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2020年2月
2020年02月28日(金)
臨時休業について
新型コロナウイルス感染症対策として来週2日~15日にかけて臨時休業になりました。詳しくはpdfファイルをご覧下さい。臨時休業について[PDF:54KB]
2020年02月27日(木)
水に関する講演会
2月26日(水),水に関する講演会が行われました。講師は国分高校OBの徳田啓司氏。演題は「世界へ飛び出せ 若者たちよ ~開発途上国の地下水開発・保全を通して」。
徳田氏は昭和45年に国分高校を卒業された大先輩で,社会人生活45年の約半分となる22年を海外の発展途上国で過ごし,地下水の開発・給水施設の施工管理に携わってこられた方です。廻った国の数はなんと103カ国!
卒業されて今年でちょうど50年。半世紀の節目の年に記念すべき講演会となりました。体育館の右前方には,徳田先輩の同級生の方々(先輩方)が講演を聴きに来られていました。
イエメン,モーリシャス,エジプト,スーダン,ベトナム,ラオス,カンボジア,アフガニスタン…,訪れた国々の風景,人々の生活,井戸掘りの様子等は全て新鮮で,自分も世界を舞台に活動してみたい!と思わせてくれる素晴らしい映像でした。
ちなみに画像右側の「ハイラックス」は和名を「イワダヌキ」といって,ゾウに最も近縁と言われているやつです。木にも登るんですね。
「井戸屋の水先案内人」とは面白い表現です。生徒の皆さんはどんな自分を思い描きながら聴いたのでしょうか。
到来したチャンスは逃さずつかめ。
先生の助言・指導は千金の値あり。
グズグズ考えるより実践第一を心がけよ。
人のためにすることは自分のためでもある。
等,人生の指針ともなる貴重なお話はまさに「金言」でした。
質問コーナー。
時には危険な目にも遭いながら,ひたすらに途上国の人々に安全な水を届ける活動を続けてこられた徳田先輩の姿は,高校生の目にまぶしく映ったのではないでしょうか。
徳田先輩,貴重なお話をありがとうございました。
ちなみに講演会の後は同級生の皆さんと”旧交を温め”に行かれたようです。歩んできた道は違っても,50年経っても,卓を囲めば高校時代に戻って思い出話に花を咲かせることができる。国分高校生の皆さんもそんな友人関係を築いてください。
2020年02月17日(月)
女性科学技術者講演会
2月14日(金),株式会社エイチ・エス・ピーの取締役研究開発部長である小野朋子先生による女性科学技術者講演会が行われました。
小野先生は,スーパー次亜水(弱酸性次亜塩素酸水溶液)の研究開発者です。
日頃の研究内容や科学技術者になるまでの生い立ち,そのやり甲斐等について,実験等も交えながらわかりやすく講演していただきました。
この講演会を聞いて,女性科学技術者に強い憧れを持った女子生徒もいたのではないでしょうか。
小野先生,どうもありがとうございました。
2020年02月17日(月)
高校生国際シンポジウムに自主ゼミ4班が出場
2月13日(木)~14日(金),鹿児島市の宝山ホールで開催された高校生国際シンポジウムに,普通科自主ゼミの4つの班(抜け殻班,水班,ジェンダー班,雑草班)が出場しました。普通科自主ゼミの課題研究にとってはこれまでで最も大きな大会で,多くの班がこの大会を目標に頑張ってきました。
慶應義塾大学の田村先生による基調講演。「これからの社会に向けた教育と実践~交渉学のすすめ~」
ポスター部門に出場した雑草班。国分寺跡地の外来植物の研究。
口頭発表部門に出場した抜け殻班。「セミの抜け殻は語る~校内のセミの発生消長~」
同じく口頭発表部門のジェンダー班。「女性の社会進出を阻む要因」大きなホールでの発表で,とても緊張しました。
最後は演題の前で全員で「Girls be ambitious!」
最後は水班。「霧島の水」
各班ともがんばっていましたが,残念ながら入賞は叶いませんでした。
とはいえ普通科自主ゼミにとっては大きな一歩です。出場したメンバーにとっても,反省点も含めてとても貴重な経験になったと思います。
2020年02月13日(木)
SR/CR論文作成講座
2月12日(水)6限の時間に,普通科2年生を対象として論文作成講座を実施しました(理数科はSR化学,SR課題研究を実施)。
第一工業大学工学部教授の中茂睦裕先生を講師にお迎えして,論文作成の基本について講義をしていただきました。
理解しやすい文章となるよう,新規性・有用性・信頼性を意識することが重要であることや,「誰のために書く」のかを踏まえて適切な表現とは何か,必要十分な文量はどれくらいかを考えてまとめることなどを学びました。
また,簡潔で論理的な文章の作成は,スムーズなコミュニケーションや進学・就職のエントリーシート作成,組織のホウレンソウ(報告・連絡・相談)にも活かされることを学び,現在取り組んでいるSSHの様々な活動が,これからの人生にとっても大いに役立つものであることを再認識する機会となりました。
さらに,論文構成のあり方をクイズ形式で学んだり,作成方法の多様さを学ぶなど,有意義な時間となりました。
現在,普通科2年生は「ミニ論文」の作成を進めています。この時間で学んだことを活かして,可能な限り内容の水準を高める努力をしましょう。
中茂先生,どうもありがとうございました。
2020年02月13日(木)
ファゴット奏者 馬込勇氏 演奏会
2月12日(水),平成音楽大学の教授も務めるファゴット奏者の馬込勇先生が,国分高校で特別に演奏会を開いてくださいました。
音楽室で行われた演奏会には,音楽部員を中心に一般の生徒や職員約40名が参加しました。
芸術科(音楽)のH先生が伴奏を務めました。
曲の間には楽器や曲の説明,ご自身の経歴等を話してくださいました。
見事なプロの演奏に時間を忘れました。
アンコールまで含めて4曲を演奏してくださいました。
特に音楽部員にとってはとてもいい刺激になり,勉強になったと思います。
馬込先生,どうもありがとうございました。
2020年02月12日(水)
保健講話「防災教室」
2月10日(月),陸上自衛隊国分駐屯地の渡辺連隊長を講師にお招きして,防災講話が行われました。
予期しない状況に遭遇した際に,これは正常の範囲だと思い込む「正常性バイアス」が働いてしまうことが危険。
起こりっこないという考えを捨て,常に「起こるかもしれない」という意識を持って自分の命を守ることが大事。
生徒代表お礼の言葉。有事の際に自分の命を守り,自分たちの町を守るために必要なことをたくさん教えていただきました。
「救助活動等をされていて,一番良かったと思うことは何ですか?」という質問に対して,「良かったと思ったことは一度もありません。他の隊員もそうだと思います。災害があれば全力で人命救助を行い,復旧作業を行い,食事や水を提供し,心のケアを行う。ひたすら自分のすべきことを全力で行う。ただそれだけです。」というお話は非常に重く心に響きました。
渡辺連隊長,ありがとうございました。