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2023年3月16日

  • 2023年03月16日(木)

    全校朝礼(3/14)

     3月14日(火)に,体育館にて全校朝礼がありました。対面型の学校行事が着々と戻って来つつありますね。

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     本日の校長先生のお話はコンプレックスを持つこと自体は決して悪いことばかりではない,という内容でした。

     他者と比較して劣等感を抱くことは,「成長のチャンス」でもあります。劣等感を解消したいと思うことが,自身の成長をもたらします。

     劣等感を解消するために注意すべき点は,これまでの自分と理想の自分を比較することや,他者を見下したり,自己を卑下したりせずに改善点を追求することだと,校長先生ご自身の人生を振り返りながらおっしゃっていました。

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     もちろん,自分自身を成長させるという未知の領域へのチャレンジにはうまくいかないこともあると思いますが,その失敗自体をひとつの進歩,自分だけの成果と捉え,次の学年につなげていきましょう。

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     もう,すぐそこに,春の足音が聞こえてきます。

2023年3月15日

2023年3月13日

  • 2023年03月13日(月)

    新校舎 サクラ咲く!

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    新校舎の引き渡しでした。

    道路側には桜も咲き,お祝いしているかのようです。

    じわじわと部分的に引っ越しを進めていますが,生徒の机移動が,いよいよ来週に近づいてきました。

    グラウンド入り口,伊勢橋の工事も最後の仕上げで進んでいます。

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  • 2023年03月13日(月)

    SSH課題研究特集③

    不定期連載でお送りしている「SSH」の研究班紹介特集です。

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    「教えて!!2年生、課題研究」

    第3回はボルタ電池班です。

     

    よろしくお願いします。

    (取材を受けてくれたボルタ班の皆さん。おや? 皆さんの前に置いてあるものは何でしょうか?後ほど説明してもらいましょう!)

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    Q、まず、研究のテーマを教えてください

    A、「ボルタ電池の電解液がなぜ黄色になるのか?」です!!!

     

    あの、高校化学ではお馴染みの「ボルタ電池」ですか! 私たちも2年生の授業の時に実験したことがあります。

     

     

    Q、ボルタ電池ってどんなものですか?

    A、これです!!

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    (あ! 先ほど写真で、皆さんの前にあったのはこの「ボルタ電池」だったのですね!)

     

    A、簡単に説明すると、亜鉛板と銅板を希硫酸につけて両者を同線で結ぶと電流が流れて電池になります。電流が流れ始めて5〜10分ほどすると…

    このように透明の溶液が黄色になります。

    写真の左側は電流が流れる前、右側は電流が流れた後です。

    写真3

    本当だ!!

    透明だった溶液が黄色…   なぜでしょう?私もすごく気になります!!

     

     

    Q、知りたくて我慢できません!ズバリ電解液が黄色になる原因は何なのですか?

    A、実は!!!

    水溶液中でチタンが過酸化水素と反応してペルオキソチタン酸になっていたのです!ペルオキソチタン酸は黄色なので電解液が黄色になっているという訳です。

     

    ペルオキソチタン酸…

    初めて聞く言葉です。

     

     

    Q、どのようにして色の原因がペルオキソチタン酸だと突き止めたのですか?

    A、「株式会社ソウマ」様からペルオキソチタン酸を無償でもらい、色を電解液と比較し、分かりました。

     

    (写真左側が株式会社ソウマ様から頂いたペルオキソチタン酸、右側が電流を10分程度流した電解液。確かに同じ「黄色」です。)

    写真4

    研究を通して企業と繋がることも出来るのですね。

     

     

    さて、「ボルタ班」と聞いてピンときた方もいるかと思いますが、県大会で最優秀賞、世界に羽ばたく高校生の成果発表会で最優秀賞など賞を総取りしている班なのです。

    まさに国分高校の「顔」です!!!

     

     

    Q、そんな皆さんにズバリ聞きます!!研究発表会で高評価を得るために必要なことは何ですか?

