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2016年10月5日
2016年10月05日(水)
学校見学会(10月15日(土))について
平成28年10月15日(土)に中学生の保護者及び生徒を対象に,学校見学会を実施いたします。
多くのご参加をお待ちしております。
詳細につきましては,下記ご案内及び申込書(FAX)をご覧ください。
2016年9月29日
2016年09月29日(木)
表彰式・壮行会
9月27日(火),表彰式と壮行会が行われました。
サイエンス部 数学班 関数グラフアート全国コンテスト 審査員特別賞
美術部 第9回南日本ジュニア美術展 昴・優秀賞
美術部 第9回南日本ジュニア美術展 特選
水泳部は福岡県で行われる,「全九州高等学校選手権新人水泳競技大会」に出場します。
生徒会長からは,「九州の舞台でも,自分たちの力を信じ,水泳に対する情熱とともに泳ぎ切ってください。」と激励の言葉が贈られました。
表彰された皆さん,おめでとうございます。水泳部の皆さん,九州大会でも自己ベストを目指して頑張ってください。
2016年09月29日(木)
2年生進路講演会
9月23日(金),6・7限目に,北九州予備校鹿児島校校長の黒木浩二先生をお迎えして,2年生の進路講演会が開かれました。演題は「高2秋☆今をどうするか~よりよい今と未来のために~」。
ワークシート「まずは今の自分をチェックしてみよう」
携帯,スマホを手放せない,起床,就寝時間が一定していない,等の15項目がありました。国分高校2年生の皆さんはいくつの項目にチェックがついたのでしょう。
「まずはとにかく勉強してみよう。そうすればできるようになり,やる気が出る!」 ※これは先日の1年生の学年朝礼の話と重なりますね。
「予習→授業→復習(その日のうちに)→復習(1週間後)→復習(1ヶ月後)→復習(試験前)という効果的な学習サイクル(=勝利の方程式)を身につけよう!」
「すき間時間を活用しよう!」,「生活習慣を整えよう!」等,今の2年生にとって大変ためになるお話でした。
生徒会からのお礼の言葉
「今日の講演を聴いて,もっと自分を見つめ直してやるべきことをしっかりやり,危機感を持って過ごさなければならないと感じました。今日学んだことを1つでもこれからの生活に生かして,よりよい未来につなげられるよう頑張りたいと思います。(生徒感想文より抜粋)」
2016年9月28日
2016年09月28日(水)
サッカー部 選手権鹿児島大会 姶良伊佐地区予選で快勝
9月21日(水)~22(木),国分運動公園多目的広場グラウンドにて,全国高校サッカー選手権鹿児島大会姶良伊佐地区予選が行われました。国分高校サッカー部は,国分中央,蒲生,霧島・福山合同チーム,鹿児島第一と4試合を戦い,全勝で県大会への切符を手にしました。
試合前の円陣。
赤のユニフォームが国分高校。終始押し気味に試合を進めていました。
多彩な攻撃で攻め続けます。
相手のパスをインターセプト。
4試合戦って,失点はわずかに1点。一方得点は,なんと24点!
県大会でもしっかりと自分たちのサッカーをして,優勝目指して頑張ってください!
2016年09月28日(水)
PTA挨拶運動報告
9月14日(水)~16日(金)の3日間,国分高校,帖佐駅,重富駅,加治木駅の計4箇所で,PTAの皆さんによる朝の挨拶運動が行われました。
国分高校の正門と西門では,野球部のメンバーと一緒に活動していただきました。
こちらは国分高校北門での様子。
帖佐駅での様子。
大きな声で挨拶をして,すがすがしい気持ちで一日をスタートできたのではないでしょうか。
ご参加くださった保護者の皆様,ありがとうございました。
2016年9月20日
2016年09月20日(火)
理数科朝礼(9月)
9月14日(水),9月の理数科朝礼が行われました。今回は,夏に多くの大会や発表会を経験してきた3年生が,その結果報告や,1・2年生へのアドバイスを,物・化・生・地・数の班ごとに話してくれました。
「研究が自己満足で終わってはいけません。どんな目的で研究し,どんなことがわかり,これからどんなことに活用できるのか,をしっかり伝えなくてはいけません。」 等,各班それぞれ色々な話をしてくれました。
1週間後の9月21日(水)には,2年生の中間発表会もあります。2年生にとっては,それに向けていい刺激になったと思います。1年生も早く課題研究に取り組みたい,と思えたのではないでしょうか。
3年生の皆さん,ありがとうございました。
2016年09月20日(火)
学年朝礼(9月)
9月13日(火),学年朝礼が行われました。
1年生(ロータリー)
「やる気スイッチを入れるためには,まず取りかかることが大事。気持ちを当てにせず,行動することで,心が後からついてくる!2学期は始まったばかり。切り替えて頑張りましょう。」
2年生(武道館)
「体育祭において,2年生は競技の部で圧勝し,応援の部でも見事な演武を披露し,まさに校訓の「気魄」を体現することができました。転倒しても,痛んだ足を引きずっても最後まであきらめない姿に感動しました。舞鶴祭(文化祭・体育祭)が終わり,いよいよ「動」から「静」の時期に移行します。自分と静かに向き合い,自らの自由意志に基づいて進路を選択していく時期です。校長室に「学問のさびしさに堪え炭をつぐ」ということばが書かれた色紙があります。そんな時期が1年後にはやってきます。そのさびしさに堪えられる自分を今日からつくっていきましょう。」
3年生(体育館) ※写真は撮れませんでした。
「センター試験まで残り123日です。1日1点で123点,2点で246点アップします。1日2点アップできる努力をしましょう。3年8組の教室に掲示してある言葉を紹介します。「神様が応援したくなるような行動を!!」 日常の自分の行動を振り返ってください。親,先生,友達,地域の人々など周囲の方々に応援してもらえるような行動をしていますか。今一度,当たり前の事が当たり前にできるように行動を見直してください。」
2016年9月15日
2016年09月15日(木)
平成28年度 国分高校通信
平成28年度版 国分高校通信第6号~10号を掲載します。どうぞご覧ください。
2016年09月15日(木)
舞鶴祭(体育祭)報告
9月10日(土),第69回 舞鶴祭(体育祭)が開催されました。当日は好天に恵まれ,多くの保護者の方たちが応援に来てくださいました。
一糸乱れぬ入場行進でした。写真は3年生。
ラジオ体操。国分高校のラジオ体操は,数年前から「英語版」です。
長縄跳び。このクラスは何回飛べたのでしょう。
応援合戦(青軍:1年生)
応援合戦(黄軍:2年生)
応援合戦(紅軍:3年生) さすがの団結力と気魄で,応援の部優勝!
