公開日 2017年01月23日(Mon)
12月23日(金),熊本市益城町飯野小学校にある仮設住宅および談話室「みんなの家」に熊本地震復興支援ボランティアに行きました。参加者は家庭クラブと生徒会の生徒12名。今回は,餅つきや支援物資の提供を行いました。
餅つきの準備をしている間,仮設住宅や小学校周辺の清掃をします。寒さの中、袋いっぱいのゴミを集めました。
「みんなの家」のコミュニティスペースに支援物資を並べ,仮設住宅の方に手に取ってもらいやすいように配置します。
餅つきです。天候があまり良くなく,雨がぱらついていたため,室内での作業となりました。つきたての餅は熱いのですが,ベテランのおばあちゃんたちが手際よく丸めていきます。丸め方を教えてもらいながら作業しました。
益城町では,つきたての餅に納豆を餡にした「納豆もち」を食べるそうで,生徒たちも納豆もちをおいしくいただきました。
高校生がボランティアに来ると聞いたおばあちゃんたちが,一緒に食べようとぜんざいをつくってくださいました。ボランティアに行ったのに,餅の丸め方を教わった上に納豆もちとぜんざいをごちそうになりました。
学校で集めた義援金を,生徒会長から自治会長さんへ渡しました。大変喜んでくださいました。
多くの人がボランティアに訪れるそうですが,高校生はめずらしく,高校生の若いパワーを喜んでくださいました。私たちにとっても,多くの方々と交流できるよい機会となりました。
熊本の街は震災から8ヶ月が立っても、まだブルーシートが目立ち,今回訪問したような仮設住宅で暮らす方がまだ多くおられます。本来の生活に戻れるまではまだまだ時間がかかりそうです。今後も高校生にできる支援を続けていけたらと思います。