4 学習・進学関係
2022年07月27日(水)
校内大学説明会(鹿児島大学,宮崎大学)
令和4年7月27日(水)午後,鹿児島大学と宮崎大学の先生にお越しいただき,希望者に向けた大学説明会を実施しました。
各大学からはパンフレットや,プレゼンテーション資料を使って,分かりやすい説明をしていただきました。
それぞれの大学希望の生徒らは,しっかりとメモを取りながら自分の進路について思いを馳せていました。
今日の説明を聞いて,より一層希望が強まったことと思います。暑い夏,努力を重ねましょう。
それぞれの担当の先生方,ありがとうございました。
2022年06月17日(金)
ステップアップ研修 研究授業(保健体育)
6月17日(金),保健体育科N先生のステップアップ研修の研究授業(保健体育)が行われました。
バレーボールのチームプレイについて話し合っています。
実技はもちろんですが,自己評価,自分を見つめなおして,今後の課題をあぶりだしています。
またキャプテンは発表することでプレゼンテーション能力も高まります。気づかなかったことに気付ける,これって楽しいことですよね。
N先生,お疲れさまでした。
2022年03月16日(水)
英語の授業で,「制服」について考えました
3月16日(水),2年生の英語の授業。この日の題材は「制服について考える」。家庭科のT先生も協力してくださいました。
制服に関する動画も視聴。
制服検討委員会のメンバーが、制服について研究をしたことをプレゼンテーションしてくれました。
制服について,社会的な問題,素材,本校生へのアンケート結果,本校の制服の変遷等が多角的にしっかりと調査されており,プレゼンテーションを聞いている生徒達もたくさんのアイディアをもらえたようです。
国分高校では女子のスラックスやユニセックス制服の導入も検討中です。
いろんな生徒たち全員が,喜びと誇りをもって自分らしく着ることができるようにするにはどうすればいいのか。
制服検討委員会では職員と生徒が意見を出し合い,これからも検討を重ねていきます。
教科横断型の英語の授業と家庭科の授業とのコラボレーションでした。身近なテーマで,生徒自身の考えを英語で表現することが出来たと思います。
2022年01月15日(土)
大学入試共通テスト1日目
令和4年1月15日(土)の朝の写真です。
全国一斉に,共通テストの1日目です。
昨日の激励会,下見を終え,いよいよ共通テスト当日となりました。
会場である第一工科大学の前には(中は,感染症対策のため受験生以外立ち入り禁止となっています)3年生の担任団が立ち,来た生徒たちを励ます様子が見られました。
担任たちは,ホッカイロやキャンディーを準備し,クラスの生徒たちに,「落ち着いて~!」と声をかけていました。
生徒らも,元気よく「行ってきまーす」「パワーを下さい!」「頑張りまーす!」と入っていきました。
この時期特有の霧島おろしの寒い風が吹く中でしたが,国分高校生は頑張っています。
2022年01月07日(金)
宮崎サイエンス研修 2日目
12月21日(火),宮崎サイエンス研修2日目の様子です。
最初の研修地は宮崎市内からほど近い「加江田渓谷」。ここでの目標はカビゴケの探索です。
遊歩道を歩き始めて2分,あっけなく見つかりました。ツワブキの葉の上にびっしりと生えているカビゴケ,分かりますか?
フユイチゴの葉の上にもびっしり!
スマホで拡大するとこんな感じです。独特な匂いをお伝え出来ないのが残念です。
あまりにもあっけなく見つけてしまったので,次に「オオムラサキ」の越冬幼虫を探しました。
エノキの根元の葉をひっくり返すと…,これまたあっけなく2枚目で発見!
ん?背中のとげが4対見えるけど,2対目が小さい…。ということはゴマダラチョウ?
よくわからないのでとりあえずたくさん集めてみました。合計28匹。半分以上は越冬幼虫探しの天才Mさんが見つけました。
みんなで精査した結果,残念ながらすべてゴマダラチョウ…。
想定以上の成果を上げ,渓谷美も堪能して2時間の研修終了。マスクを外して記念写真。
次の研修地は宮崎大学!
まずは学食で昼食です。テーブル間の距離,つい立て等,コロナ対策も万全でした。
3月に国分高校を卒業した3名の先輩たちが,学内を案内してくれました。写真は農学部獣医学科の牛舎です。
3名の先輩たちとマスクを外して記念写真。
続いて宮崎大学の先生方と交流。司会進行を務めてくださった荒武先生は国分高校の山﨑校長先生と学生時代からのご友人だそうです。自己紹介の中で山﨑校長の若かりし頃の写真も出てきてみんなざわついていました
こちらがその問題の写真です。顔が隠れているのが荒武先生。場所は北アルプスの名峰槍ヶ岳。山岳部だったんですね。山頂直下で足を骨折した荒武先生を山﨑校長が背負って下山したという逸話はまさに武勇伝!