部活動紹介 各部のユニフォームを着て行進し,本部席前でパフォーマンス。入部率が9割を超えるため,ほとんどの生徒が参加しています。
部活動対抗リレー(女子) ハンドボール部1位でゴールの瞬間。しかしゴールテープがありません。実は,オープン参加の職員チームがゴールした後でした。
部活動対抗リレー(男子) アンカーの激走!このままサッカー部1位,野球部2位でゴール。
男子綱引き 学年全体が一つになって奮闘しました。写真は3年生。
3年生のフォークダンス 1曲目は定番のオクラホマミキサー。2曲目はmiwaの「Princess」に合わせて,自分たちでつくったダンスを踊りました。
学級対抗リレー決勝 午前中にあった学年ごとの予選の上位2クラスが出場。激闘を制したのは,2年1組!全体を通じて,2年生の強さが目立っていました。
女子短距離走 1年生も頑張りました。
学年対抗リレー 学年から選抜された選手が,学年の威信をかけて力走。ここでもやはり,2年生が強かった!
競技の部は,2年生が大差で優勝。部活動の中心として,日々鍛えている成果でしょう。おめでとうございます。
応援に来てくださった皆様,本当にありがとうございました。
2016年9月8日
2016年09月08日(木)
舞鶴祭(体育祭)準備 着々と進行中
9月10日(土)は舞鶴祭(体育祭)です。
6日(火)には全体練習,7日(水)には予行練習が行われました。
台風13号の影響も心配されましたが,両日とも好天に恵まれました。
入退場の練習,ラジオ体操,エール交換等,全体での練習が行われた後,役員の練習を目的として,競技の一部が実施されました。
昨年は競技の部で2年生(現3年生)が優勝しました。部活動の中心となって体力をつけてきた2年生が,3年生を破るのか?それとも3年生の二連覇か?1年生の健闘にも注目です。
10日(土)は,国分高校 舞鶴祭(体育祭)へぜひお越しください。
2016年09月08日(木)
全校朝礼・表彰式
9月2日(火),表彰式と全校朝礼が行われました。
野球部 姶良伊佐地区大会 準優勝!
水泳部 県新人戦 男子400m自由形 優勝! 200m自由形 4位
水泳部は,他に男子100mバタフライ,400mリレーでも好成績を収め,計4種目で九州大会への出場権を獲得しました。
実用英語検定 6名が2級合格!
全校朝礼での校長講話。
まず,7月下旬の神奈川県相模原市の障害者施設での殺傷事件に触れ,「この事件を,覚醒剤の使用歴のある狂気を孕んだ特別な人が起こした,特異な事件だと片付けてはならない」と話し「この事をいい加減にしておくと,結局は,例えば同じクラスや部活動で,自分と異なった考えや立場の人への非寛容,排除の論理に繋がって行く」「他者への無知は,無理解を生み,無理解は差別観に繋がり,排除へと向かって行く。その先で起こったことが今回の事件。深く考えて貰いたい」と述べました。
幾つかの小説や映画のテキストを紹介し,本校家庭クラブが8月に行った熊本支援活動について「益城町の方々からの『ありがとう』の言葉で力づけられる自分自身の存在に気付いたのでは!?」「「力になりたい」と思っていた君たちが力を貰え,元気が出る。ここん所を『何故なのか』考えることが大切なこと」と述べました。
最後に,南日本新聞の「若い目」の本校1年の黒川さんの「文化祭で,友人への感謝,協力することの大切さを実感した」という文章を紹介し,「土曜日,体育祭!各学年の応援団とみんなが協働し,お互いが支え合い,「ありがとう」の言葉が溢れる体育祭となるよう期待する」と結びました。2016年09月08日(木)
いじめ問題に関するLHR
9月2日(金),全校生徒を対象に,いじめ問題に関するLHRが行われました。
1年生は,「わたしのいもうと」,2年生は「27年前のS君のこと」,3年生は「勇気のふたをあけよう」,という文章を通して,いじめは絶対にあってはならない,ということを再確認しました。
文章を読んだ後,それに関するワークシートを記入中の1年生。
互いの違いを認め,互いを尊重し合い,一人一人が自分らしくのびのびと過ごせるクラス,学校でありたいですね。
2016年9月2日
2016年09月02日(金)
理数科課題研究 数学班が快挙!
