分類

  • 2024年02月09日(金)

    舞鶴最先端サイエンス研修2日目

    舞鶴最先端サイエンス研修2日目です。東京大学を訪問しました。先生方5人によるイノベーションに関する特別ワークショップです。

    今回の研修は,安全に配慮しつつ、生徒の主体性の伸長を重んじ、基本的に「現地集合、現地解散」です。自分たちで考えて行動し、一人も遅れることなく指定ポイントに集合できました。

    ゼロカーボン社会の実現を目指す「CO-JUNKAN」プロジェクトの先生方から、社会変容に必要な視点や最先端の考え方についてレクチャーしていただきました。その後,自由に食事をとり、自由に議論し、自由な発想をぶつけ合って、よりよい未来社会に向けたワークショップを楽しみました。

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    大学の食堂でご飯を食べる機会はあまりないので,貴重な経験でしたね。おいしかったでしょうか?

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    大学の校内にコンビニやファストフードのお店も入っているので,高校生にとっては驚きですね。サンドイッチも映えています(^_^)

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  • 2024年02月09日(金)

    東京大学「高校生と大学生のための金曜特別講座」への参加について

     本校のSSH事業の一環で東京大学の「高校生と大学生のための金曜特別講座」への参加があります。

     令和5年度は金曜日に20回程度オンラインで参加しました。2月9日(金)にあった寺田新先生 (東京大学 教養学部 統合自然科学科・教授)の「トップアスリートの食事の秘密」の講座には下の写真のようにたくさんの生徒が参加しました。

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     毎回,その講義に興味・関心を持った生徒・職員がオンラインで参加しています。

     国分高校では高校の通常授業だけでなく,東京大学や鹿児島大学理学部・農学部・工学部等の講義を受講できる環境があります。

     是非,国分高校で大学の最先端の講義を受講しませんか。

     

  • 2024年02月07日(水)

    舞鶴最先端サイエンス研修1日目

    本日から9日(金)まで,生徒16人が参加して舞鶴最先端サイエンス研修が行われています。

    この研修は,東京大学と連携して実施するサステナビリティに関する総合的な内容のプログラムや,筑波大学及びNIMS(国立研究開発法人物質・材料研究機構)での研修を通して,基礎的な科学リテラシーを養うとともに,課題研究に向けた素地を育成することや,研修を通して科学的な見方や考え方に触れ,幅広い視野の育成に繋げることを目的にしています。

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    心配された雪の影響も無く,比較的温かいようです。良かったですね。飛行機の中でも勉強をしている様子が見られたとのこと。意識が高くて素晴らしいです。

    つくばエクスプレスで移動です。大都市の数分おきに到着する電車に驚いているのはないでしょうか?時刻表を見る必要がありませんよね(笑)

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    高校時代に,最前線の研修者の先生方と直接触れ合うことが出来る機会を持つことが出来るのは本当に羨ましいです。

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    見ている人に分かりやすく伝えることが出来る技術や話術も学んで来てくださいね。

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    充実の研修がスタートしたようです。大いに刺激を受けて,頭の体操をしてください。今回の研修は飛躍のチャンスですね。

    16人の生徒の皆さんが帰ってきてからの様子が楽しみです。周りの生徒たちにも良い影響を与えてくれることを期待しています。

    引き続き,研修を頑張ってください。報告が入り次第,ブログを更新したいと思います。

     

  • 2024年02月04日(日)

    霧島市民表彰

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     2月4日(日)霧島市民表彰が行われ,本校のサイエンス部えび班:津崎貴博君,町田征彦君,川野秀斗君が受賞しました。

     「令和5年3月開催の中高生国際科学アイデアコンテスト つくばSciens Edge 2023において文部科学大臣賞受賞」という表彰内容です。

     課題研究で賞を受けるのは素晴らしいことですが,賞を目的にするのは間違いです。課題研究を進める中で,何に気付き,何を得られたかを大事にしていきましょう。さらに「もっとこうすればこんなことがわかったかも!」という,自分の研究の弱点を見つけることができれば,自分を振り返る「自己調整学習」に到達できます。