カビゴケ班の研究発表。
Zoomで参加してくださった高知大学の片桐先生からも貴重なアドバイスをいただきました。
カブトムシ班の研究発表。
昆虫学がご専門の大野先生から鋭いご指摘やアドバイスをいただきました。
短時間ではありましたが,大野先生による講義も行われました。とても勉強になりました。
最後に大学の附属図書館も見学させていただきました。
2日目もとても充実した研修になりました。
荒武先生,大野先生をはじめ関係者の皆様,丁寧なご対応ありがとうございました。
2021年12月23日(木)
グローバル・カルチャー研修(鹿大留学生との交流会)
12月18日(土),鹿児島大学の4名の留学生を国分高校に招いて,グローバル・カルチャー研修が行われました。参加したのは普通科・理数科の1・2年生約70名。
午前中は2つの教室に分かれて,4名の留学生のそれぞれの国の歴史や文化について紹介していただきました。
ネパールから来るているマダンさんは,留学生とはいっても脳神経外科の医学博士です。
四角形ではない珍しい国旗の話等,ネパールに関する30のことを英語で教えてくださいました。英語は第二の公用語なので,ほぼネイティブです。
アフリカのマラウィから来ているクンブカニさんは水産学部で研究中。マラウィは「The Warm Heart of Africa(アフリカの良心)」といわれるほどやさしい人が多いそうです。
とってもフレンドリーな方で,本当にマラウィを訪れてみたくなりました。コロナが収束したら…。
ネパールから来ているサンタさんはマダンさんと同じく脳神経外科の医学博士。生徒の中に入って積極的にコミュニケーションをとってくださいました。もちろんオールイングリッシュです。
ネパールについて多くのことを話してくださいました。「ネパールでは猫をペットにしている人はいません。」マジですかあ!生徒たちもざわついていました。
バングラディシュから来ているラキブさんは獣医学の博士で,母国では大学の准教授。すごい英語力です。
バングラディシュはパキスタンから独立して今年で50周年。9カ月に及ぶ独立戦争で300万人が亡くなったそうです。自然豊かなバングラディシュにも行ってみたくなりました。
昼食後はグループに分かれて交流。このグループは折り紙を教えていますね。
将棋はクンブカニさんの勝ち!
鹿児島のお菓子を紹介したグループもありました。
定番の書道も体験していただきました。
運営をお手伝いのはずのALTジョニー先生も将棋に参戦。チェスは得意だそうですが,将棋はからっきしでした。そっくりだと思うけどなあ…。
理数科カブトムシ班は英語で研究発表。ひょっとしてISEFに出場するときのための練習ですか?
「ハラール」について調べたグループがラキブさんに発表。イスラムのことやハラールのことをさらに詳しく教えていただいたようです。
日本のお菓子の説明をしたこのグループはマダンさんの手品に大うけでした。
最後は事務室前でマスクを外して記念撮影。
ローテーションを大きく減らしたことで,昨年よりじっくり交流ができました。とても有意義な研修になったことは写真から伝わってきますね。この研修,学期1回に増やしてもいいかもしれません。
4名の留学生の皆さん,どうもありがとうございました。
2021年12月20日(月)
麻紐たわしで世界を救おう!
12月15日(水),被服室の前を通りかかると面白そうなことをやっていました。
「指編み」というやつですね。教えあいながら楽しそうに作っているのは何でしょうか。
とりあえずやってみる派(右)とタブレットで動画を見てイメージトレーニングを完成してからやる派(左)。
タブレット派も結構いますね。
机の上にはこんな紙が置いてありました。
なるほど。環境のために「麻紐たわし」を作っていたんですね。
こちらは他のクラスの生徒が作った麻紐たわしを推奨するチラシ。
麻紐たわしを使うことで,マイクロプラスチックを減らし,海の環境を守ろうということです。
全ての授業の中で,それぞれの形で,様々な環境問題について学習し,その解決に向けて一人一人ができることを考え,行動できるようになってほしいですね。
2021年12月16日(木)
理数科課題研究発表会
12月15日(水),理数科2年生の課題研究発表会が行われました。来年のSSH全国大会や理数科大会の出場班を決める際に参考にされる重要な発表会です。
司会進行の1年生と理数科主任のN先生。
物理班のブランコの研究。
審査員の先生方からは鋭い質問や的確なアドバイスをいただきました。
化学リン班のリン酸検出装置開発の研究。
生徒からもたくさんの質問がありました。
生物班のカビゴケの生態に関する研究。
地学班の桜島の噴煙に関する研究。
化学二酸化炭素班の二酸化炭素測定器の開発の研究。
学校評価委員の方々からも質問やアドバイスをいただきました。
審査員の先生による講評。
再来年の鹿児島総文祭の実行委員も務めることになった1年生H君による閉会の言葉。
終了後は各班のメンバーが審査員の先生方のところに質問に行く姿が見られました。発表会が終わってそれで終わりではなく,さらに研究を磨き上げていこうというこの姿勢が大事だと思います。
理数科2年生の皆さんお疲れさまでした。1年生に皆さん発表を聴いて,内容やまとめ方だけでなく発表態度や質疑応答についても参考になったのではないでしょうか。すでにスタートしている自分たちの研究に生かしてください。
審査員の先生方,長時間の審査とご指導をありがとうございました。
2021年12月15日(水)
理数科1年水生生物班 PCRに挑む!
