4 学習・進学関係
2021年09月29日(水)
SRプレゼン講習会(2年生)
9月29日(水)5限目,2年生SR(サイエンスリサーチ)のプレゼンテーション講習会が行われました。講師は東京海洋大学の柴田先生。
まだ県外の先生をお招きすることはできず,残念ながらZoomでの講義となりました。理数科も含めて2年生全員が大きく間隔を空けて視聴しました。
これから口頭発表用のスライド・ポスターを作ったり実際に発表したりする際に大いに役立つ内容でした。
6~7限目は一足早く研究がまとまりつつある理数科の5班が,それぞれの研究についてアドバイスをいただきました。写真は生物班。
こちらは化学二酸化炭素班。超真剣です。
全体での講義,理数科各班への指導ともに,2年生にとってとても貴重な時間になりました。
柴田先生,長時間にわたるご指導ありがとうございました。
2021年07月27日(火)
制服について考える生徒委員会 勉強会
7月26日(月),夏季補習終了後の被服室で制服について考える会の勉強会が行われました。この会は家庭クラブ役員や生徒会執行部を中心とした会です。この日の勉強会は,国分高校の今後の形式についての情報収集の一環として,最新の制服の傾向やSDGsに関する企業の取り組みについて制服業者の方から直接お話をうかがうことを目的として企画されました。
明石スクールユニフォームカンパニーの方による撥水性や伸縮性についての説明。
説明を聞いた後,実際に試着してみました。
「あー,伸びる伸びる」と言っているように見える生徒会担当のW先生と,「斎藤さんだぞ」と言ってるようにしか見えない生徒指導主任のK先生。
今後の国分高校の制服がさらに良くなるよう,勉強会や話し合いを重ねていく予定です。
説明してくださった明石スクールユニフォームカンパニーの皆さん,ありがとうございました。
2021年07月27日(火)
サイエンスインターハイ 2021
7月25日(日),サイエンスインターハイ 2021がZOOMによるリモートで開催されました。出場したのは理数科2年の化学系の2班と生物(カビゴケ)班,理数科1年の生物(ヤマビル)班の計4班。
午前中は化学系の2班が発表しました。
「海水中の全リン測定器の開発」について発表しました。
「二酸化炭素測定器の開発」について発表しました。
午後は生物系の2班が発表。
理数科2年のカビゴケ班。あまり知られていない「カビゴケ」の分布や生育条件,生活史等について発表しました。
理数科1年のヤマビル班。ヤマビルの集合性,忌避性について発表しました。
1年生の発表について,2年生がアドバイスをしてくれています。こういった「反省会」も大事にしています。そしてこのような縦のつながりも理数科の強みです。
ZOOMによる発表もだいぶ慣れてきましたが,他校の生徒との交流ができず,発表会や大会に参加した実感があまりありません。早く普通に開催できるようになって欲しいですね。
出場した皆さん,お疲れさまでした。
2021年07月26日(月)
舞鶴フィールド研修(理数科2年)
7月26日(月),理数科2年生を対象にした舞鶴フィールド研修2が行われました。
物理班は鹿児島大学の小山先生に学校に来ていただき,磁石について学習を深め,磁力の測定等に実習を行いました。
化学班は鹿児島大学の神長先生に来ていただき,二酸化炭素ややリンの測定器の開発についてご助言をいただきました。
生物班は宮崎県にある服部植物研究所の片桐所長と連携し,Zoomでカビゴケ研究の方向性等についてご指導いただきました。
地学班は鹿児島大学の中谷先生に来ていただき,桜島の噴煙の研究に関する様々なことを教えていただきました。
