公開日 2018年03月09日(Fri)
2月27日頃から,国分周辺で渡り鳥のヒレンジャクが観察されています。よく見られるのは国分中央高校の目の前の電線で,夕方には200羽ほどが集結しています。北へ向かう渡りの途中で立ち寄り,クロガネモチの赤い実の多さに長居しているものと思われます。電線や家のアンテナにとまって,クロガネモチの実に群がり,また電線に戻る,という行動があちこちで見られているようです。
3月7日(水)には,国分高校付近でも観察されました。夕方,後期試験対策のため登校した卒業生からも,「頭に冠があって,眉毛が上がっていて,尾の赤い鳥は何ていう鳥ですか?」と質問されました。かなりいい条件で観察できたようですね。
拡大するとこんな感じです。
まだまだクロガネモチの実はいっぱい残っているようなので,もうしばらく居てくれるかもしれません。
毎年見られる鳥ではないので,この機会にちょっと近くの電線とクロガネモチの木に注意してみてください。