4 学習・進学関係
2025年06月18日(水)
進学ガイダンス(2・3年生対象)
6月18日(水)の6限目と7限目に,株式会社栄美通信福岡支社様に御協力をいただき,2年生と3年生を対象にした進学ガイダンスを行いました。会場は国分高校の体育館です。昨年度も開催しましたが,時期がもう少し遅くて会場内が暑かったので,今年度は日程を少し早めての開催でした。涼しいとは言いませんが,過ごしやすい会場内でした。
体育館内にそれぞれの上級学校のブースを設置して,御来校いただいた担当者の方々に,生徒たちが直接相談をすることができるようにしていただきした。会場で相談できる大学・短期大学が37校,Webで相談できる大学が5校,国公立大学資料コーナーに13校,会場で相談できる専門学校9校というラインナップでした。生徒たちは興味のある学校の説明を聞くことができて,進路に対する意識が高まったと思います。意識が高まっているうちに,即行動に移してほしいです(^_^) 頑張れ国分高校生!(^^)!
2025年06月17日(火)
夜の学校説明会の開催について(ご案内)
6月に4回,夜の学校説明会を開催します。
※ 明日(6/18(水))が第1回目です。
中学校での高校説明会を聞くことができなかった生徒や保護者の皆様,又はもう一度説明を聞いてみたいと思った生徒や保護者の皆様,国分高校の校舎内を見学してみたいと思っておられる生徒や保護者の皆様を対象に開催します。時間は午後6時30分から午後7時30分までの1時間程度です。前半は,校舎1階の大会議室で国分高校の紹介をします。後半は,校舎内の施設見学をします。途中からのご参加やご退席も自由です。また,小さなきょうだいをお連れしての参加も気になさらないでください。ご都合に合わせてお気軽にご参加ください。お待ちしています(^_^)/~
【夜の学校説明会について】
1 開催日 6月18日(水) 20日(金) 23日(月) 26日(木) の4回
2 時間帯 午後6時30分~午後7時30分
3 内 容 前半:学校の紹介 後半:校舎内の見学
4 その他 スリッパは国分高校のものをご利用ください。
※ 駐車場は新校舎前の駐車場をご利用ください。また,乗り合わせてご来校いただけたらありがたいです。
※ 昨年度の夜の学校説明会の様子を掲載します(^_^)
2025年06月16日(月)
スクールカウンセラー講演会(1学年)
6月16日(月)に,1年生の生徒を対象としたスクールカウンセラー講演会を開催しました。講師の先生は,国分高校のスクールカウンセラーで臨床心理士・公認心理師の渡邊先生です。「自分でできる心と体のコントロール」というテーマでお話をしていただきました。
とても分かりやすく伝えていただき,生徒たちの反応がとても良かったようです。
講演がとても役に立ったという感想として,
・ メラトニンという物質の重要性が分かったので,睡眠を大切にして生活リズムを整えたい。
・ 朝起きて日光を浴び,ご飯を食べて昼間に活動をし,夜にしっかり寝ることがデフォルトモードネットワークといって必要だと分かった。
・ 概日リズムという働きが自分たちの体にあるのを初めて知った。睡眠を大事にしようと思った。
・ 自分の気持ちを伝えられる人を作りたいし,相手の心の支えになれるような人になりたい。
・ 「また明日」,「ばいばい」,「おはよう」という言葉だけでも元気が出ることを知った。
・ 物事に対する印象の持ち方について,「視点が違うだけで何も悪くない。」という言葉がすごく心に響いた。
・ 人間の欲求には優先順位があることを初めて知った。
・ 自分の心と体はつながっているので,うまくコントロールしていきたい。
・ 夜にブルーライトを浴びることが良くないことや日中の睡眠の回復について知ることができたので実践したい。
等が挙げられていました。スマホを満足するまで使用して睡眠時間を削るのではなく,睡眠時間を優先して考えて,残りの時間にスマホを使うという感覚が良いのかもしれませんね。もちろん,睡眠の次に優先してほしいのは学習活動ですよ(^_^) 健康的な生活を過ごすことが最も大切なことだと思います。皆さん,自分自身の心と体を大切にしてくださいね(^o^)
渡邊先生,とても反響のあるお話をしていただき,ありがとうございました!(^^)!