理数科2年生の皆さん,今日教えていただいたことを生かして自分たちの研究に磨きをかけていってください。
ご指導いただいた先生方,貴重なお時間をいただきありがとうございました。
2021年07月26日(月)
3年生対象 進路講演会
7月26日(月)午前中に,3年生対象の進路講演会を実施しました。
講師は北九州予備校の江口先生。演題は「今すぐ『本気』の受験生になろう!」。
人口減少,少子化といった日本の動きから,GAFAのような世界の動きを踏まえて,今受験生が何をすべきかをわかりやすく語っていただきました。
効果的な学習サイクルや夏を乗り切るための生活リズム等,今すぐに取り組みたい内容で,生徒たちはメモを取りながら真剣に聴いていました。
今日学んだことを生かし,勝負の夏に挑みましょう。
江口先生,ありがとうございました。
2021年07月21日(水)
舞鶴フィールド研修(理数科1年)
7月21日(水)夏季補習1日目,理数科1年生は舞鶴フィールド研修に出かけました。講師は鹿児島大学名誉教授の大木先生と,霧島市ジオパーク推進員の石川先生。
まずは「岩戸」の火砕流堆積物の観察。
道路脇の崖には,国分平野が大きな湖だったころの地層が見えています。
ここは年代の古い順に南九州で発生した火砕流堆積物を見ることのできる極めて貴重な場所です。
右手は訳11万年前に指宿市沖の阿多カルデラから噴き出した「阿多火砕流」が作った溶結凝灰岩の崖。ここでは真っ黒い色をしていますが,南薩では赤いそうです。
これは「岩戸火砕流」が作った溶結凝灰岩の崖。下に祠が作られています。岩戸火砕流はごく限られた場所でしか見られない不思議な火砕流堆積物なのだそうです。
崖に沢山咲いていた「イワタバコ」。1週間前が満開だったかな。
山をだいぶ上がって,この辺りは約3万年前の「入戸火砕流」の堆積物。いわゆる「シラス」です。
岩戸を後にして,次の研修地は新川渓谷。
石川先生からジオパーク等について説明を受けています。
大木先生からは「甌穴(おうけつ)」のでき方について教えていただきました。ここの川床は約30万年前の「加久藤火砕流」がつくった溶結凝灰岩です。その川床を石が削って甌穴が形成されました。
霧島ジオパークを代表する景観の一つです。
3か所目は横川の「大出水の湧水」。
美しい湧水です。湧出量は毎分22トン! このくらいの角度から見ると水が盛り上がって見えます。
水中カメラを突っ込んで中を撮影してみました。どこまでも透明です。水圧でカメラを落としそうになりました。
ここでは昼食をとり,しばらく自由に湧水周辺の自然を満喫しました。水は年間通じて15度。ずっと入っているのはつらい冷たさでした。
最後に集合してマスクを外して記念写真。
4か所目は鹿児島神宮裏の「宮坂貝塚」。画面奥に隼人3島とうっすら桜島が見えています。ここに貝塚があるということは昔はこの辺りが海岸線だったことを示しています。
昨年の大雨で一部が崩れてしまってシートがかけられていますが…,
テントの下からのぞくと,貝塚を見ることができました。
15時45分,研修を終えて国分高校に到着。
理数科1年生の皆さん,霧島ジオパークのすごさが分かりましたか?地質に対する興味・関心が高まったのではないでしょうか。
大木先生,石川先生今日は一日ありがとうございました。
2021年07月02日(金)
GS(グローカルサイエンス)世界に誇る霧島学3
7月2日(金),1年生のGS(グローカルサイエンス)の時間に「世界に誇る霧島学」の第3回目の講演会が行われました。
講師は霧島市観光PR課の濵屋先生で,テーマは「霧島の魅力」です。
