公開日 2023年02月08日(Wed)
平成30年度からSSH事業の一環として舞鶴最先端サイエンス研修(東京,筑波でのサイエンス研修)を毎年実施しています。今年度は2月4日〜6日まで1年生選抜の12名が参加しました。
昨年度と一昨年度はコロナ禍でオンラインになりましたので,3年ぶりに東京,筑波での研修となりました。
1日目は東京大学安田講堂で実施された第2回イオン東大里山ラボシンポジウム「新たな里山チャレンジが拓く未来の地球 ~地域貢献による健康長寿・幸福長寿の実現~」へ参加しました。
生徒たちもよくメモをとりながら真剣に参加していました。課題に取り組む上での新たな視点の獲得ができたようです。
2日目の午前中は筑波大学で研究室訪問,施設・設備見学等の研修を行いました。
筑波大学の藏滿司夢先生,留学生のソチート先生の講義の様子です。
ソチート先生の講義はすべて英語で行われました。貴重な経験になったと思います。
また,本校生も課題研究の発表を行い,筑波大学の藏滿先生から実践的なご指導をいただきました。
研究の段階がどこにあるかを理解しながら,今後に向けて貴重なアドバイスをいただくことができました。
午後はJAXA筑波宇宙センターで見学・研修を行いました。管制室も見学できました。
管制室を見たときには生徒たちも興味・関心の段階が一つ上がったようです。実際に勤務されている姿を拝見できたことに十分刺激を受けたようでした。
2日目の夜は東京大学の4人の大学生と食事をとりながら交流会を実施しました。大学生活のことや大学での研究活動のことなど多くのことを学ぶことができました。
交流会は和やかな雰囲気で行われました。話も弾んだようで,得たものも多かったようです。
3日目の東京大学での研修では1年生理数科のリン酸班,普通科の教育制度班とHSP班が課題研究の発表を行い,実践的なご指導をいただきました。
その後,菊池先生,尾下先生,藤井先生のサステナビリティについての講義を聴き,ワークショップを行いました。
今回の東京大学におけるワークショップでも得たものは多く,先入観や固定概念を覆す新たな視点を多く提示していただきました。
本校がSSHの目標としても掲げているサステナビリティの視点がなぜ必要なのか,よく理解できたのではと思います。
東京大学の菊池先生,尾下先生,藤井先生,五十嵐先生,このような素晴らしいワークショップを実施していただき大変ありがとうございました。