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2016年8月
2016年08月31日(水)
表彰式・生徒会役員認証式・2学期開始式
8月29日(月),大掃除の後体育館に集合し,まずは夏休み中の大会等の表彰式が行われました。
理数科課題研究では,中国・四国・九州理数科大会(徳島大会)において,最優秀賞2件(地学ポスター,生物ポスター),奨励賞2件(物理ポスター,化学ポスター)。また,全国総文祭(広島大会)において,ポスター部門奨励賞。
表彰式に続いて,生徒会役員認証式が行われました。
校長先生から,認証書が授与されました。すでに生徒会役員として様々な行事で活躍しているメンバーも,さすがに緊張しています。
新生徒会長挨拶 ※大野君は2期目(2年連続)の生徒会長となります。
「これまでの生徒会活動の経験,反省を生かし,ここにいる新生徒会執行部11人と皆さんの協力をもらいながら,一人でも多くの人が楽しく学校に通える国分高校を作っていきたいと思います。意見箱等を通して,皆さんの意見・要望等をたくさん聞かせてください。生徒会へのご協力をよろしくお願いします。」
続いて2学期開始式。
最初に,本校生の夏休みの状況に触れ,「補習がない日も,学校や図書館で一生懸命,勉学に打ち込む生徒たち,部活動生が猛暑の中,本校と国分小の外周1.2キロを黙々と走り込む姿,他校生と共に学び競ったグレードアップゼミ,予備校講座,部活動合宿への参加,また,家庭クラブの熊本支援ボランティア,ダンス部や理数科の活動等々について,『国分高校生,頼もしいぞ!』と誇らしかった」と述べました。
そして,リオ・オリンピックの陸上男子400mリレーを始めとする日本の団体種目の強さから「2学期,学年,クラス,部活で何を標に,気持ちを一つにしていくのかが大切!その先に,実は君が持っているけど,しかし君自身も気付いていない力の存在を実感することが出来る,時と場所がやって来るのかもしれない」とエールを贈り,最後に,「この2学期は,各学年それぞれ自分の進路について,その検討や選択を行う大切な時機でもある。君達一人一人が,自分に誠実に向き合い,妥協をしない選択の作業を行ってもらいたいと期待する」と結びました。2学期に向けていいスタートができるように,生徒たちも真剣な表情で校長先生の話に聞き入っています。
「水槽の中にカマス(肉食性の魚)と餌となるの小魚を入れ,間に仕切りのガラス板を入れると,小魚を食べようとしたカマスは何度もガラスにぶつかります。そしてガラスの板をはずしても,もう小魚に突進しなくなるそうです。このように簡単にあきらめる人生は面白くありません。AKB48のプロデューサー秋元康さんは,『アイドルにとって一番大切な資質は,根拠のない自信を持つこと』と言っていますが,根拠があろうがなかろうが,『自信』と校訓の『気魄』(強い精神力)をもって,目の前のことにチャレンジする2学期にしましょう!」
「この夏はオリンピックで熱くなりました。勝負の世界は厳しいですが,勝っても負けても,全力で戦う姿にとても感動しました。そして選手たちがインタビューで口にした,支えてくれた周囲の人たちへの感謝の言葉に,心を打たれました。私たちも家族や周囲の人たちへの感謝の気持ちを忘れずに生活しましょう。『言葉』にすることも忘れずに!」
教室に戻ってのLHRでは,学級役員決め,弁論大会の原稿集め,席替え等がありました。「夏の思い出」を発表し合ったクラスもあったようです。
体育祭に向けての学年集会では,各競技の選手の確認や応援団員の紹介等がありました。
体育祭や修学旅行,弁論大会,理数科課題研究発表会等,2学期も大きな行事が続きます。日々の学習も大切にしながら,有意義な2学期にしましょう。
2016年08月30日(火)
家庭クラブ KTS鹿児島テレビ「かごニュー」生出演
8月25日(金)午後4時から放送された,KTS鹿児島テレビ「かごニュー」の中で,国分高校家庭クラブ熊本地震復興支援ボランティアの取組を紹介していただきました。
8月3日(水)益城町の被災地を訪ねた際,テレビ局の方々の同行取材を受けていましたが,「当日(8月25日),生放送の中で,生徒たちにインタビューをしたい」とディレクターさんから相談があり,14名の生徒がKTS本社に赴きました。
KTS本社に到着すると,国分高校の先輩である報道制作局 制作部部長の槐島様が,機材の説明や社内の案内をしてくださいました。
その後,控室に移動し,ディレクターさんから説明を受けた後,リハーサルに入りました。生放送中は撮影禁止なので,ここではリハーサルの風景をいくつか紹介します。