     国分高校の学びを武器に,卒業後も大きく羽ばたいてください。

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  • 2024年02月01日(木)

    北海道教委主催「探求チャレンジ・ジャパン」にCS班が参加

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     2月1日(木),北海道教育委員会が主催する「探求チャレンジ・ジャパン」が開催され,参加を要請された国分高校からはコミュニティスクール班がZOOMで参加しました。

     今までのSSHの成果を発信している中で,国分高校にお気づきいただき,お声がけくださった北海道教委に御礼申し上げます。

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     午前中から他校の発表を聞き,とうとう本校の順番が来ました。

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     先日の成果発表会でも行った口頭発表を,ZOOMにて披露しました。人文系の課題研究を要望されたので,九州大学主催でも評価の高かったCS班にお願いしたところ,快く引き受けてくれました。

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     1月になってから霧島市教委に要望を伝えに行った場面も加わり,さらに内容が充実しています。

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     終了後,他校からの質問にもしっかり答えることができ,一安心でした。後日,北海道立の専門高校が生産した北海道の特産品が送られてくるとのことで,とっても楽しみです!

     CS班は今後もよかアイデアコンテストなどにチャレンジします。いい経験を積み重ねて,進路実現に役立てていきましょう。活動メモに感想を残しておきましょうね。

  • 2024年01月31日(水)

    R5年度成果発表会

     令和6年1月30日(火),第一工科大学を会場に課題研究の1年間のまとめである「成果発表会」が開催されました。

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     昨年まで,コロナ禍で全体集合できませんでしたが,今年は大講義室に全員集まって,開会行事やプレゼン発表を行いました。

     今年は保護者や他校の先生方にもご案内し,50人を超える校外からの参加者がありました。

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     SSH委員長の浦野さんが,今までの成果を十分に発揮しましょうと挨拶しました。

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      校長先生からは「自ら問いを立てること」の大切さを,第一工科大学工学部長の満丸先生からは「国分高校から他校への情報発信を!」というメッセージをもらいました。

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     12月の中間発表会で優秀と評価された班が,プレゼン発表を行えます。理数科物理班は,雨音をマイクで拾う,ただそのことが非常に大変で,試行錯誤して様々な方法を模索する経験をさせてくれました。

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     普通科地産地消班は,レシピを考えるだけではなく,実際に調理した際の動画を作成するなど行動力が評価されました。コメントで「ぜひYouTubeに上げてください」とありました。

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     この大人数の会場で,1年生が積極的に質問してくれました。素晴らしかったのは,一人一人の質問に講演者が誠実に回答し,そのたびに会場全体で拍手が起こったことです。運営指導員の先生から「この雰囲気を持っていることが,課題研究にみんなで取り組むことを後押ししていますね」とお褒めいただきました。

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     普通科カラス班は,9月の中間発表1では評価されませんでしたが,そのとき受けた指摘に真摯に向き合い,12月の中間発表2で最優秀となった班です。この短期間での向上を経験したことが,とても素晴らしいことだと思います。

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     全体ポスター発表は,体育館で行いました。

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     このポスター発表で感心したのは,発表する生徒も聞く生徒も真剣に参加していることです。この聞く姿勢は「自分も発表しているので相手の発表も聞いてあげなければ,という生徒の気持ちの表れでしょうと」係の先生は分析していました。この真摯に向き合う姿勢が「なぜか知らないけれど国分高校の課題研究はうまく転がっていく」原動力だと思いました。

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     聴衆は,発表を聞いて感じたことを「Good Jobカード」などに記入して,発表者に伝えます。これを見て,さらに生徒達は新しい気づきを得ることでしょう。

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     高校生だけではなく,運営指導委員の大人からの質問にも,しっかりと答えようとしています。逃げずに立ち向かう心意気,とても素晴らしい!

