公開日 2020年09月02日(Wed)
お知らせ
令和2年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会において,理数科生物班の「出水市に侵入したリュウキュウアブラゼミはどこから来たのか」の研究が「SSH奨励賞」を受賞しました。一昨年の全国1位(文科大臣表彰)には及びませんが,全国ベスト12に相当する好成績です。
それでは,そこに至るまでの過程を簡単にご紹介します。
7月21日(火),発表要旨(和文・英文)とポスター発表の動画(5分)を事務局に送付しました。本来なら神戸で一堂に会してポスター発表のはずだったのですが,コロナの影響で撮影した動画での一次審査となりました。ビデオ撮影は放送物理部の生徒や先生に協力してもらいました。
その後は,絶対に2次審査に進むつもりで本気で準備を行いました。二次審査はZoomによる質疑応答20分のみ。練習のためのZoomの画面にはSSH主任のH先生が映っています。
8月11日に動画による1次審査が行われ,12日に「一次審査通過!」の連絡がありました。
8月15日~16日はカメラ位置やモニターの位置の調整,座り方等も含めて最後の質疑応答練習を行いました。
8月17日(月),Zoomによる2次審査当日。ビデオ撮影のためにH先生が離れたところから見守っている以外は先生方もシャットアウト。
発表直前,緊張してきました。
さあZoomでの質疑応答の開始です。自分たちの研究の面白さや意義を,先生方に思う存分語ってください!
画像はここまでです。
論旨の部分で先生方になかなか伝わらず苦労した部分もあったようですが,なんとかいい質疑応答ができたようです。
8月19日(水)二次審査結果(最終審査進出校)発表
9月1日(火),最終成績発表。
残念ながら最上位6校による最終審査に進むことはできませんでしたが,全国のSSH指定校222校の中で「今後の活躍が期待される」とされた6校に選ばれ,SSH奨励賞を受賞しました。
テーマに選んだ出水市のリュウキュウアブラゼミの発生が9月末だったため,たった1ヶ月で研究をまとめて準備不足のまま11月の県大会に臨むことになり,九州大会や全国大会への切符をつかめず,悔しい思いをしたと思います。最後の大舞台で賞を取ることができてよかったですね。本当におめでとうございます。
文部科学省へのリンクと,PDF資料も掲載します。ご協力いただいた皆様,ありがとうございました。
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/31/08/1419945_00001.htm
20200828-mxt_kiban01-000009630_1[PDF:252KB]
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