12月10日(金),7限目のGS(グローカルサイエンス)の時間から放課後にかけて,理数科1年の水生生物班が「PCR法」の講習を受けました。講師は鹿児島大学水産学部の塩﨑先生。
PCR法は「ポリメラーゼ・チェーン・リアクション」の略で,DNAの特定の領域を短時間で大量に増幅する方法で,DNAの遺伝情報を読み取る時に必要な技術です。コロナウィルスの「PCR検査」は患者さんの体液等を採取してDNAを増幅し,コロナウィルスのDNAが検出されるかどうかを調べています。
国分高校ではそのPCR法に不可欠な「サーマルサイクラー(下写真の手前)」や遠心分離機,マイクロピペット,電気泳動装置等をSSH予算で購入し,校内でPCR法を行えるようになりました!今日はそのための講習会ということになります。最先端の手法を学べるとあってみんな真剣です。
それぞれの機器の操作方法や使用上の注意点等を詳しく教えていただきました。
生体高分子の分野で博士号を持つ生物科S先生(S博士!)率いる水生生物班の今後の活躍にご期待下さい。
塩崎先生,お忙しい中丁寧なご指導をありがとうございました。
2021年12月14日(火)
人権同和問題に関する統一LHR
12月13日(月)のLHRは人権同和問題に関する統一LHRでした。
1年生は「人権について考えよう」というテーマで,具体的な事例について,あっていい違いと,あってはいけない違いについて考えました。
2年生は「差別とたたかう」というテーマで,差別の背景や構造について考えました(下写真3枚)。
差別の背景には,他人に対する優越感,同調しなければという危機感,先入観や偏見,権力者が作り出した歴史等様々なものがあることも学びました。
差別は社会全体の問題であること,自分に関係ないと思うことが差別の助長につながるということも忘れてはいけませんね。
3年生は別日程で「就職差別をなくすために」というテーマで学習しました。
差別は気づかないうちの無意識さが原因となることもあります。常に自分の言動や考えを客観的に見る目を養いたいものです。身の回りからだけでなく世の中からすべての差別がなくなるといいですね。それは皆さん一人ひとりの意識にかかっています。
2021年12月02日(木)
企業出前講座
12月1日(火),企業出前講座が行われました。企業等で働いておられる社会人の方々にお話をしていただきました。
6限目は2年生。
京セラ 研究開発本部より 兒井さま。
霧島市役所 税務課より 福永さま(普通科OG)。
国分小学校 校長 鶴田さま。
南日本新聞 霧島総局より 上柿元さま。
トヨタ車体研究所 技術統括部より 帖佐さま。
鹿児島県庁より 桑波田さま。
霧島市医療センターより 看護師・放射線技師・理学療法士・薬剤師・心理士の5名の皆様。
姶良市消防局より 有村さま(理数科OG)。防火衣を触らせていただきました。このほかに東京オリンピックの聖火リレーを走った際に実際に使ったトーチも触らせていただきました。
終了後はみんなの前では聞けなかった女子高生の現実的な質問をぶつけていました。有村先輩,ざっくばらんな詳しい回答をありがとうございました。
7限目は1年生。4名の講師の方が入れ替わりました。
鎌田建設より 副社長 鎌田さま。
リクルートより 九州グループマネージャー 後藤さま。
FM霧島より ラジオパーソナリティー 堀之内さま。
JTBより川畑さま。
1年生は有村先輩と記念写真。おお,これが買うと〇万円する聖火リレーのトーチですね。
1・2年生の皆さんは,今日の講座を受講して「働く」ということを身近に,現実的に感じられたのではないでしょうか。今後の進路選択・職業選択に生かしてほしいと思います。
お忙しい中,国分高校生のためにお話しいただいた各企業の皆様,本当にありがとうございました。
2021年11月13日(土)
1年生 大学出前授業
11月12日(金),5・6時間目に1年生の大学出前授業が行われました。自分の希望する講座を2つ受講しました。
志學館大学 人間関係学部 入佐先生。「韓国語を学ぼう」
志學館大学 法学部 佐藤先生。「○○法ってどんな法律?」
鹿児島純心女子短期大学 英語科 小玉先生。「『不思議の国のアリス』の秘密」
第一工科大学 工学部 森園先生。研究内容の紹介。
鹿児島大学 工学部 若尾先生。研究内容の紹介。
鹿児島大学 理学部 秦先生。研究内容の紹介。
鹿児島大学 理学部 内海先生。研究内容の紹介。
鹿児島大学 水産学部 石川先生。研究内容の紹介。
鹿児島純心女子大学 看護学科 鞍掛先生。「看護師・看護職について知ろう ~大学で学ぶ看護」
鹿児島女子短期大学 児童教育学科 丸田先生。「子供の生活と遊び」
1年生はメモを取りながらしっかり聴いていました。興味が深まりましたか?