2025年06月16日(月)
香川県立観音寺第一高校とのオンライン交流会
6月16日(月)に,香川県立観音寺第一高校とのオンライン交流会が行われました。昨年度に続いて2回目の取組になります。国分高校からは理数科の3年生が参加しました。開会行事で両校の自己紹介や来賓の先生からの挨拶があり,その後,ルーム1(数学・統計・化学),ルーム2(物理・地学),ルーム3(生物)の3会場に分かれて,それぞれの課題研究の発表と質疑応答を行いました。国分高校からは,ルーム1の数学・統計・化学にBTB班と硫化水素班,ルーム2の物理・地学に波班と桜島班,ルーム3の生物にトンボ班とスジエビ班が参加しました。
今回のように,オンラインで他校の生徒たちと繫がることができる今の時代は素晴らしいと思います!(^^)! 開会行事で東北大学の渡辺先生から,「このような発表の機会を通じて,自分たちの良さや欠けている点について,相互にコラボして補うことで発見があり,更に自分たちの研究を深められる。」というお話と,御自身と観音寺第一高校と国分高校とのこれまでの「縁」についてのお話がありました。発表をしたり,質疑応答をしたりしたことによって,生徒たちは今まで見えていなかったことや気付いていなかったことが分かったのではないでしょうか。本当に素晴らしい交流会になりました。準備から運営まで,観音寺第一高校の皆様には本当にお世話になりました。また,質疑応答や指導・助言をしていただいた各大学や高等学校の先生方につきましても,生徒たちに素晴らしい経験をさせていただき,本当にありがとうございました。国分高校の生徒たちが今回の貴重な縁を生かして,更に頑張ってくれることを期待しています(^_^)
2025年06月13日(金)
世界に誇る霧島学1
国分高校の1年生のGS(Glocal Science)は,前半の半年間で自分たちが暮らす地域のことを学んでいきます。霧島市は,北部に霧島,南部に錦江湾という素晴らしい自然が広がっています。これらの素晴らしさに興味を持って学ぶために,「世界に誇る霧島学」と銘打って,様々な講師の方をお招きして講話をしていただきいています。
6月13日(金)のGSは,霧島ジオパーク推進課の石川徹先生を講師にお迎えして,講話をしていただきました。鹿児島県出身ではない石川先生の目線から見た霧島市の魅力を,「温泉」「神社」「水」など様々な視点からお話ししていただきました。また,その全てに関わっている火山について多くの学びを授けてくださいました。生徒たちからは,「身近にありすぎて気にも留めていなかったものも,他県から見たら普通ではない自慢になるものが多いんだと分かった。」「火山と神話のつながりが面白い。」「自分たちが住んでいる地域の魅力を説明できるようになりたい。」といった多くの感想が寄せられました。
石川先生には,毎年,大変お世話になっていて感謝です(^_^) 今年度も,これから何度も御来校いただくことになると思いますが,生徒たちの学びの充実のために,御協力をよろしくお願いします(^o^)
2025年06月12日(木)
2年生のSR 統計学講座&英語ポスタープレゼンコンペ
6月11日(水)の普通科2年生のSRは,統計学講座とKSISFの代表選考会を行いました。 視聴覚室では,夏の「統計グラフコンクール」に向けた取組が行われました。SSH推進部副主任の大保先生を講師に,統計処理の基本について文部科学省の資料を引用して学びました。実生活の中で,統計学が活用される場面を基に数的処理のイロハを学びつつ,PPDACサイクルに基づいた仮説検証の重要性についてレクチャーを受けて,自分たちの課題研究を深めるヒントを得ることができました。 一方,別の部屋では,英語ポスターのプレゼンテーションのコンペが行われました。今年の夏に,熊本北高校で行われるKSISFの選考会です。どの班も,英語で研究内容を伝える難しさを痛感しながらも,多言語で自らの想いを伝える楽しさに気付いたようです。今回のコンペに参加した10班の皆さん,引き続き語学力やPR力を高めていってくださいね! このような発表の機会がある時に,積極的に手を挙げてくれる生徒が多い国分高校は,とても素晴らしい生徒の集団だと思います!
