公開日 2016年08月24日(Wed)
8月3日(水),熊本地震復興支援を目的として,家庭クラブによる炊き出し等のボランティア活動が行われました。参加したのは,家庭クラブ1年生16名,家庭クラブOGの2年生4名。
それに先だって,2日(火)の午前中に仕込みを行いましたが,この日はOGの3年生3名も加勢してくれました。
「温かい食事を提供したい」という意見で,メニューは「あんかけ焼きそば」に決まりました。CAFE家音kaonのシェフである,角屋敷 学さんの指導のもと,仕込みを行いました。
真剣に説明を聞く,家庭クラブの1年生。「食事を提供して避難生活をしている方を笑顔にしたい」,「自分たちの作ったものを食べてもらって元気をだしてほしい」,と話していました。
材料は国分産の野菜を中心に,豚肉,鶏肉も入り,栄養たっぷりです。
炒めて,味をつけ,できたら冷まして袋に入れ,冷凍して保存しました。
さあ8月3日,炊き出し当日。7:50に学校を出発し,10:30に熊本県熊本市益城町保健福祉センターに到着。周辺はブルーシートの屋根が目立ちました。益城町保健福祉センターには,150名くらいの方が避難生活をしておられます。住み慣れた土地を離れたくない,仮設住宅はまだ建設が遅れているなどの理由で,高齢者の方が多いそうです。
あんかけ焼きそばの準備も順調です。冷凍していた「あん」を解凍しています。
なるほど,もやしは冷凍すると食感が悪くなるので,最後に入れるのですね。さあこれで「あん」も完成です。
多くの方に食べていただき,「野菜がたくさん食べられて良かった」,「おいしかった」,「高校生の元気をもらった」など,うれしい言葉をいただきました。
午後は、ボランティアセンターにある支援物資の片付けをしました。震災後,たくさん届いた紙おむつやティシュペーパーなど,その他たくさんの段ボールの仕分けをしました。支援が必要な所に届くといいなと思います。
「益城町はまだ復興が進んでおらず,倒壊した家や建物がそのままで,困っている人はまだ多くいると感じました。今後も引き続き,鹿児島にいてもできる活動を続けていきたいと思います。」
家庭クラブの皆さん,これからも頑張ってください。
なお,今回の熊本地震復興支援ボランティア活動の様子は,8月25日(木)午後4時から放送されるKTS鹿児島テレビ「かごニュー」の中で紹介される予定です。ぜひご覧ください。