「霧島市では,豊富な温泉資源を「温泉郷」としてグループに分けてキャラクターとタイアップしたり,食にまつわる様々な物品・サービスを「ゲンセン霧島」としてPRしたり,市民一人ひとりが霧島市の魅力を認定する「キリシマイスター制度」を始めるなど様々な取り組みを行っています。」
びっちりメモをとっていますね。大事なこと,自分に役立ちそうなことを聞き取って取捨選択し,最小限の言葉でメモする。高校時代に身につけたい大事な力です。
濵屋先生,本日はありがとうございました。
2021年06月28日(月)
GS(グローカルサイエンス)世界に誇る霧島学2
6月25日(金),1年生のGS(グローカルサイエンス)の時間に「世界に誇る霧島学」の第2回目の講演会が行われました。
講師は鹿児島大学の大富先生で,テーマは「鹿児島湾講座」です。
自分たちの課題研究に生かそうと,多くの生徒がメモを取りながら聴いていました。
水産学に興味を持った生徒も多かったのではないでしょうか。
大富先生,いつも楽しいお話をありがとうございます。
2021年06月23日(水)
鹿児島大学理学部との連携協定
6月22日(火)午後,鹿児島大学理学部と国分高校,大島高校との連携協定を結びました。
鹿児島市のホテルにおいて,鹿大理学部長,本校校長,大島高校校長の三者で,高校生が大学生向けの講義を受け単位を先取りできる事業を始めるための調印式を行いました。
鹿児島大学理学部の試験的な取組であり,高校と大学の学びを円滑につなげる「高大接続改革」の一環です。
この夏の7月~8月までの7回分の講義を,両校の希望者43人が,それぞれの学校でオンラインで受講し,大学生と同じ課題提出やテストに臨むことになります。
大学の授業内容を知り視野を広げることはもちろん,学習へのモチベーションを高めることにつながると期待しています。
ちなみに撮影の様子はこんな感じです。貴重な瞬間を写真に収めようとカメラマンの皆さんも大変です。
本日の南日本新聞記事としても掲載されました。国分高校としては,ISEF世界4位の昨日の記事に続き,連日の大きな扱いをしていただきました。(いずれも撮影時のみマスクを外しています。)
2021年06月21日(月)
GS(グローカルサイエンス)世界に誇る霧島学1
6月18日(金),1年生のGS(グローカルサイエンス)の時間に,「世界に誇る霧島学」と題して講演会が行われました。講師は霧島市のジオパーク推進員の石川先生。
霧島市の文化や歴史,産業,ジオパーク,自然に至るまで幅広く話をしてくださいました。
それらを繋げて全体として理解するのが「霧島学」。とても面白い視点です。生徒たちはメモを取りながら聴いていました。
石川先生,いつもありがとうございます。これからもご指導よろしくお願いします。
2021年06月17日(木)
SR(サイエンスリサーチ)統計学講座
6月16日(水),2年生のSR(サイエンスリサーチ)の時間に,数学科のW先生による「統計学講座」が行われました。
課題研究を行う上で避けては通れないのが「統計学」。データから理路整然と誰もが納得のいく結論を導くために,絶対に必要なものです。
統計学が専門のW先生が,統計学に基づいた研究の流れ,データのとり方,グラフの描き方,データの解析法,適切な検定方法まで,パワーポイントを使って分かりやすく説明してくださいました(2回シリーズ)。
すでに本格スタートしている課題研究に直結する内容のため,みんな真剣に聴いています。
2年生の皆さん,統計学という最強の武器を身につけ,自分たちの研究を計画的に進めていってください。
W先生,ありがとうございました。
2021年05月19日(水)
SRウェブ講演会