何事に対しても積極的な国分高校の生徒たちは,本当にキラキラと輝いていて,学校の雰囲気を明るくしてくれます。
2025年06月04日(水)
国分南中学校の課題研究発表会
6月4日(水)に,国分南中学校で行われた課題研究発表会に参加しました。国分高校と国分南中学校とは連携協定を締結しており,お互いに協力をしながら中学校の「総合的な学習の時間」と高校の「総合的な探究の時間」に取り組んでいます。国分高校には,多くの中学校から,総合的な学習の時間に関する課題研究で,生徒や職員を派遣してほしいという依頼があります。生徒たちは出身中に出掛けて,後輩たちや恩師の先生方の前で,自分たちが取り組んでいる課題研究の発表をするのをとても楽しみにしているようです(^o^)
今回は,中学生に対するプレゼンテーションなので,いかに分かりやすく伝えることができるかが課題です。
とても嬉しいおもてなしです!(^^)!
中学生の皆さんからの質問もあって,発表した生徒たちは嬉しかったようです(^_^) 発表の内容はどうだったでしょうか。
国分南中学校の課題研究は充実しており,国分高校に入学してからも課題研究で中心的な存在になってくれる生徒が多いようです。これからも連携を強めて,お互いに成長することができたらと思います(^_^)v 国分南中学校の皆様,ありがとうございました(^_^)
2025年06月02日(月)
教科横断型授業(化学✕英語)
6月2日(月)に,2年生の理数科を対象に3回目の教科横断型授業(化学✕英語)を行いました。中和滴定の実験をした結果の検証のようです。理論値と実際の結果の差異等について,グループ毎に話し合いながら取り組んでいました。化学と英語の先生が机間巡視をしながら,生徒たちがタブレットに書き込んだ内容を確認してアドバイをしていました。
大型ディスプレイに示した英文を確認しながら,「英語的には太文字の箇所がポイントになるよ。化学的には下線部がポイントになるよ。」と各科目の注目すべきポイントを挙げながら,生徒たちが分かりやすいように導いていたのが印象的でした。頻繁に行うことができるような授業ではありませんが,とても面白くて効果的な興味溢れる授業だと思います。このような授業を受けられる生徒たちが羨ましいです(^_^)
2025年05月30日(金)
GSアドバイス講座
5月30日(金)の1年生普通科のGS(Glocal Science)の時間は,アドバイス講座が行われました。理数科のメソッドを見習って,普通科の3年生の14班の先輩たちが,1年生全体にポスター発表を行いました。
先輩方の発表を聞いた後,1年生から先輩に対して課題研究全般に関する質問が活発に飛び交いました。テーマ設定や調査,外部との連携の方法など,1年生からの急な質疑にも3年生は落ち着いて,丁寧に応答しました。さすがは3年生です。後半の時間は,今年から始まった「課題研究譲渡会」です。3年生の課題研究を引き継いで深めてくれる新人研究者探しを行いました。継続研究者が見つかると良いですね! このようにして,国分高校の課題研究は先輩から後輩に受け継がれていきます。国分高校メソッドですね。
聞く態度の素晴らしい国分高校生です。聞く態度が発表者の素晴らしい発表につながります。お互いを大切に思いやることができる生徒たちは素晴らしいですね。
2025年05月30日(金)
教育実習
