サイエンス部 成果発表会

公開日 2017年01月24日(Tue)

 1月13日(金)7限目,1月末の九州大会,8月の全国総文祭への出場を決めた理数科サイエンス部の3班(ツクツク班,物理班,雲班)の受賞報告会が体育館で開かれました。

 ツクツク班の発表  屋久島方言ツクツクボウシの研究

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 物理班  グリーンフラッシュの研究

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 雲班  錦江湾洋上の層状雲の研究

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 1・2年生全員(普通科・理数科)が発表を聴きました。現在,総合的な学習の時間における「課題研究」も大詰めを迎えており,そのまとめ方や発表のしかたの参考のため,という意味合いもこの報告会には含まれています。

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 報告会のあとは,表彰式と壮行会を行いました。校長先生は,「生物班は,大隅諸島を巡り分布を調べ,DNAの分析を行い,7千3百年前の大規模火砕流との関連を考えた。物理班と地学班は,先行研究や調査を元に仮説を立て,百円ショップや身近な実験器具を使い,試行錯誤しながら,再現実験に成功し,理論的な説明をやってのけた。3つの研究は,今流行の言葉でMCHAS,「メッチャ凄い」「ムッチャ凄い」,どちらでもよいが「とにかく凄い」と賞賛しました。そして,「九州大会では,たとえ,繰り返し『なぜ』と問われても,臨機応変,鮮やかに切り返し,全ての人を,諸君の研究のど真ん中へ誘(いざな)って欲しい」とエールを贈りました。生徒会長の大野君からは,「大きな大会になるほど,プレッシャーも大きくなりますが,悔いの残らないよう全力を発揮してきてください!」と激励の言葉がありました。

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 生徒代表挨拶

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 物理班は先日の高校生科学技術チャレンジ,ツクツク班は日本学生科学賞の表彰もありました。

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 高校生科学技術チャレンジ(JSEC)審査委員奨励賞の賞状。 周囲の模様以外は印刷ではなく全て「手書き」です。

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 日本学生科学賞 環境大臣賞の賞状。 こちらも全て墨の跡が見える「手書き」です。

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 全国総文祭自然化学部門の5部門(物・化・生・地・ポスター)のうち3部門に1校から出場するのも,鹿児島県で初めてのことですが,日本の2大科学コンテスト両方の上位入賞の賞状が2枚並ぶのも県内で初めてのことです。この快進撃はどこまで続くのでしょうか。まずは1月末の九州大会でも3冠を目指して頑張ってきてください!