課題研究数学班が快挙を達成。
「2016関数グラフアート全国コンテスト」で全国1300点の応募の中から,優秀賞(15作品)に選ばれました。
関数グラフアートとは,関数を用いて図形を表現するアート・パフォーマンスで,電卓やパソコンの画面に絵を描いていきます。数式の使い方の巧みさ(数学力)と,美しさ(芸術性)の融合!それが関数グラフアートです。
今年の統一テーマは,干支の「サル」。作品のタイトルは,「温泉で気持ちよさそうにしているサル」です。作品審査で上位入賞し,8月27日(土)に,東京理科大学で行われた入賞者発表会に参加しました。
まずは工夫した点,苦労した点等について口頭発表。文化祭や中学生の一日体験入学でも発表したとはいえ,今回はかなり専門的な内容です。しかし大舞台でも落ち着いていました。
続いてポスター発表。口頭発表よりも,先生方との距離が近く,色々な質問が飛んできます。
「考え方が一つでないところが数学のおもしろさ」 一方的でない議論ができるのも,数学の良さかもしれませんね。
それでは最後に,審査員の先生方をうならせた,今回の作品をご覧ください。
「温泉で気持ちよさそうにしているサル」
この立体感!目の周辺の細かな描写!手で描くのも難しそうですが,これを関数で表現するとは…。恐るべし,関数グラフアート!
2016年09月02日(金)
野球部 姶良伊佐地区大会 準優勝!
野球部が姶良伊佐地区大会に出場し,8月26日(金)に準決勝,29日(月)に決勝戦に臨みました。
この大会で優勝すれば,県大会のシード権が得られるため,応援にも熱が入ります。
監督が「新チームは打撃のチーム!」というだけあって,打線が爆発しました。
結果は10-0。2試合連続となるコールド勝ちでした。最後に応援席に向かって礼。
さあいよいよ決勝戦。相手はお隣の国分中央高校です。
1回裏,良い流れから,2アウト2,3塁のチャンスをつくるものの,得点できず。
その後も相手ピッチャーの前にヒットは出るものの打線が繋がらず,なかなか得点を奪えません。
準決勝の大量得点とは打ってかわって,1点を争うゲーム展開に。
最終回も 代打野村君がヒットで出塁するも,得点につながらず。チャンスをつくるものの,点がとれない試合でした。逆に,相手の国分中央は,チャンスを確実にものにして,得点。要所で1点ずつを奪われ,0-3で惜しくも敗北。
「今後の課題が見えた試合でした。」
県大会のシード権は得られませんでしたが,準優勝は立派な成績です。課題を修正しつつ,これを自信にして,県大会でも頑張ってください。
2016年8月31日
2016年08月31日(水)
表彰式・生徒会役員認証式・2学期開始式
8月29日(月),大掃除の後体育館に集合し,まずは夏休み中の大会等の表彰式が行われました。
理数科課題研究では,中国・四国・九州理数科大会(徳島大会)において,最優秀賞2件(地学ポスター,生物ポスター),奨励賞2件(物理ポスター,化学ポスター)。また,全国総文祭(広島大会)において,ポスター部門奨励賞。
表彰式に続いて,生徒会役員認証式が行われました。
校長先生から,認証書が授与されました。すでに生徒会役員として様々な行事で活躍しているメンバーも,さすがに緊張しています。
新生徒会長挨拶 ※大野君は2期目(2年連続)の生徒会長となります。
「これまでの生徒会活動の経験,反省を生かし,ここにいる新生徒会執行部11人と皆さんの協力をもらいながら,一人でも多くの人が楽しく学校に通える国分高校を作っていきたいと思います。意見箱等を通して,皆さんの意見・要望等をたくさん聞かせてください。生徒会へのご協力をよろしくお願いします。」
続いて2学期開始式。
最初に,本校生の夏休みの状況に触れ,「補習がない日も,学校や図書館で一生懸命,勉学に打ち込む生徒たち,部活動生が猛暑の中,本校と国分小の外周1.2キロを黙々と走り込む姿,他校生と共に学び競ったグレードアップゼミ,予備校講座,部活動合宿への参加,また,家庭クラブの熊本支援ボランティア,ダンス部や理数科の活動等々について,『国分高校生,頼もしいぞ!』と誇らしかった」と述べました。
そして,リオ・オリンピックの陸上男子400mリレーを始めとする日本の団体種目の強さから「2学期,学年,クラス,部活で何を標に,気持ちを一つにしていくのかが大切!その先に,実は君が持っているけど,しかし君自身も気付いていない力の存在を実感することが出来る,時と場所がやって来るのかもしれない」とエールを贈り,最後に,「この2学期は,各学年それぞれ自分の進路について,その検討や選択を行う大切な時機でもある。君達一人一人が,自分に誠実に向き合い,妥協をしない選択の作業を行ってもらいたいと期待する」と結びました。2学期に向けていいスタートができるように,生徒たちも真剣な表情で校長先生の話に聞き入っています。
「水槽の中にカマス(肉食性の魚)と餌となるの小魚を入れ,間に仕切りのガラス板を入れると,小魚を食べようとしたカマスは何度もガラスにぶつかります。そしてガラスの板をはずしても,もう小魚に突進しなくなるそうです。このように簡単にあきらめる人生は面白くありません。AKB48のプロデューサー秋元康さんは,『アイドルにとって一番大切な資質は,根拠のない自信を持つこと』と言っていますが,根拠があろうがなかろうが,『自信』と校訓の『気魄』(強い精神力)をもって,目の前のことにチャレンジする2学期にしましょう!」
