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2024年1月
2024年01月31日(水)
R5年度成果発表会
令和6年1月30日(火),第一工科大学を会場に課題研究の1年間のまとめである「成果発表会」が開催されました。
昨年まで,コロナ禍で全体集合できませんでしたが,今年は大講義室に全員集まって,開会行事やプレゼン発表を行いました。
今年は保護者や他校の先生方にもご案内し,50人を超える校外からの参加者がありました。
SSH委員長の浦野さんが,今までの成果を十分に発揮しましょうと挨拶しました。
校長先生からは「自ら問いを立てること」の大切さを,第一工科大学工学部長の満丸先生からは「国分高校から他校への情報発信を!」というメッセージをもらいました。
12月の中間発表会で優秀と評価された班が,プレゼン発表を行えます。理数科物理班は,雨音をマイクで拾う,ただそのことが非常に大変で,試行錯誤して様々な方法を模索する経験をさせてくれました。
普通科地産地消班は,レシピを考えるだけではなく,実際に調理した際の動画を作成するなど行動力が評価されました。コメントで「ぜひYouTubeに上げてください」とありました。
この大人数の会場で,1年生が積極的に質問してくれました。素晴らしかったのは,一人一人の質問に講演者が誠実に回答し,そのたびに会場全体で拍手が起こったことです。運営指導員の先生から「この雰囲気を持っていることが,課題研究にみんなで取り組むことを後押ししていますね」とお褒めいただきました。
普通科カラス班は,9月の中間発表1では評価されませんでしたが,そのとき受けた指摘に真摯に向き合い,12月の中間発表2で最優秀となった班です。この短期間での向上を経験したことが,とても素晴らしいことだと思います。
全体ポスター発表は,体育館で行いました。
このポスター発表で感心したのは,発表する生徒も聞く生徒も真剣に参加していることです。この聞く姿勢は「自分も発表しているので相手の発表も聞いてあげなければ,という生徒の気持ちの表れでしょうと」係の先生は分析していました。この真摯に向き合う姿勢が「なぜか知らないけれど国分高校の課題研究はうまく転がっていく」原動力だと思いました。
聴衆は,発表を聞いて感じたことを「Good Jobカード」などに記入して,発表者に伝えます。これを見て,さらに生徒達は新しい気づきを得ることでしょう。
高校生だけではなく,運営指導委員の大人からの質問にも,しっかりと答えようとしています。逃げずに立ち向かう心意気,とても素晴らしい!
2年生の多くの生徒は,大きな発表会はこれで終了です。この一年間の活動の中で,何を疑問に思い,どのように調べ,どんな結果が得られ,どう表現しようかと工夫し,どのように発表したか。加えれば「何が足りなかった,もっとこれを確認すればこんなことが判明したであろう」という自分たちの弱点までも,振り返りましょう。それは進路実現に絶対に役立ちます。活動メモに書き込んでください。
1年生に皆さん,1年後には今日の2年生と同じ立場です。9月の中間発表1までにある程度方向性を決め,受けた指摘を十分反映して12月の中間発表2に向けて整え,最後の仕上げを成果発表会までにしていきましょう。そのためにも,まずは何を疑問に思うのか,もう一度しっかりと自分たちの研究予定に向き合いましょう。活動メモに残してくださいね!
2024年01月31日(水)
令和6年2 月行事予定表
令和6年2月行事予定表を掲載します。
状況によって変更,緊急の場合は安心安全メールを流すこともありますので,今後も,ブログやメールの確認をお願いします。
2024年01月28日(日)
かごしまアントレプレナーシップ養成事業「THE MISSION KAGOSHIMA」の発表会への参加について
1月28日(日)に本校の2年生普通科の肌班と教育制度班が,県庁で開催された「かごしまアントレプレナーシップ養成事業「THE MISSION KAGOSHIMA」発表会」に出場しました。
かごしまアントレプレナーシップ養成事業「THE MISSION KAGOSHIMA」とは,鹿児島県商工労働水産部産業立地課新産業創出室スタートアップ支援係が実施している事業で,県内学校に在籍する大学生,高校生,中学生が県内企業と協働し,鹿児島県の社会課題や各企業が抱える課題に対し,現場体験や座学,実習を通じて解決策を考えることで起業家マインドの養成を図ることを目的としています。
京セラと連携して「ICT × 郷中教育」の研究をしている教育制度班の発表の様子です。
京セラの技術であるICTを鹿児島の伝統的な教育である郷中教育に生かすためのビジネスプランを考えた,素晴らしい発表でした。質疑応答にも的確に答えることができました。
次に株式会社オービジョンと連携し,規格外野菜を活用した肌パックの研究を行っている,肌班の発表の様子です。
こちらも素晴らしい発表で,ビジネスプランや研究内容のみだけでなく本事業で学んだことも上手にプレゼンできました。
本校を卒業し,現在,鹿児島大学2年生の学生も発表しました。さすが国分高校の卒業生で,よく伝わるプレゼンテーションでした。国分高校SSHで学んだ生徒は,高校卒業後の大学生,社会人になっても大活躍です。
審査の結果,本校の肌班が決勝進出班の3班に選出されました。おめでとうございます!