    A、そうですね〜

    まず、実験では数をこなすこと。

    発表スライド作成時には、情報を詰め込みすぎず、重要な情報だけをピックアップして作成すること。発表練習をたくさんすること。

    こんな感じですかね・・・

    あっ、一つ忘れていました。

    補助スライドをたくさん作ることも大切だと思います!「補助スライドの数は自信の数」と言われるほど大切です。

     

     

    Q、補助スライドとは具体的にどのようなものですか?

    A、研究発表の本論では使わず、質疑応答の際に必要に応じて提示するスライドです。

    本論では語れなかった補助研究の結果や、分かりにくいところを詳しく説明したスライドなどが含まれます。

    補助スライドがあると質疑応答にも臆することなく対応できます。

     

    だから「補助スライドの数は自信の数」なのですね!

     

     

    Q、ちなみにボルタ電池班の補助スライドの数はどのくらいですか?

    A、え~っと

    85枚です!!

    ちなみに本筋のスライドが32枚なので、本筋のスライドの約2.5倍あります。

     

    85枚?!

    確かに85枚分の自信があれば堂々と発表できそうです!

     

    (補助スライドの中の1枚を見せてもらいました。補助スライドでもハイクォリティです。

    これがあと84枚もあるのか・・・)

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    Q、では最後に一言お願いします。

    A、好奇心に従え!!

     

     

    ありがとうございました。

    次回は貝班(2年理数科)です。

    貝班の皆さん!一足先に一言おねがいします。

    「皆さん!チリメンカワニナって知ってますかー?」

    次回もお楽しみに!!

     

    取材・作成:理数科 3年 前田・稲満

     

2023年3月10日

  • 2023年03月10日(金)

    マリンチャレンジプログラム2022 全国大会でリバネス賞を受賞!

     2023年3月5日(日)に東京で開催されたマリンチャレンジプログラム2022 全国大会で理数科サイエンス部生物のエビ班がリバネス賞を受賞しました。マリンチャレンジプログラム2022 全国大会は日本財団,一般社団法人日本先端科学技術教育人材研究開発機構,株式会社リバネスが主催する大会で,各ブロック大会で勝ち抜いた15チームがプレゼン発表を行いました。

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     本校の理数科エビ班も九州ブロックで優秀賞(最高賞)を受賞し,出場権を獲得しました。残念ながら全国大会での最高賞の獲得はなりませんでしたが,自分たちの研究の魅力を精一杯発表し,研究内容をしっかりと伝える事ができたようです。

     詳しくは下のHPをご覧ください。

     https://marine.s-castle.com/2023/03/07/marinechallenge2022-2/

     審査員の先生方から多くの助言をいただき,今後の研究の発展につながりました。3月末はまた全国大会が控えています。最高賞を目指して頑張ってください!

     下の写真は理数科エビ班のSSH交流フェスタでの発表の様子です。

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2023年3月9日

2023年3月2日

2023年3月1日

2023年2月28日

  • 2023年02月28日(火)

    卒業式1~おごそかに~

     卒業式が行われました。今年は卒業生1人につき,保護者2名までの来場をお願いしましたが,多くの保護者が参加して下さいました。

     南九州ケーブルテレビが取材して下さいました。放映は3月6日(月)~3月12日(日)までの毎日,8時,17時,22時のケーブル特番(12ch)だそうです。是非ご覧下さい。

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     本日入退場,国歌,校歌の演奏をして下さった,音楽部の1,2年生です。ありがとうございました。

     まずは入場です。保護者の皆さんもお子さんの姿をじっくり見て,記録に残そうと一生懸命でした。

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     1組と2組です。

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     3組と4組です。

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     5組と6組です。

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     7組と8組です。

     続いて卒業証書授与です。1組から順に担任,代表生徒を紹介します。

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     生徒呼名,卒業証書授与の間,ずっとピアノで伴奏して下さった堀脇先生。じつは卒業式が始まる前にも,生演奏で保護者を迎えて下さっていました。

  • 2023年02月28日(火)

    卒業式2~晴れやかに~

     卒業式の後半です。密を避けるために,挨拶等は短めに,熱く濃い内容で行われました。

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     校長式辞

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     県教育委員会告示

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    PTA会長祝辞

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     2年生生徒会長による送辞。3年生の大変さを思いやる内容でした。

