8 生徒会・部活動
2019年11月25日(月)
バイオ甲子園 2019 優秀賞!
11月23日(土),熊本市の国際交流会館で開催されたバイオ甲子園2019に,理数科サイエンス部2年生物班が出場しました。この大会では,一次審査を勝ち抜いた11チームのみがこの日の口頭発表に出場できます。
国分高校は昼食後,10番目の発表でした。研究テーマは「出水市に侵入したリュウキュウアブラゼミはどこからきたのか」。
研究の動機,目的,先行研究,調査地等の説明。
研究1(形態比較),研究2(抜け殻調査),研究3(体内卵数調査)の説明。
研究4(DNA比較)の説明。
考察の説明。
質疑応答の様子。会場全体はこんな感じです。他校の生徒や審査員の先生方から多くの質問が出ました。
口頭発表の後はポスター交流会。ポスター発表を通して他校の生徒や先生方と交流ができました。
表彰式。
昨年に続き優秀賞(2位)を受賞! 最優秀賞と「紫紺の優勝旗」を逃したのはちょっと残念ですが,それでも受賞はうれしいですね。
閉会式後に記念撮影。
会場となった国際交流会館の目の前は,まだ修理中の熊本城。入口にある加藤清正公の像の前でも記念撮影。時間がなくてお城の近くまではいけませんでしたが,石垣も含めてかなり修復が進んでいるのが分かりました。
生物班の皆さん,お疲れさまでした。
2019年11月11日(月)
令和2年度 北関東総体カウントダウンイベントに参加
11月9日(土),令和2年度「魅せろ躍動 北関東総体2020」のカウントダウンイベントが群馬県前橋市のけやきウォークで行われ,本校生徒会長で,年度の南九州高校総体 高校生活動推進委員会副委員長の平さんも参加しました。
朝のリハーサルのあと,ランチミーティング。群馬県の定番「とり飯弁当」を食べながら,北関東の高校生にこれからの活動についてアドバイスをしました。大変だったことや,やって良かったことなど和気あいあいと話しながらしっかりと伝授していました。
地元群馬テレビのインタビューも受けました。
カウントダウンイベントでは,南部九州4県の代表としてあいさつを行いました。「高校生活動ではたくさんの出会いがありました。北関東の皆さん,頑張ってください。」
そして友情の花の種の伝達式。この花の種は1977年の岡山大会から引き継がれています。昨年度行われた東海総体から引き継いだ花の種を南九州4県から北関東へと引き継ぎます。
さらに,令和3年度に実施される北陸総体のために視察に来ていた福井県の担当者からも聞き取りインタビューがありました。
生徒会長の平さんは,一昨年度 高校生活動推進委員会の発足時から副委員長に就任し,中部総体カウントダウンイベントの視察から昨年度のカウントダウンイベントの実施,そして今年度の南部九州総体での総合開会式の演出などを,鹿児島県の高校生の代表として行いました。その活動もこれですべて終了です。お疲れ様でした!
2019年11月04日(月)
読売学生科学賞
11月3日(日),鹿児島市立科学館で日本学生科学賞 鹿児島県審査の表彰式が行われました。
理数科サイエンス部3年生物班のヤクシマエゾゼミの研究が「鹿児島県知事賞」を受賞しました。おめでとうございます!
昨年のヤクシマエンマコガネの研究に続いて連続の受賞になりました。上位入賞の研究は,このあと中央審査に進みます。
※11月16~17日に中央審査が行われました。残念ながらヤクシマエゾゼミの研究は入賞を逃しましたが,中学校の部で川辺中学校が中央審査を勝ち抜いて最終審査(東京 科学未来館)に進出し,入選1等を受賞したそうです。おめでとうございます!
2019年08月26日(月)
中学生の一日体験入学
8月22日(木),中学生の一日体験入学の日です。
中学生の皆さんが続々と正門をくぐって体育館に向かっています。
体育館では生徒会執行部を中心に,着々と準備が進んでいます。
校長先生が不在だったため,教頭先生による開会の挨拶。今年も多くの中学生の皆さんが集まってくれました。
1限目は体育館で全体説明会。写真は生徒会による国分高校の概要説明。
音楽部による歓迎の演奏。
理数科3年生による理数科活動紹介。画面は国際大会(CASTIC) グランドアワード1等受賞の様子ですね。「世界制覇!」の文字が見えます。
SSH委員によるSSH活動紹介。
ちなみに被服室では,同時進行で保護者説明会が開かれています。先ほど中学生向けに説明をした生徒会長の桐原さんは保護者に向けても「国分高校愛」を熱く語ってくれました。
保護者説明会も大盛況です。写真は理数科の説明。
SSH事業についての説明。
2限目は各教室に分かれて,体験授業です。
写真は理科(物理)の講座で,テーマは「まん中」。重心を求める方法についての実習でした。
理科(化学)の講座,「銀色の葉をつくってみよう!」。楽しそうです。
理科(生物)の講座,「DNAの抽出」。バナナのDNAを取り出して観察しました。
今すくってるやつがDNAですよ。
英語の講座,「高校英語を体験しよう!」。
数学の講座,「高校数学入門~因数分解編~1」。
数学の講座,「高校数学入門~因数分解編~2」。
地歴公民の講座,「選挙を学ぼう」。
国語の講座,「説明的文章(評論)~試験問題に挑戦~」。
3限目は被服室での理数科説明会と部活動見学の同時進行です。
理数科説明会では3年物理班が「グリーンフラッシュ」の研究を紹介しました。
化学班と卒業生も加わった質疑応答では,多くの質問が出されました。
皆さん,世界を目指す国分高校理数科のことを理解していただけたでしょうか。
理数科説明会後も部活動見学は続いています。ごく一部ですがご紹介します。
百人一首部。今年は全国総文祭への出場も果たし,盛り上がっていますね。
多くの中学生が見学(演奏?)に訪れた音楽部。
剣道部。
演劇部。左から2番目は顧問の先生でしょうか?いえいえ高校2年生です。
今年も多くの中学生,保護者の皆さんに参加していただき,大いに盛り上がりました。ありがとうございました。
中学生の皆さんにとっても有意義な体験入学になったのではないでしょうか。
2019年08月23日(金)
全班入賞の快挙!中国四国九州理数科大会
8月19日(月)~20日(火),中国・四国・九州理数科高等学校課題研究発表大会(山口大会)が行われ,理数科3年生全員(4班)と理数科1・2生10名が参加しました。
7:00学校出発。途中事故のための渋滞があり,13:20会場着。すぐにポスター部門の発表が始まりました。
最初に審査があったのは地学班「錦江湾奥部の活断層の研究」。とても興味を持ってくださり,手応えは十分だったようです。
ほぼ同時進行で物理班「グリーンフラッシュの研究」。審査中です。
そして化学班「バイオエタノールの研究」。こちらも審査中ですが,審査員の先生も笑顔でとてもいい雰囲気ですね。
1日目を終えて。3年化学班全員集合。
全国総文祭に続いて,またも生物班は2日目の発表となり,夜は宿舎のロビーで発表練習。
8月20日(火),大会2日目。生物班が出場するのはステージ部門です。中国・四国・九州16県の代表1チームが発表します。「ヤクシマエゾゼミの研究」もこれが最後の発表です。
ステージには生物班12名のうち4名が上がりました。
質疑応答で一部きちんと答えられず,ちょっと不本意な発表だったようです。
すき間時間で2年生の生物班(アブラゼミ班)の生徒は山口県山口市産のアブラゼミを採集。見事な網さばきでした。
表彰式を待つ間に物理班集合。
地学班も集合。
表彰式。
まずポスター部門の発表がありました。まずは物理ポスター部門,「優秀賞(2位),鹿児島県立国分高校!」
続いて化学ポスター部門,「優秀賞(2位),鹿児島県立国分高校!」
さらに続いて地学ポスター部門,「最優秀賞(1位),鹿児島県立国分高校!」
そして最後にステージ発表部門,「優秀賞(2位),鹿児島県立国分高校!」
ということで出場した全ての部門で入賞を果たしました。理数科3年生全班入賞です。会場がちょっとざわついたのも無理はありません。数学も入れてポスター5部門とステージ部門合わせて14チームが名前を呼ばれたうちの4チームが国分高校!