また,本校卒業生(鹿児島大学教育学部2年生)の班も決勝に進出しました。おめでとうございます!
決勝である成果報告会は3月9日に県庁で開催される予定です。肌班の皆さん,さらに研究を深め,優勝を目指して頑張って下さい。
2024年01月19日(金)
第4回高校生探究コンテストで国分高校生が大活躍!
1月18日(木)にかごしま県民交流センターで開催された第4回高校生探究コンテストに本校の普通科6班,理数科2年生2班,1年生3班合計11班が参加しました。
本大会には鹿児島県の17校の公立高校から約237人が参加しました。
まず,開会行事があり,そのあと生徒向けワークショップが行われました。
他校の生徒達と交流しながら,探究学習の意義やその手法等について学びました。楽しく交流することができました。
次にスライド発表の部が行われました。本校からは自然科学部門に2年生サイエンス部のリン酸班が出場しました。
くじの結果,発表順は一番最初となりましたが,自分たちのこれまでの地道な研究成果を見事なプレゼンテーションで伝えることができました。
質疑応答に対しても的確に答えることができました。さすが2年生サイエンス部の生徒達です。
午後の最初は,生徒のポスター発表準備時間の裏で,探究学習の指導方法に関する職員研修も行われました。講師は本校SSH推進部副主任の神園先生です。
県内の先生方を対象とした研修会で,課題研究の指導方法について,実践例を示しながら大変わかりやすいワークショップが行われました。国分高校の先生方はSSH校の職員として探究学習・指導法の普及に貢献しています。
次にポスター発表の様子です。ポスター発表は本校から10班が発表しました。
多くの方々が熱心に発表を聞いて下さいました。
どの班も一生懸命発表を行いました。素晴らしい発表でした。
多くの方々から貴重なアドバイスをいただきました。今後の研究に生かしていきます。
1年生の理数科の生徒達も出場しました。初めての大会出場の研究班もありましたが,堂々と発表を行うことができました。
最後に表彰式,閉会式が行われました。
まずはステージ発表の結果です。何と自然科学部門で本校のリン酸班が最優秀賞を受賞しました。おめでとうございます!
リン酸班は12月に開催された県SSH交流フェスタでも最優秀賞を受賞しました。素晴らしいですね。
次にポスター発表の結果です。
ポスター発表では,本校2年生普通科のハッピーキッズ班が「社会とコラボレーション賞」と協賛企業による特別賞を2つ受賞しました。おめでとうございます!
協賛企業による特別賞受賞の様子です。城山観光株式会社様から特別賞と副賞をいただきました。
高校生みらいラボ様からから特別賞と副賞をいただきました。
また,2年生普通科の教育制度班も協賛企業による特別賞をいただきました。おめでとうございます。
Edv Future株式会社様よりから特別賞と副賞をいただきました。受賞した教育制度班,とても嬉しそうですね。
1月30日のSSH成果発表会や今後の課題研究の全国大会に向けて,本校生にとっては示唆の多い大会となりました。
本大会を企画・準備・実施して下さった鹿児島県教育委員会高校教育課の方々,発表の際に懇切丁寧にアドバイスを下さった審査員の先生方,協賛企業の方々,鹿児島県の高校生の皆さん,関係者の方々,本当にありがとうございました。
2024年01月12日(金)
いよいよ明日は・・・
1月12日(金)
本日は3年生は午前中で授業を終えました。
さあ、いよいよ明日は大学入学共通テスト。
前日の午後はこれまで頑張ってきた受験生が最高のコンディションで受験できるように、先生方からの激励と、注意事項の最終確認が体育館で行われました。
教頭先生から受験生約196名に向け、明日への心持ちについて言葉かけがありました。
そのあとは進路主任の西先生から、当日の時程や受験票に関する注意を交えた激励のお言葉。
これまで3年間をともにしてきた担当の先生方も応援しています。
保護者の皆さま、明日の受験に際して受験生の体調や心を整えることに大変苦慮されたことと思います。
これまでのご家族の取り組みが少しでも報われるように、職員一同最後まで受験生の背中を押して参ります。ガンバレ!受験生!!
2024年01月09日(火)
明けましておめでとうございます
明けましておめでとうございます。
地域、保護者の皆様方、本年度もよろしくお願いいたします。
さて、本日より3学期のスタートです。
本来であれば体育館での始業式でしたが、感染症予防の観点から放送により行いました。
本日の校長先生のお話は特に3年生に向けて、今週末の共通テストへの臨み方についてでした。
箱根駅伝で優勝した青山学院大学駅伝部のスローガンにあやかって、校長先生は「絶対伸びるぞ大作戦!」と銘打ち、この1週間の受験生の心のあり方について指南していただきました。
そのためには、何事も期限を区切って取り組むことが大事。
今日の夕方に何をしようか、この1週間をどう乗り切ろうかと考えることは、共通テストの直前対策だけでなく、通常の勉強や部活動にも共通する取り組み方です。
年始から様々な出来事がありましたが、様々な生徒の活動が社会にとってより良い未来に繋がるように、今年も国分高校は頑張ります。
本年度もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。