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     3年生元生徒会長による答辞。マスクから始まった3年間を振り返り,この悔しさを乗り越えた自分たち世代のこれからに挑む決意を含めた内容でした。

     退場して,クラスでのHRに向かいます。今年も保護者には教室への参加をご遠慮願いました。
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     各クラスでは,担任・副担任からの言葉,生徒達の思いなど,クラスごとの時間を過ごしました。写真の枚数に差があるのは,ご容赦下さい。

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     1組です。

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     2組です。

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     3組です。

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     4組です。

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      5組です。

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     6組です。

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     7組です。

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     8組です。

     2月28日(火)は本当に暖かく,最高の卒業式日和でした。LHR終了後,校門脇で保護者と記念写真を撮る卒業生で大賑わいでした。

     卒業生の皆さん。これから新しい世界へと羽ばたく姿に,精一杯のエールを送ります。どうぞ力を出し切って下さい。それでも乗り越えられないような苦しいときには,友人や恩師,同窓会を頼って下さい。国分高校で過ごした3年間を,これからも有意義に使って下さい。

2023年2月27日

  • 2023年02月27日(月)

    新校舎 校門の完成&伊勢橋の工事

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    新校舎の校門が完成しました。そして,伊勢橋の復旧工事もこの土日に行われました。

    校舎建物,内部,外部の駐車場といった順で完成に近づいています。

    防球ネットも完備され,だんだんと仕上がっています。

    伊勢橋も昔の様子にすっきりと元通りになりました。

     

    2月ももう月末です。引っ越しまで1か月となりました。

    工事関係者の皆様,最後の仕上げ,安全に気をつけてよろしくお願いいたします。

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2023年2月24日

  • 2023年02月24日(金)

    女性科学技術者講演会:トヨタ車体

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     SSHでは女性科学技術者の育成も大きな柱の一つとなっています。本日はその一環として,本校と協定を結んでいるトヨタ車体から,鹿児島出身の小藤さんが来校して下さいました。

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     主にボディーを作っているということで,様々なパーツを持ち込んでいただきました。

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     設計だけではなく,どのような不具合が起きそうか,予想してその対応を行うという部署で働かれているそうです。樹脂を用いた車のパーツは,日本ではあまり気になりませんが,マイナス20度が長期間続くカナダや,気温40度を度々超える中東などでは劣化につながる現象が見られるそうです。

     お客様のために,そのような状況をあらかじめシミュレーションして対策を講じることに取り組まれているとのことでした。

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     車を検査する仕事を続ける中で,車の匂いを嗅ぎ分けるトヨタ独自の資格にチャレンジされたそうです。生徒にも5種類の香料を嗅いでもらい,その印象を言葉にしてもらいました。「甘い匂い」「砂糖を焦がした匂い」など,生徒達独特の表現が出ましたが,お客様からいただくそういう表現をどのように分析するのか,自動車会社では取り組んでいるそうです。

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     最後に事前に寄せられた生徒からの質問に答えました。生徒達に小藤さんが伝えたかったことに,社会人になっても勉強が必要な事態は次々に来ること,学生と違い社会人になると責任の大きさが増してくることなどがありました。

     進路希望を考えるときに「進学先で学んだことを将来に生かしたい」という視点がありますが,実際には社会に出てから不足している知識や技術を常に追加していかねば成功しません。そういう意味で「学び方を学んでいる」現在,そして上級学校での経験を,生かして欲しいと願っています。

2023年2月23日

  • 2023年02月23日(木)

    第八回高校生国際シンポジウムでの活躍!