ステージ発表優秀賞(2位)の表彰。
地学ポスター部門,最優秀賞の表彰。
毎年過去最高の成績でした,と書いている気がしますが,今年も過去最高の成績となりました。全班入賞はスゴイと思います。同行した1・2年生の皆さん,来年以降さらに超えていってください。
ポスターの前での集合写真がなかったので,生物班集合。
8月21日(水),自主的に野外巡検の日。山口と言えば秋吉台!秋吉台と言えば秋芳洞!日本最大規模の鍾乳洞です。
開門?開洞?と同時に黒谷口から入洞。真っ先に出迎えてくれたのは「黄金柱(こがねばしら)」と名付けられた巨大な石灰華柱。
どんどん下っていきます。
映画の「アルマゲドン」でこんなシーンがありませんでしたっけ?
こちらは「百枚皿」。どうやってこんな状態になるんでしょうね。ちなみに実際には皿の数は500枚以上あるそうです。
こちらは一般のコースから外れた「冒険コース」。確かにちょっと急峻。懐中電灯を持って歩きます。
正面入り口に抜けました。霧が出てちょっと幻想的です。
橋の欄干にいたニホンアマガエル。
野外巡検後半は秋吉台科学博物館へ。博物館前のカルスト台地。石灰岩が露出しています。手前に見える窪地は「ドリーネ」と呼ばれる地形で,石灰岩が溶けてできたすり鉢状の窪地です。
博物館ではまず秋吉台の成り立ち等について説明を受け,映像で学習しました。
続いて化石発掘体験! 手順や注意点をしっかり聞いて…,
いざ化石発掘!
腕足類やサンゴ,アンモナイト,フズリナ等の化石を探します。アンモナイトが欲しいなあ。
博物館の先生に鑑定してもらっています。「おっ,サンゴだ。よく見つけたねえ」
見つけた化石を塩酸で処理中。泡が出ているのが分かるかな?これで表面がきれいになって見やすくなります。
ちょっと見せてもらいました。なるほど,腕足類らしき化石がいっぱい見えます。
12:00秋吉台を後にして鹿児島への帰路につきました。
最後となる理数科大会で好成績を収め,野外巡検もとても有意義なものになりました。
理数科の皆さんお疲れ様でした。3年生はこれでサイエンス部引退です。これからは受験勉強をしっかり頑張ってください!
2019年08月09日(金)
SSH生徒研究発表会 出場報告
8月5日(月)~6日(火),神戸で開催された令和元年度 SSH生徒研究発表会に,国分高校を代表して3年地学班の平田くんと藤田くんが出場しました。昨年「文部科学大臣表彰」を受賞した大会です。1・2年生の希望者の中から選ばれた3名も同行しました(下写真)。さらにここには写っていませんが放送物理部の3名は開会式・表彰式等の司会者として参加しました。
開会式前の様子。参加校一覧を見ると,これまで科学コンテストで成果を上げてきた全国の高校が並んでいます。蒼々たる顔ぶれです。
司会の大役を務める3名はスタンバイ完了!
開会式の様子。ちょっと緊張した面持ちの放送物理部3名。全国のSSH校の代表生徒,引率の先生方,審査を行う大学の先生方,日本科学技術振興機構(JST)や文部科学省の職員の方々等,総勢数百名が見守っています。緊張するなというのは無理な話です。
さあポスター発表が始まりました。地学班の研究テーマは,「貝化石層の堆積環境から見積もった地殻変動」。
多くの方が聴きに来てくださいました。
こちらは審査の様子。ピリピリした緊張感が伝わってくるようです。
JSTの職員の方も熱心に聴いてくださいました。
参加している他校の高校生もわんさか来て盛り上がっています。
放送物理部の3名も全国のハイレベルなポスター発表を見学。外国からの参加者とも交流できたようです。
発表を終えた地学班の2人。立ちっぱなしで,さすがにちょっと疲れたようです。たくさん貼ってもらった「コメントシール」に癒やされます。
1日目のポスター発表をもとに審査が行われ,各部門の1位の研究が2日目の口頭発表に進むことが出来ます。
しかし夕方の結果発表では国分高校の名前は呼ばれず,2日目に残ることは出来ませんでした。昨年に続いての「2連覇」を狙っていたのですが,残念ながら叶いませんでした。
それでもやれるだけのことはやりました。多くの優れた発表を聞き,学ぶことも多々ありました。同行した1・2年生にとっても大きな刺激になったと思います。
司会の大役を果たした放送物理部の3名は,閉会式終了後に来賓の方たちと記念撮影。
参加した生徒の皆さん,お疲れ様でした。
2019年08月06日(火)
インターハイ出場報告(男子ハンドボール部)
8月5(月)~6日(火),男子ハンドボール部が熊本で行われた南部九州高校総体(インターハイ)に鹿児島県代表として出場しました。
一回戦は,昨年インターハイ準優勝の山梨県代表 駿台甲府高校と対戦しました。
試合開始を前に全員でハイタッチ。
前半は 堅い守りをなかなか崩せず,終始リードされる展開。
必死に守るも,逆に相手に点を重ねられます。
前半は12-17と5点差をつけられて折り返しました。
さあ後半,
5点のビハインドに下を向いている選手は1人もいません。怒濤の反撃です。ディフェンスを振り切ってシュート!
後半は完全に国分高校ペースでした。
ベンチの歓声が聞こえてきそうです。得点のたびに立ち上がってガッツポーズ!
完全にゲームを支配し,気がつけば同点,そして逆転!
さらに突き放します。後半はなんと21-11と圧倒!
