アーカイブ
2023年10月
2023年10月31日(火)
「かごしまの教育」県民週間にかかる公開授業について
さて,県教育委員会では,11月1日から7日までを地域が育む「かごしまの教育」県民週間として設定しています。これは,この期間に多くの県民の方が,学校開放等の行事に参加し,学校や子どもたちの様子を見ていただくことにより,これからの「かごしまの教育」について考えていただこうとするものです。
本校でも,下記のとおり授業参観を計画しております。御多忙中とは存じますが,生徒たちの学校生活の様子を御覧下さい。同時に様々な視点で,本校の教育活動に対する御意見・御感想をお寄せ下さい。
多くの保護者の皆様の御来校をお待ちいたしております。期間:11月1日(水)~11月7日(火) (期間中の1~6限目)
※11月3日(金),11月4日(土),11月5日(日)は公開しません
行事名:授業参観
行事内容:授業参観 保護者・地域の方々に対して全学級の授業を公開します。
2023年10月30日(月)
令和5年度11 月行事予定表
令和5年度11月行事予定表を掲載します。
状況によって変更,緊急の場合は安心安全メールを流すこともありますので,今後も,ブログやメールの確認をお願いします。
2023年10月28日(土)
霧島市教育フェスタで本校生が発表
霧島市教育フェスタが10月28日(土)に開催されました。
この催しは,平成30年に青少年議会で児童生徒から「自分たちの学びを発表する場が欲しい」という提言を受けて,開催されるものです。
本校生徒が参加した霧島市青少年議会,姉妹都市岐阜県海津市青少年交流事業なども報告されていました。
エントランスには,本校の課題研究ポスターも展示してもらいました。全国大会で受賞したポスターだけではなく,高校生が自分の興味関心を明らかにするために活動した結果も展示しました。
いよいよ本校生の発表です。
理数科1年生の小濵有貴君が,夏休みに参加したボランティア活動について報告しました。
保育園や介護施設での体験を発表してくれました。子供への接し方,介護者への丁寧な対応など初めての経験が多かったようですが,一番の経験はこのような場で発表する機会を得られたことです,との発表に拍手が送られました。
小濵君,大勢の前での発表,緊張したことでしょう。お疲れ様でした。
2023年10月26日(木)
理数科朝礼
2023年10月26日,理数科朝礼が行われました。理数科は1~3年生が一堂に集まり,定期的に朝礼を行います。3年生から後輩に向けての経験談などが語られます。
3年生津崎君「自分は課題研究がしたくて国分高校に入学しました。2年生の生徒理科研究発表大会で入賞できず,とっても悔しい思いをしました。それを覆そうと,つくばScienceEdgeに応募し,文部科学大臣賞を受賞しました。夏にはシンガポールで行われたグローバルリンクにも出場できました。皆さん,一度認められなくても,是非いろいろな大会に貪欲に参加してください」
理数科主任の河野先生から「なんとなく歩いていたら,富士山の頂上と言うことはあり得ない。日本最高峰の山には,目標を持って歩まなければたどり着かない」「11月上旬に行われる生徒理科研究発表大会も同じです。なんとなく研究していて,県の最高峰にはたどりつきません。狙って,そのための努力をできる限りして,大会に臨みましょう」
まさに理数科がいかに日々を過ごすのか,考えられるお話でした。是非「活動メモ」に残しておいてくださいね。
2023年10月25日(水)
2年生SR 外部への協力依頼
2年生の課題研究は,中間発表も終わり研究を進めるところ,改訂するところなどが明確化してきています。
普通科の「ハッピーキッズ班」は,コミュニティスクールについて,さらに外部から情報をいただこうと,アンケートを計画しました。今日はある小学校に「お願い」の電話をかけました。
電話で協力を依頼するなんて,初めての経験ですね。もちろんシナリオを書いて臨みましたが,先方から予定外の質問が入り,ドギマギしました。
何とか依頼を終え,安堵したメンバー。受話器を握り話すのは1人でしたが,5人同じ気持ちでお願いを伝えました。安堵の笑顔と拍手の面々。次回は別な人がチャレンジです!