     2023年2月21日,22 日に鹿児島市の宝山ホールで第八回高校生国際シンポジウムが開催され,国分高校の2年生普通科3班,理数科2班が参加しました。高校生国際シンポジウムは鹿児島で行われる課題研究の全国大会で,全国の高校生が集い,発表会・交流会が行われます。

     Oral Presentationには2班が出場しました。

     数学・物理学分野に参加した理数科化学ボルタ電池班「ボルタ電池の放電後、電解液が⻩⾊になる?!」の発表の様子です。

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     ⽣物学分野に参加した普通科ゴマダラ班「ゴマダラチョウとヤドリバエの命の駆け引き」の発表の様子です。

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     Poster Presentationの部門です。

     教育分野に参加した普通科 School Life 班「外国⼈の⼦に学びの場を〜⿅児島グローバル⼤作戦!〜」の発表の様子です。

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     社会科学・地域課題分野に参加したキリシマッチング班「若者と⾼齢者で作る持続可能な農業〜LETʼS ACTIVE 市near〜」の発表の様子です。

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     ⽣物学分野に参加した理数科生物エビ班の「⿅児島県における淡⽔性エビ類の最近の分布および抱卵状況⿅児島県における淡⽔性エビ類の最近の分布および抱卵状況」の発表の様子です。

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     どの班も今まで2年間,課題研究にひたむきに取り組んできた成果を生かして見事なプレゼンテーションを披露してくれました。

     本校の結果です。

     優秀賞(部門2位相当) 普通科キリシマッチング班,理数科生物エビ班

     優良賞(部門3位相当) 理数科化学ボルタ電池班

     3班が受賞を果たしました。受賞した班のみなさんおめでとうございます!受賞を果たせなかった班も次につながる素晴らしい発表でした。

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     素晴らしい基調講演やパネルディスカッション,進路座談会を聴くことができ,今後の進路や課題研究の視野が広がりました。また,全国の高校生や講演会・審査員の先生方等との交流会も今後の人生の糧となりました。

     このような素晴らしい発表会を鹿児島の地で開催して下さった関係者の皆様に感謝申し上げます。

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2023年2月22日

2023年2月21日

  • 2023年02月21日(火)

    取材ラッシュ!味噌班

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     このブログでも度々登場する味噌班ですが,2月21日(火)は2本の取材を受けました。

     1つめはNHKの夕方放送される情報WAVE鹿児島の中のコーナー「おいしいかごしま」さんです。

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     テレビでしか拝見したことがないキャスターさんが,直接取材に来て下さいました。放映は2月24日(金)18時30分~45分ぐらいの間にある「おいしいかごしま」です。是非ご覧下さい。

     続いて,いつも国分高校を取り上げて下さるFM霧島の堀之内さんです。

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     なぜ味噌に注目したのか,味噌以外に国分のどのような食材にこだわったのか,生徒が自分の言葉で説明しました。こちらは2月24日(金)15時15分からの放送で,再放送は2月27日(月)10時15分からです。

     FM霧島は,アプリ「FM++(ぷらぷら)」の中で,放送局を選んで聞くこともできます。是非皆さん,国分高校の活躍をご覧下さい!

     

2023年2月20日

  • 2023年02月20日(月)

    新校舎 3年生の内部見学会

    R5.2.20 3年生が,初めて新校舎内部の見学会を行いました。

    卒業を目前に控えた3年生(今年度は,第75回卒業式は2月28日(火)の予定です。)が,見学会を行いました。

    申し訳ないことに,3年生は新校舎引っ越し前に,卒業してしまいますので,1,2年生よりも一足早く見学会になったわけです。

    みんな新校舎内部に初めて入り,緊張しながら,羨ましいと言いながら,あちこちを見学させていただきました。

    来年度,4月以降,卒業してから母校に遊びに来た際に,詳しく見てくださいね。

    内装工事の仕上げ段階で,工事関係者の皆様方にご協力をいただきました。ありがとうございました。

     

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2023年2月17日

  • 2023年02月17日(金)

    家庭クラブ:プルタブ活動

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     国分高校では,プルタブを家庭クラブで集めて,車イスに替えて必要な方に届ける活動をしています。校内だけではなく,地域の方の協力もあり,大量のプルタブを贈ることができました。

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     一体どれだけの空き缶から回収したのでしょうか?大量です。

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     ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング株式会社の方々に,お渡ししました。お礼状と,今後どのように使われるのか,解説された掲示物をいただきました。SDG"sに取り組んだSSHのI期目5年間の一区切りです。

     本校では家庭基礎を履修しており,1年生で2単位です。しかし,課題研究味噌班や制服検討委員会など,生活に直結した活動が盛んです。今後の活躍にもご注目下さい。

2023年2月16日

  • 2023年02月16日(木)

