宮崎サイエンス研修 2日目

公開日 2022年01月07日(Fri)

12月21日(火),宮崎サイエンス研修2日目の様子です。

最初の研修地は宮崎市内からほど近い「加江田渓谷」。ここでの目標はカビゴケの探索です。

遊歩道を歩き始めて2分,あっけなく見つかりました。ツワブキの葉の上にびっしりと生えているカビゴケ,分かりますか?20211221_092321

フユイチゴの葉の上にもびっしり!

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スマホで拡大するとこんな感じです。独特な匂いをお伝え出来ないのが残念です。

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あまりにもあっけなく見つけてしまったので,次に「オオムラサキ」の越冬幼虫を探しました。

エノキの根元の葉をひっくり返すと…,これまたあっけなく2枚目で発見!

ん?背中のとげが4対見えるけど,2対目が小さい…。ということはゴマダラチョウ?20211221_101439

よくわからないのでとりあえずたくさん集めてみました。合計28匹。半分以上は越冬幼虫探しの天才Mさんが見つけました。20211221_102630

みんなで精査した結果,残念ながらすべてゴマダラチョウ…。

想定以上の成果を上げ,渓谷美も堪能して2時間の研修終了。マスクを外して記念写真。DSC_0002

次の研修地は宮崎大学!

まずは学食で昼食です。テーブル間の距離,つい立て等,コロナ対策も万全でした。20211221_120021

3月に国分高校を卒業した3名の先輩たちが,学内を案内してくれました。写真は農学部獣医学科の牛舎です。20211221_123527

3名の先輩たちとマスクを外して記念写真。20211221_124729

続いて宮崎大学の先生方と交流。司会進行を務めてくださった荒武先生は国分高校の山﨑校長先生と学生時代からのご友人だそうです。自己紹介の中で山﨑校長の若かりし頃の写真も出てきてみんなざわついていましたDSC_0007

こちらがその問題の写真です。顔が隠れているのが荒武先生。場所は北アルプスの名峰槍ヶ岳。山岳部だったんですね。山頂直下で足を骨折した荒武先生を山﨑校長が背負って下山したという逸話はまさに武勇伝!DSC_0011

カビゴケ班の研究発表。DSC_0017

Zoomで参加してくださった高知大学の片桐先生からも貴重なアドバイスをいただきました。DSC_0030

カブトムシ班の研究発表。DSC_0032

昆虫学がご専門の大野先生から鋭いご指摘やアドバイスをいただきました。DSC_0043

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短時間ではありましたが,大野先生による講義も行われました。とても勉強になりました。DSC_0051

最後に大学の附属図書館も見学させていただきました。20211221_152138

2日目もとても充実した研修になりました。

荒武先生,大野先生をはじめ関係者の皆様,丁寧なご対応ありがとうございました。