5月19日(水),2年生のSR(サイエンスリサーチ)の時間にウェブ講演会が実施されました。講師は蔵満司夢先生。一昨年は学校に来ていただきお話しいただきましたが,コロナの影響で今回のようなウェブ講演会という形になりました。
蔵満先生は錦江湾高校の出身で,同校のSSH活動の経験も生かして筑波大学に進学し,その後同大学院で博士号を取得されました。現在も高校時代と同じ「寄生蜂」の研究をしておられます。いまや学会の最前線で活躍しているSSH活動の大先輩です。
高校時代のオトシブミの寄生蜂の研究や筑波大学での研究の紹介,「研究とは何か?」といった話題は興味深く,今まさに課題研究を行っている2年生は真剣に聴き入っていました。
「研究とは世界の誰も知らないことを調べ,人類の知識の枠を広げていくこと」,「研究は,最終的には論文という形にまとめて世界に発信することが大事」等,多くのことを教えていただきました。
蔵満先生お忙しい中,国分高校のためにお時間を割いていただきありがとうございました。
2021年02月26日(金)
よかアイデアコンテスト表彰式
2月25日(木),第5回高校生よかアイデアコンテスト(主催 鹿児島国際大学)の表彰式が国分高校校長室で実施されました。
2年普通科 竹班の「Take a distance ~竹と共生する未来~」の研究が最高賞である学長賞を受賞しました。
鹿児島国際大学の千々岩副学長から科学的な深い考察,システマティックな提案,わかりやすいプレゼンテーション,詳しい参考文献とすべてにおいてレベルの高い素晴らしい発表で学長賞にふさわしいと,大変高く評価していただきました。
竹班の研究班の5名も最高賞の受賞で大変うれしかったようです。
また2年普通科ドクターヘリ班の「最後の砦ドクターヘリ ~ランデブーポイントの必要性~」の研究班は審査員特別賞を受賞しました。
僻地や離島を抱える鹿児島県の救急医療では必要不可欠なクターヘリに注目し,病院等にインタビュー・アンケートを行った研究です。
両班とも受賞おめでとうございました。
今後も地域イノベーションにつながるような研究活動を深めて下さい。
2021年02月15日(月)
女性科学技術者・研究者講演会(1年生)
2月12日(金),1年生全員を対象に,女性科学技術者・研究者講演会が行われました。
講師は鹿児島大学・水産学部・助教・附属海洋資源環境教育研究センターの國師恵美子先生です。
國師先生が,鹿児島大学水産学部の研究者になるまでの生い立ちや,現在の研究について,研究者のやり甲斐,水産学の魅力等について,楽しく話してくださいました。
1年生は熱心に話を聴いていました。
最先端で活躍している女性科学研究者の國師先生の講演を聴くことで,理工系学部や科学技術への興味・関心が高まったようです!
講演終了後は何人かの女子生徒が先生のところに集い,多くの質問をしていました。
今日の講演を聴いた国分高校1年生の中から,きっと世界でイノベーションを起こすような女性科学技術者が誕生すると思います。
國師先生,遅い時間まで熱心に質問に答えていただき,大変ありがとうございました。
2021年02月11日(木)
SSH論文作成講座(2年生)
2月10日(水)に2年生を対象に論文作成講座を実施しました。講師は第一工業大学教授の大惠克俊先生です。
2年生は1年次の2学期から課題研究を行い,1月29日にSSH成果発表会で全班が発表を行いました。これから3年生にかけて,その研究を一人1本の論文にまとめていきます。
2年生は真剣に講演を聴いていました。
論文作成の意義や論文の基本的な書き方等を具体的に学ぶことができました。
2年生は大変高いレベルの研究を行ってきたので,今日の講義で学んだことを生かして,いい論文を書くことができると思います!