    第3回 学校関係者評価委員会

    2月16日(木),学校関係者評価委員会が行われました。

    校長挨拶から始まり,生徒指導部,進路指導部,保健部,教務部,SSH推進部の順に,本校の活動状況を説明いたしました。

    教務部による学校評価アンケート結果も説明させていただきました。

     

    その後は千々岩委員の司会のもと,国分高校の現状分析,今後のあり方について協議が行われました。

    今年度改定された,生徒指導提要や,生徒募集,全国の最先端を進む課題研究などについて話題になりました。

    数々のアドバイスありがとうございます。委員の皆様,お忙しい中ご参加下さりありがとうございました。

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2023年2月15日

  • 2023年02月15日(水)

    スタディサプリ研修会

    2月15日(水)午後,スタディサプリの職員研修会を行いました。

    本校では,スタディサプリを全校生徒導入しています。

    近年のICT活用として,生徒たちも動画講座や確認テストなどに有効に使っていますが,先生たちも,例えば宿題配信方法や,ポートフォリオ的な自己を見つめなおす方法などを研修しました。

    リクルートから講師の畠田様をお招きして,今後の学習活動に利用できるよう,まずはログインの方法から丁寧に説明していただきました。

    先生方も一つ一つのアドバイスを聞きながら,資料ページをめくりながら,自分の授業の中で,または,クラス経営の中で,どのように活用していくかを試行錯誤していました。

    (本日の研修で,ボタンを押し間違って,大量の宿題が送られる間違いが発生している生徒がいましたら,ごめんなさい。無いと思いますが,万一ありましたら,担任の先生に相談してください。先生方も勉強中なのです。)

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  • 2023年02月15日(水)

    日本生命様から卓球部応援をいただきました。

    2月15日(水),日本生命鹿児島支社国分営業所の皆様から,卓球部への応援を頂戴しました。

    今度,鹿児島で行われるTリーグのチケットをいただき,記念撮影を行いました。

     

    2023年02月17日 あいハウジングアリーナ松元で行われる,日本生命レッドエルフ 対 九州アスティーダ (女子)

    2023年02月19日 あいハウジングアリーナ松元で行われる,京都カグヤライズ 対 日本生命レッドエルフ (男子)

    の試合です。

    この卓球・Tリーグは鹿児島県内では初開催であり,トップ選手が集まる卓球国内リーグ最高峰です。

    来年度10月の鹿児島国体を前に、県内の卓球界やスポーツ界を盛り上げることに繋がります。

    日本生命は,24年パリ五輪を目指す早田ひな選手が所属する「日本生命レッドエルフ」が出場します。他にも,東京五輪団体銅の張本智和選手や,東京五輪混合ダブルス金の伊藤美誠選手なども,来鹿されるようです。

    生徒らからは,「ありがとうございます,技術を磨きます」とお礼の言葉をお伝えいたしました。

     

    日本生命鹿児島支社の皆様ありがとうございました。

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2023年2月14日

  • 2023年02月14日(火)

    新校舎 内部写真の初公開!

    R5.2.14 新校舎内部の写真を撮影してきました。

    本ブログにて初公開です!

    各部屋の様子や,教室から見える風景,ウォシュレット付きトイレ,エレベーター,廊下等をご覧ください。

     

    内装工事の仕上げ段階に入っており,いよいよ新校舎の引き渡し・引っ越しに向けて,秒読みが始まった感じです。


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2023年2月10日

  • 2023年02月10日(金)

    鹿児島南高校の生徒会と交流しました

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     鹿児島南高校の生徒会役員と,本校生徒会役員の交流会が開催されました。

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     国分高校生徒会長からの挨拶がありました。

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     鹿児島南高校の生徒会長は,挨拶と共に資料を用いて生徒会の構成や仕事内容を説明してくれました。

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     南高校生徒会役員が作成した学校紹介の動画に,本校生徒会役員は見入ってしまいました。情報処理科のある南高校,さすがパソコン操作に長けています。本校も見習わなければ!

