公開日 2024年03月01日(Fri)
2月26日(月)の6限から7限にかけて,2学年の生徒を対象に進路講演会(小論文・進路講座)を行いました。
講師は鹿児島高等予備校の秋元先生でした。秋元先生は県内の公立高校で国語科の教諭としてご活躍された先生です。
「あなたが書くべきこと,あなたにしか書けないこと,そして,あなたに託したいこと」のテーマで講演をしていただきました。講演とはいえ,生徒たちの近くに立って様々なキーワードを基に柔軟な思考で生徒たちと共に考えるようなスタンスで語り掛けてくださいました。
高校時代に生徒たちが持つべきスタンスや,未来志向をしっかり持って今までの自分の存在価値を認識しながら責任を持って日常を過ごすことの大切さを語っていただきました。
また,保護者を含めた自分の先祖の存在や人生における心臓の鼓動のことなど,普段は当たり前のように考えていることに対して意味を持たせ,自分たちが生きていることに対して,当たり前であることは貴重なことで,貴重であるからこそ責任を持って生活することが将来につながるのだという話題もありました。生徒たちは「はっ!」とするような角度からの問い掛けに新鮮さを感じていたようでした。
また,これからの大学入試に対応する力として必要になる「理解力・発想力・構成力・表現力」について,生徒たちに頭の体操をさせながら興味深い内容で引き付けてくださいました。
進路指導と小論文の二本柱の内容で,大変興味深く内容の濃い講演会になりました。生徒たちが,持ち込んだタブレットやノートにメモを取りながら集中して聞いていた姿がとても印象的でした。また,生徒たちと一緒に聞いていた国分高校の教職員にとっても,普段の自分たちの指導の在り方を考えさせられるような深い内容で,大変ありがたい機会になりました。今回の進路講演会を今後に生かしていきたいと思います。秋元先生,ありがとうございました。