大惠先生,ご講演ありがとうございました。
2021年02月10日(水)
教科横断型授業の取り組み 英語×保健=「科学英語」
2月9日(火),1年生の科学英語の時間に,英語科のU先生を中心に・ALT・養護教諭が協力して,コロナウィルスに関する教科横断型の授業を展開しました。
まずは「When is pandemic over?」というコロナウィルスに関する動画を視聴。メモをとりながら視聴しています。視聴後,ワークシートの空欄を埋めていきます。
続いてALTのジョニー先生が,イギリスの現状を説明してくれました。お母さんやお姉さんはすでにワクチン接種を終えたそうです。「I’m jerous…(うらやましい)」という一言は,ひょっとしたら笑わせようとして言ったのかもしれませんが,笑ってはいられませんよね。
続いて養護教諭のY先生による,日本の現状についての説明。
コロナ感染を防ぐための生活様式等についても説明がありました。
その後,ワークシートに英作文を記入しました。テーマは「What should / should't we do to stop the covid-19 pandemic?」写真はそれを発表しているところです。
3人の先生方がそれぞれの専門を生かし,教科をまたいで英語で1つのテーマについて学習する。面白い授業だったと思います。
担当した先生方,お疲れ様でした。
2021年02月05日(金)
舞鶴最先端サイエンス研修(東京大学)報告1
2月3日(水),舞鶴最先端研修が行われました。東京大学と連携して「サステナビリティ(持続可能性)」に関するプログラムに取り組んで基礎的な科学リテラシーを養うとともに,課題研究に向けた素地を育成することが目的です。3回シリーズで,2月6日(土)には「イオン未来の地球フォーラム」に参加します。今回はそれに向けての事前ワークショップという位置づけです。
1年生16名(普通科11名,理数科5名)が参加しました。
最初に,本校の課題研究(3題)を紹介しました。
理数科1年地学班の研究発表。
普通科1年生の「校内の絶滅危惧種」についての発表。
この他に,理数科1年生物班の「カビゴケ」の研究も紹介されました。
グループワークでは,「コロナの前と後で変わったことは?それに伴って良かったことと悪かったことは?」について,付箋に書き出しました。
SDG’Sとの関わりにも注目して書き出していきます。
付箋での作業をパソコン上でも同時進行で行っています。
それを内容別に模造紙に貼って整理していきます。
お互いに協力し,情報交換をしながら作業を進めていきます。
3班に分かれて行った作業をお互いに発表し合いました。
その後,東大の菊池先生の講義。みんなメモをとりながら聴いています。専門用語を極力使わず,非常にわかりやすい講義でした。
コロナウィルスが世界に与えた影響は計り知れません。しかしコロナ対策で変化したこと,変化せざるを得なかったことが,これからの働き方や生き方,環境問題等に対していい方向に働くこともあるかもしれません。そんなことを考えさせられる有意義な研修になりました。願わくば,何らかの形で他の生徒たちや地域の皆さんにも還元できるといいですね。
関係者の皆さん,ありがとうございました。
2021年02月04日(木)
2年生「企業等による出前講座」実施
2月3日(水)午後の時間を使い,2年生のキャリア教育として,地元の企業等から講師の先生方をお招きして「企業等による出前講座」を実施しました。
6限目は,体育館で九州タブチ国分工場の竹内様より,2年生全員に向けて講話をしていただきました。
7限目は,希望制で7つの講座に分かれて講座を受講しました。
霧島市役所の渡辺様
霧島市消防局の岩下様。国分高校OGです。先日の避難訓練でもお世話になりました。
藤田ワークスの濱畑様。
南九州ケーブルテレビの永奥様。
株式会社 健 の重野様。
国分幼稚園の中筋様。
なんか間違っていそうな雰囲気です。
霧島医療センターの岸本様。
地元企業の皆様から,業務内容を聞くことで地元企業への理解を深めると同時に,働くことについても真剣に考える機会となりました。
お忙しい中,お時間を作っていただいた皆様,ありがとうございました。
2021年02月02日(火)
SSH発展数学
2月2日(火)午後,SSH発展数学講座として,鹿児島高専の白坂先生をお招きし,2・3年生約30人に対して講座を実施していただきました。
複素数平面上での図形的性質を利用した,高校から大学への橋渡しとなるような,教員にとっても意味ある講座でした。
生徒も写真のように板書したり質問を受けたりと,一瞬も気の抜けない,しかし数学の面白さに溢れた授業でした。
数学科職員も数人聴講させていただいたのですが,授業ネタに使えそうな面白いものばかりでした。
後半戦は,計算から一転,折り紙で幾何的な図形を手作業で作り上げたり,トランプ,数字当て手品(いずれも,2進法や3進法がキーになっています)など,リラックスする中に数学の美しさが含まれた興味深いものでした。
白坂先生,お忙しい中,ご指導ありがとうございました。
2021年01月28日(木)
舞鶴最先端研修①九州大学荒谷先生Zoom講義
1月27日(水),SSH舞鶴最先端研修の一環として,九州大学の荒谷邦雄先生にZOOMで講義をしていただきました。荒谷先生は様々な学問分野を統合してクワガタムシを研究する「クワガタ学」の第一人者です。
1コマ目は理数科2年のカブトムシ班が研究発表を行い,問題点を指摘していただいたり,今後に向けてのアドバイスをしていただいたりしました。同時に,研究の方向性が間違ってはいないことに自信を持つこともできたようです。
2コマ目は同じく理数科2年のカワゴケ班や1年生も加わって,荒谷先生の講義を受けました。
昆虫の分類について,外来種問題について等,幅広い内容であっという間の1時間でした。時間が足りないくらいでした。
荒谷先生,お忙しい中お時間を割いて下さりありがとうございました。
今後ともご指導をよろしくお願いします。
2021年01月20日(水)
国際宇宙ステーション観察会!