「この夏はオリンピックで熱くなりました。勝負の世界は厳しいですが,勝っても負けても,全力で戦う姿にとても感動しました。そして選手たちがインタビューで口にした,支えてくれた周囲の人たちへの感謝の言葉に,心を打たれました。私たちも家族や周囲の人たちへの感謝の気持ちを忘れずに生活しましょう。『言葉』にすることも忘れずに!」
教室に戻ってのLHRでは,学級役員決め,弁論大会の原稿集め,席替え等がありました。「夏の思い出」を発表し合ったクラスもあったようです。
体育祭に向けての学年集会では,各競技の選手の確認や応援団員の紹介等がありました。
体育祭や修学旅行,弁論大会,理数科課題研究発表会等,2学期も大きな行事が続きます。日々の学習も大切にしながら,有意義な2学期にしましょう。
2016年8月30日
2016年08月30日(火)
家庭クラブ KTS鹿児島テレビ「かごニュー」生出演
8月25日(金)午後4時から放送された,KTS鹿児島テレビ「かごニュー」の中で,国分高校家庭クラブ熊本地震復興支援ボランティアの取組を紹介していただきました。
8月3日(水)益城町の被災地を訪ねた際,テレビ局の方々の同行取材を受けていましたが,「当日(8月25日),生放送の中で,生徒たちにインタビューをしたい」とディレクターさんから相談があり,14名の生徒がKTS本社に赴きました。
KTS本社に到着すると,国分高校の先輩である報道制作局 制作部部長の槐島様が,機材の説明や社内の案内をしてくださいました。
その後,控室に移動し,ディレクターさんから説明を受けた後,リハーサルに入りました。生放送中は撮影禁止なので,ここではリハーサルの風景をいくつか紹介します。
左側に写っているのは,「かごニュー」MCの上片平健アナウンサーと山上真実アナウンサーです。
リハーサル風景② カメラが何台もあるので生徒たちも緊張しています。
リハーサル風景③ 本番に備えてインタビューのやりとりの練習です。
リハーサル風景④ リハーサルの終盤,急遽,立ち位置変更の指示がありました。
リハーサル風景⑤ 少し右側に移動し,最終的に,この位置になりました。
リハーサル風景⑥ 予定時間のぎりぎりまで打ち合わせは続きました。
リハーサルと生放送の合間に,同番組のゲスト 西口プロレス 長州小力さんが国分高校の控室まで遊びに来てくれました。生徒全員にサインを書いてくださり,写真撮影にも応じてくださいました。どうもありがとうございました。とても気さくで優しい方でした。
その後,生徒たちは無事に生出演を果たし,その映像は県下にリアルタイムで放送されました。とても貴重な体験をさせていただきました。KTS鹿児島テレビスタッフの皆様,どうもありがとうございました。
なお,国分高校は今後も様々なかたちで熊本地震復興への支援を続けてまいりますので,皆様のご協力をお願いいたします。
2016年8月29日
2016年08月29日(月)
中学生の一日体験入学
8月22日(月)の午前中,中学生の一日体験入学が行われました。別会場では,同時に保護者向け説明会も開かれました。今年は538名の中学3年生と,190名の保護者が参加してくださいました。
理数科の活動紹介。3年生の課題研究数学班が,研究内容を紹介してくれました。
こちらは保護者向け説明会。学校で一番大きな教室である被服室が,ほぼ満員状態でした。学校の概要説明,高校入試について,卒業生の進路先について等の説明がありました。
説明会に続いて,メインである体験学習の時間。保護者の皆さんにも授業参観をいしていただきました。14の講座が開かれましたが,ここでは一部のみ紹介します。
国語科 「高校国語入門」 ※他に「高校入試の問題を解いてみよう」
地歴公民科 「選挙制度のしくみ」 ※地歴公民科では他に,「最近のイスラーム情勢の歴史的背景」,「地形図で見る霧島市」の2講座も実施されました。
理科 「銀鏡反応実験(化学分野)」 小さな瓶の内面が鏡のようになりました。 ※理科では他に「“音”を観る。感じる(物理分野)」,「DNAを見てみよう!(生物分野)」の2講座も実施されました。
体験学習終了後は,部活動見学と,理数科説明会が同時進行で行われました。部活動見学について,一部紹介します。
3年生の課題研究昆虫班による,課題研究紹介。「屋久島方言で鳴くツクツクボウシの研究」 質問も多く出されました。「研究に使ったセミは,その後どうするんですか?(中学生)」「このようにきちんと標本にして,発表の際に展示して活用しています。」
質疑応答の時間は,多くの質問が出て,大変盛り上がり,時間をオーバーしてしまいました。終了後も職員や生徒に質問が多く寄せられ,多くの方が理数科に興味を持ってくださったようです。参加者も50家族を超え,ここ数年では最も多くなりました。
体験入学に参加してくださった皆さん,ありがとうございました。高校生活が楽しみになったのではないでしょうか?しっかり勉強して,3月にはぜひ国分高校を受験してください。頼りになる先生方と,優しい先輩方が待っています。
2016年8月24日
2016年08月24日(水)
家庭クラブによる熊本地震復興支援ボランティア活動
8月3日(水),熊本地震復興支援を目的として,家庭クラブによる炊き出し等のボランティア活動が行われました。参加したのは,家庭クラブ1年生16名,家庭クラブOGの2年生4名。
それに先だって,2日(火)の午前中に仕込みを行いましたが,この日はOGの3年生3名も加勢してくれました。