5月12日(月)から教育実習が行われました。2週間の実習期間の大学生と3週間の実習期間の大学生がいました。6人が教育実習を行いましたが,全員が国分高校の卒業生です。今までは生徒の視点から学校を見ていましたが,今回,教える側の立場から学校を見ることができて,新しい感覚を身に付けることができたのではないでしょうか。
研究授業までしっかり行うことができました。皆さん授業が上手で,落ち着いてしっかりと生徒たちに内容を伝えていました。生徒たちも積極的に授業に参加していて,研究授業の雰囲気がとても素晴らしかったです。
教員の卵の皆さんは教育界の宝物です。是非とも学校教育に携わる仲間になってほしいと思います。2~3週間,お疲れさまでした。
2025年05月28日(水)
鹿児島大学工学部説明会
5月27日(火)に鹿児島大学工学部の学部説明会を行い,2年生と3年生の理系の生徒たちが35人参加しました。工学部学部長の木方十根先生に御説明をしていただきましたが,生徒たちは熱心に説明を聞いていました。説明会の終了後にも,木方先生に直接質問をする3年生の生徒が3人いました。鹿児島大学は地元の大学なので,国分高校には志望している生徒がたくさんいます。魅力的な大学だと更に思いを強くしたのではないかと思います。是非,合格して進学することができるように頑張ってほしいです(^_^) 木方先生,ありがとうございました(^_^)
2025年05月28日(水)
サイエンス部天文班のJpGUでの発表と千葉工業大学での研究指導
5月25日(日)に,千葉県の幕張メッセを会場に日本地球惑星科学連合2025年大会が行われ,高校生ポスター発表の部門にサイエンス部天文班の生徒2人が参加しました。一昨年の理数科卒業生も応援に駆け付けてくれました!(^^)! 貴重な発表の機会で多くの方々に見ていただき,大変参考になりました。これからの生徒たちの課題研究の充実に繫がると思います。
国分高校と連携協定を結んでいる千葉工業大学も訪問させていただきました。東京スカイツリーの中にもキャンパスがあり,スケールがとても大きいです。千葉工業大学では,最先端の技術を見学させていただくとともに,生徒たちの課題研究の指導もしていただきました。今までで「??」という疑問を感じていたようなことについて,解決に繫がるようなアドバイスをいただき,大変参考になりました(^_^)2025年05月23日(金)
舞鶴中学校の課題研究オリエンテーション
国分高校は昨年度末に舞鶴中学校と連携協定を締結しました。主な目的は,国分高校のSSHの活動と中学校の総合的な学習の時間による教育活動の交流・連携を一層推進することで,探究の見方・考え方を働かせ,教科横断的・総合的な学習を行うことを通して,生徒一人一人に将来の夢や希望を抱かせるキャリア教育の充実を図ることです。
さっそく,舞鶴中学校の1年生と3年生の総合的な学習の時間の課題研究オリエンテーションに,SSH推進部主任の神園先生と2年理数科の舞鶴中学校出身の生徒が舞鶴中学校を訪問しました。探究活動とはどういうものなのか? なぜ探究活動に取り組むのか? という神園先生からのお話の後,実践例として国分高校の「貝班」の生徒たちに課題研究を発表してもらいました。舞鶴中学校の生徒たちはとても真剣に聞いてくれました。質問タイムでも,こちらが驚くほど積極的に手が挙げて質問をしてくれて,とても充実した時間になりました。お礼の言葉までいただき,参加した高校生も喜んでいました!(^^)!
