公開日 2022年10月16日(Sun)
2022年10月15日(土),普通科自主ゼミのゴマダラ班2名は,九州大学地球社会統合科学府・比較社会文化研究院を研修のために訪問しました。
今回はヤドリバエの分類・研究をしている舘 卓司准教授に,今までの調査結果を披露し,教えを請うという目的でした。
まずは9月30日(金)の中間発表会で使用したポスターを用いて,自分たちの調査結果と,そこから導いた考えを披露します。
研究室の留学生の方も,興味を持って参加してくださいました。流ちょうな日本語で質問してくださる姿に,2年生2名は「すぐに話の核心を理解されている!」と驚いていました。
別件で訪問されていた名誉教授:嶌 洪氏にも議論に加わって頂き,ヤドリバエ幼虫がゴマダラチョウ幼虫の中で何をしているのか,まだわかっていない研究フロンティアであることを指摘くださいました。
思いもかけない状況で,多くの研究者にご指導頂き,本当にためになりました。顕微鏡を覗いてヤドリバエの特徴を示して頂いたのですが,私も覗くのに必死で撮影しそびれました。写真がなくてすみません。
九州大学での学びは,今後大きな研究進展のきっかけになると思います。先生方,休日にもかかわらず,本当にありがとうございました。
今回の大学訪問は,国分高校が採用されているSSHから旅費が全て支給されました。この恵まれた環境を生かして,課題研究を充実させていくことが,生徒たちの進路希望実現に貢献できると信じています。