結局合計で33-28となり,見事な逆転勝利を収めました。強豪ひしめく全国の舞台で,自分たちの力を信じ,力を出し切りました。
2回戦は,兵庫県代表の神戸国際高校と対戦。
前半を13-19とまたもやリードされて折り返し。しかし後半も流れをつかめず16-22。合計29-41で敗戦。
神戸国際高校はこのあと優勝校に1点差で惜敗。優勝校を最も苦しめたチームだったそうです。
男子ハンドボール部の皆さん,お疲れ様でした。
2019年08月01日(木)
CASTIC成果報告記者会見
7月31日(水),国際大会(CASTIC)での最高賞受賞を報告する記者会見が本校会議室で行われました。記者会見用の「背景」はSSH主任の濱田先生と教頭先生が頑張って作ってくださいました。
記者会見中は担当の先生方も前に座っていたため,会見中の写真がないのが残念です。下の写真は会見終了後の写真撮影時のものです。
結局そのあとも数名の記者さんたちからいろいろと質問されていました。
こんなに取材を受けるのも,人生でそうあることではないですよね。貴重な経験です。
CASTIC終了後ももうしばらく忙しいかもしれません。
ご出席くださった記者の皆様,ありがとうございました。
2019年07月30日(火)
サイエンスインターハイ 2019 で応用生命科学科賞受賞!
7月28日(日),熊本市の崇城大学で行われたサイエンスインターハイ2019に,理数科3年の生物班と化学班,そして普通科2年のシジミ班が出場しました。
国分高校3チーム9名,会場前にて。
3年化学班。バイオエタノールの研究。
3年生物班。ヤクシマエゾゼミの研究。
2年シジミ班。国分平野のシジミ類の研究。国分高校でSSHがスタートして普通科でも課題研究が始まって以来,初の普通科からの科学コンテスト出場となります。しかもいきなりのコンペティション部門!
ガチガチではありますが,頑張って説明しています。
ちょっと慣れてきたかな?
表彰式。
残念ながらシジミ班のコンペ部門入賞はなりませんでしたが,国分高校SSHにとって大きな一歩となりました。
化学班は学科賞での入賞ならず,生物班が「応用生命科学科賞」を受賞しました。
参加した生徒の皆さんお疲れ様でした。
2019年07月30日(火)
全国総文祭 参加報告(自然科学部門)
7月27日(土)~29日(月),佐賀市の佐賀大学において,全国高等学校総合文化祭(総文祭)自然科学部門が開催されました。理数科3年の物理班,生物班,地学班の3班から4名ずつ,計12名が鹿児島県代表として出場しました。
7月27日(土),鹿児島中央駅から九州新幹線に乗り,10時半頃会場の佐賀大学に到着。天気がよすぎて,鹿児島よりずっと暑いなと思っていたら,このあと土砂降りになりました。
16時5分,物理班の発表です。会場は満席です。応援に駆けつけてくれたY教頭先生の姿も見えます。
発表はとてもうまくいきました。
質疑応答も,笑顔で的確に答えていました。
17時40分,地学班の発表。
こちらも発表はうまくいきました。
質疑応答では鋭い質問もありましたが,一生懸命答えていました。
1日目終了後,会場の外で反省会。このような直後の反省会が次につながります。
明日撮れるかどうかわからないので,とりあえず国分高校選手団全員で記念写真。
物理と地学の2班は1日目で発表が終わり,落ち着いて過ごしましたが,生物班は明日の発表に備えて男子の部屋で最後の発表練習です。
7月28日(日),この日は秋篠宮さまと紀子さまがポスター発表会場にいらっしゃるということで,黒服の警備の方たちがたくさんいました。
10時25分,生物班の発表。
発表も問題なく,質疑応答はこれまでで一番しっかりと的確に答えられたと思います。
昼食後,コース別に野外巡検に出かけました。
生物班はまず伊万里市にある「佐賀大学海洋エネルギー研究センター」を訪れました。
波力等,海に関わるエネルギー開発に関する研究所で,とても勉強になりました。
続いてカブトガニの一大産卵地として天然記念物にも指定された「多々良海岸」を見学しました。
飼育展示施設もあり,生きたカブトガニを見ることができました。写真は成体のペアで,前(写真左)がメス,後ろ(写真右)がオスです。
尾の先まで約10cmの幼体。手に乗せてもらいました!
ふ化直後の1~2cmの幼体。愛らしいですね。
7月29日(月),最終日。
まずはニホニウムの発見者である森田浩介氏による講演「新元素の探索」。
質疑応答の時間は,とても活発にいろいろな質問が飛び出しました。
高度なクイズ形式の生徒交流会を経て,引き継ぎ式。
次回開催は高知県です。佐賀総文祭のマスコット「アサギちゃん」から「土佐なる子ちゃん」にバトンタッチ。
表彰式で壇上に上がる国分高校生の姿をお伝えしたかったのですが,残念ながら無冠に終わってしまいました。満足のいく発表ができた班もあったのですが,他の学校の発表も素晴らしかったので仕方ありません。大いに勉強になりました。総文祭の最高賞は,来年高知で後輩たちがきっと叶えてくれるでしょう。
参加した生徒の皆さん,お疲れ様でした。
2019年07月29日(月)
快挙!国際大会CASTICでグランドアワード1等受賞!