これからの連携の深まりがますます楽しみです(^_^)
2025年05月23日(金)
1年生のGS(Glocal Science)
1年生は「総合的な探究の時間」をSSHの学校設定科目「GS(Glocal Science)」として,金曜日の7限目に実施しています。1学期の間は,地元の鹿児島や霧島の魅力を知り,自分たちが調べたいテーマを考える糧となる時間を過ごします。
今年度の1年生は, 「進路✕探究」ということを特に重視して活動を進めていきます。先週のGSの時間では,学年主任の平山先生から探究活動の「あるべき姿」についてお話がありましたが,今回のオリエンテーションでは,そもそも課題研究・探究とは何か,どのよう進めていくものなのかについて,SSH推進部主任の神園先生から講義をしていただきました。先週の平山先生の話の内容を踏まえながら,課題研究と自分の生き方をマッチングしてほしいという趣旨の講義でした。
6月からは講演や講座を受ける機会が多くあります。講師の先生方のお話を聞くときのマナーやリアクション、質問の仕方などについても実践をしながら学びました。貴重なお時間を割いて講義をしてくださる講師の先生方と積極的に関わって円滑なコミュニケーションを取り,多くの刺激を受けてより良い学びにつなげてほしいと思います。
2025年05月21日(水)
理数科サイエンス部物理糸班の活動の様子
理数科のサイエンス部物理班が課題研究に取り組んでいる様子です。蜘蛛の糸の光り方を研究しているそうです。皆さんも,蜘蛛の糸が太陽光の反射で輝いている様子を見たことがあるのではないでしょうか。物理班の生徒たちは,先日の南薩で行われた舞鶴フィールド研修でも,蜘蛛の糸をいくつも採集していました。課題研究が更に進化しているようです。これからの展開が楽しみですね。
2025年05月21日(水)
パワーアップ研修研究授業(化学)
5月21日(水)に,化学の岩脇先生のパワーアップ研修の研究授業が理数科の3年生を対象に行われました。単元名は無機物質の典型金属元素で,アルカリ金属の単体の反応を観測して,アルカリ金属に共通した性質を見いだすという内容でした。危険を伴う実験であることから,先生は事前にとても丁寧に説明をされました。生徒たちもしっかり聞いて実験に備えていました。今回は,ナトリウムとリチウムを切断して切断面の様子を観察したり,試験管の水に浸して反応を見たり,マッチの火を近付けて音の反応を見たり,水溶液に白金線を浸したものをガスバーナーで炙って色の変化を見たりしました。
さすがは理数科の3年生です。実験に慣れていますね。試験管にマッチを近付けて,「パン!」という破裂音がしてもびくともしません。概ねどのグループも実験はうまくいったようでした。ワークシートにもしっかりと実験の結果を記入していました。実験をして実際の様子を見てそれを記録に残すので,印象に残って効果が上がるからいいですよね。
ICTを活用して,生徒たちが理解しやすいように,また,取り組みやすいようにしっかり練られた素晴らしい研究授業でした。
2025年05月21日(水)
気体の同定実験
3年生普通科理系の化学の時間に,気体の同定実験を行いました。「気体Xを探ろう」というワークシートが見えますが,何だかワクワクしますね。実験はとても楽しい時間ですが,安全に行われることが最重要です。しっかり立ち上がって,安全メガネを着用して行いました。グループのメンバーとも協力して実験を進めることができたようですね。国分高校の理科は実験をする機会が多いようです。理科好き,実験好きの人は,国分高校に進学すると楽しいと思いますよ(^_^)
ちなみに,気体Xの正体は判明したのでしょうか?
2025年05月19日(月)
3年生理系物理選択者 光の干渉実験
5月19日(月)に,3年生の理系物理選択者の授業で光の干渉実験が行われました。よく分かりませんが(笑),いくつかの光が作用しあって,一番下の写真のように縞模様が出てくるということでしょうか?課題研究の波班が取り組んでいる水面のキラキラ現象も,この光の干渉によるものなのですかね?生徒たちの興味津々の様子が伝わってきます。授業に実験が加わると,より説得力が増して,内容が充実したものになりますね。
国分高校では,たくさんの実験が行われます。実験の機会をたくさん準備してくださる理科の先生や実習助手の先生方に感謝です。その実験が課題研究の充実にもつながります。これからも楽しんで学んでほしいと思います。
2025年05月19日(月)
1年生GSオリエンテーション
国分高校では,「総合的な探究の時間」を学校設定科目に読み替えて取り組んでいることを前回のブログの2年生のSRの授業で紹介しました。1年生の「総合的な探究の時間」も同様に,金曜日の7時間目に学校設定科目のGS(Glocal Science)の授業を行っています。このGSの時間の上半期は,生徒たちが自分たちの課題研究のテーマを決めるための様々な講演会やフィールドワークだったりします。まずは課題研究とは何か?どのように考えて取り組むべきか?という観点を身に付けることが重要になります。
5月16日(金)のGSの時間は,1学年全員で集まってオリエンテーションを行い,課題研究,探究活動のあるべき姿について学びました。学年主任の平山先生が,とても分かりやすく生徒たちに課題研究の核心を伝えてくださいました。生徒たちは,中学校までの「総合的な学習の時間」と,高校の「総合的な探究の時間」の違いについて理解することができたのではないでしょうか。国分高校で取り組んでいるSSHの取組にどっぷりはまって,大学等の進学にも生かしてほしいと思います。1年生の皆さん,さあ課題研究のスタートです。思いっきり楽しんで,それぞれの道を究めてください!
