9 理数科
2017年07月03日(月)
国分高校サイエンスフェスタ 2017
7月2日(日),イオン隼人国分店において,サイエンスフェスタ2017を開催しました。晴天にも恵まれ(恵まれすぎてかなり暑かったですが),親子連れを中心に,多くの方々が来てくださいました。6つのブースが設置され,2年生は課題研究の班ごとに,1つのブースを担当しました。1年生は受付や各ブースのサポートを行いました。入り口に近い方から紹介していきます。
数学班(ルービックキュー部)担当の,「ルービックキューブで高校生に勝って商品をゲットしよう!」のブース。かなりいい勝負をした小学生の強者がいたそうです。そしてなんとルービックキュー部員全員を打ち負かした中学生も!ぜひ国分高校理数科へ!ルービックキュー部の皆さん,もっと腕を磨いてください。
物理班担当の「ストロンボーン(ストロー笛)」。きちんと定規で測ってカットして…,
綿棒を出し入れして音階を作ります。カットして曲げたところの角度が重要みたいです。
同じく物理班担当の「紙コプター(紙トンボ)」。ストローの長さを調整することで,滞空時間がかなり変わってくるようです。背面の壁には,主に昨年の(現3年生の)課題研究のポスターも掲示されました。
今年から登場,地学班担当の「-196℃の世界(液体窒素の演示実験)」。練習の時と比べると,説明もうまくなりました。液体窒素に入れて凍らせたアジサイの葉や花がバリバリと砕けたり,風船が縮んだり…,
「冷凍マシュマロ食べてみる?」,マシュマロを凍らせて食べてみたり,と盛りだくさんの内容で,大いに盛り上がりました。
生物班担当の「人工イクラ」。色のついた液体を水槽にポタポタと落とすと,あっという間に人工イクラが!間違って食べてしまわないように,食欲をそそらない色が並んでいます。ジップロックで持ち帰れるのも好評でした。
一番奥は化学班担当,根強い人気の「スライム」。鹿児島市からスライムを作りに来た,という女の子も!
この手触り!みんなこんな顔になりますね。
子どもたちは大いに喜んでくれたようです。理数科の生徒達にとってもコミュニケーション力やプレゼン力の養成になったと思います。アンケートによると,リピーターのご家族も多かったようなので,少しずつメニューも変えながら,これからも続けていけるといいですね。
2017年06月07日(水)
今年もやります サイエンスフェスタ!
7月2日(日),イオン隼人国分店にて,今年も国分高校理数科主催のサイエンスフェスタを開催します。
内容は下のポスターをご覧ください。
今回は,イオン隼人国分店1Fにて行います。今回の新たな取り組みは,液体窒素の実験「-196℃の世界」です。ソフトテニスのボールや花,酸素や二酸化炭素は超低温によってどうなるのか?2年生数学班,別名「ルービックキュー部」によるパフォーマンスも必見です。ルービックキューブに自信のある挑戦者の皆さん,国分高校ルービックキュー部に勝って,景品をゲットしましょう!
会場の壁面には,これまでの課題研究のポスターも掲示しますので,理科や課題研究に興味がある中学生の皆さんも見学に来てください。
休日のひととき,科学の世界のドアをノックしてみませんか。後日準備風景等もご紹介したいと思います。
2017年06月02日(金)
サイエンス部 霧島市長・教育長を表敬訪問
6月1日(木),ISEFに出場したサイエンス部の3名が,校長先生と一緒に,霧島市長と霧島市教育長を表敬訪問しました。
市長室で前田終止市長と。
ご自身の経験も交えながら,「これを機に,世界に目を向けよう!」と激励してくださいました。また生徒達が観光課からお借りした霧島市の法被(はっぴ)は,前田市長のデザインだったとのことで,法被を着ての発表の写真を大変喜んでくださいました。
高田肥文教育長は,真新しい教育長室で出迎えてくださり,「この経験を今後の進路にも生かせるといいですね。」と,励ましてくださいました。
前田市長,高田教育長,ありがとうございました。次回のISEFでも「霧島」の文字と龍馬のシルエットの入った法被で参加できるよう,そして次は入賞できるよう,理数科全体で頑張りたいと思います。
2017年06月02日(金)
サイエンス部 取材ラッシュ!