7月22日(月)~25日(木)の日程で,中国マカオで開催された第34回中国青少年科学技術イノベーションコンテスト(CASTIC)に出場しました。昨年のSSH全国大会における文部科学大臣表彰(第1位)の受賞を受けて,「日本代表」としての出場です。メンバーは,3年平田くん,3年米倉さん,2年持永さん(いずれも理数科)の3名です。
7月20日(土),家族と教頭先生に見送られて,鹿児島空港を出発。
経由地の上海空港では,待ち時間を有効に使って野鳥観察。これはヒヨドリの仲間のシロガシラ。日本でも八重山諸島に生息しています。ちなみに今回時々登場する鳥の写真は,写真部員でもある米倉さんがすき間時間で撮影したものです。
上海の浦東空港から約3時間。マカオについたのは22時,マカオ大学内の宿舎に着いたのは深夜0時でした。
7月21日(日),宿舎前にて日本チーム集合。心強いボランティアさんたちとともに,ポスター設営のため発表会場に向かいます。
ポスター発表のブースはこんな感じです。設営が終わったら,違反がないかチェックを受けます。発表内容は昨年文部科学大臣表彰を受けた大隅諸島のエンマコガネの研究ですが,海外での発表用に図版と予備研究の部分を修正し,もちろん全て英語に直しました。
午後はマカオ大学内で,オープニングセレモニーで使うプラカードを作成。元美術部員が活躍しました。
完成!3人でアイデアを出し合い,日本らしいデザインにしました。左上のキジは,日本の国鳥ということで採用されたようです。
15時から予定されていたオープニングセレモニーの予行は,なんと18時30分に始まりました。ボランティアさんの案内でマカオ大学内を2時間散策しても時間を潰しきれませんでした。写真はオープニングセレモニー会場にあった「日本(Japan)」の垂れ幕。プラカードも含めて,日本代表としてきていることを実感しました。
オープニングセレモニーの予行の様子。プラカードを持って国ごとに2人ずつステージに上がり,一言述べて後ろに並びます。中国は省ごとに行います。中国チームのパワーには圧倒されました。ちなみに国旗を持って上がらないようにと厳しく注意がありました。CASTICは純粋に若者たちの科学の発表の場であり,いかなる政治的な問題も持ち込ませないという意図によるもののようです。参考までに,「台湾」は中国の「省」ではなく,一つの国(地域)として扱われていました。
7月22日(月),オープニングセレモニー本番です。日本チームは3年生2人が霧島市からお借りした法被を着て臨みました。意外とリラックスしていますね。
Italy に続いて「 Japan 」がコールされました。ステージ上では,「こんにちは。ひろあきです。さくらです。We are team JAPAN ! 加油!」と日本語・英語・中国語の3カ国語を取り入れて挨拶しました。中国語の「加油(チャーヨウ)」は頑張れ!という意味ですが,これを入れたことで,一段と大きな拍手が起こりました。
中国の要人も加わっての記念写真。スゴイことになっています。これをかき分けて前に行くと…,
こんな感じです。「Japan」見えますか?左上のキジが目印です。
オープニングセレモニー終了後,日本チーム3人で記念写真。後ろはラオスチームのようです。
午後は一般公開でしたが,教員は別のプログラムがあったため,写真は撮れませんでした。こちらはお互いに写した発表練習の様子。
夕方宿舎に向けて歩いていると,日本では渡り鳥として時々見られるホオジロハクセキレイが芝生の上で餌を探していました。
7月23日(火),いよいよグランドアワードの本審査です。日本チームは国分高校の制服で臨みました。6時から朝食ということでちょっと眠そうです。
この日も教員は発表会場に入れないので,写真は審査の合間にお互いにとったり,ボランティアさんが撮ってくれたりしました。この写真は,ねじって組んだはずの手が,ねじれてなーいというのを世界各国に広めている写真です。巻き込まれているのはタイチームとインドチーム,ボランティアの方々のようです。だいぶリラックスして臨めたようです。
審査の合間には,お互いの発表を聞きに行くこともできます。これは韓国チームが聴きに来てくれている様子ですね。大人の政治情勢などここでは関係ありません。
数少ない審査風景の写真。基本的には全て英語で発表です。中には拍手をして絶賛してくださった審査員もいたらしく,ある程度の手応えはあったようです。
夕方からは生徒交流会が行われましたが,教員は入れず,写真はありません。
7月24日(水),この日は終日一般公開ですが,9時30分からと少し余裕があったので,早朝バードウォッチング。マカオ大学は実は中国本土側にあり,マカオとは海で隔てられています。写真はマカオ大学からマカオを望んだもので,大学東側の干潟では多くの野鳥を見ることができました。ちなみに今狙っているのは…,
思いっきり夏羽のアカガシラサギ。ここまで完璧な夏羽は日本ではなかなかお目にかかれません。
この日の一般公開には,女子2人は浴衣で臨みました。教員も入ってよいとのことで,生徒たちの発表や国際交流の様子をご紹介します。
霧島市からお預かりした霧島市の観光パンフレット(英語版)も配布して,研究内容だけでなく日本や鹿児島県,霧島市の紹介もしました。
もちろんちゃんと研究発表も頑張りました。聴いてくれているのは中国の高校生。
こちらは中国の中学生。とても熱心に質問していました。
こちらはインドチームの引率の先生。
こちらの中国の学生は熱心に話しかけてくれて,様々な議論や情報交換ができたようです。生徒たちが最も刺激を受けた交流になったのではないかと思います。
16時30分にはブースを撤収してマカオ大学へ移動。大学の体育館(開閉会式会場)前で外国チーム全員での集合写真。いろいろな国の国旗が見えます。国旗はありませんが,日本チームはほぼ真ん中に陣取っています。
宿舎に戻って夕食,着替え,一休みして夕方からの特別賞表彰式に備えました。
日本では記録すらないクロエリムクドリが何か言い争っていました。
19時30分からは,Special Award(特別賞)の表彰式。
工学的な研究が評価されやすいと聞いていたので,期待せずに気楽にいこうと思っていると,早い段階で「Japan !」とコールされ,生徒たちは大慌てで壇上へ。「高士其特別賞」を受賞しました!
席に戻って握手を交わしていると,心の準備もないまま再び「Japan !」のコール。生徒たちは何の賞かもわからないまま再び壇上へ。「マカオ大学科学技術イノベーション特別賞」でした!
特別賞を2つもいただき,びっくりの日本チーム。「火山国における生物相形成の新たな視点」という地道な基礎研究が国際大会で評価を受けたことはとても喜ばしいことです。
うれしすぎて,会場の外でもついこんな写真を。霧島市の法被が,ついに世界の舞台でも表彰台に上がりました。
7月25日(木),大会最終日。午前中はマカオ市内観光,午後はグランドアワードの表彰式です。
朝のバードウォッチングでは,日本のモズよりかっこいいタカサゴモズがお出迎え。
マカオ半島部分にあるポルトガル統治時代の遺構,「大三巴」。所々に中国らしさが隠れていました。
マカオタワーにも行きました。橋の向こうに見えるのはタイパ地区。一緒に写っているのは,一番仲良くなったタイチームの高校生。
昼食を挟んで,午後はグランドアワードの表彰式。
開式までの間,スクリーンには大会期間中の若者たちの様子が映し出され,日本チームも何度も登場していました。
さあいよいよグランドアワードの表彰式が始まりました。
3等(銅賞)でコールされず,2等か1等の可能性が高くなりました。
2等(銀賞)でもコールされず,理論的にはあと1等しか残っていません。
「いやいや何ももらえないこともあるかもしれないから期待しすぎるな。メンタルやられるから。」と小声でお互いに話しながらも,どうしても期待してしまいます。
そしてグランドアワード1等(金賞)の発表。発表はアルファベト順です。「Canada,Denmark,Germany…,」そして「Japan !」。日本チーム3人の名前もコールされました。そのあとは耳に入ってきません。鳥肌がしばらく収まりませんでした。あとから動画を見直すと,11カ国が1等を受賞したようです。
ズシリと重い金メダルを手に席に戻った生徒たち。ちょっと実感がわいてきました。
表彰式,閉会式が終わっても興奮冷めやらず,ステージ上でお世話になったボランティアのSamさんやAllenさんたちと記念撮影。
終わってみれば,グランドアワード1等に加えて特別賞2つ受賞,という想定以上の結果を残すことができました。唯一の日本代表チームとしての重責を果たせて,本当にほっとしました。生徒たちにとっては今後の人生に影響を与えるほどの素晴らしい経験になったと思います。国分高校理数科・SSHにとってもまた一つ大きな成果が加わりました。
土台を作ってきた数世代の先輩たち,放課後遅くまでの準備に協力してくださった保護者,国分高校,霧島市,大会関係者の皆様に心からお礼を申し上げます。
今後とも国分高校をよろしくお願いします。
2019年07月23日(火)
心肺蘇生法講習会
7月19日(金),終業式終了後の午後に,各部活動の代表者を対象として心肺蘇生法講習会が行われました。講師は霧島市消防局の皆さんです。
生徒たちは1年生の教室4つに分かれて,まずはお手本を見せていただき…,
実際に心臓マッサージ等の練習を行いました。手の組み方や圧迫する部位を教わっています。
とても丁寧にご指導いただきました。生徒たちも熱心に聴いています。
真上から圧迫するようにしましょう。手もしっかり組んで。
人工呼吸の仕方やAEDの使い方も教えていただきました。
酸化した生徒の皆さん,もう大丈夫ですね。
いざという時,慌てず適切に行動できる勇気を持ちたいものですね。
霧島市消防局の皆さん,ありがとうございました。
2019年07月19日(金)
CASTIC直前発表練習!
