敷地内に遺跡が!本御内遺跡 発掘調査現場見学会

公開日 2018年01月18日(Thu)

 国分高校の第1グラウンドにある本御内(もとおさと)遺跡は,新校舎の建設に伴い,現在発掘調査が行われています。1月18日(木),19日(金)の2日間,1年生を中心に地歴の時間を利用して,発掘現場の見学会が行われました。本御内遺跡は弥生時代から近世までの遺跡で,特に堀と土塁に囲まれた中世の武士の館跡の構造がよくわかる貴重な遺跡だそうです。

 1限目の1年8組の授業に同行しました。

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 堀と土塁についての説明を受けています。 「上空からの写真を見ると,堀や土塁,館は道路と平行ではありません。ほぼ東西南北の方角に沿ってつくられているのがわかります。」DSC_0023

 生徒達もとても熱心に説明を聞いていました。

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 後半は遺跡の中に入り,かまど跡や発見された陶器,土器について説明していただきました。DSC_0036

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 詳しくお伝えできないのが残念ですが,とにかくとても貴重な遺跡であることはよくわかりました。しかし校舎が建ってしまうと,おそらく二度と見ることはできなくなります。できるだけ多くの生徒が見学できればいいですね。解説していただいた県立埋蔵文化財センターの先生方,ありがとうございました。