左側に写っているのは,「かごニュー」MCの上片平健アナウンサーと山上真実アナウンサーです。
リハーサル風景② カメラが何台もあるので生徒たちも緊張しています。
リハーサル風景③ 本番に備えてインタビューのやりとりの練習です。
リハーサル風景④ リハーサルの終盤,急遽,立ち位置変更の指示がありました。
リハーサル風景⑤ 少し右側に移動し,最終的に,この位置になりました。
リハーサル風景⑥ 予定時間のぎりぎりまで打ち合わせは続きました。
リハーサルと生放送の合間に,同番組のゲスト 西口プロレス 長州小力さんが国分高校の控室まで遊びに来てくれました。生徒全員にサインを書いてくださり,写真撮影にも応じてくださいました。どうもありがとうございました。とても気さくで優しい方でした。
その後,生徒たちは無事に生出演を果たし,その映像は県下にリアルタイムで放送されました。とても貴重な体験をさせていただきました。KTS鹿児島テレビスタッフの皆様,どうもありがとうございました。
なお,国分高校は今後も様々なかたちで熊本地震復興への支援を続けてまいりますので,皆様のご協力をお願いいたします。
2016年08月29日(月)
中学生の一日体験入学
8月22日(月)の午前中,中学生の一日体験入学が行われました。別会場では,同時に保護者向け説明会も開かれました。今年は538名の中学3年生と,190名の保護者が参加してくださいました。
理数科の活動紹介。3年生の課題研究数学班が,研究内容を紹介してくれました。
こちらは保護者向け説明会。学校で一番大きな教室である被服室が,ほぼ満員状態でした。学校の概要説明,高校入試について,卒業生の進路先について等の説明がありました。
説明会に続いて,メインである体験学習の時間。保護者の皆さんにも授業参観をいしていただきました。14の講座が開かれましたが,ここでは一部のみ紹介します。
国語科 「高校国語入門」 ※他に「高校入試の問題を解いてみよう」
地歴公民科 「選挙制度のしくみ」 ※地歴公民科では他に,「最近のイスラーム情勢の歴史的背景」,「地形図で見る霧島市」の2講座も実施されました。
理科 「銀鏡反応実験(化学分野)」 小さな瓶の内面が鏡のようになりました。 ※理科では他に「“音”を観る。感じる(物理分野)」,「DNAを見てみよう!(生物分野)」の2講座も実施されました。
体験学習終了後は,部活動見学と,理数科説明会が同時進行で行われました。部活動見学について,一部紹介します。
3年生の課題研究昆虫班による,課題研究紹介。「屋久島方言で鳴くツクツクボウシの研究」 質問も多く出されました。「研究に使ったセミは,その後どうするんですか?(中学生)」「このようにきちんと標本にして,発表の際に展示して活用しています。」
質疑応答の時間は,多くの質問が出て,大変盛り上がり,時間をオーバーしてしまいました。終了後も職員や生徒に質問が多く寄せられ,多くの方が理数科に興味を持ってくださったようです。参加者も50家族を超え,ここ数年では最も多くなりました。
体験入学に参加してくださった皆さん,ありがとうございました。高校生活が楽しみになったのではないでしょうか?しっかり勉強して,3月にはぜひ国分高校を受験してください。頼りになる先生方と,優しい先輩方が待っています。
2016年08月24日(水)
家庭クラブによる熊本地震復興支援ボランティア活動
8月3日(水),熊本地震復興支援を目的として,家庭クラブによる炊き出し等のボランティア活動が行われました。参加したのは,家庭クラブ1年生16名,家庭クラブOGの2年生4名。
それに先だって,2日(火)の午前中に仕込みを行いましたが,この日はOGの3年生3名も加勢してくれました。
「温かい食事を提供したい」という意見で,メニューは「あんかけ焼きそば」に決まりました。CAFE家音kaonのシェフである,角屋敷 学さんの指導のもと,仕込みを行いました。
真剣に説明を聞く,家庭クラブの1年生。「食事を提供して避難生活をしている方を笑顔にしたい」,「自分たちの作ったものを食べてもらって元気をだしてほしい」,と話していました。
材料は国分産の野菜を中心に,豚肉,鶏肉も入り,栄養たっぷりです。
炒めて,味をつけ,できたら冷まして袋に入れ,冷凍して保存しました。
さあ8月3日,炊き出し当日。7:50に学校を出発し,10:30に熊本県熊本市益城町保健福祉センターに到着。周辺はブルーシートの屋根が目立ちました。益城町保健福祉センターには,150名くらいの方が避難生活をしておられます。住み慣れた土地を離れたくない,仮設住宅はまだ建設が遅れているなどの理由で,高齢者の方が多いそうです。