1月19日(火),空も暗くなりかけた18:00頃,理数科の生徒たちが2日後に控えた県探究コンテストの準備をしていると,突然地学科のW先生がやってきました。
「国際宇宙ステーションが上空を通過するから見に行こう!」
大急ぎで3階の渡り廊下に上がり,望遠鏡をセットしました。
するとすぐに「あれだ!」とW先生の声。「結構大きく見えるんですね。」と言うと,「それは普通の飛行機!」と怒られました。
そのはるか上,頭の真上を点滅せずにスーッと移動していく小さな光こそが,国際宇宙スーテーション(ISS:International Space Station)!
地上から400km上空を,秒速7.7kmで飛行し,約90分で地球を1周するのだそうです。
望遠鏡でも見てみましたが,明るすぎてなんか長方形だな,くらいしかわかりませんでした。後で調べてみると,ソーラーパネルを広げた全体像が確かに長方形で,実際はサッカー場くらいの面積があるそうです。
想像以上に早く通過してしまい,「え?もう終わり?」と言う印象でしたが,肉眼でこんなに普通に見られることにちょっと感動しました。
あの中には,今まさに日本人宇宙飛行士の野口聡一さんが乗り込んで作業をしているんですね。そう思うとさらに感動!
W先生,誘っていただきありがとうございました。
次見られるのは,90分後!(作業に夢中で忘れていました…。)
2021年01月15日(金)
取材成功,ピザ作り!
1月14日(木),先日食べている様子だけお伝えした家庭科の調理実習(ピザ),やっと調理の様子の取材に成功しました。
まずは生地をこねて広げています。
こちらは生地をこねながらトマトやハムを切っています。
この班もトマトを切っています。
広げた生地にトマトソースを塗っています。
そしてベーコンやトマトを載せていきます。
タマネギを載せています。
さあオーブンで焼いて早く食べましょう。
今回もお裾分けをいただきました。
ごちそうさまでした。
2021年01月15日(金)
共通テスト直前 激励会
1月15日(金)の朝,体育館にて3年生の明日からの共通テストに向けて,激励会が行われました。
校長先生から。「普段の力を発揮しましょう!」
学年主任のK先生から。「無駄に力まず,平常心で臨もう!」
進路指導部主任のH先生から。「自分を信じて最後まで頑張ろう!」
Y教頭先生から。「コロナ対策を十分行って,頑張ってください。」
最後はD教頭先生から,「君たちは声は出さずに手拍子だけね。」と念を押した上で,3年生全員に向けて力強いエールが送られました。
今年度は共通テストの第1回目ということに加えて,コロナウイルス感染対策もあり,例年とは異なったことばかりの受験となります。一つ一つ丁寧に進めましょう。
明日は暖かい予報ですが,日曜日は寒くなるようです。体調に気を付けて全力で取り組んで欲しいと思います。
ガンバレ3年生!,頑張れ受験生!
2020年12月22日(火)
家庭科調理実習 ピザ美味しかったです!
12月21日(月),調理室の前を通ると,いい匂いがしたのでお邪魔しました。
家庭科の授業の調理実習の時間でした。
残念ながら調理は終わっていましたが,美味しそうに食べているところを撮らせてもらいました。
思いっきりかじりついています。写真係としてはうれしい1枚です。
はい自然に!