「温かい食事を提供したい」という意見で,メニューは「あんかけ焼きそば」に決まりました。CAFE家音kaonのシェフである,角屋敷 学さんの指導のもと,仕込みを行いました。
真剣に説明を聞く,家庭クラブの1年生。「食事を提供して避難生活をしている方を笑顔にしたい」,「自分たちの作ったものを食べてもらって元気をだしてほしい」,と話していました。
材料は国分産の野菜を中心に,豚肉,鶏肉も入り,栄養たっぷりです。
炒めて,味をつけ,できたら冷まして袋に入れ,冷凍して保存しました。
さあ8月3日,炊き出し当日。7:50に学校を出発し,10:30に熊本県熊本市益城町保健福祉センターに到着。周辺はブルーシートの屋根が目立ちました。益城町保健福祉センターには,150名くらいの方が避難生活をしておられます。住み慣れた土地を離れたくない,仮設住宅はまだ建設が遅れているなどの理由で,高齢者の方が多いそうです。
あんかけ焼きそばの準備も順調です。冷凍していた「あん」を解凍しています。
なるほど,もやしは冷凍すると食感が悪くなるので,最後に入れるのですね。さあこれで「あん」も完成です。
多くの方に食べていただき,「野菜がたくさん食べられて良かった」,「おいしかった」,「高校生の元気をもらった」など,うれしい言葉をいただきました。
午後は、ボランティアセンターにある支援物資の片付けをしました。震災後,たくさん届いた紙おむつやティシュペーパーなど,その他たくさんの段ボールの仕分けをしました。支援が必要な所に届くといいなと思います。
「益城町はまだ復興が進んでおらず,倒壊した家や建物がそのままで,困っている人はまだ多くいると感じました。今後も引き続き,鹿児島にいてもできる活動を続けていきたいと思います。」
家庭クラブの皆さん,これからも頑張ってください。
なお,今回の熊本地震復興支援ボランティア活動の様子は,8月25日(木)午後4時から放送されるKTS鹿児島テレビ「かごニュー」の中で紹介される予定です。ぜひご覧ください。
2016年8月19日
2016年08月19日(金)
夏の理数科活動報告⑤ ~広島総文祭~
今年の全国高等学校総合文化祭は,広島県で開催されました。自然科学部門は,広島大学(東広島市)を会場に,7月30日(土)~8月1日(月)の日程で行われました。
1日目(7月30日),開会式は午後からなので,午前中に,世界遺産でもある宮島の厳島神社に行き,発表の成功をお祈りしました。海の中に立つ大鳥居をイメージしていたのですが,ちょうど干潮で,鳥居の下まで歩いて行けました。
ポスター発表審査の様子。ピリピリした雰囲気で,近づいて写真を撮れる状況ではありませんでした。
普段は4分以内に収まっていましたが,本番は発表時間の4分を超えてしまい,あと10秒というところで打ち切られてしまいました。一番肝心な最後のまとめは言えずじまい…。質疑応答の部分はしっかり答えられました。
一日目の審査,発表を終えて,一応記念撮影。ちょっと不本意な発表になりましたが,翌日もう一度審査があるので,巻き返しを狙っています。
宿舎が原爆ドームや平和記念公園のすぐ近くだったので,夕食後に見学に行きました。ライトアップされた原爆ドームは,恐ろしさの中にも荘厳な雰囲気を感じました。
ポスター発表2日目(7月31日),審査のない時間帯は,引率の先生や高校生,大学の先生方が発表を聞きに来てくれました。写真はツクツクボウシのミトコンドリアDNAの塩基配列を比較(32個体分)したサブポスターについて説明している様子。色の付いた部分が変異が見られる部分です。
2回目の審査の様子。4分間で質疑応答のみ。今回は満足のいく発表だったようです。やっぱり近づいて写真を撮れる雰囲気ではありません。
全ての審査と発表を終えて。秘密兵器(と思っている)サブポスターやツクツクボウシの標本も置き,許されたスペースを有効に使い切ったポスター展示になりました。聞いてくださった方たちの反応もよく,手応えを感じたようで,やりきったという顔をしています。
2日目の午後は記念講演会と生徒交流会。交流会では,クイズ大会を通して他県の高校生たちとも話ができたようです。ユニフォームの黒いポロシャツが目立っていますが,かっこいいと好評だったようです。背中の文字は,やっぱり「NO SCIENCE, NO LIFE」
3日目(8月1日),午前中は広島大学のキャンパス内での巡検。国分高校はC-1コース。まずは両生類研究施設を見学。写真は,世界中に提供しているという新たな実験動物 「ネッタイツメガエル」の数の多さに,ちょっと引いている様子。
広島大学の広大なキャンパスの中にある「発見の小径(こみち)」という名の森を歩いた後は,広島大学総合博物館を見学。
「ポスター部門奨励賞 鹿児島県立国分高校 屋久島方言で鳴くツクツクボウシの正体を探る!」 呼ばれたときは,やった!と,心の中で小さくガッツポーズをしました。同時に,上の賞を逃したという悔しさも半分…。生徒たちも同じ気持ちだったでしょう。
昨年は自信を持って臨んだ口頭発表(生物部門)で入賞を逃し,生徒たち(平28年3月の卒業生)は放心状態で閉会式を迎えましたが,今年はより上位に位置づけられるポスター部門での入賞(ベスト8)を果たし,ある程度満足のいく大会となりました。来年は研究を引き継いだ2年生が,文部科学大臣賞(1校)や文化庁長官賞(2校)を目指して,また頑張ってくれることでしょう。目指せ全国制覇!
