公開日 2020年10月12日(Mon)
10月10日(土),理数科の2年生16名と1年生7名が,国分小学校で出前授業を行いました。
まずは物理班。始めの挨拶。よろしくお願いします。
アルミ缶にちょっとだけ水を入れてコンロの火で熱して…,
しばらく待ちます。水蒸気が空気を追い出したところで…,
口を下にして素早く水の中に投入!
すると,アルミ缶がぺちゃんこになりました。大気圧ってスゴイ!という実験でした。
続いて化学班。
「これからバラの花を液体窒素に入れまーす。手伝ってくれる人。多いのでジャンケンで決めまーす。」
それではバラの花を液体窒素へ。
バラは軽く握っただけでバラバラになりました。バラだけに…。
こちらは風船を使った実験。液体窒素に風船を入れるとみるみる小さくなります。そして外に出すと元に戻りました。液体窒素恐るべし!という実験でした。
次は生物班。たくさんの昆虫標本や生きた昆虫を持って行きました。
「これが今私たちが研究しているオキナワカブトで…,」と説明しています。右から3番目が高校生です。
研究中のカブトムシの幼虫も準備し,手に乗せてもらいました。初めて触った!という児童も少なからずいたようです。
こちらは生きたクワガタムシ。これが最も抵抗がなかったようです。
こちらは学校の近くで採ってきたカマキリを水に浸けて,お尻からハリガネムシが出てくるかどうかの実験。興味津々です。
奪い合うように触っているのは,ペット用ゴキブリ!名前は聞いたけど忘れました。動きがゆっくりで,ゴキブリが苦手な人もこれなら触れるかも。
みんなスゴイね…。
昆虫っていろいろいて面白いね,というテーマでした。
最後は校舎の外で地学班。
何やら怪しい装置が準備されています。そこから伸びたひもを引くと…,
メントスがコーラのボトルの中に落ち,コーラが一気に発泡!その上に被された土を吹き飛ばします。
火山の噴火を模した,いわゆる「メントスコーラ」実験でした。噴火のしくみや溶岩の流れ出しについても説明しました。
上から見ると,「火口」が形成されたのがよく分かりますね。
科学でこどもたちを楽しませたり,驚かせたり,なるほど!と感動させたりすることができるんですね。高校生にとっても貴重な体験になりました。
国分小学校の皆さん,このような機会を与えて下さり,ありがとうございました。