サイエンス部がISEFに参加したことで,各方面からの取材が続いています。
5月24日(水),MBCラジオの朝の番組「モーニング・スマイル」に生出演! 慣れない生出演で,ちょっと表情が硬いですね。
校内にはあのポニー号が! ※写真は生出演終了後。
校長室で,取材に来られたお2人と記念撮影。
6月1日(木),FMきりしまの夕方の番組「プラきりイブニング」に生出演。 出演にも慣れてきて,リラックスしています。
生放送中の様子。
終了後,記念撮影。
5月23日には,南日本新聞の取材もあり,27日(土)の朝刊に掲載されました。
この後も,中高連絡会や文化祭での出場報告,各方面への表敬訪問等が予定されています。8月の全国総文祭,理数科大会への準備もありまだまだ忙しいですが,勉強と両立させて頑張ってください。
2017年05月28日(日)
理数科朝礼
5月25日(木)、理数科朝礼が行われました。理数科朝礼では、各学年2人ずつスピーチをします。
3年生のスピーチ。
1年生のスピーチ。1年生にとっては初めての理数科朝礼です。
教育実習生の先輩にもスピーチをしてもらいました。平成26年3月の卒業生で、在学中は理数科朝礼の司会を1年間務めてくれた先輩です。
今日は短い時間でしたが、課題研究や進路選択について等、いろいろと質問に行きましょう。
2017年05月22日(月)
ISEF 選手団帰国
5月20日(土),約1週間滞在したロサンゼルスをあとにし,一路日本へと飛び立ちました。
ロサンゼルスからサンフランシスコまではカリフォルニア州の海岸線に沿って北上するように飛びます。写真左に見える湾は,モンテレー湾。もうすぐサンフランシスコです。来たときと同様,サンフランシスコ上空からはゴールデンゲートブリッジを見ることができました。
ロサンゼルスを20日の13:30頃に飛び立ち,機内食を2回食べて,日本の成田空港に着いてみると,21日の16:00。フライト時間が約12時間と行きよりも長くなるのは,偏西風に逆らって飛ぶためです。日付変更線を右から左に超えるため,手帳に書くと26時間以上飛んだように見えます。行きに14日が2回あった分,帰りは20日の午後と21日の午前がどこかにいった感じです。要するに何が何だかわかりません。これが「時差ボケ」の原因でしょうか?ちなみに太陽と同じ方向に進むので,フライト中はずっと昼間です。
成田空港で解散式。ここからは日本各地に帰って行きます。ちなみに国分高校チームはこの日の最終便に間に合わないため,羽田空港近くにもう1泊です。みんなかなり疲れています。
ISEF(国際学生科学技術フェア)は終わってみるとあっという間の,夢のような舞台でした。入賞こそできなかったものの,逆にISEFでの入賞も決して夢ではないと確信することができました。これまでは「世界進出!」を目標にしてきましたが,今後理数科1・2年生にとっては,「ISEF入賞」が目標になります。3年生は今回の経験を後輩達にしっかり伝えて欲しいと思います。そうした縦のつながりも,理数科の強みです。
最後になりましたが,今回多くの方々に様々な形でお世話になり,世界の舞台に立つことができました。生徒達にとっては人生を左右するような大きな経験になったと思います。この場をお借りして厚くお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
2017年05月21日(日)
ISEF グランドアワード表彰式・ロス市内観光
5月19日(金),ISEF最終日,午前中はグランドアワードの表彰式が行われました。こちらが公式な審査による表彰です。
日本からは,個人研究3研究が,グランドアワード2等を受賞しました。写真には日本人3人が写っています。日本学生科学賞からは島根県立益田高校(カイコの繭に色をつける研究)が入賞しました。残念ながら国分高校のツクツクボウシの研究は,世界の舞台での入賞は叶いませんでした。
表彰式終了後,ステージ前で日本学生科学賞(JSSA)のメンバーで記念撮影。
高校生科学技術チャレンジ(JSEC)の代表も交えて,日本代表全員で記念撮影。胸に赤いリボンを付けているのが入賞者。
会場の外のISEFのロゴの前でも記念撮影を,と思ったら,またも外国チームが乱入。どこから来たのか尋ねると,「ジョージア」と答えたので,アメリカ・ジョージア州の代表かと思いましたが,国旗が気になり調べてみると,「グルジア」でした。それぞれの国の名前を英語で何というかは要注意です。ちなみにヨルダンは「ジョーダン」と聞こえますね。みんなモデルさんのようでした。
