回はZOOMの参加画面をキャプチャーするそうです。スマイル!

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     ポスター発表コアタイムの始まりです。5分間の中に,自分たちの研究成果をまとめました。

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     気合いが入ったか,イスをどけて前のめりで解説中です!

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     聴衆がみえない中,ポスターをポインタで示しながら講演するのは,やはり勝手が違います。

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     質疑応答の時間です。自分たちのポスターの部屋に来訪され,ご意見くださる方たちとやり取りします。すでに落ちついて,椅子に座っています。

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     質疑応答に回答する係と,そのやり取りを記録する係に別れ,対応しました。見えない相手にも,つい身振り手振りが出てしまいます。遠隔参加はやはり難しいですね。

     

     質疑応答の中で,

    ・カビゴケのニオイ成分は「エチルアニソール」とすでに同定されていること

    ・DNA系統解析にまだまだ注意しなければならない点があること

    ・日本に1種と言われているカビゴケだが複数種の可能性があること

     など,様々な指摘がなされました。

     学会発表は自分たちの研究を一つ上のステージに引き上げてくれる,という意味で貴重な機会ですね。

     本来ならば,会場で休憩時間に研究者に声を掛けて,お話を聞く機会も経験させてあげたかったです。カビゴケ班の皆さん,大変お疲れ様でした。良い経験ができましたね!

  • 2022年08月03日(水)

    SSH全国大会(神戸)

     令和四年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会の1日目が始まりました。
     会場は神戸国際展示場です。
     全国から220チームの参加があり、本校からは理数科三年生の生物カビゴケ班3人が出場しています。
     新型コロナ禍の大会で感染症対策にとても気を配った大会となりました。
     発表はポスター形式で行われましたが、これまでの研究の集大成として3人とも元気に分かり易い素晴らしい発表をしました。明日行われる決勝の6チームには選出されませんでしたが、絶え間なく聴衆を集めていたのがとても頼もしかったです。

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  • 2022年08月03日(水)

    夏try! グレードアップゼミ

     高校2年生を対象に開催されるグレードアップゼミ。令和4年は新型コロナ対策のために,鹿児島中央高校の会場に行かず,各校で個別にタブレットでの参加となりました。

     本来は,他校の生徒のがんばる姿にも刺激をもらえる機会でしたが,本校の意識の高い生徒たちが切磋琢磨し合って,能力を磨く機会になって欲しいと願います。

     勉強をがんばることは恥ずかしいことではありません。16歳から18歳にかけての勉強が,新たな道を切り開いてくれます。せっかくならば,自分の願った道を叶えようではありませんか!

    会場全体図

     本校会場となった視聴覚室。感染対策はバッチリです。

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     始まる前から予習でしょうか。気合いが入っています。

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     静寂の中に,秘めた想いが感じられます。今日一日を大切にしましょう!

  • 2022年07月29日(金)

    校内大学説明会(九州工業大学)

    令和4年7月29日(金)午後,九州工業大学の先生にお越しいただき,希望者に向けた大学説明会を実施しました。

    パンフレットや,プレゼンテーション資料を使って,分かりやすい説明をしていただきました。

    九州工業大学では,大学の学部4年間で就職する学生よりも,大学院へ進学する学生のほうが多いという実態があるとのことでした。

    多くの生徒が,研究を進めていくことに希望を持ち,しっかりとメモを取りながら自分の進路について思いを馳せていました。

    今日の説明を聞いて,より一層希望が強まったことと思います。暑い夏,努力を重ねましょう。

    担当の先生方,ありがとうございました。

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