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2017年1月
2017年01月31日(火)
平成28年度 2月行事予定表
2月行事予定表を掲載します。
2017年01月26日(木)
普通科課題研究発表会
1月16日(月)7限目,普通科1,2年生の課題研究発表会が行われました。普通科では総合的な学習の時間に,15の分野に分かれて課題研究に取り組んでおり,そのまとめを分野ごとの教室で発表しました。分野の選択は各自の興味関心によります。学年をまたいだ「縦割り」の分け方も特徴です。ここではその一部を紹介します。
分野ごとにそれぞれの教室で発表することにより,ほとんどの生徒が人前での発表を経験します。
発表形態も様々で,この講座では,教室の前と後ろに分かれて発表していました。
グループを作って発表している講座が多かったようです。
人前で話すことは,最初は難しいかもしれませんが,高校時代に是非慣れておきたいですね。
それぞれB4サイズの用紙にまとめて発表後に提出します。
発表を聞いたあとは,お互いに「評価」をします。
各自がが準備した資料を見せ合っているグループもありました。
同じことに興味を持った生徒たちが集まっているので,聞く側も真剣です。
仲間たちから刺激を受け,これからの高校生活や進路学習にも役立つ発表会になったのではないでしょうか。
2017年01月26日(木)
大学入試センター試験報告
1月14日(土)~15日(日)の2日間,大学入試センター試験が行われました。国分高校は第一工業大学で受験します。
1日目,朝8:30集合。気温は2℃。毎年センター試験は冷え込みます。
学食が受験生控え室になります。学校からも近く,とてもいい環境で準備ができます。1日目は地歴公民,国語,英語です。
皆,最後の追い込みに余念がありません。お互いに質問し合ったり…,
先生方に質問したりして,最終確認をしていました。
いざ試験会場へ。これまでやってきた努力に自信を持って,力を出し切ってきてください。
2日目 この日の最低気温は気温は-2℃! 全国的に冷え込み,雪のためセンター試験の開始時間繰り下げが過去最多を記録する中,幸い第一工業大学会場は特に影響はありませんでした。
今日も寸暇を惜しんで,最後の確認をしています。2日目の試験は,理科(基礎科目),数学,理科(専門科目)です。
先生方に見送られ,それぞれの試験会場へ。
さあ,頑張ってきてください!
2017年01月24日(火)
サイエンス部 成果発表会
1月13日(金)7限目,1月末の九州大会,8月の全国総文祭への出場を決めた理数科サイエンス部の3班(ツクツク班,物理班,雲班)の受賞報告会が体育館で開かれました。
ツクツク班の発表 屋久島方言ツクツクボウシの研究
物理班 グリーンフラッシュの研究
雲班 錦江湾洋上の層状雲の研究
1・2年生全員(普通科・理数科)が発表を聴きました。現在,総合的な学習の時間における「課題研究」も大詰めを迎えており,そのまとめ方や発表のしかたの参考のため,という意味合いもこの報告会には含まれています。
報告会のあとは,表彰式と壮行会を行いました。校長先生は,「生物班は,大隅諸島を巡り分布を調べ,DNAの分析を行い,7千3百年前の大規模火砕流との関連を考えた。物理班と地学班は,先行研究や調査を元に仮説を立て,百円ショップや身近な実験器具を使い,試行錯誤しながら,再現実験に成功し,理論的な説明をやってのけた。3つの研究は,今流行の言葉でMCHAS,「メッチャ凄い」「ムッチャ凄い」,どちらでもよいが「とにかく凄い」と賞賛しました。そして,「九州大会では,たとえ,繰り返し『なぜ』と問われても,臨機応変,鮮やかに切り返し,全ての人を,諸君の研究のど真ん中へ誘(いざな)って欲しい」とエールを贈りました。生徒会長の大野君からは,「大きな大会になるほど,プレッシャーも大きくなりますが,悔いの残らないよう全力を発揮してきてください!」と激励の言葉がありました。
生徒代表挨拶
物理班は先日の高校生科学技術チャレンジ,ツクツク班は日本学生科学賞の表彰もありました。
高校生科学技術チャレンジ(JSEC)審査委員奨励賞の賞状。 周囲の模様以外は印刷ではなく全て「手書き」です。
日本学生科学賞 環境大臣賞の賞状。 こちらも全て墨の跡が見える「手書き」です。
全国総文祭自然化学部門の5部門(物・化・生・地・ポスター)のうち3部門に1校から出場するのも,鹿児島県で初めてのことですが,日本の2大科学コンテスト両方の上位入賞の賞状が2枚並ぶのも県内で初めてのことです。この快進撃はどこまで続くのでしょうか。まずは1月末の九州大会でも3冠を目指して頑張ってきてください!