ポスターの撤収後,読売新聞の方から,「この場で発表できたこと自体が,素晴らしい経験になったと思います。受賞できなかったチームもこの経験を糧にしてこれからも頑張ってください。」とお話がありました。
さあ,いつまでも落ち込んではいられません。切り替えていきましょう。バスを待ちながら,青森南高校のメンバー&添乗員(中央)さんと。
午後からは,ロス市内観光。まずは「ジョージ.C.ペイジ記念 タールピッツ博物館」ここは地上に原油が湧き出している場所で,そこに大昔の動物達がはまり込んで,化石として発掘されたのだそうです。その中には絶滅した動物たちも数多く含まれ,北米大陸の自然史を理解するうえで重要な場所なのだそうです。
ここが発見される以前は,北米大陸にはマンモスはいなかったというのが定説だったようですが,下写真の骨格が出てきてあっさり覆されたということでした。他にも絶滅した巨大なナマケモノや有名なサーベルタイガー等興味深い骨格が多数展示されていました。
中庭にはヘゴなどの亜熱帯の植物が植えられ,デイゴの仲間が花を咲かせていました。よく見るとデイゴの花の蜜を吸う蜂のような生き物が…。そうハチドリの仲間です。南北アメリカ大陸に多くの種類が生息しています。どうやら若鳥のようで,種類まではわかりませんでした。
次に向かったのは,なんとハリウッド!町から見上げる高台に,あの有名な「HOLLY WOOD」の文字が見えます。
ハリウッドといえば映画の都。アカデミー賞のレッドカーペットの階段で,先生方や添乗員さんも一緒に記念撮影。この階段を上がったところがアカデミー賞の授賞式の会場です。
下を見て歩いているのは,有名な「ウォーク・オブ・フェイム」を見ているからです。日本人では黒澤明監督と,日本人といえるかどうかわかりませんが,「ゴジラ」の2人?の名前があるそうです。
こちらも超有名な,チャイニーズ・シアター前のスターの手形・足形。画面下の中央は「メル・ギブソン」のもの。その他,何度綺麗にしても,あまりにも多くの人が触るのですぐに真っ黒になるマリリン・モンローの手形,亡くなった後に子供たちが遺品の靴で押したマイケル・ジャクソンの足形,等いろいろな逸話をガイドさんから教えていただきました。
町全体が映画の博物館のようでした。クラークゲーブルなどの往年の名優のものもあり,生徒たちよりも先生方の方が興味津々だったかもしれません。映画ファンにはたまらない場所ですね。
これで全ての予定が終了。名残惜しい気もしますが、明日帰国の途に就きます。今夜は荷物の整理をしっかりやってください。
2017年05月20日(土)
ISEF 一般公開・スペシャルアワード表彰式
5月18日(木),午前中は引率者や地元の小中学生等に対して研究を発表しました。もちろんファイナリスト自身が興味のある研究を聞きに行ってもかまいません。
開始早々,女子2人が浴衣の帯を整えに行っている間に聞きに来てくれたのは,アメリカ在住の日本人。ちなみに男子生徒が着ているのは,2年上の先輩たちがISEF参加を目指して作った「No Science, No Life」のノコギリクワガタのTシャツ!2年遅れましたが,先輩たちの想いをのせたTシャツが世界の舞台に立ちました。
多くの方が聞きに来てくれて,ツクツクボウシの屋久島方言の声の違いは,外国の方にもわかってもらえたようです。「霧島」法被も活躍しました。
こちらの女性はロサンゼルスの小学校の先生で,「ぜひ子供たちにこの研究を話してあげたいわ!」と言ってくれました。
ちなみに日本チームの女子は,全員浴衣で一般公開に臨みましたが,これは大変好評だったようです。写真は,「一緒に写真を撮らせて」と言ってきたサウジアラビアの引率の女性。
英語がなかなか出てこなくても,みんなで協力して発表していました。写真は香港の若者たち。
下の男性は,オーストラリアのアマチュア昆虫研究者。セミも調べているそうです。外国の人と共通の話題で盛り上がれるというのは貴重な体験です。
日本語は全く話せない日系の男性と娘さん。浴衣を着てみたそうでした。発表も熱心に聞いてくれました。
英語ではなかなか伝わらなかったタイの引率の先生。日本語でゆっくり説明したら通じたそうです。日本に留学経験があるのだとか…。