そうそう美味しそうに。
よほど食べたそうにしていたのでしょうか,家庭科のT先生が,よかったらどうぞと1枚くれました。めちゃくちゃ美味しかったです。
今度はちゃんと調理中に間に合うように取材に来ますね。
ごちそうさまでした。
2020年12月17日(木)
SSH課題研究 中間発表会
12月16日(水),2年生のSSH課題研究の中間発表会が校内で行われました。
まずは武道館で行われた理数科です。1年生は大きく間隔をとって聴いています。
生物カブトムシ班「ヤマトカブトとオキナワカブトの亜種間雑種に関する研究」。今後学会等でも注目されるであろう研究結果でした。1年生からは鋭い質問も飛び出しました。
化学班「ポリスチレンをリモネンで溶かす」。ミカンの皮で発泡スチロールが溶かせるってことですね。
物理太陽炉班「太陽光を利用した殺菌装置の開発」。今後の活用,展開が期待されます。
生物カワゴケ班「カワゴケソウ科植物とカワゴケミズメイガの密?な関係」。タイトル(仮説)に反して全く密ではなかったんですね。
物理スズムシ班「スズムシの鳴き声における”うなり”について」。スズムシのうなりのメカニズムの解明に挑みました。
地学班「推定活断層の正確な位置を特定するには?」。見事なプレゼンでした。
審査を行ってくださった他校の先生方からは,厳しい指摘と多くの有益なアドバイスをいただきました。ありがとうございました。
体育館と2年生の教室を使って行われた普通科。
「男>女? ~男=女にするためには~」
「よかど~かごんま弁」
「日本人の『魚離れ』~私たちやこどもたちに与える影響~」
「四つ葉のクローバーを増やそう」
「水辺のゴミについて」
「運動と脳の関係性」
「救急救命 最後の砦 ドクターヘリ ~日本の体制と機体について~」
「『かわいい』は男女でなぜ違うのか」
「ストレスと上手に付き合おう」
「霧島を食べよう」
「家族間の臭いの違い ~私とおかんと,ときどきオトン~」
「免疫力アップについて!」
「竹取物語」文学ではなく,竹の活用法に関する研究でした。
「癒やしと治癒の魔法の湯 ~Onsen~」
「夏の海,砂浜海岸が熱い理由」
多くの班がパソコンを用いて,しっかりしたA0判の大型ポスターを作成していました。自分たちでデータをとり,わかりやすくグラフで示していた点もよかったです。全体として昨年よりもさらに一段レベルアップできたのではないでしょうか。
1月末にはSSH成果発表会があります。今日の発表で見えてきた課題を修正し,ブラッシュアップして臨んでください。
2年生の皆さん,お疲れ様でした。
見学した1年生も大いに刺激を受け,多くのことを学んだと思います。成果発表会では,1年生も「研究計画」を発表することになります。自分たちの研究にしっかり生かしてください。
2020年11月27日(金)
JAによる「肥料学」レクチャー
11月26日(木),JA鹿児島県経済連及びJAあいらから講師をお招きして,肥料の基礎知識について講義をしていただきました。
本校の自主ゼミに所属する班の課題研究に関する内容で,植物の成長に必要なものから講義がスタートしました。自然界から供給されるものの他に,肥料で補う必要がある元素が紹介され,それが作物の成長に欠かせないものであることを分かりやすく教えていただきました。
次にサンプルを見せていただきながら肥料の三要素(N・P・K)について学び,見慣れた野菜に成長するためにも大切な要素になることを理解できました。
肥料の形状についても学び,サンプルを見せていただきながら,農作業の時期を踏まえて肥料が開発されていることを学びました。
お忙しい中,本校生徒のためにご尽力くださったJAの皆様,ありがとうございました。
今後とも引き続きよろしくお願いします。
2020年11月26日(木)
グローバル サイエンティスト アワード 夢の翼
11月8日(日),「グローバル サイエンティスト アワード 夢の翼」という科学コンテストに,理数科6班と普通科自主ゼミ抜け殻班と計7班が出場しました。