ぜひ今後の進路選択に生かしてください。
ご参加くださった先生方,お忙しい中ありがとうございました。
2021年11月07日(日)
舞鶴フィールド研修3 屋久島研修(3日目)
10月31日(日),研修3日目は朝から雨模様。研修センターの部屋チェックをしながら空を見ると,うっすら虹が出ていました。そのうちやむでしょう。
朝食後荷物をまとめて出発。
私たちの有意義な研修のためにと,日程や経路の変更等すべての要望を快くかなえてくださった屋久島環境文化研修センターの関係者の皆さん,お世話になりました。
3日目最初の研修地は「千尋の滝」。雨が上がり朝日がさして一段と壮大な景観が広がりました。
マスクを外して記念写真。
千尋の滝を出発すると,ほどなく右手に本富(もっちょむ)岳が見えてきます。あまりにきれいなのでドライバーのIさんにお願いしたら,電線がなく手前にヤシの木がある最高の場所で止まってくれました。
これを撮ったのは引率のT先生かな?これは素晴らしい写真だと思います。I’m jearous…. ○○○○生命のCMに使ってもらえそう。
これはT君が撮った「鏡モッチョム」。水たまりを使うとは…,発想が柔軟だなあ。これもインスタ世代の技でしょうか。
川があると化学班は水を採取。ここはガジュマルで有名な中間(なかま)集落の中間川。河口付近でも「清流」です。
化学班だけが見られた中間の巨大ガジュマル。ゲート状になっています。
栗生川もきれいでした。水を採取している記録写真が絵になってます。つい海や山に目が向きそうですが屋久島の川はどこもきれいで魅力的です。
隊員の一人がアシハラガニ?の小さい個体をつかもうとしてこんなことに。「自切」というやつです。これはチャンス。すぐにストップウォッチをスタート。自然にぽろっととれるまでどれくらい挟んでいるのか?
次の目的地,大川(おおこ)の滝に着いてバスを降りたとき,「先生,落ちました!」と報告が。記録は14分48秒。貴重なデータです。
大川の滝は変成岩ホルンフェルスでできた滝で,落差は88m。屋久島最大の落差を誇ります。ここでもマスクを外して記念写真。足元の岩も全部ホルンフェルスです。
道路が新しくなってるなあ,と思っていたらこんなものが。乾く前に歩いちゃったんでしょうね。ヤクシマザルの足跡です。右足の左上に写っているのは右手のようです。その先は左足と左手です。どんな歩き方,走り方をすればこんな風になりますかね。ちなみに手と足の間にある「点」は右足の親指だと思います。ヒトの足とはだいぶ違うのが分かりますね。
西部林道ではそのヤクシマザルをいっぱい見ることができました。画面左手にはヤクシカの若いオスも写っています。
西部林道下の海岸は透明度が高く,とてもきれいな海でした。ちなみに右前方は海岸線まで世界遺産のエリアです。
永田のいなか浜。ウミガメの産卵地として有名な貴重な砂浜です。地学のN先生からの「軽石が打ちあがっていたら拾ってこい!」というミッションを受けてビニール袋片手に砂浜に降りると,何やらグレーの帯が!屋久島にも来ていたか?
近づいてみると…,
グレーに見えていたのは花崗岩中のカリ長石の結晶が砕けたもののようでした。粒が大きいため波の影響を受けやすくラインを形成したのかもしれません。
N先生,報告します。10月31日時点で屋久島永田のいなか浜では,小笠原からの軽石の漂着は全く確認できませんでした。
いなか浜からは東に口永良部島がよく見えました。多くの生徒が裸足になって海に入っていました。
この後一湊川でヤクシマカワゴロモを観察する予定でしたが,昨日から今朝の雨でがけ崩れでもあったのか一湊川がやや濁っており水位も高かったため観察はできませんでした。
楽しく学びの多い濃い3日間になりました。関係の皆様,本当にありがとうございました。
2021年11月07日(日)
舞鶴フィールド研修3 屋久島研修(2日目)
10月30日(土),屋久島研修2日目です。
研修センターの玄関横には大きなヘゴが植えられています。屋久島の低地の亜熱帯多雨林を象徴する木生シダ類です。
玄関では美しい昼行性の蛾,サツマニシキもお見送り。
研修2日目はまず屋久杉ランドに向かいます。途中の道からの風景も雄大です。水力発電所が見えています。ちょっと空模様が心配です。
ヒルについての注意を受けて身支度を整えます。「ズボンを靴下の中に入れるなんてダサい!」なんていう言葉は禁句です。一人完全防備の隊員がいますね。
本日のガイド,寺田先生からスギやモミ,ツガ等の針葉樹についての説明を受けています。
くぐり栂(つが)。迫力があります。S君撮影。やるなあ。
屋久島がもののけ姫の舞台になったというのも納得の1枚。M君がパノラマ撮影で表現しました。
ランド内はなかなか全員で撮れるところがありません。千年杉の前は貴重なスペース。
30分コースを1時間かけて歩いた後は班別研修。
カビゴケ班は今日もカビゴケ探し。昨日と違って時々は見つかるのですが…,
似たような葉上苔(ようじょうごけ)が何種類もあり,匂いで識別するしかありません。これなんかイメージはそっくりなんですが,これでもだいぶ大きいんです。S君すごいね。