7月19日(金),CASTICへの出発を明日に控え,ポスター発表の練習も大詰めです。
この日は平成28年度にロサンゼルスで開催された世界大会(ISEF)に出場したM先輩も駆けつけてくれました。
英語科のT先生も加わってくださり,ポスターの細かな修正や,なるほど!という指摘もありました。
英語科のY先生とALTのJ先生も加わり,本格的な発表練習と質疑応答練習。
ついには普通科課題研究の観光班も加わり,緊張感の中でよい練習になりました。
マカオでは,自分たちの研究の面白さをしっかり伝えてきてください。練習に協力してくださった皆さん,ありがとうございました。
2019年07月18日(木)
CASTICに向けた着付け教室 in 国分中央高校
7月18日(木),CASTIC一般公開の日に浴衣で臨むために,参加する女子生徒2人が国分中央高校に着付けを習いに行きいました。
講師は国分中央高校生活文化科3年生の皆さん。よろしくお願いします。
裾の長さを整えます。
腰紐でその長さを固定し…,
上の部分をかぶせて,「おはしょり」を整えます。
さあ後半戦。帯です。これが難しそうでした。
これマカオで自分でできるの? 家でもう一度練習してください。
できた!一緒に記念写真。
最後はもちろんたたみ方も教わりました。
クラスマッチでお疲れの中,指導してくださった国分中央高校の3名の女子生徒さん,ありがとうございました。
2019年07月16日(火)
国分夏祭りに参加しました
7月13日(土),霧島国分夏祭りの日,ダンス部の生徒が同窓会(桜蔭会)の皆さんとともに総踊りに参加しました。
国分高校踊り連の先頭を引っ張るのは頼もしい先輩方。踊りたいのを我慢して荷物係を務めているのは,国分高校OBで同窓会係のO先生。
それに続く紫の法被は,ダンス部の皆さんと先生たち,先輩方の混成チーム。
さらに後ろに続くのは再び先輩方。
気合いが入っています。
みんなの背中に見えるのは,もちろん国分高校の校章。
それではしばらく国分高校踊り連の勇姿をご覧ください。
教頭先生と,OBでもあるI先生の姿もあります。
校長先生も見えますね。
総踊りは最高潮!
天気が心配されましたが,なんとか実施できてよかったですね。
ダンス部の皆さん,桜蔭会の皆さん,お疲れ様でした。
2019年07月12日(金)
CASTICに向けて鹿児島大学で発表練習
7月11日(木),CASTICの発表練習のため,鹿児島大学理学部のハフィーズ先生の研究室にお邪魔しました。
発表を聞いていただいています。まだまだ練習不足で結構ボロボロでした。
「これでいける」,より「このままではまずい」の方が遙かに大きかったと思います。とはいえ多くのアドバイスをいただき,論旨の部分でポスターの修正点も指摘していただきました。CASTICまで残り約10日。今日教えていただいたことをしっかり生かして,よい報告ができるよう頑張ってください。
ハフィーズ先生,お忙しい中貴重なお時間を割いていただき,ありがとうございました。
2019年06月21日(金)
舞鶴祭(文化祭)2日目 ステージ部門(午後)
6月15日(土),舞鶴祭(文化祭)2日目のラスト,午後のステージです。
放送物理部「負けないぞ!」。全国総文祭への出場を決めた映像作品を上映。気象予報士の資格を持つ地学担当のW先生は他にも数多くの資格を持ち,今も次の資格取得のために勉強しています。挑戦する気持ちは高校生のみんなにも「負けないぞ!」。
ダンス部「PASSION」。ダンスにかける情熱を表現しました! 制服でのダンスは新鮮でした。
チアダンスで会場を盛り上げます。男子部員も輝いていました。
照明の工夫もダンスを引き立てました。
しっかり「情熱」は伝わりましたよ。
会場も一体となって盛り上がりました。
幕間にはMCの2人が2階席から熱唱。1000人を超える観客をMCで笑わせ,歌でも聴かせてくれました。スゴイです。
ステージ部門の最後を飾るのは,もちろん音楽部,「キャラフルな国分サウンドをどうぞ!」。55名の部員たちが奏でる"キャラフル”な音色に引き込まれました。
会場全体を使ったエネルギッシュなステージでした。
今日から俺はのテーマ曲「男の勲章」では,恒例のイケメン先生たちも登場!
ダンスパフォーマンスもパワー全開です。
部長の指揮による最後の曲ではスタンドプレイも。
さあいよいよエンディングセレモニーです。
表彰式では各部門の1位から3位までが発表されました。文化祭の花形であるステージ部門の発表は,全ての3年生が注目。結果はすでにお知らせした通り,3年8組が1位を獲得。泣けるくらいうれしい体験というのは貴重です。文化祭実行委員としてクラスをまとめてきた苦労が報われましたね。他のクラスも十分やりがいと達成感を感じられたのではないでしょうか。
生徒会長挨拶。
生徒会執行部を中心に舞鶴祭を運営してきたメンバーがステージに並び,最後の校歌斉唱。
音楽部の生演奏で,国分高校全体が一つになりました。
昨年から始まった1.5日開催。今年は昨年よりもさらに充実していたと思います。来年以降につながるいい形ができてきたのではないでしょうか。
またちょうどいい曇り空でそれほど暑くなかったことも幸いでした。ご来場くださった皆様本当にありがとうございました。
2019年06月20日(木)
舞鶴祭(文化祭)2日目 バザー部門
6月15日(土),舞鶴祭(文化祭)2日目,バザー部門の様子です。
1年2組「HAPPY CORN~弾けるシアワセ~」。愛情たっぷり入りのポップコーンと飲み物を提供。機器の不具合もありましたが頑張りました。
1年5組「The かき氷」。全商品150円で多くの種類をそろえました。一番忙しそうでした。
2年1組「 "Cha" nvas ~霧島カフェ ー 霧島茶 × Chanvas~」。霧島茶を使用したスイーツや飲み物をメインに販売。テーマがしっかりしており,教室の設営やネクタイなどの服装にもこだわっていましたね。バザー部門堂々の1位獲得!