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     2年生の多くの生徒は,大きな発表会はこれで終了です。この一年間の活動の中で,何を疑問に思い,どのように調べ,どんな結果が得られ,どう表現しようかと工夫し,どのように発表したか。加えれば「何が足りなかった,もっとこれを確認すればこんなことが判明したであろう」という自分たちの弱点までも,振り返りましょう。それは進路実現に絶対に役立ちます。活動メモに書き込んでください。

     1年生に皆さん,1年後には今日の2年生と同じ立場です。9月の中間発表1までにある程度方向性を決め,受けた指摘を十分反映して12月の中間発表2に向けて整え,最後の仕上げを成果発表会までにしていきましょう。そのためにも,まずは何を疑問に思うのか,もう一度しっかりと自分たちの研究予定に向き合いましょう。活動メモに残してくださいね!

  • 2024年01月31日(水)

    令和6年2 月行事予定表

     令和6年2月行事予定表を掲載します。

     状況によって変更,緊急の場合は安心安全メールを流すこともありますので,今後も,ブログやメールの確認をお願いします。

    R06年2月行事予定[PDF:245KB]

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  • 2024年01月28日(日)

    かごしまアントレプレナーシップ養成事業「THE MISSION KAGOSHIMA」の発表会への参加について

     1月28日(日)に本校の2年生普通科の肌班と教育制度班が,県庁で開催された「かごしまアントレプレナーシップ養成事業「THE MISSION KAGOSHIMA」発表会」に出場しました。

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     かごしまアントレプレナーシップ養成事業「THE MISSION KAGOSHIMA」とは,鹿児島県商工労働水産部産業立地課新産業創出室スタートアップ支援係が実施している事業で,県内学校に在籍する大学生,高校生,中学生が県内企業と協働し,鹿児島県の社会課題や各企業が抱える課題に対し,現場体験や座学,実習を通じて解決策を考えることで起業家マインドの養成を図ることを目的としています。

     京セラと連携して「ICT × 郷中教育」の研究をしている教育制度班の発表の様子です。

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     京セラの技術であるICTを鹿児島の伝統的な教育である郷中教育に生かすためのビジネスプランを考えた,素晴らしい発表でした。質疑応答にも的確に答えることができました。

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     次に株式会社オービジョンと連携し,規格外野菜を活用した肌パックの研究を行っている,肌班の発表の様子です。

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     こちらも素晴らしい発表で,ビジネスプランや研究内容のみだけでなく本事業で学んだことも上手にプレゼンできました。

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     本校を卒業し,現在,鹿児島大学2年生の学生も発表しました。さすが国分高校の卒業生で,よく伝わるプレゼンテーションでした。国分高校SSHで学んだ生徒は,高校卒業後の大学生,社会人になっても大活躍です。

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     審査の結果,本校の肌班が決勝進出班の3班に選出されました。おめでとうございます!

     また,本校卒業生(鹿児島大学教育学部2年生)の班も決勝に進出しました。おめでとうございます!

     決勝である成果報告会は3月9日に県庁で開催される予定です。肌班の皆さん,さらに研究を深め,優勝を目指して頑張って下さい。

  • 2024年01月19日(金)

    第4回高校生探究コンテストで国分高校生が大活躍!

     1月18日(木)にかごしま県民交流センターで開催された第4回高校生探究コンテストに本校の普通科6班,理数科2年生2班,1年生3班合計11班が参加しました。

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     本大会には鹿児島県の17校の公立高校から約237人が参加しました。

     まず,開会行事があり,そのあと生徒向けワークショップが行われました。

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     他校の生徒達と交流しながら,探究学習の意義やその手法等について学びました。楽しく交流することができました。

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     次にスライド発表の部が行われました。本校からは自然科学部門に2年生サイエンス部のリン酸班が出場しました。

     くじの結果,発表順は一番最初となりましたが,自分たちのこれまでの地道な研究成果を見事なプレゼンテーションで伝えることができました。

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     質疑応答に対しても的確に答えることができました。さすが2年生サイエンス部の生徒達です。

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     午後の最初は,生徒のポスター発表準備時間の裏で,探究学習の指導方法に関する職員研修も行われました。講師は本校SSH推進部副主任の神園先生です。

     県内の先生方を対象とした研修会で,課題研究の指導方法について,実践例を示しながら大変わかりやすいワークショップが行われました。国分高校の先生方はSSH校の職員として探究学習・指導法の普及に貢献しています。

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     次にポスター発表の様子です。ポスター発表は本校から10班が発表しました。

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     多くの方々が熱心に発表を聞いて下さいました。

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     どの班も一生懸命発表を行いました。素晴らしい発表でした。

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     多くの方々から貴重なアドバイスをいただきました。今後の研究に生かしていきます。

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     1年生の理数科の生徒達も出場しました。初めての大会出場の研究班もありましたが,堂々と発表を行うことができました。

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     最後に表彰式,閉会式が行われました。

     まずはステージ発表の結果です。何と自然科学部門で本校のリン酸班が最優秀賞を受賞しました。おめでとうございます!