約4時間の長丁場でしたが,終わってみるとあっという間でした。英語というツールを使って,いろいろな国の方と話すことができました。最後に浴衣と法被姿で記念撮影。
会場前でも記念撮影。
19:00からはスペシャルアワードの表彰式がありました。これは大学や研究機関,軍や企業等が選定する表彰で,日本でいうと「特別賞・協賛社賞」という感じでしょうか。残念ながら今回は日本からの受賞はありませんでした。
明日のグランドアワードの表彰に期待しましょう!
2017年05月19日(金)
ISEF グランドアワード審査!
5月17日(水),いよいよISEFグランドアワードの本審査の日を迎えました。同時進行でスペシャルアワード(特別賞・協賛社賞)の審査も行われます。みんなビシッとスーツで決めています。
読売新聞の方から,激励と最後の注意・確認がありました。
いざ審査会場へ!
他の国のファイナリストたちも続々と入場していきます。本当にいろいろな国から参加しています。雰囲気にのまれず,頑張ってきてください。
当然大人は入れてもらえず,近くの「サンタモニカ」という海辺の街に取材に行きました。
海に着くと,いきなりBrown Pelican(カッショクペリカン)の若鳥が出迎えてくれました。びっくりする大きさでした。
午前の審査が終わり,昼食。ターキーのサンドイッチをほおばっています。発表は比較的順調だったようです。
そして午後の審査のために再び審査会場へ。
外に取材に出かけると,Purple Finch のオスが綺麗な声でさえずっていました。
午後4:30,全ての審査が終了。みんないい表情ですね。
英語での発表をサポートしてくれた通訳の大鶴さんと記念撮影。質疑応答では何度も助けていただき,なんといっても精神的な面でとても心強かったようです。
ホテルで着替え,USH(ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド)で最後の交流会。なんとUSHを貸し切って,アトラクションや飲食もすべてFree!長かった審査の疲れを吹き飛ばしましょう。
USH内にはあちこちに「ISEF」のロゴが映し出されていました。食べきれないほどのピザやパスタを食べ,バタービールを飲み,ハリウッドの夜を満喫したようです。
貸し切りは深夜0:00まででしたが,明日の一般公開に備えて少し早めにUSHを後にしました。長い一日でした。
2017年05月18日(木)
ISEF ポスターによる予備審査実施
5月16日(火),ISEF選手団は,ポスターによる予備審査を受けました。とはいっても,ポスターだけで審査されるので,生徒たちは午前・午後とも別室で通訳の方と発表練習を行いました。
今朝はロサンゼルスの街を楽しみながら,ホテルから会場まで歩きました(約25分)。朝食は途中の店でパンケーキ。
会場につくと早速,通訳の大鶴さん(アメリカ生まれアメリカ育ち)のアドバイスで,発表原稿の最終修正。みんな真剣です。
昼食は近くのレストランでパスタ。今ロサンゼルスはジャカランダの花が満開で,あちこちで紫色の花が見られます。
会場の芝生では,繁殖期を迎えたCommon Starling(ホシムクドリ)が虫を捕まえて巣に運んでいました。
午後も通訳の大鶴さんとともに発表練習と質問対策。アリゾナ州立大学大学院で保全生物学を専攻している大鶴さんは,アリゾナから7時間かけてバスで来てくれました。
午後7:00からは交流会。写真は会場前の様子。ここでも大人たちはシャットアウト。
中では,ダンスを踊ったり,
後方で食事をしたり,一緒に写真を撮ったり,
またダンスで盛り上がったり,一緒にゲームを楽しんだりと,大いに交流を深めたようです。
午後9:00解散。明日はいよいよ審査会です。ゆっくり休んで,英気を養いましょう。
2017年05月17日(水)
ISEF 開幕!オープニングセレモニー
5月15日(月),ポスターの設営をして,ポスター・展示・研究内容に違反がないかの審査を受ける日です。そして夜はオープニングセレモニー。
まずはポスター・展示ブースの設営。PCの調整,提出書類の確認,秘密兵器の製作等,それぞれ分担して仕事を進めます。
一応,設営完了。さあ展示チェックのボランティアさんを呼んできましょう。
さあ展示の審査です。「ポスターが台からはみ出しているからもっと中に入れて。審査員に示すPCの画面を一通り見せて。」そんなことまで?
