公開日 2023年08月21日(Mon)
8月17日~19日
SDG’s体験キャンプが鹿屋市にある鹿児島県アジア・太平洋農村研修センターにて行われました。
世界に山積する社会課題の理解と,その解決に向かうための解決能力を深めつつ,鹿児島・佐賀両県の高校生交流と,共同学習による人材育成を目的として開催されました。
この企画は鹿児島県からは鹿屋高校と国分高校の生徒11名が,佐賀県からは本校とも以前から交流がある致遠館高校などの3校から15名が参加しています。
初日のアイスブレーキングを経て,両県の生徒がすこしずつほぐれてきました。
2日目に行なわれたワークショップでは,アジア・オセアニアの国々の実際を知り・・・
(フィジー出身の陽気な先生。麦茶が好きです。)
本校からの参加者6名が,それぞれ積極的に意見を交わすようになっていました。
↓水を運んでいますね。
アフリカに生きる,ある少女の1日を知り,実際に知覚の川から取った水汲みの体験をしています。(この日は雨模様につき,事前に汲んだ水を使いました)
8時間もかかる水汲みには到底及びませんが,たった10分のバケツ運びでも大変なことに気づかされます。
さて,2日めのお昼は・・・中華ですね!お肉もしっかりと入って美味しそう!
・・・と思いきや,これは大豆を用いた代替肉。食事から世界の今を知る取り組みが始まります。(あ、もちろん食べ終わってからです!)
2日めの午後はゴミ問題に関するワークショップと,「貿易ゲーム」。
貿易ゲームとは,5つのグループに分かれて商品をつくり,お金を稼ぐゲームセッションです。そこには様々な仕掛けが・・・
夜はブラジルやアルゼンチン式BBQの「シュハスコ」。
豪快にまるごと肉をそぎ落としながら食べます(今度は代替肉ではありません)。正しくはシュラスコではなく,シュハスコなんですね。勉強になります。
最終日は,センターのお隣にある民芸館に行きました。小さな民芸館ですが,ここは・・・本当に楽しい。
アジア圏のトラディショナルな衣装を身にまとい
各国の楽器が実際に演奏できます。
ドラマーの館長さんに8ビートを教えていただきました!
・・・最後のアクティビティは,「SDG’sカードゲーム」です。
それぞれに配られた,3枚の「リソースカード」をかけ算して,課題解決を目指します。
熟考しています・・・
3日間で,積極的にコミュニケートできるようになりました。
未知の人物と一緒に楽しみながら,未知の社会課題へのアプローチ法を学ぶ,とても貴重な体験となりました。