国分高校のSSHに関わってくださる方々から,国分高校の生徒たちは聞く態度が良いとよく言われます。人の話をしっかり聞いて,自分自身のものとして身に付けられたらいいですね。国分高校では外部の方々による講演の機会が豊富に準備されています。生徒の皆さんには,この恵まれた環境を生かして,大いに成長してほしいと思います。課題研究を楽しんでくださいね。
2025年05月19日(月)
MBC南日本放送『kagoshima SDGs 17colors』国分高校のチーム「地域史広め隊」
5月17日(土)に,MBC南日本放送の『kagoshima SDGs 17colors』という番組で,国分高校の「地域史広め隊」の活動の内容が放送されました。この放送は,3月8日(土)に鹿児島銀行よかどビルで開催された,「SDGsみらい甲子園ファイナルセレモニー」で川商ハウス賞を受賞したことによるものです。学校教育に地域の歴史を取り入れることを目指している「地域史広め隊」の生き生きとした活動の様子が紹介されました。視聴することができなかった方のために,下記のyoutubeから見逃し配信があるそうです。是非御覧ください。
2025年05月15日(木)
2年生SR
国分高校では,「総合的な探究の時間」を学校設定科目に読み替えて取り組んでいます。2年生は,普通科も理数科も「総合的な探究の時間」の1単位分と,「情報1」の1単位分の計2単位分を「SR(Science Research)」に読み替えて,水曜日の6限と7限に授業を行っています。このSRの時間は,生徒たちがそれぞれの課題研究に取り組んで,来年の1月に行われるSSH成果発表会に向けた活動の時間になります。内容としては,それぞれの班による活動(研究→発表→論文作成)の他,プレゼンテーション講習会や統計学講座,ロジック国語講座等の講演会,各種課題研究の大会出場に向けた活動になります。
5月14日(水)の6限と7限にSRが行われました。今回は,それぞれの班による活動です。お互いに意見を出し合ったり,研究の進め方の方針を話し合ったりします。進行の早い班については,内容のブラッシュアップに取り組んでいます。理数科の生徒たちは実験に取り組んだり,実験の結果を検証したりすることが多いようです。職員は基本的に各教室で見守り指導です。生徒たちから質問等があった場合に,アドバイスをしたり生徒たちが進めて行きたい方向の確認作業をしてあげたりします。
【普通科】
【理数科】
国分高校の生徒たちの課題研究が充実しているのは,生徒たちの自走化がうまくいっているからだと思います(^_^)v そして何よりも,楽しんで前向きに取り組む生徒たちの姿が素晴らしいです。
「霧島から世界へ イノベーティブな科学系人材の育成を目指した国分プログラムの開発と展開 ~1期目「サステナビリティの視点の獲得」から2期目「サステナビリティの社会の構築のためのイノベーションを創出する科学系人材の育成」へ~」という学校としてのSSHの研究課題の実現に向けて,とても良い雰囲気でSSHの活動が進められています!(^^)!