大会はZoomで行われ,国分高校では会議室と生物室でカメラの向こうの審査員の先生方に向かって発表しました。
下の写真はちょっと緊張気味の物理スズムシ班。
化学班。
生物室で発表に臨んだ地学班。特に質疑応答が見事でした。
審査を待つ間,生物室で講演を視聴しています。
多くの生徒がZoomでの発表を経験することができ,いい機会となりました。
審査の結果上位の賞は逃しましたが,地学班が協賛社賞の「ソラシドエアー賞」を受賞しました。この賞は昨年普通科自主ゼミ抜け殻班(現3年生)が受賞した賞で,国分高校の2連覇となりました。また写真では紹介できなかった生物カワゴケ班が同じく協賛社賞の「新日本科学賞」を受賞しました。
参加した生徒の皆さんお疲れ様でした。
2020年11月23日(月)
LCSオンラインワークショップ(SCIENCE AGORA 2020)
11月21日,2年生がLCSオンラインワークショップに招待され,発表をしました。この取り組みは,SCIENCE AGORA 2020内で低炭素社会戦略センター(LCS)が主催したものです。
岩手県立釜石高等学校,公文国際学園高等学校とともに,2050年のゼロエミッション社会に向けた提案を発表しました(※エミッション=排出)。
本校は,鹿児島県の竹林面積が全国1位であることと放置竹林の増加に着目し,有効な活用方法の提案をしました。
質疑応答もあり緊張する場面もありましたが,コメンテーターの先生からもご助言・ご指導をいただき,大変有意義な活動となりました。
終了後,南日本新聞の取材も受けました。
ご指導をいただいたLCSの先生方や大学の先生方,一緒に発表した岩手県立釜石高等学校の皆さん,公文国際学園高等学校の皆さん,ありがとうございました。
2020年11月23日(月)
鹿児島昆虫同好会の年次大会で理数科1年生が研究発表
11月21日(土),鹿児島中央駅近くの「よかセンター」で行われた鹿児島昆虫同好会の年次大会にて,理数科1年生が研究発表を行いました。
内容は,9月上旬から11月までの抜け殻調査によって出水市におけるリュウキュウアブラゼミの羽化パターンを解明するというもの。これは理数科3年生物班のリュウキュウアブラゼミの研究において「今後の課題」とされていたことです。マウスシールドをつけての発表となりました。発表に加えて,こちらも初体験だったようです。
かなり緊張していましたが,なんとか研究内容は伝えられたと思います。質疑応答は意外と難しい!ということを体験できたのは大きな収穫でしたね。
昼食時間には,理数科2年生のカブトムシ班がポスター発表をさせていただきました。聴いてくださっているのは元県立博物館長,鹿児島大学の名誉教授,県立博物館の歴代昆虫担当4人を始めとするそうそうたるメンバーです。
多くの大先輩から貴重なアドバイスや励ましをいただきました。
その道の専門家の前で発表するというのは,科学コンテストよりも緊張すると思います。貴重な体験となりました。
発表の場をくださった鹿児島昆虫同好会の皆さん,ありがとうございました。
2020年10月26日(月)
教育実習生による課題研究発表!
10月23日(金),教育実習最後の日の7限目に実習生のA先輩が,理数科の後輩たちに向けて高校時代の課題研究を紹介してくれました。
前半は2年8組にて。テーマは「屋久島方言で鳴くツクツクボウシの研究」。ツクツクボウシの屋久島方言の分布域形成に幸屋火砕流が大きく関わっていた!という研究ですね。
後半は1年8組にて。こちらは1年生の教室に常備されている大型テレビを使っています。
SS(サステナビリティーサイエンス)の時間だった3年生の生物班(リュウキュウアブラゼミ班)も参加させてもらいました。そういえば生物班はセミの研究が結構多いですね。
4年間のブランクを感じさせない流石のプレゼン力でした。とてもわかりやすい発表だったと思います。
実習の合間に準備をしてくれたA先輩,ありがとうございました。