ちなみにユニフォームのポロシャツはの背中には,「NO SCIENCE, NO LIFE」の他に,「Kokubu High School Kagoshima, JAPAN」 と書いてあります。全国制覇の次は世界大会です。頑張れ国分高校理数科!
2016年08月19日(金)
夏の理数科活動報告④ ~中国四国九州理数科大会~
7月28日(木)~29日(金),徳島市で,中国四国九州地区理数科高等学校課題研究発表大会(正式名称)が開かれました。16の県から理数科を有する高校が一堂に集まる大きな大会です。物理,化学,生物,地学,数学のポスター部門とステージ部門の計6部門で審査が行われます。
国分高校からは,理数科3年生全員が,物理・化学・生物・地学の4つのポスター部門に出場しました(ステージ発表の鹿児島県代表はローテーションにより錦江湾高校)。また,2年生の各班の代表17名も見学に行きました。
ポスター発表開始早々に,一番手で発表を行った地学班の審査の様子。「姶良層の研究」
審査員の先生方からの質問にも,的確に答えていました(地学班)。
様々な演示装置を持ち込んで,効果的に発表していました。洗練されたポスターも好印象でした(物理班)。
生物班(昆虫班)の審査の様子。ツクツクボウシの「屋久島方言」という表現がウケて,審査中とは思えないほど和んでいます。 「確かに鳴き方が違うねえ。」
昆虫の「方言」に,多くの方が興味を持ってくれたようです。
教科書とは異なる実験結果が,新たな現象の発見に繋がるかもしれません(化学班)。
1日目のポスター発表終了後は,立食形式で食事をしながらの生徒交流会。サイエンスやご当地徳島県ににまつわるクイズ大会,「阿波踊り体験」で大いに盛り上がりました。
2日目は9時から3時までステージ発表があり,ポスター交流会の後,表彰式が行われました。しっかりした研究をして,自分たちが面白いと思ったことを皆さんに伝えることができれば十分,と思いながらも,審査結果の発表は毎回ドキドキします。果たして結果は…。
昨年は,ステージ部門,生物ポスター部門,地学ポスター部門の3部門で優秀賞(2位)でしたが,今年は2部門で最優秀賞を受賞しました(2冠達成は国分高校のみ)。今年も国分高校理数科大活躍の大会となりました。見学した2年生の皆さん,来年の岡山大会でも頑張ってください。
2016年08月19日(金)
夏の理数科活動報告③ ~サイエンス研修(2年)~
7月25日(月),理数科2年生のサイエンス研修が行われました。昨年までは,崇城大学,九州大学を訪問し,特別講義を受講したり,研究室を見学したりしましたが,今年は鹿児島大学で6つの班に分かれて,大学の先生方から,理数科課題研究への指導や助言をいただきました。
ここでは農学部生物生産学科の坂巻祥孝准教授にご指導いただいた,ツクツクボウシ班とカワゴケミズメイガ班の様子を紹介します。
午前中は,ツクツクボウシ班の代表が,研究の概要と,今後の研究計画を発表。坂巻先生から,「じゃま鳴き」に関する大変貴重なアドバイスをいただきました。
坂巻先生は,「微小蛾」の専門家で,学研の「日本産蛾類標準図鑑」の執筆にも携わっておられます。
「うわっ,ちっちゃ!」,「産地による違いがある?」,「全く違いがわからん!」
さあこれからの研究が楽しみです。
他の班も,先生方から多くの助言をいただき,今後の研究に向けて大いに参考になったようです。
2016年8月18日
2016年08月18日(木)
夏の理数科活動報告② ~サイエンス研修(1年)~
7月22日(金),理数科の特別活動として,1年生のサイエンス研修が行われました。天降川流域の自然観察を通して科学的自然観を養い,課題研究に向けた素地を育成するのが目的です。
岩戸では,姶良層・阿多火砕流堆積物・岩戸火砕流堆積物を観察しました。講師は,鹿児島大学名誉教授の大木公彦先生。
普段,何気なく見ている崖も,その歴史がわかると見る目もかわってきます。ちなみに,生徒たちが着ているのは,文化祭で作ったクラスTシャツ。「NO SCIENCE, NO LIFE」
大木先生の説明はとてもわかりやすく,みんな真剣に話を聞いています。時々先生から質問が飛んで来るので,油断は禁物です。
新川渓谷では,加久籐火砕流堆積物を観察し,地学班は川岸の甌穴のサイズを測定しました。「深さ○○cm,長径○○cm!」
12月の校内課題研究発表会で,「甌穴のでき方」について発表することを目標に,炎天下,頑張って測定する地学班。写真中央は,同行してくださった霧島ジオパーク専門員の石川徹先生。
大出水の湧水では,毎分22.5tの清水が岩穴から絶え間なく湧き出す様子を観察。思わず吸い込まれそうになりました。水温は1年を通じて15度前後だそうです。
昼食後,生物班は周辺で水生生物の観察。目標だったコオニヤンマやコヤマトンボのヤゴは見つけられませんでしたが,岩の下でタカハヤ(川魚)の稚魚を採集!
