公開日 2019年11月18日(Mon)
11月17日(日),霧島市観光協会が主催する「高校生を対象としたジオ体験クルーズツアー」に10名の生徒が参加しました。
午後1時頃,隼人港から2隻の船に乗って出発。
ほぼ真南に進み,桜島の北側にある新島(しんじま)を目指します。結構風が強かったです。
新島に到着。新島は桜島の北東約1.5kmにあり,燃島(もえじま)とも呼ばれます。
霧島ジオパークの石川先生から,島の成り立ち等について説明していただきました。「今年7月に元島民のご夫婦が島に戻ってこられ,再び有人島になりました。」
港にある「ようこそ しんじまへ」と書かれた歓迎ののオブジェ。
船長さんに島を案内していただきました。
後ろはアコウの木でしょうか。集落内にはアコウの群落があります。海に囲まれ温暖な気候であることがうかがえます。
5m位の崖で,「燃島貝層」と呼ばれる地層を見ることができました。白い貝殻を多く含み,白い帯のようになっていました。
新島を後にして桜島の「付け根」にあたる牛根を目指します。
牛根付近には温泉の湧き出しているところがあり,海が薄い緑色になっています。
これはカンパチの養殖いけすでしょうか。アオサギとダイサギが休んでいます。後ろには牛根大橋が見えています。
帰りには海上から敷根の「若尊(わかみこ)神社」を見ることができました。遊歩道があるので次は歩いて行ってみたいですね。
隼人港に戻る頃にはだいぶ日が傾いていました。
霧島ジオパークの雄大さ,素晴らしさを体感することができました。
霧島市観光課,霧島市ジオパーク推進課,ジオパーク推進委員の関係者の皆様ありがとうございました。