社会人と直接やりとりするような経験ができるのも,課題研究の醍醐味ですね。ご苦労様でした。
2023年10月18日(水)
2年生プレゼンテーション講習会
2年生は,毎年2学期にプレゼンテーション講習会を実施しています。講師は東京海洋大学の柴田先生で,国際大会ISEFに出場する日本チームの練習の場を設定するなど,高校生の発表を数多く指導しておられます。
普通科は体育館で講演を受けました。「課題研究のまとめ方は,まるで推理小説を読み進めるのと似ています。まず事件が起きて(研究背景)→登場人物が紹介され(材料と方法)→捜査結果が披露され(実験・研究結果)→犯人が推理される(考察) という感じです。
2年生は先日の中間発表を思い出しながら,ポスターがどのようにまとまっていたか,思い出してください。不足した実験や調査を追加して,12月の中間発表2につなげましょう。
理数科は,2年生の課題研究班ごとにプレゼンを確認していただき,コメントをもらいます。
11月上旬には,高校生理科研究発表大会の県大会があります。これに向けてプレゼンをより高めるために,今日の経験を是非生かしてください。
柴田先生,午後の長い時間ご指導くださり,ありがとうございました。
2023年10月17日(火)
宮崎県立都城泉ヶ丘高等学校との連携協定締結式について
10月16日(月)に宮崎県立都城泉ヶ丘高等学校と本校との連携協定締結式が行われました。
この連携は同じ霧島ジオパークのエリアにある高等学校として「探究活動・課題研究」を中軸とした教育活動,教育課程や進路指導,生徒指導等の多様な観点について必要な教育交流や情報交換をすることとを目的としています。
都城泉ヶ丘高校の校長室で締結式が行われました。都城泉ヶ丘高校は,宮崎県都城市にあり普通科と理数科を有する創立120周年を越える伝統ある進学校です。校長室も広く立派でした。
16時より両校長による挨拶があり,締結書にサインが記されました。
今後の両校の交流では
(1) 「探究活動・課題研究」の推進に関する双方の情報交換や人的交流(生徒・職員)
(2) 授業改善や進路指導に関する情報交換や人的交流(同上)
(3) 高大接続や産学官連携に関する情報交換や人的交流(同上)
(4) 霧島ジオパークの世界ジオパーク認定に向けた取組(同上)
等が行われます。今後の探究活動・課題研究や授業,部活動を通した交流を通して,両校のさらなる飛躍が期待されます。
連携協定式を開催してくださった宮崎県立都城泉ヶ丘高等学校の先生方,ありがとうございました。今後も本校との交流をよろしくお願いいたします。
2023年10月14日(土)
国体カヌー競技 3位入賞!
10月13日(金)からカヌー競技が始まりました。本校からは1年2組の城ノ下倫太郎君が少年カヌースプリント・カナディアンペア500mと,同200mに参加しています。
10月13日(金)のカナディアンペア500m予選では1分57秒904の好記録で,準決勝を超えて決勝進出を決めました。10月14日(土)午後2時26分決勝が始まりました。
後ろを漕いでいるのが城ノ下君です。
力強い漕ぎで,水上をすべるように進んでいきます。
試合後に,カメラマンの要望に応えてポーズを決める二人です。500mを漕ぎ終えて,きっと腕に力も入らないことでしょう。
タイムは1分56秒662。予選よりも1秒以上縮めて3位となりました。本当におめでとうございます!
明日10月15日(日)は,午後0時10分から200mの予選が始まります。お時間のある方は,是非応援に参加してください!
2023年10月13日(金)
1年生グローカルサイエンスがいよいよ!