10分くらいかかって,審査をクリア。なんとか予定通りの展示で行けそうです。
展示審査終了後,会場内のフードコートで昼食。休憩時間に外に出てみると,大都会ロサンゼルスの町中にもかかわらず,小鳥たちの姿が見られました。写真はYellow Warbler(キイロアメリカムシクイ)。そのほかPurple Finch, Mourning dove 等がいました。
午後は通訳の方との打ち合わせ & 発表練習。
午後5:00,ビュッフェ形式のオープニングディナー。写真は,JSECからの代表も含めた日本代表女子のテーブル。左奥のテーブルに男子と残りの女子が座っています。とんでもなく広い会場で料理を取りに行くのが大変でした。
オープニングセレモニーの様子。主催者あいさつや,講演会のあと,オリンピックと同じようにアルファベット順に国名がコールされました。スクリーンにはそれぞれの国を代表する風景とともに,7秒ほどのメッセージ映像が映し出されました。日本の映像には国分高校の反田さんが出演。「I have a JA, I have a PAN, んー, JAPAN! 」と大きな声ではじけていました。そうPPAPですね。全ての国に大きな拍手が送られ,とても感動的なセレモニーでした。
オープニングセレモニーを終えて。
記念写真を撮っていると,クウェート代表チームが乱入。すぐ友達になれそうな雰囲気です。
これからこの若者たちは,この交流をきっかけに,更に視野を広げていくことでしょう。今回生まれたつながりを大切にしてほしいと思います。
2017年05月09日(火)
国際科学技術フェア(ISEF) 壮行会
5月2日(火),アメリカ ロサンゼルスで5月15日~19日に開催される国際科学技術フェア(ISEF)に参加する,理数科サイエンス部ツクツク班の壮行会が行われました。
学校長激励の言葉。
「日本のツクツクボウシの研究が,海を渡ってアメリカで発表される!誇らしいと同時に,なんと愉快なことでしょう。日本代表として頑張って欲しいのはもちろんですが,この貴重な体験を楽しんできてください。」
生徒代表激励の言葉。 「国内での大会と違い,英語への翻訳作業や英語での質疑応答対策等,たくさんの壁があったことと思います。皆さんが本校から日本代表として世界大会に出場することを,心から誇りに思います。皆さんも胸を張って頑張ってきてください!」
出場者挨拶。「多くの人たちに支えられて出場できることに感謝し、アメリカでは堂々と発表したいと思います。」
今回日本の高校から12チーム(個人含む)が,ロサンゼルスで世界の若者達と科学研究を発表しあいます。参加者は全世界から約2000人!出場するメンバーにとっても,国分高校にとっても,貴重な経験です。もちろん日本代表として出場するからには,表彰台を目指して欲しいですが,英語でのポスター発表,審査員との英語での質疑応答,アメリカでの1週間の生活を,思う存分楽しんできてください。
アメリカでも,頑張れ!国分高校理数科サイエンス部!
