公開日 2021年12月23日(Thu)
12月18日(土),鹿児島大学の4名の留学生を国分高校に招いて,グローバル・カルチャー研修が行われました。参加したのは普通科・理数科の1・2年生約70名。
午前中は2つの教室に分かれて,4名の留学生のそれぞれの国の歴史や文化について紹介していただきました。
ネパールから来るているマダンさんは,留学生とはいっても脳神経外科の医学博士です。
四角形ではない珍しい国旗の話等,ネパールに関する30のことを英語で教えてくださいました。英語は第二の公用語なので,ほぼネイティブです。
アフリカのマラウィから来ているクンブカニさんは水産学部で研究中。マラウィは「The Warm Heart of Africa(アフリカの良心)」といわれるほどやさしい人が多いそうです。
とってもフレンドリーな方で,本当にマラウィを訪れてみたくなりました。コロナが収束したら…。
ネパールから来ているサンタさんはマダンさんと同じく脳神経外科の医学博士。生徒の中に入って積極的にコミュニケーションをとってくださいました。もちろんオールイングリッシュです。
ネパールについて多くのことを話してくださいました。「ネパールでは猫をペットにしている人はいません。」マジですかあ!生徒たちもざわついていました。
バングラディシュから来ているラキブさんは獣医学の博士で,母国では大学の准教授。すごい英語力です。
バングラディシュはパキスタンから独立して今年で50周年。9カ月に及ぶ独立戦争で300万人が亡くなったそうです。自然豊かなバングラディシュにも行ってみたくなりました。
昼食後はグループに分かれて交流。このグループは折り紙を教えていますね。
将棋はクンブカニさんの勝ち!
鹿児島のお菓子を紹介したグループもありました。
定番の書道も体験していただきました。
運営をお手伝いのはずのALTジョニー先生も将棋に参戦。チェスは得意だそうですが,将棋はからっきしでした。そっくりだと思うけどなあ…。
理数科カブトムシ班は英語で研究発表。ひょっとしてISEFに出場するときのための練習ですか?
「ハラール」について調べたグループがラキブさんに発表。イスラムのことやハラールのことをさらに詳しく教えていただいたようです。
日本のお菓子の説明をしたこのグループはマダンさんの手品に大うけでした。
最後は事務室前でマスクを外して記念撮影。
ローテーションを大きく減らしたことで,昨年よりじっくり交流ができました。とても有意義な研修になったことは写真から伝わってきますね。この研修,学期1回に増やしてもいいかもしれません。
4名の留学生の皆さん,どうもありがとうございました。