1年生は入学後,グローカルサイエンス(GS)として,講演会や課題研究の進め方講座を受講してきました。理数科は夏休み明けには研究がスタートした班もありますが,普通科は先日から本格的に班に分かれ,何をテーマにすべきか話し合っています。
まずは理数科をのぞいてみましょう。
化学班が実験をしていました。さすがに理数科を志望しただけあって,実験する姿もサマになっていますね。
地学班は県大会に向けての作業確認をしていました。具体的にやるべきことを決めれば,スムーズに進められますね。
普通科は,農水産や教育など,大きなテーマごとに集まって,どのように研究を進めるのか話し合います。
どのように進めるべきか,今まで講演会等で聞いては来ましたが,やはり自分で進めるとなると迷いますね。国分高校のホームページには,SSHの進め方に関するヒントや,過去の先輩達の成果も掲載しています。是非参考にしてください。
「こんな感じで進めてみようと思います」というアイデアの卵を,先生方に相談します。先生方からは「面白そうだね」「昔先輩で似たようなことをしていて,とっても面白い結果が出たよ」というようなコメントを寄せます。
「こうしなければならない」とは,言いません。自分たちで考えて,時には失敗して,「何で?」を考え,自分たちで解決する。そういう経験を積んだかどうかが,これからの社会で必要とされる人材になれるか否かを決めていきます。
いつでも相談に乗ります。どんどんアイデアの卵を産みだして,大きく育てていきましょう!
2023年10月02日(月)
9月29日,中間発表会
9月29日(金),2年生が約1年間継続していた課題研究をまとめて発表する「中間発表会」が開かれました。3月の「これから調べようと思うこと」をまとめて以来,継続してきた,あるいは方向転換した内容について,まとめたものを発表します。
理数科は,視聴覚室でパワーポイントを用いた発表を行います。
校長挨拶
SSH交流フェスタや九州大学未来の翼など,上位の大会へのオーディションにもなっています。皆さん,気合いが入っています。
普通科は,体育館でポスター発表です。
広い空間で,聴衆を呼び込んで自分たちの結果を聞いてもらいます。
ポスター発表は,発表者がどのように伝えるかも必要ですが,聴衆が何を聞き取ったか,何が受け取れなかったかが大事です。「ここはどうしてそんな風に考えたのですか?」という聴衆からの質問を受けて,改めて自分たちの論理立てが正しいかどうかを見つめ直すことができます。
生徒の主張が独りよがりになっていないか,先生達は予習することもなく,新たな気持ちで聞き入ります。素人に説明して分かってもらえなければ,発表が悪いのです。
覆面の審査員が,各ポスターを審査しています。この評価で,普通科からも交流フェスタに出場する班を選出します。上位の大会を経験することで,さらに意識が高まります。
放課後は,今年1回目のSSH運営指導委員会が行われました。
運営指導員を委嘱した外部委員から,国分高校への期待や意見をいただきました。
「なぜか分からないけれど,国分高校は順調に課題研究が進み,生徒もよりよく育っている」という委員の言葉に,一同報われた気がしました。
一番大切なのは「指導しなければならない」と肩を張らずに,生徒の活動や発表を見守り「そう考えたのはなぜ?」と気軽に語りかける雰囲気ができあがっているからだと思います。
「なんとなくうまくいく国分高校」が,今後も展開していくのが楽しみです!
2023年10月02日(月)
令和5年度10 月行事予定表
令和5年度10月行事予定表を掲載します。
状況によって変更,緊急の場合は安心安全メールを流すこともありますので,今後も,ブログやメールの確認をお願いします。
2023年10月01日(日)
第23回生体触媒化学シンポジウムへの参加について
9月28日,29日に鹿児島大学で開催された生体触媒化学シンポジウムに,サイエンス部の生物班3班,化学班1班が参加しました。
国分高校生はポスター発表に参加しましたが,全国の大学・研究機関等の専門家の方々に対して,自分たちの研究を堂々と発表することができました。
専門家の方々に貴重なアドバイスをいただきました。また,英語ポスターを作成し,英語で発表する班もありました。海外の研究者に対しても,英語で発表・質疑応答を行いました。
今後の研究活動の示唆となる多くのアドバイスをいただくことができました。このような貴重な発表会にご招待いただきありがとうございました。生体触媒化学シンポジウムを開催された鹿児島大学や関係者の方々,本校の研究班にアドバイスをくださった多くの方々にお礼を申し上げます。