大学出前授業(外部講師による出張講座)

公開日 2022年08月19日(Fri)

令和4年8月19日(金)午前,14名の講師の先生方に各大学,短大等からお越しいただき,1年生を対象とした出前講座を実施しました。

鹿児島大学,鹿児島国際大学,県立短期大学,第一工科大学,志學館大学,鹿児島純心女子大学から多くの先生方にご協力いただきました。

授業は5大学・1短大から全部で14講座の実施でした。講師の先生方には同じ授業を2時間していただくことで,生徒達は希望する2つの講座を受講することが出来ました。14講座は次の通りです。

1

人 文

ことばの仕組みを意識する

鹿児島国際大学
国際文化学部国際文化学科

松尾 弘徳 先生

2

心 理

公認心理師・臨床心理士の魅力

志學館大学
人間関係学部心理臨床学科

飯干 紀代子 先生

3

経 済

地方財政について

鹿児島県立短期大学

商経学科

船津 潤 先生

4

法学部で学ぶ

志學館大学
法学部法律学科

原 清一 先生

5

国際

比較文化的アプローチ-『リア王』と『乱』-

鹿児島県立短期大学

文学科英語英文学専攻

轟 義昭 先生

6

社会

社会福祉とは何か?-ライフサイクルと生活問題-

鹿児島国際大学
福祉社会学部社会福祉学科

大山 朝子 先生

7

教育

鹿児島県の小学校の現状とこれから

鹿児島国際大学
福祉社会学部児童学科

脇 正一 先生

8

保育

保育者の悩み

鹿児島国際大学
福祉社会学部児童学科

福島 豪 先生

9

そもそもAIって何?

第一工科大学
情報電子システム工学科

山田 猛矢 先生

10

タンパク質を薬にする新しいバイオ医薬品

鹿児島大学
理工学研究科化学プログラム

伊東 祐二 先生

11

農薬だけに頼らない害虫防除

鹿児島大学
農学部農業生産科学科

坂巻 祥孝 先生

12

水産

水産資源と食糧問題

鹿児島大学
水産学部

佐野 雅昭 先生

13

栄養

管理栄養士・栄養士ってどんな仕事?

鹿児島純心女子大学

健康栄養学科

木之下 道子 先生

14

看護

看護ってどんな仕事?

鹿児島純心女子大学

看護学科

小楠 範子 先生

 

生徒の感想

講座

1 ことばの面白さを改めて感じた。日本語だけでなく,他国のことばの特徴も調べてみたい。

2 人の中を全て理解することは出来ないけれど,会話をすることで,会話の前よりも心の中を知ることが出来ると思った。

3 県によって,住民のニーズが違うので,国だけでなく,地方自治が各地域に必要だと分かった。

4 新しい発見をするには,徹底的に疑うことが必要だと知った。

5 1つのものを他の視点から見ると,それまでとは全く違う新しい発見があると思った。

6 悩みを抱えている人が簡単に相談できる環境がないことも課題になっていくと思う。

7 鹿児島は少子化だけでなく,地域差も激しく小規模校が目立つことが分かった。今の子どもたちの課題として「自分の考えを工夫して発表する」ことが挙げられ,教師の資質・能力を高めることが必要だとしり,教員になりたいという気持ちが強くなった。

8 1つの課題についても様々な意見があり,どれを選択するべきか分からなくなると思った。

9 AIが第3次ブームでこれからどのように定義され,変化していくのか楽しみになった。

10 現在取り組んでいる課題研究で失敗してもあきらめずに,取り組んでいきたいと思った。

11 害虫防除の方法に5つの視点があり,農薬以外での防除の方法を知った。

12 食糧をまもるため,誰のものでもない海を大事にしたいと思った。

13 栄養士にはコミュニケーション能力も必要だと分かった。外側からの介助と内側からの栄養補給が合わさって治療が出来ているということが印象に残った。

14 病気を診るだけでなく,心のケアを大切にしていることが印象的だった。現在では,訪問看護が増え,地域の方々に寄り添った看護になっていると知ることが出来た。

全体的

・大学は自由にやりたいことを選択できるということが,興味深かった。

・大学の学問は,新しい何かを発見すること。新しいものも見方,考え方を発見すること。ということを知り,大学の学部・学科を選ぶ意味を考えることが出来た。

 

1年生にとって進路実現につながる,大変刺激的なものでした。本日はありがとうございました。

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1 人文

2 心理

3 経済

4 法学

5 国際

6 社会

7 教育

8 保育

9 工学

10 理学

11 農学

12 水産

13 栄養

14 看護