始業式・新任式

公開日 2016年01月08日(Fri)

 あけましておめでとうございます。本年も国分高校をよろしくお願いいたします。

Photo

 1月8日(金)から3学期が始まりました。

 校長は式辞で「平成28年元旦は,雲一つない,晴れ晴れとした日和であった。イギリスの詩人ロバート=ブラウニングは,The lark's on the wing The snail's on the thorn God's in His heaven All's right with the world と謳い,上田敏は「揚雲雀なのりいで,蝸牛枝に這ひ,神,そらに知ろしめす。すべて世は事も無し」と訳した。平成28年が,この詩のように,佳き1年であれ,と願う」,そして,「年度の集大成を行い,平成28年度4月からの,それぞれの新たなステージでの自分の在り様に思いを馳せ,一日一日を大切にして欲しい」と述べ,玄関上に掲げてある吉田松陰の墨書の一節を紹介し「自分の心に決めたことを空っぽのままで済ますな。一月,二月,100日頑張れ,成功するまで頑張れ,そして心を充たせ,今を生きろ」と生徒にエールを送りました。
 また,18歳選挙権に触れ「直近では,3年生の全員と7月上旬までに誕生日を迎える2年生は,例えば,原発の再稼働,昨年の安全保障関連の法改正,隣国との外交関係や沖縄の抱える問題を貴方はどう考えるのか,今年7月の参議院選などで問われる。日本の有り様を決める大切な選挙に,自分の意志を反映出来るという意義深さを考え,堂々と1票を投じられるように」と語りました。
 最後に年末の学校の様子に触れ,3年生の各クラス計74名の真剣な学習振りを労い,校長室にある山口誓子の句,「学問のさびしさに堪え,炭を継ぐ」を生徒に贈り「今,厳しい峠の登り坂途中,苦しいかと思う。しかし大丈夫,慌てる事なく時には深呼吸して,心の炎をメラメラメラと燃やし続け,最後までベストを尽くして欲しい」と激励しました。

Img_0783

 また,始業式の前に今日より育休から復帰される立神先生の新任式がありました。よろしくお願いいたします。

Img_0780

 このあと,1・2年生は実力考査,3年生は授業がありました。実力考査は12日(火)まで行われます。