2017年01月24日(火)
センター試験 激励会
1月13日(金)5限目,大学入試センター試験を翌日に控えた3年生を励ます「センター試験激励会」が,武道館で開かれました。
校長先生のお話
続いて3学年主任から
3学年の正副担任の先生方から ※写真は正担任の先生方
皆顔を上げて,真剣に先生方の話を聞いています。多くの先生方からは,「明日は平常心で!」とアドバイスがありましたが,中には「適度な緊張感があった方が力を発揮できる!」という先生も。これは食い違っているように聞こえますが,そうではありません。フーと吐く息で熱いお茶を冷まし,ハーと吐く息で冷えた手を温めるのと同じことです。心理状態は人それぞれ。当日緊張しすぎている,と思った人は「平常心で!」と自分に言い聞かせ,緊張感が足りない,と思った人は「気を引き締めて!」と言い聞かせればいいのです。
最後は進路主任から話がありました。
センター試験当日は冷え込むようです。体調管理にも気をつけ,全力を出し切りましょう。国分高校3年生の健闘を祈ります。
2017年01月23日(月)
熊本地震復興支援ボランティア
12月23日(金),熊本市益城町飯野小学校にある仮設住宅および談話室「みんなの家」に熊本地震復興支援ボランティアに行きました。参加者は家庭クラブと生徒会の生徒12名。今回は,餅つきや支援物資の提供を行いました。
餅つきの準備をしている間,仮設住宅や小学校周辺の清掃をします。寒さの中、袋いっぱいのゴミを集めました。
「みんなの家」のコミュニティスペースに支援物資を並べ,仮設住宅の方に手に取ってもらいやすいように配置します。
餅つきです。天候があまり良くなく,雨がぱらついていたため,室内での作業となりました。つきたての餅は熱いのですが,ベテランのおばあちゃんたちが手際よく丸めていきます。丸め方を教えてもらいながら作業しました。
益城町では,つきたての餅に納豆を餡にした「納豆もち」を食べるそうで,生徒たちも納豆もちをおいしくいただきました。
高校生がボランティアに来ると聞いたおばあちゃんたちが,一緒に食べようとぜんざいをつくってくださいました。ボランティアに行ったのに,餅の丸め方を教わった上に納豆もちとぜんざいをごちそうになりました。
学校で集めた義援金を,生徒会長から自治会長さんへ渡しました。大変喜んでくださいました。
多くの人がボランティアに訪れるそうですが,高校生はめずらしく,高校生の若いパワーを喜んでくださいました。私たちにとっても,多くの方々と交流できるよい機会となりました。
熊本の街は震災から8ヶ月が立っても、まだブルーシートが目立ち,今回訪問したような仮設住宅で暮らす方がまだ多くおられます。本来の生活に戻れるまではまだまだ時間がかかりそうです。今後も高校生にできる支援を続けていけたらと思います。
2017年01月23日(月)
校内課題研究発表会
12月16日(金)の午後,理数科課題研究の校内発表会が開かれ,数学を含めた8つの班が発表しました。校内の発表会とはいえ,8月の中国・四国・九州理数科大会の予選を兼ねていることもあり,どの班も真剣です。その一部を紹介します。
化学班 「金属樹の成長とその形状」
数学班 「数独(ナンプレ)の研究」 1年生も参加して,2人での発表でした。
地学氷班 「氷の研究」
お互いに,活発な質疑応答が見られました。
生物ミズメイガ班 「カワゴケミズメイガの種分化の可能性を探る」
地学星班 「昼間に星は見えるのか?」
先生方や保護者の皆さんからも,多くの質問やアドバイスをいただきました。 皆さんが書いてくださったコメントも,参考になり,励みになります。
ここに掲載しなかった3つの班(生物ツクツク班,地学雲班,物理班)は,別ページで紹介します。各班の詳しい研究内容をお聞きになりたい方は,国分高校までお問い合わせください。
2017年01月17日(火)
サイエンス部ツクツク班が日本学生科学賞で環境大臣賞受賞!