これはかなり特徴的なのですぐ識別できそうですが,まだ名前が分かりません。
そしてこれがカビゴケです。小さ過ぎて老眼の人は肉眼ではもう無理です。
化学班は研修センターのKさんの案内で80分コースを歩きながら水を採取しました。
つり橋からの渓流の様子。どう切り取っても絵になります。
昼食は研修センターのお弁当,美味しかったです。
昼食後もがビゴケを探しましたが,早い段階で雨が降り出し,目的の一つであった屋久島産カビゴケの撮影は十分にはできませんでした。残念ですがこれも屋久島です。写真はすぐに名前が分かりそうなのに同定できていないコケ。
地学班は屋久島高校のY先生の指導のもと,まずは小瀬田海岸へ。
ここでは貝類の化石を見つけることができます。紙粘土を使ってその貝化石のレプリカを作るというのが一つ目のテーマ。研修センターからお借りしたガイドブックを使って屋久島の地質的な成り立ちについても改めて教えていただきました。
続いて訪れたのは早崎鉱山跡。昭和30年代まではタングステン鉱山でした。坑道の跡も残っています。
Y先生が「ここは戦隊ものみたいな撮影ができるよ」なんて言うもんだから5人でその気になってます。男子ってこういう生き物です。
ここでの目標の一つはタングステンを採掘した際に捨てられた?石英の結晶を探すこと。なかなか大きいものは見つからないようですが,中には3センチを超える大きなものを見つけた生徒もいたようです。写真は,背景が手袋の生地であることを考えると,1センチ弱くらいでしょうか。
夕食。メイン料理のトビウオの唐揚げについて説明してくださっています。「頭から食べられますよ。」なんて言うもんだから…,
頭から大きなヒレ,背骨まで全部食べたようです。美味しかったですね。スマホが見えますが,研修中はカメラとしての使用に限って許可ました。
夕食後はレクチャールームで班別にサンプルやデータの整理。写真は1年水生生物班。
こちらは2年カビゴケ班。スマホ等で撮った膨大な画像の整理や,パワーポイントへの画像の組み込みをやっています。
化学班は様々な器具や試薬を部屋に持ち込み,この日に採取した水の分析をやっていたようです。
10時過ぎには班別活動を終えましたが,カビゴケ班は特別に研修センターの地下で飼育されている屋久島や世界の昆虫をWさんに見せていただきました。ここに写っていないI君は,今まさに「ニジイロクワガタに挟まれると意外と痛くて離してくれない」ということを右手の人差し指でで学んでいます。
後半雨に悩まされましたが,逆に屋内でのデータ整理がしっかりできてよかったですね。2日目もお疲れさまでした。
2021年11月07日(日)
舞鶴フィールド研修3 屋久島研修(1日目)
10月29日(金)~31日(日),舞鶴フィールド研修3(屋久島研修)が実施されました。参加したのは普通科2年生11名,理数科2年生7名,理数科1年生6名の計24名。理数科1年生(水生生物班)はほぼ別行動となりました。
29日の8:30,フェリー屋久島出航。
貨物船の船体の文字(APL)を双眼鏡で読み取って船籍を特定したり,トビウオやカツオドリに歓声を上げたり,船内で飼育中のウミガメの識別法を勉強したり,うどんを食べたりしている間に屋久島が見えてきました。ちょっとうねりはありましたが,快適な船旅でした。
宮之浦港からバスで約30分。この日の研修地は白谷雲水峡。
2年理数科のカビゴケ班を除く本隊は「苔むす森(もののけ姫の森)」を目指すコースを屋久島環境文化研修センターのFさんに案内していただきました。
屋久島を特徴づける「花崗岩(かこうがん)」の説明を受けています。カリ長石の大きな結晶が見えていますね。
合成?と思ってしまいそうな写真です。「七本杉」と呼ばれる屋久杉の巨木です。
カビゴケ班は課題研究のテーマである「カビゴケ」の探索を行いました。しかしなかなか見つからず…,いろいろな植物の観察を行いました。
葉の幅約5ミリの極小スミレ(ヤクシマスミレ)の返り咲き。
渓流の岩上に生えるホソバハグマ。
木肌が美しいヒメシャラの大木。
ハイノキに寄生するヤクシマツチトリモチ。
この絶好の環境で見つからないということは,ここには分布していないんですかねえ,カビゴケ…。
水はどこまでも澄み切って,渓谷も森も本当に美しかったです。
苔むす森コースはちょっときつかったようですが,有意義な研修になりました。
宿泊は屋久島環境文化研修センターにお世話になりました。
夕食の様子。写真は別行動でエビなどを採集していた理数科1年水生生物班。唐揚げ美味しかったですね。
夜は屋久島出身で鹿児島県の植物の第一人者,寺田仁志先生に「世界自然遺産~屋久島の自然」と題して講演をしていただきました。翌日の植物観察が楽しみになりました。
講演会終了後,2年生は「星空観察会」。みんなで駐車場に寝っ転がって満天の星空を観察しました。ほとんどの生徒が流星を見ることができました。約30分の間に5~6個は流れたと思います。これも貴重な体験です。
唯一流星を見逃したS君は一体何をやっていたのか。
