公開日 2021年08月08日(Sun)
8月4日(水),SSH生徒研究発表会(SSHの全国大会)が兵庫県神戸市の神戸国際展示場で行われました。国分高校からは理数科3年のカブトムシ班が参加しました。
8月4日は移動日。分散開催のため国分高校の出番は5日です。飛行機からは鳴門海峡にかかる鳴門大橋や鳴門の渦潮がよく見えました。手前の陸地が徳島市,奥が淡路島です。左手の瀬戸内海の水が鳴門海峡からあふれ出ているように見えました。
神戸空港につき,すぐにポートアイランドのホテルへ。11時から17時まで6時間チェックインを待ちました。会場までは歩いて5分。今回本州本土に上陸していません。いわゆるバブル方式。残念ですがこれもコロナ対策、仕方ありません。
ホテルのロビーでの質疑応答練習も3時間で限界を迎え,ホテルの周辺を散策。クマゼミとアブラゼミがたくさんいました。
ついでに会場の下見をと思いましたが,中に入れてもらえず外で記念写真だけ撮りました。さっとマスクをはずして1枚。
8月5日(木),SSH生徒研究発表会2日目。さあ国分高校の出番です。
参考文献やラボノート,プログラミングを提示するPCを置いて発表ブースの設営完了。手に持っているのはギリギリ開発が間に合った「カブトムシ識別アプリ」。
ブース前でマスクを外して1枚。正面には透明シートが貼ってあるのですがこれが透明性が悪くて,シート越しでは字が読めません…。来年はこんなものは必要なくなっていると思いたいですが,そうでない場合はぜひ改善をお願いします。
審査開始。1年次からずっと行ってきた研究の集大成です。発表中はブース内に入れるのは2人だけ。発表中も全員マスク着用です。
分散開催のためブース間の間隔も広く,会場内はクリアーです。三密は完全に避けられています。こんな会場が他に2つあります。
昼食は場所を移して全大会の会場で,2m以上の間隔をあけて「黙食」です。とにかくコロナ対策が徹底しています。
午後も発表は続きます。審査員の先生方がいつ来るか分からないので気を抜けません。発表時間も決まっていないので型にはまった発表が通用せず,本当のプレゼン力が問われます。
3人で交代しながら発表しています。
興味を持ってくれた高校生に対しても発表します。
雑種個体(ハイブリッド)を見分ける「カブトムシ識別アプリ」も大活躍。効果的に使えていました。
結果発表と閉会式。二次審査に進む各部門の1位が発表されました。残念ながらカブトムシ班の名前は呼ばれず,二次審査進出を逃しました。
ちなみに分散退場のため,国分高校を含む第4グループは閉会後50分間この体勢で退場を待ちました。駅での混雑を避けるための最後のコロナ対策!と理解しながらも結構応えました。
出場した3人はそれぞれの部活動や学習と両立しながら,各自の得意な部分を生かして本当に頑張ってきました。大健闘だったと思います。お疲れさまでした。
次はISEFにつながる日本学生科学賞に挑戦です。前を向いてさらに頑張っていきましょう。部活動は引退していますが,今度は受験との両立がネックになります。
コロナ対策に大変でしたが,やはり現地開催のメリットは大きいと痛感しました。関係の皆様,応援してくださった皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。