2025年05月12日(月)
舞鶴フィールド研修Ⅲ(サイエンス部2年生)
5月10日(土)~11日(日)の1泊2日の日程で,サイエンス部(理数科)の2年生23人が舞鶴フィールド研修に出掛けました。今回の研修は,鹿児島市喜入の愛宕川,南九州市の石垣川,南さつま市の万之瀬川,いちき串木野市の八房川を訪問しました。研修の目的は,水生生物や昆虫の採集と分布の調査,水質調査などです。県立南薩自然の家に宿泊をして,充実した研修を行うことができました。
ご飯も美味しくて量もたっぷりあったそうです。ナイトウォークで松原の散策やサンセットブリッジの散策も楽しめたそうです。早寝早起きでラジオ体操まで取り組んで健康的な研修でしたね。
少年のような先生を中心に,生徒たちが生き生きと過ごすことができた今回の研修でした。これからの課題研究に大いに生かしてくれることを楽しみにしています。お疲れ様でした。
2025年05月07日(水)
国分中学校での硫化水素濃度測定の実証実験
5月7日(水),日本金属学会の高校生ポスターセッションで「優秀賞ポスター賞」を受賞した理数科3年生の硫化水素班が,国分中学校を訪問しました。
硫化水素班は,全国の中学校の理科の授業で,硫化水素を発生させる実験に参加した生徒が吐き気や頭痛などを訴え、病院に搬送されたというニュースが相次いで報道されたことから,安価・簡単で正確な硫化水素濃度の測定機器の開発を目標に取り組んでいます。そこで今回は,地元の国分中学校に課題研究の実証実験への御協力を依頼したところ,快く受け入れていただけることになったことから,実際に理科の実験の授業に参加するために,国分中学校を訪問しました。
まずは、自己紹介と趣旨説明
実験の様子
最後は片付けまで
中学校での実験においても,十分に硫化水素の濃度を測定することができることが分かりました。今回の経験を生かして,今後も地元の中学校に硫化水素濃度の測定器を広めていきたいです。
来週は,霧島の硫黄谷まで出掛けて、硫化水素の濃度を測定する予定です。
私たちの身近な所に研究のための素材があふれていて,それらが国分高校の充実の課題研究につながっています。今回の取組について,国分中学校の皆さんに興味を持ってもらえたら嬉しいです。国分中学校の皆様,御協力,本当にありがとうございました。
2025年05月01日(木)
令和7年度シート看板No.1の掲示
令和7年度のシート看板No.1を掲示しました。昨年度は8枚掲示したので,今回で9枚目になります。今回のシート看板の内容は,令和6年度卒業生の進路状況になります。学業に課題研究,部活動など,高校生活を謳歌した生徒たちでした。国分高校で身に付けた「予測困難な時代を主体的に生きていく力」は,きっと進路先で輝いていると思います。これからは,在校生たちが自分たちの将来を主体的に切り拓いていく番です。国分高校でキラキラとした高校生活を過ごし,自分の理想の進路を実現してほしいです。頑張れ!国分高校生!(^^)!
2025年04月24日(木)
理数科課題研究計画発表会
4月23日(水)に,理数科の2年生による課題研究計画発表会が行われました。理数科の生徒たちは,全員がサイエンス部の物理班,化学班,生物班,地学班のどこかの班に所属して,それぞれ課題研究に取り組んでいます。今回は,1年次に取り組んだ課題研究の内容を基に,来年1月の成果発表会までにどのようなことを目的に取り組んでいくかについて発表しました。
霧島市市長公室ジオパーク推進課事務局員の専門員石川徹様を講師にお迎えして,生徒たちの課題研究発表と今後の計画について指導・助言や御質問をいただきました。根本的なリサーチクエッションに関する質問や効果的なプレゼンテーションの見せ方等に関するアドバスをいただき,生徒たちにとっては貴重な時間になりました。毎年,この発表会から課題研究の内容がどんどん濃くなっていきます。9月の中間発表がとても楽しみです。
このように,プレゼンテーションを作成して人前で発表し,それに対する質疑応答まで行うので,将来,大人になってから必要とされる資質・能力を高校時代に築くことができます。主体的に生きる力が身に付く国分高校の教育活動です。
2025年04月23日(水)
教科横断型の授業を実施しました(理×英)。
