公開日 2018年01月23日(Tue)
1月23日(火),化学の研究授業が行われました。クラスは理数科1年8組。テーマは,「食酢の中和滴定」。それによって食酢の濃度を求めようという実験です。
食酢にビュレットという器具を使って慎重に水酸化ナトリウム水溶液を加えていきます。中和の指示薬として入れたフェノールフタレインがちょっとだけ色づいて薄いピンク色になればOKです。
ビュレットの調子が悪いにもかかわらず,完璧に中和に成功した奇跡の瞬間。ビーカーの薄いピンク色に注目!
滴定実験後,中和に要した水酸化ナトリウムの量をもとに食酢の濃度を算出します。
この班はちょっと水酸化ナトリウム水溶液を加えすぎたようですね。ビーカーがかなり赤紫色になっています。
各班が算出した値と市販の食酢に表示された濃度を比較しました。当然実験誤差はあるものの,各班とも概ね近い値になったようです。
各班とも実験器具の操作方法はバッチリですね。来年の課題研究も期待できそうです。