あんかけ焼きそばの準備も順調です。冷凍していた「あん」を解凍しています。
なるほど,もやしは冷凍すると食感が悪くなるので,最後に入れるのですね。さあこれで「あん」も完成です。
多くの方に食べていただき,「野菜がたくさん食べられて良かった」,「おいしかった」,「高校生の元気をもらった」など,うれしい言葉をいただきました。
午後は、ボランティアセンターにある支援物資の片付けをしました。震災後,たくさん届いた紙おむつやティシュペーパーなど,その他たくさんの段ボールの仕分けをしました。支援が必要な所に届くといいなと思います。
「益城町はまだ復興が進んでおらず,倒壊した家や建物がそのままで,困っている人はまだ多くいると感じました。今後も引き続き,鹿児島にいてもできる活動を続けていきたいと思います。」
家庭クラブの皆さん,これからも頑張ってください。
なお,今回の熊本地震復興支援ボランティア活動の様子は,8月25日(木)午後4時から放送されるKTS鹿児島テレビ「かごニュー」の中で紹介される予定です。ぜひご覧ください。
2016年08月19日(金)
夏の理数科活動報告⑤ ~広島総文祭~
今年の全国高等学校総合文化祭は,広島県で開催されました。自然科学部門は,広島大学(東広島市)を会場に,7月30日(土)~8月1日(月)の日程で行われました。
1日目(7月30日),開会式は午後からなので,午前中に,世界遺産でもある宮島の厳島神社に行き,発表の成功をお祈りしました。海の中に立つ大鳥居をイメージしていたのですが,ちょうど干潮で,鳥居の下まで歩いて行けました。
ポスター発表審査の様子。ピリピリした雰囲気で,近づいて写真を撮れる状況ではありませんでした。
普段は4分以内に収まっていましたが,本番は発表時間の4分を超えてしまい,あと10秒というところで打ち切られてしまいました。一番肝心な最後のまとめは言えずじまい…。質疑応答の部分はしっかり答えられました。
一日目の審査,発表を終えて,一応記念撮影。ちょっと不本意な発表になりましたが,翌日もう一度審査があるので,巻き返しを狙っています。
宿舎が原爆ドームや平和記念公園のすぐ近くだったので,夕食後に見学に行きました。ライトアップされた原爆ドームは,恐ろしさの中にも荘厳な雰囲気を感じました。
ポスター発表2日目(7月31日),審査のない時間帯は,引率の先生や高校生,大学の先生方が発表を聞きに来てくれました。写真はツクツクボウシのミトコンドリアDNAの塩基配列を比較(32個体分)したサブポスターについて説明している様子。色の付いた部分が変異が見られる部分です。
2回目の審査の様子。4分間で質疑応答のみ。今回は満足のいく発表だったようです。やっぱり近づいて写真を撮れる雰囲気ではありません。
全ての審査と発表を終えて。秘密兵器(と思っている)サブポスターやツクツクボウシの標本も置き,許されたスペースを有効に使い切ったポスター展示になりました。聞いてくださった方たちの反応もよく,手応えを感じたようで,やりきったという顔をしています。
2日目の午後は記念講演会と生徒交流会。交流会では,クイズ大会を通して他県の高校生たちとも話ができたようです。ユニフォームの黒いポロシャツが目立っていますが,かっこいいと好評だったようです。背中の文字は,やっぱり「NO SCIENCE, NO LIFE」
3日目(8月1日),午前中は広島大学のキャンパス内での巡検。国分高校はC-1コース。まずは両生類研究施設を見学。写真は,世界中に提供しているという新たな実験動物 「ネッタイツメガエル」の数の多さに,ちょっと引いている様子。
広島大学の広大なキャンパスの中にある「発見の小径(こみち)」という名の森を歩いた後は,広島大学総合博物館を見学。
「ポスター部門奨励賞 鹿児島県立国分高校 屋久島方言で鳴くツクツクボウシの正体を探る!」 呼ばれたときは,やった!と,心の中で小さくガッツポーズをしました。同時に,上の賞を逃したという悔しさも半分…。生徒たちも同じ気持ちだったでしょう。
昨年は自信を持って臨んだ口頭発表(生物部門)で入賞を逃し,生徒たち(平28年3月の卒業生)は放心状態で閉会式を迎えましたが,今年はより上位に位置づけられるポスター部門での入賞(ベスト8)を果たし,ある程度満足のいく大会となりました。来年は研究を引き継いだ2年生が,文部科学大臣賞(1校)や文化庁長官賞(2校)を目指して,また頑張ってくれることでしょう。目指せ全国制覇!