2年3組「ピーターパンのメロンパンアイス工房」。メロンパンとアイスの夢のコラボ。暑い時期にぴったり!
2年5組「2525サンドウィッチ&どうなつ」。焼きどうなつ,食べ損ねました…。写真撮るよと言ったせいでちょっと堅くなっていますが,明るい雰囲気でバザー部門3位獲得!
2年6組「りえとゆうきの『肉巻きおにぎり』」。文字から垂れているのは肉汁でしょうか?それともタレでしょうか?という疑問は残りながらも,バザー部門2位獲得!
2年8組「有島食堂 with 小溝パイン」。唐揚げ丼と冷やしパインを販売。おいしかったですよ。
美術部「!!! Art Club !!!」。生徒館2階の中央踊り場で,手作りのキーホルダーや絵はがきを販売。後ろは価格表ですね。
SSH委員会「物品バザー」。保護者の皆様からご提供いただいた物品を販売。「明日は父の日」コーナーもありました。H先生提供のオオクワガタも売られていました。売上のは約8万円は今後のSSH活動に有効に使わせていただきます。物品を提供してくださった皆様,購入してくださった皆様,ご協力ありがとうございました。
家庭クラブ「手作りバザー」。国分桃太郎トマトカレーと福山の黒酢を使ったスイーツを販売しました。トマトカレーは絶品でしたよ。また食べたいです。
国分高校の文化祭は,ステージだけじゃない!展示もバザーもとても充実しています。
2019年06月19日(水)
舞鶴祭(文化祭)2日目 展示部門
6月15日(土),舞鶴祭(文化祭)2日目,展示部門の様子です。
1年1組「写真スポット」。最近流行の”インスタ映え”を狙った写真スポットでした。
1年3組「第三監獄からの脱出」。牢屋に入れられたあなたに10分間だけ脱獄のチャンスが!家族の頭と体を総動員して,監獄と化した3組から脱出せよ。皆さん苦労していました。設定の面白さとスリルがが受けて,展示部門 見事1位獲得!
1年4組「令和映え」。令和の成り立ちや万葉集のことなどを調べて展示しました。折り鶴で作った「令和」の文字がかわいかったですね。
1年6組「バカっこいい1-6~アオハルシアター~」。青春をテーマにした恋愛ストーリーの中にちりばめられたバカっこいい演出が面白かったです。
主人公が劇中の服装で,校舎中を回って呼び込みをしていました。
1年7組「ドリームワールド~夢の国へご招待~」。塔の上のラプンツェルやアベンジャーズなどの名シーンをジオラマで再現。写真はとトイストーリー。
1年8組「夏活委員会~参加型夏祭り~」。理数科らしくサイエンスを織り交ぜながら夏祭りの屋台を再現。
写真は炎色反応の紹介の様子。
こちらはプヨプヨすくい。多くの子供たちにいっぱい楽しんでもらいました。自分たちも十分楽しそうな様子が受けて?展示部門2位獲得!
2年2組「プラネタリウム」。教室全体に星空が広がっていて,心癒やされる空間でした。
2年4組「Remember the Childhood」。子供の頃の遊びや昔あった出来事のクイズで楽しませてくれました。写真は輪投げコーナー。
2年7組「呪われた教室」。あなたは呪われた教室から戻ってこられるか? 戻ってこれなくてもいい,という人たちがスゴイ行列を作っていました。展示部門3位獲得!
書道部「START LINE」。こちらは地歴講義室での作品展示。書道選択者の作品も見られました。体育館にも6×4mの大きな作品が展示されていました。写真がなくてすみません。
美術部「!!! Art Club !!!」。美術室には部員の力作が並んでいました。
創作研究部「SAY IT AIN'T SO, BERNIE ! 」。今年もそれぞれの「好き」を全力で形にしました!
写真部「花様年華」。”人生で最も美しい瞬間”を写し取るために活動してきた集大成。力作揃いでした。
サイエンス部「昆虫の世界」。理数科課題研究生物班がこれまで研究してきた昆虫の標本が並んでいました。また平成28年度の世界大会(ISEF)出場ポスターや平成30年度のSSH全国大会最高賞受賞ポスター等も掲示されていました。
その他に学校文化祭実行委員会による「Canvasを描け」,高校総体推進委員会による「インターハイ」の展示もありました。写真でご紹介できず申し訳ありません。
2019年06月19日(水)
舞鶴祭(文化祭)2日目 ステージ部門(午前)
6月15日(土),舞鶴祭(文化祭)2日目の様子を4回に分けて,部門ごとにご紹介します。
2日目のMCは3年生のこの2人。
「さあ2日目のトップバッターは3年5組のダンス『あのドラマ再現します!』です。」
「チェックしときな!」
これは「今日から俺は」の再現ですね。会場は大盛り上がりでした。
ダンスも元気がありました。
爆笑映像と息の合ったダンスで,ステージ部門3位獲得!
3年6組 ミュージカル「Super Mario Brothers」。オープニングのインパクトはピカイチでした。
このマッチョなドンキーコングは誰だ?と思っていたら…,担任のK先生でした。
楽しんでステージを作っているのが伝わってきます。
ハートの決めポーズ。
サイエンス部化学班 研究発表「もみ殻から作るバイオエタノールの生成」廃棄されるもみ殻からバイオエタノールを作るなんてスゴイです。
SSH課題研究観光班 研究発表「霧島=○○」。若者向けのツアープランを提案しました。
3年3組 パフォーマンス「3-3 KAKU !」。みんなの特技を生かした多彩なステージでした。
例えばこの不思議なボードを使うと,背が伸びたり,腕が伸びたり…,ウーン不思議!
こちらは少年隊の仮面舞踏会を完全再現。
女子のダンス。
あのCMのパロディー映像は秀逸でした。男子の制服を着て熱演の副担任のN先生,お疲れ様でした。
ケミカルライトを使ったパフォーマンスも見応えがありました。
楽しそうなクラスの雰囲気が伝わってきますね。
3年4組 ダンス「The Greatest Show Class 34」。世界的なミュージカルを受けに来た37人,という設定が面白かったですね。
こちらのチームは,担任のH先生に対する指導が全然足りず?不合格…。
女子のダンスチーム。こちらの判定は?
これはいけるんじゃないですか?
全員でのダンスの一体感とクオリティーは頭一つ抜けていました。
見事ステージ部門2位獲得!