最後は,鹿児島神宮の裏手にある宮坂貝塚を観察し,第4期の地質について学習しました。「貝塚があるということは,昔ここが海岸近くだったことを示しています。今から6~7千年前は海水面が今より6mほど高く海岸線が今より3kmほど内陸にあったんです。」
当日は南日本新聞とFMきりしまの取材もありました。写真はFMきりしまに生出演中!
南日本新聞には,7月29日に掲載されました。
多くのことを学び,様々な面で興味を喚起されたのではないでしょうか。とても有意義な研修になったと思います。1年生から課題研究をスタートする生徒も出てくるかもしれませんね。
2016年08月18日(木)
夏の理数科活動報告① ~日本霊長類学会~
夏季休業中,理数科ではサイエンス研修や大きな発表会が続いたので,シリーズで紹介していきます。
まずは7月15日(金)~17日(日),鹿児島大学で行われた,第32回日本霊長類学会鹿児島大会。7月16日(土)には中高生によるポスター発表が行われ,県内外(愛知,熊本,東京,大阪,千葉,大分,京都,岐阜,鹿児島)から,16チームが参加しました。中高生ポスター発表に関しては,霊長類研究に限らず参加できるため,サイエンス部昆虫班の3年生4名が,「屋久島方言で鳴くツクツクボウシの正体を探る!」というテーマで発表しました。
ゴリラ研究の第一人者でもある京都大学総長の山極壽一先生をはじめ,多くの先生方から,「鳴き声,形態,DNAの全てを調べていて,レベルの高い研究」との高い評価をいただき,審査の結果,最優秀賞をいただきました!
一方,「進化のプロセスについて,もっと考察が必要。」との指摘もいただきました。その点については,研究を引き継いでいる2年生に期待しましょう。
中国四国九州理数科大会,全国総文祭に向けて,大きな自信になったと思います。
2016年8月5日
2016年08月05日(金)
心肺蘇生法講習会
7月21日(木),夏季補習1日目の午後,霧島市消防局の隊員の方々を講師に迎え,体育系部活動の代表と希望者を対象に,心肺蘇生法講習会が開かれました。
まずは,心臓マッサージやAED(自動体外式除細動器)の使い方について,説明していただきました。
それでは模型を使って,実際に心臓マッサージをやってみましょう!
もし,目の前に助けを必要としている人がいたら,今日の講習を思い出し,勇気を持って行動しましょう!
2016年7月25日
2016年07月25日(月)
1学期終業式
7月20日(水)午後,1学期の終業式が行われました。
最初に,直近の南日本新聞の本校関係記事3本を取り上げ,国分高校が「どんな学校で,どんな生徒達がいて,どんなことをしているのか」を情報発信することの大切さを説き,本校生一人ひとりが学問や読書,部活動に懸命に向き合う姿と,人として持つべきモラルの実践こそが,最も大きな地域への情報発信であり,国分魂にある「地域に信頼される」ことに繋がるとの講話がありました。
そして,3年生へ「狭き門より入る」ため,妥協なき努力をしているか,「来年の今頃はどこにいて何をしている」という具体的イメージをしっかりつくり,身体を壊す一歩手前まで,「最後の最後まで自分の居場所探し」(H28桜蔭塾 津曲俊行様講話より)を,頑張りぬいて欲しい,等々各学年にエールを贈りました。
最後に,国分高生,「無理,無理」と言わず,低い天井など突き破って,夏休み一段と成長し,2学期開始式には,ぐっと成長した君たちに会える事を楽しみにしている,と結びました。
1学期が終わり,夏季補習が始まっています。8:30 登校,8:40 1限目開始です。3年生にとっては,受験を前にした勝負の夏になります。生活のリズムを整え,暑さに負けず,大事な夏を乗り切りましょう!