ちなみにユニフォームのポロシャツはの背中には,「NO SCIENCE, NO LIFE」の他に,「Kokubu High School Kagoshima, JAPAN」 と書いてあります。全国制覇の次は世界大会です。頑張れ国分高校理数科!
2016年08月19日(金)
夏の理数科活動報告④ ~中国四国九州理数科大会~
7月28日(木)~29日(金),徳島市で,中国四国九州地区理数科高等学校課題研究発表大会(正式名称)が開かれました。16の県から理数科を有する高校が一堂に集まる大きな大会です。物理,化学,生物,地学,数学のポスター部門とステージ部門の計6部門で審査が行われます。
国分高校からは,理数科3年生全員が,物理・化学・生物・地学の4つのポスター部門に出場しました(ステージ発表の鹿児島県代表はローテーションにより錦江湾高校)。また,2年生の各班の代表17名も見学に行きました。
ポスター発表開始早々に,一番手で発表を行った地学班の審査の様子。「姶良層の研究」
審査員の先生方からの質問にも,的確に答えていました(地学班)。
様々な演示装置を持ち込んで,効果的に発表していました。洗練されたポスターも好印象でした(物理班)。
生物班(昆虫班)の審査の様子。ツクツクボウシの「屋久島方言」という表現がウケて,審査中とは思えないほど和んでいます。 「確かに鳴き方が違うねえ。」
昆虫の「方言」に,多くの方が興味を持ってくれたようです。
教科書とは異なる実験結果が,新たな現象の発見に繋がるかもしれません(化学班)。
1日目のポスター発表終了後は,立食形式で食事をしながらの生徒交流会。サイエンスやご当地徳島県ににまつわるクイズ大会,「阿波踊り体験」で大いに盛り上がりました。
2日目は9時から3時までステージ発表があり,ポスター交流会の後,表彰式が行われました。しっかりした研究をして,自分たちが面白いと思ったことを皆さんに伝えることができれば十分,と思いながらも,審査結果の発表は毎回ドキドキします。果たして結果は…。
昨年は,ステージ部門,生物ポスター部門,地学ポスター部門の3部門で優秀賞(2位)でしたが,今年は2部門で最優秀賞を受賞しました(2冠達成は国分高校のみ)。今年も国分高校理数科大活躍の大会となりました。見学した2年生の皆さん,来年の岡山大会でも頑張ってください。
2016年08月19日(金)
夏の理数科活動報告③ ~サイエンス研修(2年)~
7月25日(月),理数科2年生のサイエンス研修が行われました。昨年までは,崇城大学,九州大学を訪問し,特別講義を受講したり,研究室を見学したりしましたが,今年は鹿児島大学で6つの班に分かれて,大学の先生方から,理数科課題研究への指導や助言をいただきました。
ここでは農学部生物生産学科の坂巻祥孝准教授にご指導いただいた,ツクツクボウシ班とカワゴケミズメイガ班の様子を紹介します。
午前中は,ツクツクボウシ班の代表が,研究の概要と,今後の研究計画を発表。坂巻先生から,「じゃま鳴き」に関する大変貴重なアドバイスをいただきました。
坂巻先生は,「微小蛾」の専門家で,学研の「日本産蛾類標準図鑑」の執筆にも携わっておられます。
「うわっ,ちっちゃ!」,「産地による違いがある?」,「全く違いがわからん!」
さあこれからの研究が楽しみです。
他の班も,先生方から多くの助言をいただき,今後の研究に向けて大いに参考になったようです。
2016年08月18日(木)
夏の理数科活動報告② ~サイエンス研修(1年)~
7月22日(金),理数科の特別活動として,1年生のサイエンス研修が行われました。天降川流域の自然観察を通して科学的自然観を養い,課題研究に向けた素地を育成するのが目的です。
