公開日 2025年04月03日(Thu)
理数科の2年生に,自主ゼミとして課題研究に一生懸命に活動している「アマモ班」がいます。これまでも,昨年の12月に重富漁港でアマモの植え付け体験をさせていただいたりして,積極的な活動に取り組んでいます。4月3日(木)に,姶良市加治木町にある錦海漁協の〇〇様の協力を得て,国分高校で勉強会を開催していただきました。講師には,鹿児島県漁業協同組合の囲い様と錦海支所の遠藤様,合同会社ECOS技術士寿ムショの安藤様です。安藤様は漁協にもアドバイスや指導をされているそうです。
遠藤様からブルーカーボンについて,アマモの生態について,これまでの取組について御教授いただきました。アマモ班の生徒たちは,鹿児島水族館いおワールドのアマモが天草産でとても元気があるのに対して,錦江湾のアマモは元気がないことに着目して,その理由が遺伝的なものなのか,環境的なものなのかを調べていきたいのだそうです。今後は,海水の塩分濃度を変えたり,海底の砂などの条件を変えたりした時に発芽等の様子がどのように変わるのかを調べていくそうです。そして,2021年度を最後に更新されていない県全体のアマモの分布状況の更新も考えているそうです。
とても意欲的で素晴らしい取組です。これからの活躍が楽しみな自主ゼミです。