また,全学年,三者面談も始まっています。保護者の皆様,よろしくお願いします。
2016年7月21日
2016年07月21日(木)
全国高等学校総合文化祭(広島総文祭)壮行会
7月20日(水),1学期終業式に先立って,7月30日から行われる広島総文祭の壮行会が行われました。写真部2名が写真部門に,サイエンス部4名が自然科学部門に出場します。
写真部は,昨年12月の県高校写真展で高文連賞に輝き,サイエンス部昆虫班は昨年11月の県生徒理科研究発表大会の生物部門で最優秀賞を受賞して,それぞれ全国大会の切符を手にしました。
「写真部の皆さんには,いつも各行事の写真撮影をお願いしており、その作品はどれも素晴らしいものばかりです。今回の作品も,見る人にたくさんの感動を与えられるものと思います。
サイエンス部の皆さんは,この大会のために,研究を積み重ね,見る人にわかりやすく伝える努力をしてこられたと思います。その成果を全力で発揮してきて下さい。」
「これまでの練習や準備の成果を発揮できるよう,頑張ってきます!」
全国の舞台でも,入賞できるといいですね。大舞台ですが,固くなりすぎず,緊張感を楽しむくらいのつもりで行ってきてください。
2016年07月21日(木)
桜蔭塾(国分高校同窓生による講演会)
7月20日(水)の午前中,桜蔭塾が開かれました。桜蔭塾とは,国分高校同窓会(桜蔭会)主催の,全国各地で活躍されている先輩方による講演会です。今回の講師は,つくばテレビ会長など,複数の会社の役員を務められている津曲俊行先輩。
「長い間ずっと複数の仕事をやってきました。おかげで,人生を何度もやってきたような気がします。その中で,これまでいろんな人にお世話になりました。それぞれ個性的で,実に面白い友人たちです。彼らは,それぞれの場所で,それぞれの道で頑張っています。皆さんも自分の活躍の場所を探してください。自分の生き方を見つけてください。実り多い人生になるように,色々なことに,どんどん挑戦してほしいと思います。
関東に進学・就職したら,ぜひ関東桜蔭会を訪ねてきてください。毎月第3土曜日に集まっています。道玄坂通である渋谷おはら祭では『国分高校&霧島踊り連』を出しています。これにもぜひ参加してください!」
「本日は私達のためにお話をしていただきありがとうございました。今と違う昔の国分高校の姿を知ることが出来ました。つくばテレビを再建されたお話や,複数の仕事を同時にされている点に驚きました。フリーエージェントという働き方や,会社を作ることの利点についても初めて知りました。関東に行く機会があれば,関東桜蔭会を訪ねて,年齢の違う先輩方と親睦を深めたいと思いました。」
2016年7月20日
2016年07月20日(水)
学年朝礼(7月)
7月19日(火),7月の学年朝礼がありました。
「小学校から学年が上がるにつれ,手を挙げなくなります。これは間違うのを恐れるからでしょう。しかし間違いを恐れてはいけません。古来,間違いや失敗がもとになって,様々な発明・発見に繋がっています。間違いこそ財産であり,宝なのです。学習に関していえば,テストで間違ったところこそ大事!そこを次回間違えないようにすればいいわけです(そのためには訂正ノートが大事になります)。間違いを恐れずに発言,行動して,一つ上に進歩して欲しいと思います。」
「高校2年生の夏,3者面談で担任の先生に言われた,『ゴールにたどり着くルートを2つ以上考えなさい』という言葉が,その後の人生を大きく左右することになりました。宇宙飛行士を目指してまずはパイロットになることを考えていた私は,その言葉で,大学で地質学を学んで惑星探査のスペシャリストとして宇宙を目指す第2のルートを設定しました。結果的にパイロットにはなれなかったものの,第2のコースをたどって現在があります。今の高校2年生にも,人生のルートを広い視野で考えてほしいと思います。他人の意見に耳を傾けることで,新たな人生航路が開拓できるかもしれません。この夏,職場体験やオープンキャンパスにも積極的に参加して見聞を広め,自分の将来への道筋を定めてもらいたいと思います。」
「全国の高校生の学習時間は勉強する生徒としない生徒で二極化していいます。皆さんは勉強する集団であるはずです。高い目標を下げることなく,夏休みから秋にかけてしっかりと学習に取り組み,力をつけてください。」
2016年07月20日(水)
薬物乱用防止教室
7月15日(金),6・7限目に,薬物乱用防止教室が開かれ,薬物に手を出した経験があり現在は鹿児島ダルク(DARC)に所属する3名の方が,それぞれの体験を語ってくださいました。 DARCとはDrug Addiction Rehabilitation Centerの略で,薬物依存から回復し,社会的にも回復したい,という人たちの手助けをするリハビリ施設だそうです。
「薬物に手を出すきっかけは,人それぞれ。人間関係がうまくいかないなど,寂しさ,辛さから逃れるために薬物に手を出す場合が多いです。薬物に手を出したことで,友達やいろいろなものを失いましたが,その中で最も大きなものは自分の心です。感情がなくなり,ありがとうが言えなくなりました。まっすぐに歩くことすらできなくなりました。薬物依存症ではなく『覚醒剤精神病』という深刻な状況にまでなりました。
鹿児島ダルクの仲間たちのおかげで,今日までは16年間やめられていますが,今後絶対に手を出さないとは言い切れません。でも今は自分を理解してくれる仲間がいる,寄り添いアドバイスをくれる仲間がいる,と思えることが最大の心の支えです。そんな“人とのつながり”が,薬物乱用防止には最も大事なことだと思います。」
実体験に基づいたお話は,とても心に響き,軽い気持ちで薬物に手を出しては絶対にいけない,と痛感させられました。貴重なお話を,本当にありがとうございました。
2016年7月19日
2016年07月19日(火)
平成28年度 国分高校通信
平成28年度版 国分高校通信第5号を掲載します。どうぞご覧ください。