4月22日(火)に教横断型の授業を実施しました。実施した学年と教科は2年生理数科の理科と英語です。科目名は理数化学と英語コミュニケーションで行いました。頻繁に行うことができるわけではありませんが,国分高校ではこのような機会をとても重要なものだと考えています。今後も可能な範囲でチャレンジしていきたいです。生徒たちにとっても,新鮮な授業になると思います。生徒たちは,タブレットを駆使してディスプレイを眺めたりしながら授業に取り組んでいました。最先端の授業展開ですね。理科にも英語にも興味を深めてほしいです。積極的にチャレンジしてくれる先生方が多い国分高校なので,これからが更に楽しみです。
2025年04月17日(木)
水素の燃焼実験
普通科の3年生理系の授業で,水素の燃焼実験を行いました。国分高校は理科の先生方や実習教諭の先生方がとても充実しているため,授業で実験を行うことが多いです。また,タブレットを使いこなす授業も当たり前に行われています。
炎を見たり,音が鳴ったりするのでドキドキですね。水素は燃料電池等で注目されている気体で,これからどんどん身近になってくると思われます。
理数科,普通科の関係なく,国分高校では実験がたくさん行われます。理科好き,実験好きの中学生の皆さんにとっては,国分高校はおススメの高校だと思います。
2025年04月15日(火)
図書館オリエンテーション
現在,新入生に対して図書館オリエンテーションが行われています。図書館の利用方法や蔵書の説明等が行われます。国分高校の図書館の蔵書数は,書庫の書籍も合わせて約2万5,000冊だそうです。国分高校の図書館もそうですが,最近の図書館はフロアの本棚の高さが低く,部屋全体が明るく開放的な雰囲気になっているのが特徴でしょうか。国分高校の図書館は,司書の先生が生徒たちが使いやすいように気配りをしてくださって,時期やイベントに合わせて展示を工夫したり,部屋のレイアウトや書籍の分類・陳列する書籍の種類にも工夫が凝らされてたりしている素敵な図書館です。地元の小学生や中学生等が学校見学に訪問した際には,この図書館の居心地が良いようで,とても喜んでもらえます。また,生徒玄関の横に図書館があるため,書籍を借りたり返却したりするのがとても楽です。生徒たちに頻繁に利用してほしいと思います。
窓にも一工夫が。
人気のコミックや雑誌等も置いてあります。
とても環境が良いので,このテーブル席は,昼休みや放課後に自習に励む生徒も多いです。
生徒たちがとても楽しめる図書館です。どんどん活用してほしいと思います。
2025年04月11日(金)
メディアリテラシー講座
4月11日(金)に,メディアリテラシー講座を実施しました。携帯電話やスマートフォン,パソコンなどの情報機器の利用上の注意点や,インターネットやSNSの危険性・マナー等について理解を深め,情報機器を正しく活用できるになることを目的としています。講師には,ネット健康問題啓発者養成全国連絡協議会子どものネットリスク教育研究会の戸高成人先生です。これまでの経験が豊富で,様々な事例に精通しておられます。生徒たちに分かりやすく,生徒同士で話をさせたりして自分のこととして考えることができるような内容の講演をしていただきました。生徒からも質問が出て,とても良い講座になりました。
大人でも難しいネットとの関わり方です。高校生にとっては自分自身を律する難しさのハードルが高いと思います。このような講座の機会を利用して,「考える」ことがとても重要だと思います。
2025年03月18日(火)
合格を語る会
3月18日(火),1・2年生を対象に,大学合格を勝ち取った卒業生が,自らの経験を語ってくれました。
一緒に部活動などで活動していた先輩が,大学合格を果たしているということで,1,2年生にも心に響くことがあるでしょう。
推薦入学の面接で感じたこと,推薦入学を落ちてから一般入試に向けてもがき苦しんだこと,もっとこうしていたらうまくいったと思うことなど,それぞれの先輩が自分の言葉で語ってくれました。
後輩はそれぞれ自分に響くことがあったのでしょう。びっしりとメモを取っている生徒が何人もいました。
卒業生の皆さん,今日はありがとうございました。次は,中学生の一日体験入学の際に,中学生に向けて国分高校の良さをアピールしてくださいね!