公開日 2016年05月31日(Tue)
今日(5月31日)は,数年ぶりに火星が地球に最接近し,とても大きく見えます。いわゆる「スーパーマーズ」といわれる現象だそうです。
地学の若松先生に取材しました。
「空が暗くなった20:00ごろに,南東の空を見てみましょう。そう高くない位置に赤く光る大きな星(-2等)が火星です。双眼鏡や望遠鏡などがあるにこしたことはないですが,肉眼でも十分普通ではない火星の姿を見ることができるでしょう。近くにはさそり座のアンタレスも見えます。「アンタレス」という名前は,「火星(アーレス)に対抗(アンチ)するもの」という意味でつけられたものなので,ぜひ赤さ比べもしてみてください。」
もし今日見られなくても,しばらくは赤く大きな火星を見ることができるそうです。
ぜひ挑戦してみてください。若松先生,ありがとうございました。