これです。プレアデス星団(すばる)!一眼レフを駆使して頑張っていました。こんなにいっぱい星があるんですね。
濃密で有意義な研修ができた1日目でした。
2021年10月27日(水)
SR課題研究中間発表会
10月27日(水),普通科2年生のSR(サイエンスリサーチ)で行っている課題研究の中間発表会がありました。本来は9月24日に実施予定でしたが,新型コロナの影響でこの日に延期されての実施です。
体育館での発表の様子。まだ発表の経験が少ないので,今は原稿を見ながらの発表です。
おや,こちらのチームは原稿なしで発表していますね。
このチームも原稿なしです。
原稿なしのチームも結構あったようです。できればみんなが原稿を見ずに自分の言葉で発表できるようになるといいですね。
こちらではA先生とT先生の厳しいチェックが行われているようです。
U先生,お手柔らかにお願いします。
武道館での発表の様子。
さつまいもの研究ですね。グラフも見やすく,すっきりしたレイアウトになっています。
K先生とS先生が発表を見守っています。
今回ほとんどのチームがA0判のポスターをプリントアウトして発表に臨みました。その点は昨年からさらに進化しています。
国分高校の課題研究はみんな真剣。生徒の皆さんのこの姿勢が国分高校SSHの成功を支えています。
今日指摘された点やアドバイスを生かし,12月の課題研究発表会,1月のSSH成果発表会に向けてさらに研究に磨きをかけていってください。
2021年10月21日(木)
超いい匂いです!家庭科調理実習(豚丼)
10月20日(水),家庭科室の前を通るとめちゃくちゃいい匂いがしているので,突然の取材に入りました。
この写真の右と左では全く違うものを作っているようです。
いい匂いはこの鍋で作っている料理のようです。
これは豚肉を切って鍋に入れていますね。
どうやら作っているのは豚丼のようでした。
班内で分担し,協力してもう一つ何か作っていますね。
何を作っているのか聞いたのに,名前を忘れました!チョコレート系のケーキでしょうか。
型に流し込んでこの後焼くんでしょうか。なんだったっけなあ。
家庭科のT先生に聞いてきました。正解は「ココア蒸しパン」でした。焼くんじゃなくて蒸すんですね。
みんなとても楽しそうに実習していました。1年3組の皆さん,取材協力ありがとうございました。
2021年10月20日(水)
普通科2年課題研究 中間発表会 リハーサル
10月20日(水),普通科2年生の課題研究 中間発表会に向けて,各カテゴリー別に発表のリハーサルが行われました。
結構本格的に発表練習をしています。
Y教頭先生もアドバイスをしてくれていますね。
先生方の指導にも熱が入ります。
発表練習前の打ち合わせ中。
このチームはよく声も出ていました。
どうしてもピースをさせてください,というのでこんなショットも1枚。ポスターに貼るポップ作りでしょうか。
こちらはポスターが間に合わなかったのでしょうか。タブレットを使っての発表練習のようです。
そのころ理数科は…、
中間発表は先日終えているので,迫りくる県大会(県生徒理科研究発表大会)に向けてデータを増やす作業に黙々と取り組んでいました。
生徒の皆さん,お邪魔しました。
中間発表本番は,来週10月27日(水)です。頑張ってください。
2021年10月04日(月)
1年生 文理選択説明会
10月1日(金),1年生のGS(グローカルサイエンス)の時間に,2年次からの文理選択の説明会が行われました。
まずは1学年主任のM先生の話。
A先生から文理選択の全体的な説明。
理科に関する説明(K先生)。文系は地学基礎と生物基礎の2つが必修,理系は化学が必修で物理と生物が選択になります。
数学に関する説明(I先生)。理系は数【機種依存文字】まで履修します。
地歴公民に関する説明(U先生)。理系は1科目,文系は2科目履修します。
将来の夢や上級学校での学部学科等,様々な要素と絡め考えてください。残念ながら,「気が変わったので3年次から変更します」なんていうのは通用しません。親や先生方の意見も聞きながらじっくり考え,納得して,最終的には自分で決めることが大事です。
2学期末には希望調査を行います。後悔しないようにしっかり選択してください。
2021年10月03日(日)
パワーアップ研修 研究授業(日本史)
10月1日(金),地歴公民科W先生のパワーアップ研修の研究授業(日本史)が行われました。
今日のテーマは,後醍醐天皇の「建武の新政」のようです。
ワークシートに記入する時間に机間巡視(きかんじゅんし)。世間では使われない学校用語ですが,字を見ると意味は分かりますね。
ワークシートに記入した内容をもとに隣の人と話し合っています。
PCやモニターも駆使して,アクティブな授業が展開されました。
W先生,お疲れさまでした。
隣のクラスでは世界史の授業が。あぁ「項羽と劉邦」,懐かしいです。四面楚歌,古典(漢文)でも出てきますね。あまりの懐かしさにアポなしで写真撮りに行ってしまいました。項羽が鴻門之会で劉邦を許したのはなぜか?高校時代からずっと疑問です。
