公開日 2023年04月13日(Thu)
4月10日(月),対面式の後に理数科の生徒たちは体育館に残り、初めての理数科集会を行いました。
理数科集会は月に一度開かれ、全学年の理数科が集まり生徒によるスピーチや課題研究のポスター発表などを行っています。
今年度初めての理数科集会は3年生によるポスター発表でした。
ポスター発表の前に理数科主任の先生のお話がありました。
今年度の理数科主任の化学のK先生です。発表する3年生に向けて「少し前まで中学生だった新1年生のために分かりやすく発表するように!」とおっしゃっていました。ついつい課題研究の発表は専門用語で溢れかえってしまいがちですが、誰が聞いても分かるようにということは発表において非常に重要なポイントとなります。
ここからはポスター発表の様子を紹介します。
化学班「ほこりセンサを用いた桜島の降灰濃度測定」
化学班「ボルタ電池の放電後、電解液が黄色になる!?」
地学班「次回桜島大噴火時の降灰予想する/上空に吹く風の研究」
地学天文班「月食時の月の明るさについて~月食とエアロゾルについて~」
生物班「鹿児島県におけるカワニナ類の分布と生息環境」
生物班「天降川における生態系と分布について~30年前の比較から~」
生物班「九州本土および屋久島口ノ永良部島から得られたリュウキュウヒメエビの初めての記録」
物理班「半円カーソルを用いた簡易測距装置の製作」
こちらは物理班が自作した測定器だそうです。とても大きいです。
1,2年生は真剣に先輩方の発表を聞いていました。質問をしている生徒もたくさんいました。
また、生徒だけでなく先生方も興味津々な様子で発表を聞いていらっしゃいました。
理数科の1年生はこれから興味のある分野に分かれて班を作ることになります。3年生の研究を引き継ぐもよし、自分の気になることを研究するもよし。自分が研究したいことを見つけるために視野を広く持ちましょう!
(記述:理数科3年生生徒会広報係)