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     その後3班に分かれて情報交換をすることになりました。鹿児島南高校は5班で準備をしてきたのですが,テキパキと組み直して3班を構成しました。すごい!この行動力も是非見習いましょう。

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     それぞれの班で意見交換を行いました。どんな話題でしょうか?クラスマッチや学校行事,身だしなみのチェックなど,お互いの学校の良さを情報交換できると良いですね。

     鹿児島南高校の生徒会の皆さん,国分高校までようこそおいで下さいました。来年は新しい校舎でお迎えできます。是非,再度おいで下さい。

2023年2月9日

  • 2023年02月09日(木)

    濃いごいSSH

     2月9日(木)は,午前中北海道立北見北斗高校の視察,午後都立立川高校の視察,16時30分からはエールプロジェクトによるZoom連携行事でした。コイゴイしたSSHdayでした。

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     北見北斗高校は,SSHで校内にたくさんの機器を揃えるようにしたそうです。広大な北海道で,連携するにも大移動が必要なので,校内で様々な実験・観測ができるようにしたということです。国分高校は第一工科大学や鹿児島大学,その他地域の企業等と連携できる環境なので,恵まれていると実感しました。

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     理科の先生方から研究指導の方針を伺いました。生徒が自分で大会参加などを「選択した」と実感できるように,生徒自身の動きを促すような指導を行うという点に,感心しておられました。午後の飛行機で,マイナス20度の地元に帰られるそうです。。。

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     午後は立川高校のSSH担当の先生が来校されました。

    2立川高校 (1)

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     お互いの学校で「そういうところで,係は苦労しますよね」「先生のお気持ちわかります!」と,担当者ならではの実感を込めた話で,手をたたきながら盛り上がりました。

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     理数科化学班が独自のGoogleドライブで,すべてのファイルや大会要項などを生徒と教師が共有するスタイルを紹介しました。生徒達自身に「次は何をするんだっけ?」という気づきを促す手法として,とっても有効なようです。

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     校内に掲示されている歴代の課題研究ポスターを前に「この班はこんなことをしましたね」などと思い出話をする本校SSH担当者。本当に生徒の研究する姿を愛しているんだなぁ,と思って聞いていました。

     

     さて16時30分から,佐賀県立致遠館高校,JACAの研修留学生,国分高校と佐賀県観光課,カピックセンターの5者が連携して,英語で情報交換を行うエールプロジェクトによるZoom連携行事が校内で行われました。

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     前もって英語のシナリオやスライドを作成して,今日の日に臨みました。自分たちの課題研究を英語で紹介する場面もあり,ドキドキしながらワクワクです。

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     ちょっとマシントラブルもありましたが,無事に開催できました。この連携は3月にも開催されます。忙しい毎日ですが,また準備・練習して臨みましょう。

     SSHの先生方,今日は本当にお疲れ様でした。生徒の頑張りを支えて下さる先生方に,心から感謝します。

2023年2月8日

  • 2023年02月08日(水)

    舞鶴最先端サイエンス研修の実施

     平成30年度からSSH事業の一環として舞鶴最先端サイエンス研修(東京,筑波でのサイエンス研修)を毎年実施しています。今年度は2月4日〜6日まで1年生選抜の12名が参加しました。

     昨年度と一昨年度はコロナ禍でオンラインになりましたので,3年ぶりに東京,筑波での研修となりました。

    赤門前

     1日目は東京大学安田講堂で実施された第2回イオン東大里山ラボシンポジウム「新たな里山チャレンジが拓く未来の地球 ~地域貢献による健康長寿・幸福長寿の実現~」へ参加しました。

    satoyama

     生徒たちもよくメモをとりながら真剣に参加していました。課題に取り組む上での新たな視点の獲得ができたようです。

     2日目の午前中は筑波大学で研究室訪問,施設・設備見学等の研修を行いました。

     筑波大学の藏滿司夢先生,留学生のソチート先生の講義の様子です。

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     ソチート先生の講義はすべて英語で行われました。貴重な経験になったと思います。

     また,本校生も課題研究の発表を行い,筑波大学の藏滿先生から実践的なご指導をいただきました。

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     研究の段階がどこにあるかを理解しながら,今後に向けて貴重なアドバイスをいただくことができました。