12月22日(木)~24日(土)の3日間,理数科サイエンス部ツクツク班の3名が,東京の日本科学未来館で行われた,日本学生科学賞の最終審査に出場しました。鹿児島県からは国分高校のみでしたが,最終審査に進出した15研究中,4研究が九州勢でした。
審査の様子 審査時間は長く,大勢の審査員により,じっくりと審査されます。
国分高校のブースからは,先生方の笑い声が聞こえてくることもあり,生徒たちも生き生きと楽しそうに発表していました。
本当に楽しそうに発表しています。
取材に対してポーズ!
発表ブースの様子。普通の2倍サイズの巨大標本箱や捕虫網も大事な小道具です。
結果は,環境大臣賞! 鹿児島県の高校としては過去最高の成績で,世界大会(ISEF)への出場権も獲得しました!
表彰式後,大臣賞の5研究は,秋篠宮同妃両殿下に対してポスター発表を行いました。秋篠宮殿下からは,「セミの分布が火砕流の影響を受けているというのは興味深いですね。」とコメントをいただき,妃殿下(紀子様)からは,「これからも頑張ってくださいね。」とお言葉をいただいたそうです(代表:田口君談)。
5月にアメリカ,ロサゼルスで開かれる世界最大の科学コンテスト” ISEF(International Science &Engineering Fair)” でも,入賞を狙いましょう!
2017年01月17日(火)
サイエンスキャッスル(九州大会)
12月11日(日),熊本県水俣市で,サイエンスキャッスル九州大会が開かれました。昨年までは九州大会がなく,出場のために関西まで行かなくてはなりませんでしたが,今年から九州大会が始まり,参加しやすくなりました。国分高校からはツクツク班の3名が出場しました。
ポスター発表の様子。 ツクツクボウシの屋久島方言について説明しています。
他の学校の生徒たちも大勢聞きに来てくれました。
ステージでの口頭発表の様子。 7分という短時間での発表に苦労していました。審査員の先生方から鋭い質問が多く出されましたが,しっかりと答えていました。
結果は,大会特別賞。2位相当の賞をいただきました。写真は,他の大会ではあまりない,「受賞コメント」中のもの。
表彰式後,上位入賞者記念撮影。
今後は継続的に九州大会が開かれるそうですので,来年こそは最優秀賞を!
2017年01月17日(火)
サイエンス部物理班が高校生科学技術チャレンジで審査委員奨励賞受賞!
