公開日 2022年11月18日(Fri)
令和4年11月18日(金)に第4回鹿児島県SSH交流フェスタが開催されました。鹿児島県SSH交流フェスタは鹿児島県のSSH校5校による課題研究の大会・交流会です。本校からはステージ部門に2班,ポスター部門に4班が出場しました。
まずはステージ部門の様子です。理数科2年サイエンス部の化学・ボルタ電池班の発表の様子です。ボルタ電池班は先日行われた県高校理科研究発表大会の化学部門で最優秀賞を受賞した研究班です。
質疑応答では大学教授の難しい質問にも,的確に答えることができました。日頃の研究の成果が存分に発揮されました。
次に理数科2年サイエンス部の生物・エビ班の発表の様子です。鹿児島県の河川のエビの生息状況について,30年前と比較した研究です。
質疑応答では研究の意義等,難しい質問もありましたが,実直に答えることができました。
他の学校の質疑応答のときも,国分高校生は積極的に質問を行っていました。批判的思考力を持って,質疑応答にも積極的に参加するのは国分高校の伝統です。
次にポスター発表の様子です。理数科2年サイエンス部の地学班の発表の様子です。次の桜島大噴火の降灰を予想する研究です。審査の後も多くの人が発表を聴きにきていました。
次に理数科2年サイエンス部の物理班の発表の様子です。物理班はトヨタ車体研究所様にご支援をいただき研究を行っています。トヨタが開発し,東京オリンピックで活躍した自動走行のAIロボットFSRから研究テーマを考えました。
次に普通科2年の自主ゼミのキリシマッチング班の発表です。霧島の持続可能な農業について研究し,提案まで行っています。審査員の先生からは今後の研究の示唆となるようなアドバイスもいただきました。
最後に普通科2年の自主ゼミのゴマダラ班の発表です。ゴマダラチョウの幼虫に寄生する虫の研究を行っています。先日行われたグローバルサイエンティストアワード”夢の翼”でも県知事賞を受賞した研究班です。的確に質疑応答にも答えることができました。
審査員の先生に発表後,他校の生徒や大学の先生方と課題研究発表を通した交流を行い,今後の研究のヒントをたくさんいただきました。
ゴマダラチョウの研究班は真剣に大学の先生のアドバイスを聴いています。今後の研究のさらなる飛躍に期待です。
いよいよ結果発表です。
ポスター発表の物理・数学分野では,本校のサイエンス部物理班が最優秀賞を受賞しました。おめでとうございます。
次に生物・地学部門。
ポスター発表の生物・地学部門も本校の普通科自主ゼミのゴマダラ班が最優秀賞を受賞しました。おめでとうございます。
次に人文・教育・社会部門。
こちらも本校普通科の自主ゼミ,キリシマッチング班が鹿児島中央高校と共に最優秀賞を受賞しました。おめでとうございます。
最後にステージ部門の発表です。ステージ部門は各校からそれぞれ2本,合計10本の発表がありました。
ステージ発表も最優秀賞は本校理数科の化学・ボルタ電池班が受賞しました。また,生物・エビ班が優秀賞(2位)を受賞しました。おめでとうございます。
国分高校は出場したすべての部門で最優秀賞を受賞しました。結果は時の運ですが,日頃の研究の成果が評価され,大変良かったです。
この後も様々な大会・コンテストが続きます。この鹿児島県SSH交流フェスタで得た課題やアドバイスを生かして,さらに研究を深めてください。
この大会を運営していただいた鹿児島県SSH連絡協議会の先生方,生徒のみなさん,大変ありがとうございました。