日本史も世界史も,もう一回授業を受けたいなあと思いました。新しいことを知る,分からなかったことが分かるって本当はすごく楽しいことですよね。「学ぶことの楽しさを伝えられる授業」を目指したいと思います。
2021年09月29日(水)
SRプレゼン講習会(2年生)
9月29日(水)5限目,2年生SR(サイエンスリサーチ)のプレゼンテーション講習会が行われました。講師は東京海洋大学の柴田先生。
まだ県外の先生をお招きすることはできず,残念ながらZoomでの講義となりました。理数科も含めて2年生全員が大きく間隔を空けて視聴しました。
これから口頭発表用のスライド・ポスターを作ったり実際に発表したりする際に大いに役立つ内容でした。
6~7限目は一足早く研究がまとまりつつある理数科の5班が,それぞれの研究についてアドバイスをいただきました。写真は生物班。
こちらは化学二酸化炭素班。超真剣です。
全体での講義,理数科各班への指導ともに,2年生にとってとても貴重な時間になりました。
柴田先生,長時間にわたるご指導ありがとうございました。
2021年07月27日(火)
制服について考える生徒委員会 勉強会
7月26日(月),夏季補習終了後の被服室で制服について考える会の勉強会が行われました。この会は家庭クラブ役員や生徒会執行部を中心とした会です。この日の勉強会は,国分高校の今後の形式についての情報収集の一環として,最新の制服の傾向やSDGsに関する企業の取り組みについて制服業者の方から直接お話をうかがうことを目的として企画されました。
明石スクールユニフォームカンパニーの方による撥水性や伸縮性についての説明。
説明を聞いた後,実際に試着してみました。
「あー,伸びる伸びる」と言っているように見える生徒会担当のW先生と,「斎藤さんだぞ」と言ってるようにしか見えない生徒指導主任のK先生。
今後の国分高校の制服がさらに良くなるよう,勉強会や話し合いを重ねていく予定です。
説明してくださった明石スクールユニフォームカンパニーの皆さん,ありがとうございました。
2021年07月27日(火)
サイエンスインターハイ 2021
7月25日(日),サイエンスインターハイ 2021がZOOMによるリモートで開催されました。出場したのは理数科2年の化学系の2班と生物(カビゴケ)班,理数科1年の生物(ヤマビル)班の計4班。
午前中は化学系の2班が発表しました。
「海水中の全リン測定器の開発」について発表しました。
「二酸化炭素測定器の開発」について発表しました。
午後は生物系の2班が発表。
理数科2年のカビゴケ班。あまり知られていない「カビゴケ」の分布や生育条件,生活史等について発表しました。
理数科1年のヤマビル班。ヤマビルの集合性,忌避性について発表しました。
1年生の発表について,2年生がアドバイスをしてくれています。こういった「反省会」も大事にしています。そしてこのような縦のつながりも理数科の強みです。
ZOOMによる発表もだいぶ慣れてきましたが,他校の生徒との交流ができず,発表会や大会に参加した実感があまりありません。早く普通に開催できるようになって欲しいですね。
出場した皆さん,お疲れさまでした。
2021年07月26日(月)
舞鶴フィールド研修(理数科2年)
7月26日(月),理数科2年生を対象にした舞鶴フィールド研修2が行われました。
物理班は鹿児島大学の小山先生に学校に来ていただき,磁石について学習を深め,磁力の測定等に実習を行いました。
化学班は鹿児島大学の神長先生に来ていただき,二酸化炭素ややリンの測定器の開発についてご助言をいただきました。
生物班は宮崎県にある服部植物研究所の片桐所長と連携し,Zoomでカビゴケ研究の方向性等についてご指導いただきました。
地学班は鹿児島大学の中谷先生に来ていただき,桜島の噴煙の研究に関する様々なことを教えていただきました。
理数科2年生の皆さん,今日教えていただいたことを生かして自分たちの研究に磨きをかけていってください。
ご指導いただいた先生方,貴重なお時間をいただきありがとうございました。
2021年07月26日(月)
3年生対象 進路講演会
7月26日(月)午前中に,3年生対象の進路講演会を実施しました。
講師は北九州予備校の江口先生。演題は「今すぐ『本気』の受験生になろう!」。
人口減少,少子化といった日本の動きから,GAFAのような世界の動きを踏まえて,今受験生が何をすべきかをわかりやすく語っていただきました。
効果的な学習サイクルや夏を乗り切るための生活リズム等,今すぐに取り組みたい内容で,生徒たちはメモを取りながら真剣に聴いていました。
今日学んだことを生かし,勝負の夏に挑みましょう。
江口先生,ありがとうございました。
2021年07月21日(水)
舞鶴フィールド研修(理数科1年)
7月21日(水)夏季補習1日目,理数科1年生は舞鶴フィールド研修に出かけました。講師は鹿児島大学名誉教授の大木先生と,霧島市ジオパーク推進員の石川先生。
まずは「岩戸」の火砕流堆積物の観察。
道路脇の崖には,国分平野が大きな湖だったころの地層が見えています。
ここは年代の古い順に南九州で発生した火砕流堆積物を見ることのできる極めて貴重な場所です。
