公開日 2014年12月12日(Fri)
12月4日(木)~10日(水)は人権週間でしたが,本校では,より一層人権意識を高めるため,12月12日(金)7限目に全校生徒及び全職員を対象に,霧島市隼人人権啓発センター館長の黒木秀明さんによる講演会を実施しました。
演題は,「“差別”をなくしたい!・・・部落差別について・・・」です。
黒木さんは,約60分間の講演の中で,なぜ差別があるのかを歴史的に詳しくお話ししてくださり,次に,差別は自分と無関係なことではないことを,私たちの先祖をさかのぼるとほとんどが血縁状態であることを根拠に,わかりやすく力説されました。
最後に差別をなくす取り組みとして,
①教科書無償の取り組み ②統一応募用紙 ③成績条項なしの奨学金 ④本人通知制度
を挙げて具体的に話してくださいました。
限られた時間の中での講演会でしたが,生徒・職員は熱心に聴いて,人として最も大切なこと(考え方・行動等)を学びました。
生徒会長はお礼の言葉の中で,生徒を代表して,
「授業では主として倫理で人権を学んでいます。今日ここに,国分高校100周年の生徒会決意『差別を絶対しない』を改めて決意表明します。」
と述べました。