公開日 2021年03月22日(Mon)
3月16日(火),3月25日に山梨県で行われる第44回全国高等学校ハンドボール選抜大会に出場する男子ハンドボール部の壮行会が行われました。
学校長,激励の言葉。
生徒会長,激励の言葉。
生徒代表挨拶。2年生のキャプテン,H君が行いました。
コロナ対策のため全校生徒の前で行えなかったのは残念ですが,みんなで応援しています。男子ハンドボール部の皆さん,頑張ってきてください。
全校朝礼。
校長講話。
「5階建ての新校舎が令和4年度中に完成し,現校舎は令和5年度には解体される予定です。皆さんは,この校舎で卒業までの3年間を過ごす最後の学年です。
国分高校の土地は,江戸時代の島津義久の舞鶴城築城より遡ること2000年,弥生時代からの歴史があります。本校から土器や須恵器や竪穴式住居とともに,破鏡,すなわち海外の鏡が発見されています。この土地に弥生時代から身分の高い人が住んで,貿易が盛んであり,南九州でも特に栄えていたことが分かります。
「国分」という名は,八世紀中頃に「大隅国分寺」が建立されたことがその由来です。全国各地の国分寺建設は,729年から7年間にわたり日本全土を襲った新型の感染症(天然痘)退散を祈願しての大事業だったそうです。当時,生活様式を見直して懸命にその縮小を図ったようです。今の私たちと同じです。
国分という名前には,疫病退散の願いが込められています。身を慎みつつ,この地から疫病の早期退散を祈願したいと思います。
最後に,先日の文部科学省の発表で,本校のSSHの取組みが,全国220校で,最高評価(第1位)をいただきました。皆さんと先生方の3年間の取り組みが,高い評価を受けました。お互いに喜び,今後の活動の励みにしつつ,この1年を締めくくりましょう。」