12月10日(土)~11日(日)の2日間,理数科サイエンス部物理班の3名が,東京の日本科学未来館で行われた,高校生科学技術チャレンジ(JSEC)の最終審査に出場しました。
発表ブースの設営・練習の様子。鹿児島県からは,国分高校と鹿児島玉龍高校(隣のブース)の2校が,一次審査を勝ち抜いて出場しました。
一般公開の様子。グリーンフラッシュ発生装置の模型も展示して,わかりやすく説明しています。
色々な面でごアドバイスをいただいた,鹿児島大学の大塚先生も,応援に駆けつけてくださいました。
結果は,審査委員奨励賞! 国分高校では,2014のノコギリクワガタの研究に続いて2度目の受賞です。
残念ながら世界大会(ISEF)には届きませんでしたが,全国ベスト11は立派な成績です。
発表の場はまだまだ続きます。さらに研究をブラッシュアップして,上位入賞を目指してください。
2017年01月16日(月)
3年の現況報告会
12月14日(水),LHRの時間に,「3年の現況報告会」が行われました。8人の3年生が2クラスで話をする,つまり1クラスに2人の3年生が話しに来てくれるということになります。内容は進路選択について,受験への心構え,1・2年生の頃の過ごし方等,様々だったようです。
高校生活を「数直線」で表現し,熱く語った3年生もいました。
後半は質問の時間もありましたが,「苦手教科をどうやって克服したのですか?」等の質問にもしっかりと答えていました。このような上下のつながりを作る取り組みは大事だと思います。うまくいったことだけでなく,失敗談もしっかり聞いて,自分たちの今後の高校生活に生かして欲しいと思います。
2017年01月16日(月)
3学期始業式
2017年がスタートし,1月10日(火)に3学期の始業式が行われました。
校長式辞
校長式辞
冬休み中の3年生の真剣な学習風景,校舎外周を走る部活動生の懸命さを話し,1.昨年末の音楽部の空港や病院でのコンサート,2.家庭クラブ・生徒会の熊本地震被災地区へのボランティア活動,3.サイエンス部(理数科)の九州大会,全国総合文化祭への出場(写真部,美術部,放送部も出場)を紹介しました。加えて,生物班が,5月にアメリカで行われる世界大会に出場する日本代表5校に選出されたことを報告し,その喜びを石川啄木の歌とともに表現しました。
また,1月8日(日)の南日本新聞の「若い目」に掲載された,1年ハンド部の入佐君の「私生活の中に勝負あり」という言葉に寄せ,3学期,一人一人が平成28年度の集大成を行い,平成29年4月からの,3年生は新たなステージでの,2年生は最終学年としての,1年生は学校の中心としての,自分の在り方に思いを馳せ,一日一日を大切にして欲しいと話しました。
最後に,センター試験目前の3年生に「学問のさびしさに堪え,炭を継ぐ」という山口誓子の句を引き「今,苦しく,厳しい峠の登り坂の途中,時には深呼吸して,心の炎をメラ!メラ!メラ!と絶やすことなく燃やし続け,最後までベストを尽くして欲しい」とエールを贈りました。マスクをしている生徒も少なからず見られます。寒い季節ですが,休み時間には教室の換気をしっかり行い,うがい手洗いをするなど,体調管理に気をつけましょう。3年生は高校生活もあと2ヶ月です。1・2年生にとって3学期は次の学年の0学期ともいわれます。いい形で今年度を締めくくれるよう,毎日を大事に過ごして欲しいと思います。
2017年01月04日(水)
2学期終業式・表彰式・弁論発表
12月22日(木)2学期終業式の前に,表彰式と生徒代表による弁論発表等がありました。
<表彰式> 書道部・美術部・サッカー部・写真部・音楽部・放送部・英語検定2級合格者の表彰がありましたので,一部を紹介します。
美術部 第67回鹿児島県高校美術展 優秀賞(来年度の全国大会出場権を獲得しました。)
サッカー部 2016高円宮杯U-18サッカーリーグ鹿児島県トップリーグ2部優勝
放送部 第38回九州高校放送コンテスト大分大会 優良賞(来年度の全国大会出場権を獲得しました。)
国外研修報告(中国 清華大学)
国内研修報告(岐阜県海津市)
弁論発表 1年生代表
弁論発表 2年生代表
引き続き2学期終業式が行われました。
校長先生は式辞の中で,1,2,3年生の授業風景と今年出逢った卒業生の活躍を重ねながら,その成長がリアルに想像出来,本校生の頼もしさを語りました。また,「Bump of chicken」というバンドの存在や映画『君の名は』の音楽を担当した「Radwinps」を知った時の驚き,聴覚障害者の方々とのエピソードをもとに,人生はその時々に感動的であり,新年に向けて,自分らしく,歩みを進めて欲しいと話しました。最後に,3年生に向け,「解き直している問題に最後の最後まで向き合って貰いたい。そして身体を壊す一歩手前まで頑張れ!」とエールを贈りました。