     午後はJAXA筑波宇宙センターで見学・研修を行いました。管制室も見学できました。

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     管制室を見たときには生徒たちも興味・関心の段階が一つ上がったようです。実際に勤務されている姿を拝見できたことに十分刺激を受けたようでした。

     2日目の夜は東京大学の4人の大学生と食事をとりながら交流会を実施しました。大学生活のことや大学での研究活動のことなど多くのことを学ぶことができました。

    kouryuu

     交流会は和やかな雰囲気で行われました。話も弾んだようで,得たものも多かったようです。

     3日目の東京大学での研修では1年生理数科のリン酸班,普通科の教育制度班とHSP班が課題研究の発表を行い,実践的なご指導をいただきました。

     その後,菊池先生,尾下先生,藤井先生のサステナビリティについての講義を聴き,ワークショップを行いました。

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     今回の東京大学におけるワークショップでも得たものは多く,先入観や固定概念を覆す新たな視点を多く提示していただきました。

     本校がSSHの目標としても掲げているサステナビリティの視点がなぜ必要なのか,よく理解できたのではと思います。

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     東京大学の菊池先生,尾下先生,藤井先生,五十嵐先生,このような素晴らしいワークショップを実施していただき大変ありがとうございました。

  • 2023年02月08日(水)

    味噌班の調理パン

    調理パン (3)

     味噌班が作った肉味噌を,本校に調理パンを届けてくださっている「とらや」さんが調理パンに仕上げて,2月8日(水)一回30個限定販売が行われました。

    調理パン (1)

    調理パン (2)

     昼食時間前に納品された,調理パンです。ずっしり重たいみたいです。私は抽選に外れて購入できませんでしたので,当選した先生に中身を見せてもらいました。

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     肉味噌たっぷりでおいしそうですね!

     なぜこんな限定販売かというと,原価率を日頃と同じようにすると350円を超えてしまうようです。今回は特別処置を行って,200円で提供しました。でも,何度もできる技ではないのです。

     じつはこの肉味噌,前日放課後に味噌班の生徒が本校調理室で作ったものです。それをとらやさんに持ち込み,今回の販売となりました。おいしいものを作るだけではなく,原価率の話や調理機材の調達など,日頃業者がどのような視点で製造・販売をしているのか,実感できる体験でした。味噌班の皆さん,ありがとうございました(食べられなかったけど・・・)。

2023年2月6日

2023年2月4日

  • 2023年02月04日(土)

    かごしまおいしいものフェア_キックオフイベント

    0204おいしいものフェア_ (1)

     2023年2月4日(土),かごしまおいしいものフェアのキックオフイベントが行われました。

     フェアについては,こちらを見てください。

    https://www.pref.kagoshima.jp/ag01/sangyo-rodo/nogyo/syokuiku/oisimono/04oishimonofea.html

     本校2年生の課題研究味噌班は,昨年11月16日に「かごしまおいしいもの選手権」にて惣菜部門最優秀賞を得ました。その様子はこちらです。

    https://kokubu.edu.pref.kagoshima.jp/article/2022112400033/

     今回,鹿児島県では選手権で表彰されたレシピを一般企業がアレンジして提供する,かごしまおいしいものフェアを本日から3月5日(日)まで開催します。今日はその開催を祝うキックオフイベントが行われました。

     本校からは味噌班2名が参加し,作品に込めた想いなどを紹介しました。

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     味噌をさらに普及させるために重ねた研究・工夫が今回具体化して,本当にやりがいを感じる瞬間でした。

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     副知事の隣にも座らせていただき,集合写真も撮りました。最後に応援に来てくださった校長先生と記念写真です。

     

     さて,お楽しみはこの後です。

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     今回はかごしま屋台村の「イルピッコロバカーロ」さんがアレンジした肉味噌とショートパスタの料理を頼みました。

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     いざ,ご対面!