幕間は,「伝説のギタリスト」K先生による「弦の振動理論 特別編」。
スペシャルゲストとして登場したのは校長先生!母校の後輩たちを前に,クイーンメドレーを渾身の熱唱!南日本新聞にも載っちゃいました。
午前の最後を飾ったのは,書道部のパフォーマンス「Start Line」。部員26人で臨む最後のステージです。
全校生徒に見送られ,最高の形で3年生は引退となります。
ステージ部門午後の部は,展示部門,バザー部門に引き続いてご紹介します。
2019年06月18日(火)
舞鶴祭(文化祭)1日目
6月14日(金),舞鶴祭(文化祭)の1日目です。舞鶴祭は今年も1.5日開催です。
今年のオープニングは「太鼓」でスタートし,書道パフォーマンスと続き…,
吹奏楽のファンファーレで開幕しました。
生徒会副会長挨拶。
前半のMCを務める3年生2人が会場を盛り上げ,初日のステージが始まります。
英語プレゼンテーション「鹿児島の女性がさらに活躍するには」。女性の社会進出のため,男性の育児休暇取得を増やすなど,一人一人が意識を高めようと,All Englishで発表しました。
演劇部「ギャルの日常卍」。廃れつつあるギャル文化を守り続けるギャルたちの姿を描きました。
本格的な立ち回りあり…,
先生も巻き込んでのパラパラあり,の多彩なステージでした。
3年1組 劇「勇者ヨシヒコ」。勇者ヨシヒコが村を守るため,仲間たちと協力して魔王を倒す物語。
そしてクラス一体となったダンス。
最後の決めポーズは,は卍(まんじ)?
3年7組 パフォーマンス「T-tube ~遊び心あるじゃん~」。様々な広告やダンスをYouTube風に仕上げました。
担任の先生も頑張っています。
決めポーズは,こんな感じです。
3年9組(3学年の先生たち)歌「Do you hear the people sing?(レ・ミゼラブルより)」画面の歌詞に続くのは,「新たに熱い命が始まる 明日が来たとき そうさ明日が!」先生たちの熱い思いが伝わってきました。
3年2組 ミュージカル「0302 HOMEROOM」。50年後のおじいちゃんおばあちゃんが魔法使いの力を借りて,青春を取り戻しに高校時代にタイムスリップ!
青春してます。
若いっていいですね。
換気のための幕間にピアノが聞こえてきたと思ったら,音楽の先生が即興で演奏中!懐中電灯もいらないのでは?才能ってスゴイ!
3年8組 ミュージカル「小さな花屋の青年」。魔法使いによって動物に姿を変えられた主人公が,お姫様と恋に落ちて…,
からの~,みんなでダンス!
と思ったら,電気系統のトラブルで音楽が中断!
しかし会場の手拍子でダンスは続行し…,
やりきりました!担任・副担任の先生たちも総出演でした。
ちなみにこちらは,ダンスのみ仕切り直しの図。トラブルをものともしない根性と爽やかさが会場の支持を受け?見事ステージ部門最優秀賞を獲得!
有志「ついに全員観覧」。明日の有志ステージに出演するグループが,演目の一部を披露しました(一部のみ紹介)。
1日目MCの二人も出演。
ステージは暑く盛り上がりましたが,小雨の降る天候も手伝ってそれほど暑くならず,例年と比べると格段に涼しい舞鶴祭1日目となりました。
2019年06月13日(木)
明日から舞鶴祭(文化祭) ただいま準備中!
6月13日(木)放課後,明日からの舞鶴祭(文化祭)を前に,各クラスとも準備に余念がありません。
こちらのクラスはわずかな光も入れないよう,すき間無くしっかり目張りしてあります。どんなプラネタリウムが見られるのでしょうか。
こちらはバザーのようです。「どうなつ」です。食べてみたくなりました。
正門前には美術部制作の舞鶴祭の看板が設置されました。
皆様,国分高校舞鶴祭は,6月14日(金)の午後から15日(土)にかけて2日間行われます。ご家族,ご近所お誘い合わせの上,是非ご来場ください!
2019年06月12日(水)
表彰式・九州大会壮行会
6月11日(火),表彰式と九州大会の壮行会が行われました。
ハンドボール部。
県高校総体 女子 3位,男子 優勝(インターハイ出場決定)!
水泳部。
姶良伊佐地区大会 男子総合 優勝!女子総合 優勝!
県高校総体。女子総合 2位,男子200mバタフライ 優勝!女子200m背泳ぎ 優勝!女子200m自由形 優勝!男子100m平泳ぎ 3位。
放送物理部。
NHK杯全国高校放送コンテスト県予選 テレビドキュメント部門 優秀賞!
同ラジオドキュメント部門 優秀賞!
両部門とも全国大会出場決定!
九州大会壮行会。男子ハンドボール部と写真部の生徒が九州大会に出場します。
校長激励の言葉。
各部の代表の生徒が一言ずつ挨拶をしました。
両部活動の皆さん,九州の舞台でも臆することなく,自分の力を試してきてください。健闘を祈ります。
2019年06月07日(金)
男子ハンドボール部 インターハイ出場決定!
5月30日(木),男子ハンドボール部がインターハイ出場の切符をかけて,国分中央高校との決勝戦に臨みました。
3年生はバス8台で学年応援へ!
教頭先生の熱い思いに見送られて出発!
会場の吉田文化体育センターは両校の応援団であふれました。写真は試合前の選手紹介の様子。
相手は県新人戦の覇者であり,先日の姶良伊佐地区大会でも敗れています。思い切っていきましょう。
序盤からの厳しい攻撃に対してキーパーを中心に必死で守ります。
国分高校も負けていません。カウンターからゴールを狙います。
パスを回して相手を翻弄。
3年生のシュート。
速攻から,ディフェンスの少ない状態でシュート。
抜きつ抜かれつの緊迫した展開に,応援団も盛り上がっています。
前半は9-10と1点リードされて折り返しました。
さあ後半の怒濤の攻撃に期待が高まります。
体勢を崩しながらもナイスシュート!
1年生レギュラーの見事なシュート。
先輩たちも負けていません。
応援団のボルテージも最高潮!
終盤の攻防。最後まで攻撃の手を緩めず…,
ディフェンスの間を抜くシュート。
後半は12-9。合計21-19で試合終了。これまで勝てていなかった相手に大舞台で勝利し,喜びがあふれました。
応援席からは祝福の拍手と,割れんばかりの校歌が!
準決勝で涙をのんだ女子ハンドボール部も最前列で喜びを爆発させています。
優勝監督胴上げ。二度,三度と宙に舞いました。
表彰式。4年ぶりの優勝旗とインターハイへの切符を手にしました。
男子ハンドボール部の皆さん,おめでとうございます。九州大会,全国大会でも頑張ってください!