右手は訳11万年前に指宿市沖の阿多カルデラから噴き出した「阿多火砕流」が作った溶結凝灰岩の崖。ここでは真っ黒い色をしていますが,南薩では赤いそうです。
これは「岩戸火砕流」が作った溶結凝灰岩の崖。下に祠が作られています。岩戸火砕流はごく限られた場所でしか見られない不思議な火砕流堆積物なのだそうです。
崖に沢山咲いていた「イワタバコ」。1週間前が満開だったかな。
山をだいぶ上がって,この辺りは約3万年前の「入戸火砕流」の堆積物。いわゆる「シラス」です。
岩戸を後にして,次の研修地は新川渓谷。
石川先生からジオパーク等について説明を受けています。
大木先生からは「甌穴(おうけつ)」のでき方について教えていただきました。ここの川床は約30万年前の「加久藤火砕流」がつくった溶結凝灰岩です。その川床を石が削って甌穴が形成されました。
霧島ジオパークを代表する景観の一つです。
3か所目は横川の「大出水の湧水」。
美しい湧水です。湧出量は毎分22トン! このくらいの角度から見ると水が盛り上がって見えます。
水中カメラを突っ込んで中を撮影してみました。どこまでも透明です。水圧でカメラを落としそうになりました。
ここでは昼食をとり,しばらく自由に湧水周辺の自然を満喫しました。水は年間通じて15度。ずっと入っているのはつらい冷たさでした。
最後に集合してマスクを外して記念写真。
4か所目は鹿児島神宮裏の「宮坂貝塚」。画面奥に隼人3島とうっすら桜島が見えています。ここに貝塚があるということは昔はこの辺りが海岸線だったことを示しています。
昨年の大雨で一部が崩れてしまってシートがかけられていますが…,
テントの下からのぞくと,貝塚を見ることができました。
15時45分,研修を終えて国分高校に到着。
理数科1年生の皆さん,霧島ジオパークのすごさが分かりましたか?地質に対する興味・関心が高まったのではないでしょうか。
大木先生,石川先生今日は一日ありがとうございました。
2021年07月02日(金)
GS(グローカルサイエンス)世界に誇る霧島学3
7月2日(金),1年生のGS(グローカルサイエンス)の時間に「世界に誇る霧島学」の第3回目の講演会が行われました。
講師は霧島市観光PR課の濵屋先生で,テーマは「霧島の魅力」です。
「霧島市では,豊富な温泉資源を「温泉郷」としてグループに分けてキャラクターとタイアップしたり,食にまつわる様々な物品・サービスを「ゲンセン霧島」としてPRしたり,市民一人ひとりが霧島市の魅力を認定する「キリシマイスター制度」を始めるなど様々な取り組みを行っています。」
びっちりメモをとっていますね。大事なこと,自分に役立ちそうなことを聞き取って取捨選択し,最小限の言葉でメモする。高校時代に身につけたい大事な力です。
濵屋先生,本日はありがとうございました。
2021年06月28日(月)
GS(グローカルサイエンス)世界に誇る霧島学2
6月25日(金),1年生のGS(グローカルサイエンス)の時間に「世界に誇る霧島学」の第2回目の講演会が行われました。
講師は鹿児島大学の大富先生で,テーマは「鹿児島湾講座」です。
自分たちの課題研究に生かそうと,多くの生徒がメモを取りながら聴いていました。
水産学に興味を持った生徒も多かったのではないでしょうか。
大富先生,いつも楽しいお話をありがとうございます。
2021年06月23日(水)
鹿児島大学理学部との連携協定
6月22日(火)午後,鹿児島大学理学部と国分高校,大島高校との連携協定を結びました。
鹿児島市のホテルにおいて,鹿大理学部長,本校校長,大島高校校長の三者で,高校生が大学生向けの講義を受け単位を先取りできる事業を始めるための調印式を行いました。
鹿児島大学理学部の試験的な取組であり,高校と大学の学びを円滑につなげる「高大接続改革」の一環です。
この夏の7月~8月までの7回分の講義を,両校の希望者43人が,それぞれの学校でオンラインで受講し,大学生と同じ課題提出やテストに臨むことになります。
大学の授業内容を知り視野を広げることはもちろん,学習へのモチベーションを高めることにつながると期待しています。
ちなみに撮影の様子はこんな感じです。貴重な瞬間を写真に収めようとカメラマンの皆さんも大変です。
本日の南日本新聞記事としても掲載されました。国分高校としては,ISEF世界4位の昨日の記事に続き,連日の大きな扱いをしていただきました。(いずれも撮影時のみマスクを外しています。)
2021年06月21日(月)
GS(グローカルサイエンス)世界に誇る霧島学1
6月18日(金),1年生のGS(グローカルサイエンス)の時間に,「世界に誇る霧島学」と題して講演会が行われました。講師は霧島市のジオパーク推進員の石川先生。
霧島市の文化や歴史,産業,ジオパーク,自然に至るまで幅広く話をしてくださいました。
それらを繋げて全体として理解するのが「霧島学」。とても面白い視点です。生徒たちはメモを取りながら聴いていました。
石川先生,いつもありがとうございます。これからもご指導よろしくお願いします。