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     ショートパスタに肉味噌,そしてチーズをアレンジした商品に,興味津々です。生徒たちは味噌や和食をイメージして開発していたので,チーズを合わせるという新しい視点に驚いていました。

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     アレンジされた調理人さんに,色々とコツを聞いたり,学校での取り組みについて紹介したり,とっても美味しい,充実した意義深い時間を過ごせました。

     本校の味噌スープパスタは,他にもLi-ka1階の「天国カ地獄」さん,鹿児島中央ターミナル地下1階の「クラフトBar維新館」さんでもアレンジ料理が提供されています。3月5日(日)までに全部制覇できるかしら!?皆さんも是非お楽しみください。

2023年1月31日

  • 2023年01月31日(火)

    SSH成果発表会,3年ぶりに完全開催!

     1月31日(火)一日使って,3年ぶりに第一工科大学を会場に,1,2年生全員参加の完全な形で成果発表会を開催しました。

     2年生は重ねてきた中間発表会を経て,完成形のポスターあるいはプレゼン発表となります。1年生は設定したテーマに関して,ポスターをまとめる会になります。

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     第一工科大学の学食前に整列し,全体の注意がありました。基本的に,今日の流れは生徒に要項を配布済みです。それを見て『主体的に』各自で行動するようにしてください。困ったときには相談してもかまいません,というスタンスで,各自の責任感と達成感を期待しています。

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     開会行事では,SSH生徒委員長の2年8組川崎君が「自分たちの成果に自信を持って発表しましょう」と挨拶してくれました。

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     校長先生は「国分高校での学びは最先端である。問題を作り,それに関して自分で調査して解答にたどり着く,その経験こそが一番の宝になります」と応援してくださいました。

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     プレゼン発表会場は午前・午後の入れ替え制で,感染症対策のために間隔を空けています。

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     普通科自主ゼミの味噌班は,おいしいもの選手権で最優秀賞を勝ち取った,味噌の新しい可能性に関する研究を紹介しました。購買部では,味噌班の肉味噌を用いた調理パンが,2月上旬に限定販売される予定です。たのしみ!

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     運営指導員の審査員からの質問にも,しっかり答えていました。

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     体育館でのポスター発表(午前の部)です。1時間の中で,聞きに来てくれた聴衆に魅力を説明します。

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     午前のプレゼン4組目は,県本土でリュウグウヒメエビを初確認した理数科生物班の報告です。

     

     午後はポスター会場をゆっくり見ることができました。それぞれの班をご覧下さい。

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     午後のポスター会場では,聴衆がしっかりと説明を聞き,それに説明者がしっかりと応える姿が見られました。

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     午後のプレゼンは,キリシマッチング班です。高齢化と農業志望の若者をどのように解消するのか,行政の役割も盛り込んで「こういうシステムはどうか?」という提案でした。

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     普通科ゴマダラ班は,個別に飼育したデータを丁寧に扱った内容でした。新しい実験テーマを始めるために,また幼虫を捕りに行かねば!

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     理数科エビ班は,河川の環境変化がどのようにエビ相に影響を与えるのか,考察を深めていました。

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     化学班ボルタ電池班は,結論までよどみなく説明できる完成度でした。しかし「吸光度とはなんですか?」という質問に,的確に答えられませんでした。自分には当然の用語も,わからない人に理解できるように慎重に言葉を使うこと,これも大切な視点です。自分たちの理解をさらに深くしてくれます。

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     JSTを代表して,感想をいただきました。

     1)正解のない問いの答えを追い求める素晴らしさ

     2)データを冷静に判断することの大切さ(思い込まない!)

     3)広範囲に考えを巡らせて,様々な「なぜ?」を追い求める。このためには,検証する内容も,助言を求める範囲も広がっていくはずです。やりきれなかった部分は後輩に託すか,自分で大学に持って行って研究するか,選べます。

     4)誰もが見ている現象の中に「なんで?」を見つけ出せるのか?これが科学者としての才能です。

     5)質問する「批判力」が大切です。今回見ていて,質疑応答が一問一答でしたが,理想としては「議論まで発展すること」です。「この問いに関して,自分はこう思うがあなたたちはどうなのか?」というような建設的な質問ができるまで,批判力を高めていきましょう。

     

     成果発表会終了後は,運営指導委員会を開催しました。来年度以降の国分高校も,さらに「攻める」「挑む」課題研究への取り組みを充実させていきます。