公開日 2021年12月07日(Tue)
12月4日(土)13:00から本校第2グラウンドでトヨタFSRのデモ走行が行われました。またFSRのデモ走行終了後に本校とトヨタ車体研究所様との連携協定調印式を実施しました。24名の生徒が参加しました。
FSR は Field Support Robot の略で,自律走行機能を有するAIロボットです。東京2020オリンピックで運営スタッフの追従走行や障害物回避走行を実施しながら,競技中の投てき物(槍やハンマーなど)の回収・運搬を行いました。東京2020オリンピックのためにトヨタ自動車により7台が開発されたそうです。
本事業はトヨタ車体研究所様のご尽力で開催することができました。当日はトヨタ車体研究所様,トヨタ本社様からFSRの開発者,担当者,技術者の方々をお迎えして,FSRの説明,本校生によるデモ走行,今後のFSRの活用法の協議・検討等を行いました。
FSRを自走させるために,本校生がトヨタの技術者の方に習いながらプログラムを作成しています。
FSRの本体に作成したプログラムを組み込みました。自動走行がうまくいかないこともありましたが,プログラムを修正することで思い通りに動いてくれました。
東京2020オリンピック後のFSRの活用方法やAI技術等について,トヨタの方々とブレーンストーミング中。
2年生は自分たちのFSRに関する研究をトヨタの方々に発表しました。大変貴重な機会をいただきました。
16:00からは本校とトヨタ車体研究所様との連携協定調印式を校長室で実施しました。トヨタ車体研究所代表取締役社長の立松哲二様(左)と本校の山崎校長(右)がサインをしている様子です。
地域企業との連携協定締結は本校にとっても初めてのことです。今後,トヨタ車体研究所様にFSRを活用した研究やその他の課題研究,進路学習等でご指導をいただきます。
FSRのデモ走行や本協定のために様々な準備・運営をしていただいたトヨタ車体研究所,トヨタ本社の方々に厚く御礼申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。