公開日 2016年08月19日(Fri)
7月28日(木)~29日(金),徳島市で,中国四国九州地区理数科高等学校課題研究発表大会(正式名称)が開かれました。16の県から理数科を有する高校が一堂に集まる大きな大会です。物理,化学,生物,地学,数学のポスター部門とステージ部門の計6部門で審査が行われます。
国分高校からは,理数科3年生全員が,物理・化学・生物・地学の4つのポスター部門に出場しました(ステージ発表の鹿児島県代表はローテーションにより錦江湾高校)。また,2年生の各班の代表17名も見学に行きました。
ポスター発表開始早々に,一番手で発表を行った地学班の審査の様子。「姶良層の研究」
審査員の先生方からの質問にも,的確に答えていました(地学班)。
様々な演示装置を持ち込んで,効果的に発表していました。洗練されたポスターも好印象でした(物理班)。
生物班(昆虫班)の審査の様子。ツクツクボウシの「屋久島方言」という表現がウケて,審査中とは思えないほど和んでいます。 「確かに鳴き方が違うねえ。」
昆虫の「方言」に,多くの方が興味を持ってくれたようです。
教科書とは異なる実験結果が,新たな現象の発見に繋がるかもしれません(化学班)。
1日目のポスター発表終了後は,立食形式で食事をしながらの生徒交流会。サイエンスやご当地徳島県ににまつわるクイズ大会,「阿波踊り体験」で大いに盛り上がりました。
2日目は9時から3時までステージ発表があり,ポスター交流会の後,表彰式が行われました。しっかりした研究をして,自分たちが面白いと思ったことを皆さんに伝えることができれば十分,と思いながらも,審査結果の発表は毎回ドキドキします。果たして結果は…。
昨年は,ステージ部門,生物ポスター部門,地学ポスター部門の3部門で優秀賞(2位)でしたが,今年は2部門で最優秀賞を受賞しました(2冠達成は国分高校のみ)。今年も国分高校理数科大活躍の大会となりました。見学した2年生の皆さん,来年の岡山大会でも頑張ってください。