3年生の皆さん,応援お疲れ様でした。優勝が決まった瞬間の鳥肌が立つような感動も,学年全員で声を枯らして歌った校歌も,きっと最高の思い出になると思います。
2019年05月31日(金)
生徒会役員改選・立会演説会
5月29日(水),生徒会役員選挙と,それに先だって立会演説会が行われました。
立会演説会の様子。生徒会長に2人,副会長に3人が立候補しました。
引き続き投票。3年生は,霧島市選挙管理委員会からお借りした投票セットを使って,体育館と武道館に分かれて投票を行いました。
まず名簿で氏名を確認してもらって,投票用紙を2枚(会長用,副会長用)受け取ります。
記入台で候補者の名前を記入。みんな神妙な面持ちです。
さあ投票です。会長用(白)と副会長用(緑)を間違えないように入れてください。立会人が目を光らせています。
武道館では5組~8組が投票を行いました。
選挙の結果はまた後日お知らせします。
道具の準備等を行った選挙管理委員の皆さん,お疲れ様でした。
2019年05月28日(火)
今年も大盛況!音楽部 第35回 定期演奏会
5月26日(日),音楽部の定期演奏会が行われました。
1st STAGE
2019年度全日本吹奏楽コンクール課題曲より,行進曲「春」,続いて「民衆を導く自由の女神」の2曲が演奏されました。
ホルン五重奏で「情熱大陸」。
打楽器七重奏で「雷鳴のゼウス」。
2nd STAGEを前に,校長挨拶。
部長挨拶。
2nd STAGE(OB・OGと共に)
校長先生の指揮で「国分女学校校歌」,「国分高校校歌」。
顧問の先生の姿も見えます。
3曲目の「にじいろ」では,昨年までの顧問,濱田先生が指揮をしてくださいました。
「薩摩の響き」では,以前顧問をされていた木原先生も登場。
こちらには,OBではありませんが顧問の先生の姿も見えます。サックス奏者だったのですね。
応援に駆けつけてくださった先輩方,ありがとうございました。
3年生2人のMCで,3rd STAGEへ。
美術部・書道部が友情出演した「アイデア」。美術部が描いたソフトな背景に,書道部が力強いパフォーマンス。
NHKの朝ドラ「半分青い」の主題歌でした。
書道部の皆さん,ありがとうございました。
美術部の皆さんも,ありがとうございました。
「令和」がスタートして1ヶ月。次の曲は「平成」を歌で振り返る「平成アイドル・ダンス・コレクション」。
写真は独特なダンスが有名な「LOVEマシーン」です。
演奏とダンスのコラボで,大いに盛り上がりました。
「まつり」では,男子部員の熱唱に黙っていられなくなった顧問の先生が突然乱入。先生,指揮は?
4曲目の「男の勲章」では,恒例となりつつあるイケメン先生たちのパフォーマンス!全体的にはちょっと練習不足の感がありますが…,
一人だけはまりすぎている先生が。音楽部の皆さんが扱いに困っているように見えますが…。?
スタンドプレイやソロ演奏が見事だった「GUTS!」
4th STAGE
再び制服に着替えて,コンサートマーチ「青葉の街で」と「スタジオジブリ名曲集」。
1年生の歌もよかった「パプリカ」。
終演後,皆さんをお見送りした3年生,全員集合。
裏方でいっぱい働いて演奏会を支えてくれた生徒会の皆さんもお疲れ様でした。
今年も多くの方々がご来場くださいました。感謝,感謝です。ありがとうございました。
2019年05月23日(木)
理数科朝礼(5月)& 告知!
5月23日(木),5月の理数科朝礼が行われました。
3年生のスピーチ。まさかの音楽部定期演奏会の告知でした。ありだと思います。
国分高校音楽部の定期演奏会は,5月26日(日)14:00開演です。皆さんぜひご来場ください!
2年生のスピーチ。
1年生のスピーチ。「6月1日(土)に行われるサイエンスフェスタ,絶対に成功させましょう!」これからの理数科活動に対する意気込みも含めて,素晴らしいスピーチでした。
理数科出身の教育実習生からも一言。みんなしっかり顔を上げて聞いています。
理数科主任の先生から。
1年生にとっては初めての理数科朝礼でした。これからの理数科の活動,頑張ってください。
2019年05月15日(水)
霧島地区 高校演劇 合同定期公演
5月9日(木),霧島市民会館において,霧島地区高校演劇合同定期公演が行われました。
国分高校のタイトルは「アオハルドラゴン」。短い5つのショートストーリーで構成されていました。
「男は度胸,女は愛嬌,…」頼りになるママがガツンと一言。
「Bridge one 」前の話でひどいことをした男を,板空ちゃん(イタズラの神?)がこらしめました。
「新鮮野菜・湯通しした後・一月放置・漬物にする」女子高生の何気ない日常。
そのお兄ちゃんの何気ない日常。
「Bridge two 」実は前の話のお兄ちゃんの身にとんでもないことが起こりかけたのですが…,密かに回避。それは電話中の彼のお陰。彼の名は羊山君。ひょっとしてヒツゼンの神?
「これからの君たちへ」 演劇部に憧れて入学した主人公。でも学校紹介に載っていた演劇部は今は存在しなかった…。
仲間を集めようとするが,仲間たちにもそれぞれの葛藤が。
仲間も集まり,顧問の先生も決まり,演劇部始動!
一見無関係に見える5つのストーリーが,幕間をみてつながりました。この世のいろんな出来事は,社長(神様の中の神様?)の下で働くいろんな神様の仕事の結果だったのですね。
下の写真で木崎さんがしょげている理由は…,「私だけ出番が少ない」から。そりゃそうです。彼女は「キセキの神様」なのですから。
演劇部の皆さん,お疲れ様でした。
2019年05月14日(火)
姶良伊佐地区大会 剣道
5月8日(水)~9日(木)の2日間,姶良伊佐地区大会が行われました。ここでは,国分高校体育館で熱戦が繰り広げられた剣道競技を紹介します。
男子団体戦。決勝トーナメントに勝ち上がり,加治木高校との準決勝の様子です。
先鋒がまさかの2本負けを喫し,苦しい展開になりました。
流れを取り戻そうと奮戦しますが,なかなか一本がとれません。
小手を狙うも,不十分…。
結局流れを変えられないまま惜敗…。3位という結果でした。
午後行われた個人戦は奮起し,見事優勝を果たしました!
女子団体決勝戦。
鋭い面で一本!
小手!
圧勝で見事優勝!
剣道部の皆さん,お疲れ様でした。
他の部も頑張ってくれたことでしょう。結果は後日まとめてご報告します。
2019年05月10日(金)
書道部イベント
5月1日(水),「令和」最初の日,イオン隼人国分店さんからのお誘いを受け,「新元号記念イベント」として書道パフォーマンスが行われました。さらに,「令和」と書かれた色紙をご来場の方々へ配付しました。
「令和」色紙配布の様子。色紙は部員が3~7枚ずつ自分の得意な書体で書きました。
色紙を受け取るために多くの方が並んでくださり,準備した100枚の色紙はすぐになくなりました。
パフォーマンスで書いた作品は,GW期間中ずっと店内に展示してくださり,多くの方々に見ていただけました。
「パフォーマンスの練習と色紙の準備は大変だったけど,令和スタートの記念すべき日にこのようなイベントに参加できて,思い出に残る一日になりました。」と部員の一人は語ってくれました。書道部の皆さん,お疲れ様でした。