公開日 2018年11月05日(Mon)
11月2日(金),鹿児島県高等学校生徒理科研究発表大会が鹿児島市の宝山ホールで開催され,理数科2年生36名が物理・化学・生物・地学の4部門に分かれて出場しました。
化学班の発表の様子。もみ殻からバイオエタノールをつくるぞ!という研究です。
地学班の発表の様子。蒲生川で見つかった貝類の化石を詳細に調べることで錦江湾奥部地区の隆起と沈降を見つけ,活断層が存在する可能性を指摘しました。
生物班の発表の様子。近縁種から350km離れて隔離分布するヤクシマエゾゼミの種分化について,九州でたびたび起こった巨大噴火との関係から考察しました。
※物理班の発表の写真がなくて申し訳ありません。
表彰式の様子。
物理班,最優秀賞!グリーンフラッシュの発生のメカニズムを解明するという研究で,物理部門を制しました。
化学班,優秀賞3位!残念ながら最優秀賞は逃したものの,九州大会出場権を勝ち取りました。
生物班,最優秀賞!参加数の最も多い激戦の生物部門を制し,昨年のリベンジを果たしました。
地学部門,最優秀賞!こちらもまれに見る激戦でした。喜びもひとしおです。
結果として,4部門中3部門で国分高校が最優秀賞を獲得するという過去最高の成績となりました。その結果,2019年8月に佐賀県で行われる全国総文祭の自然科学5部門(ポスター部門含む)の内,3部門に国分高校が出場することになります。これはなんと3年連続です!さらに九州大会には4班全てが出場することになり,これは国分高校としても初めてのことになります。
今年からSSHもスタートし,8月にはSSHの全国大会(SSH生徒研究発表会)で最高賞を受賞するなど国分高校の勢いが加速しています。理数科では4つの班がお互いに刺激しあい,弱点を指摘しあって全体のレベルが上がっているのを感じます。県大会での過去最高の成績も不思議なことではありません。これからますます研究のレベルを上げ,九州,全国の舞台で活躍してください!