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     リン酸班は12月に開催された県SSH交流フェスタでも最優秀賞を受賞しました。素晴らしいですね。

     次にポスター発表の結果です。

     ポスター発表では,本校2年生普通科のハッピーキッズ班が「社会とコラボレーション賞」と協賛企業による特別賞を2つ受賞しました。おめでとうございます!

     協賛企業による特別賞受賞の様子です。城山観光株式会社様から特別賞と副賞をいただきました。

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     高校生みらいラボ様からから特別賞と副賞をいただきました。

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     また,2年生普通科の教育制度班も協賛企業による特別賞をいただきました。おめでとうございます。

     Edv Future株式会社様よりから特別賞と副賞をいただきました。受賞した教育制度班,とても嬉しそうですね。

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     1月30日のSSH成果発表会や今後の課題研究の全国大会に向けて,本校生にとっては示唆の多い大会となりました。

     本大会を企画・準備・実施して下さった鹿児島県教育委員会高校教育課の方々,発表の際に懇切丁寧にアドバイスを下さった審査員の先生方,協賛企業の方々,鹿児島県の高校生の皆さん,関係者の方々,本当にありがとうございました。

  • 2023年12月27日(水)

    室蘭工業大学清水教授の来校

     12月27日(水),室蘭工業大学の清水一道教授が鹿児島大学を訪問した後,国分高校までおいでくださいました。本校からは理数科化学班の2年リン酸班,1年BTB班,硫黄班が参加し,課題研究をご覧いただき意見交換をしていただきました。

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     まずは全生徒に名刺をいただきました。大学教授と話す機会の多い本校生も,この経験は初めてでは!?

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     まずはリン酸班が自分たちの発表を聞いてもらいました。先日の交流フェスタで最優秀賞をいただいたリン酸班ですが,先生からは「そこの実験回数は何回程度?信頼性はあるのですか?」「明るいところでも検出できるというお話は素晴らしいが,数値を測定しての根拠がないよね?」など,思いもよらない指摘があり,生徒達ははっとすることが多かったです。自撮りで記念撮影をしてもらいました。

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     BTB班は「なぜこのテーマに取り組もうと思ったのか,きっかけにストーリーがあると面白いね」と指摘を受けました。発表では,最初のつかみで聴衆や審査員を引きつけることが重要と教わりました。そういえば,大会によっては全く手応えのないことがあるのも,そういうことが原因なのかもしれませんね。

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     硫黄班は,資料集に書いてある有機化合物中の硫黄 S の検出試薬:酢酸鉛では検出できないものがあり,硫化銀水溶液の方が有効であることを証明しようとする内容です。ここでは「話をいかに面白く感じさせるように作っていくか」という点で盛り上がりました。

     

     全体を通して,高校生が頑張っている姿を是非多くの場で見せて欲しいといわれ,具体的に5月の日本鋳造学会で早稲田大学に来られませんか?というお誘いを受けました。今のままでは社交辞令かもしれませんが,さらに実験回数を増やし,データに厚みを持たせ,質疑応答にも「それはこのように確かめてあります」というような深みを得られれば,本当に参加依頼をいただけるかもしれません。みんな頑張って!

     清水先生から「これからも鹿児島・国分高校に来るので,工学部に行こうよ!というメッセージを高校生に発信したい」というお話をいただきました。1月30日(火)の成果発表会が終了すれば,SRやGSの時間も使いやすくなると思います。担当の先生方と打ち合わせをして検討しますので,生徒の皆さんも楽しみにしていてください。