岩戸では,姶良層・阿多火砕流堆積物・岩戸火砕流堆積物を観察しました。講師は,鹿児島大学名誉教授の大木公彦先生。
普段,何気なく見ている崖も,その歴史がわかると見る目もかわってきます。ちなみに,生徒たちが着ているのは,文化祭で作ったクラスTシャツ。「NO SCIENCE, NO LIFE」
大木先生の説明はとてもわかりやすく,みんな真剣に話を聞いています。時々先生から質問が飛んで来るので,油断は禁物です。
新川渓谷では,加久籐火砕流堆積物を観察し,地学班は川岸の甌穴のサイズを測定しました。「深さ○○cm,長径○○cm!」
12月の校内課題研究発表会で,「甌穴のでき方」について発表することを目標に,炎天下,頑張って測定する地学班。写真中央は,同行してくださった霧島ジオパーク専門員の石川徹先生。
大出水の湧水では,毎分22.5tの清水が岩穴から絶え間なく湧き出す様子を観察。思わず吸い込まれそうになりました。水温は1年を通じて15度前後だそうです。
昼食後,生物班は周辺で水生生物の観察。目標だったコオニヤンマやコヤマトンボのヤゴは見つけられませんでしたが,岩の下でタカハヤ(川魚)の稚魚を採集!
最後は,鹿児島神宮の裏手にある宮坂貝塚を観察し,第4期の地質について学習しました。「貝塚があるということは,昔ここが海岸近くだったことを示しています。今から6~7千年前は海水面が今より6mほど高く海岸線が今より3kmほど内陸にあったんです。」
当日は南日本新聞とFMきりしまの取材もありました。写真はFMきりしまに生出演中!
南日本新聞には,7月29日に掲載されました。
多くのことを学び,様々な面で興味を喚起されたのではないでしょうか。とても有意義な研修になったと思います。1年生から課題研究をスタートする生徒も出てくるかもしれませんね。
2016年08月18日(木)
夏の理数科活動報告① ~日本霊長類学会~
夏季休業中,理数科ではサイエンス研修や大きな発表会が続いたので,シリーズで紹介していきます。
まずは7月15日(金)~17日(日),鹿児島大学で行われた,第32回日本霊長類学会鹿児島大会。7月16日(土)には中高生によるポスター発表が行われ,県内外(愛知,熊本,東京,大阪,千葉,大分,京都,岐阜,鹿児島)から,16チームが参加しました。中高生ポスター発表に関しては,霊長類研究に限らず参加できるため,サイエンス部昆虫班の3年生4名が,「屋久島方言で鳴くツクツクボウシの正体を探る!」というテーマで発表しました。
ゴリラ研究の第一人者でもある京都大学総長の山極壽一先生をはじめ,多くの先生方から,「鳴き声,形態,DNAの全てを調べていて,レベルの高い研究」との高い評価をいただき,審査の結果,最優秀賞をいただきました!
一方,「進化のプロセスについて,もっと考察が必要。」との指摘もいただきました。その点については,研究を引き継いでいる2年生に期待しましょう。
中国四国九州理数科大会,全国総文祭に向けて,大きな自信になったと思います。
2016年08月05日(金)
心肺蘇生法講習会
7月21日(木),夏季補習1日目の午後,霧島市消防局の隊員の方々を講師に迎え,体育系部活動の代表と希望者を対象に,心肺蘇生法講習会が開かれました。
まずは,心臓マッサージやAED(自動体外式除細動器)の使い方について,説明していただきました。
それでは模型を使って,実際に心臓マッサージをやってみましょう!
もし,目の前に助けを必要としている人がいたら,今日の講習を思い出し,勇気を持って行動しましょう!