2014年02月25日(火)
理数科SPP野外研修
2月22日(土),理数科1・2年生が,SPPの支援事業「霧島の大地を探る」の一環として鹿児島湾(鹿児島では錦江湾ともいいます)の洋上研修を行いました。観光遊覧船の「クイーンズ城山」を貸し切って加治木港から出発しました。
県立博物館の学芸主事である坂本先生の解説を熱心に聞く生徒たち。
桜島の北東に位置する新島に上陸し,探索を行いました。かつては250人程の住人がいたこともある新島ですが,現在は無人島です。
西側の崖で,この島が海底から押し上げられてできたことの説明を聞く生徒たち。
地学の若松先生(オレンジ色のジャンパーの先生)も堆積物に関する波の作用について説明してくださいました。
凪だったため,海底の火口から出てきたガスの気泡が海面に出てくる「たぎり」も観察することができて,とても幸運でした。
生徒たちは,この貴重な野外研修を通して,郷土の自然に新たな驚きを感じ,ますます興味・関心を持った様子でした。
2014年01月30日(木)
ハンドボール部・理数科 壮行会
1月28日(火),全校朝礼時にハンドボール部と理数科理科研究発表の九州大会出場を祝して壮行会が行われました。
2013年12月27日(金)
理数科課題研究発表大会
12月25日(水),霧島市国分シビックセンター多目的ホールで理数科課題研究発表大会を行いました。
理数科1年生が3テーマ,2年生が4テーマとサイエンス部1年生が1テーマの計8テーマの発表が行われました。
1年生による「青い不動池は本当に酸性か?~えびの高原池巡り水質調査報告~」発表の様子です。
サイエンス部1年生による「ヒゲコガネの生態を解明せよ!」発表の様子です。
休憩時間にポスター発表を行う1年生。手作りの実験道具の説明に力が入ります。
2年生による「水中におけるコインの落下運動について」発表の様子です。
疑問点について積極的に質問する1年生。先輩後輩でお互いに切磋琢磨し合っています。
2年生による「お茶を科学するpart2~お茶に含まれるビタミンCについて~」発表の様子です。
2年生による「黒島産ミヤマクワガタは亜種クロシマミヤマクワガタか?2~大アゴの湾曲度と遺伝的側面から~」発表の様子です。
2年生による「片栗粉を用いた火砕流のモデル実験」発表の様子です。
今年は,霧島市教育委員会に共催していただき,地域の中学生にも発表会を見に来てもらうことができました。ありがとうございました。
2013年11月05日(火)
県高等学校生徒理科研究発表大会
11月1日(金),宝山ホールと鹿児島市中央公民館を会場とし,県高等学校生徒理科研究発表大会が行われました。
理数科2年生の課題研究地学班,生物班,物理班,地学班の4部門すべてが優秀賞に選ばれ,九州大会への出場権を獲得することができました。また,地学班は,全国大会にポスター発表で出場することが決まりました。
さらに,2年生に加え,今年は1年生の課題研究昆虫班,水質班,およびサイエンス部昆虫班も大会に参加しました。来年度の活躍が楽しみです。
こちらは,生物班の発表の様子です。緊張感が伝わってきますね。
最後に,宝山ホール玄関前で記念撮影しました。緊張もとれて,ホッとした表情です。
2013年08月02日(金)
理数科2年 サイエンス研修二日目
7月31日(水),理数科2年サイエンス研修の二日目でした。
九州大学伊都キャンパスを訪問しました。比較社会文化研究院の荒谷先生と細谷先生に特別講義を行っていただきました。その後,研究施設を案内していただきました。写真はそのときの様子です。
DNAを調べる装置について説明を受けているところです。
貴重な標本も,たくさん見せていただきました。荒谷先生,細谷先生,本当にありがとうございました。午後は太宰府天満宮に行きました。高校2年生なので1年早いかもしれませんが,みんなで参拝し,第一志望の進路実現を心に誓いました。
2013年08月01日(木)
理数科2年サイエンス研修一日目
7月30日(火)~31日(水),一泊二日で理数科2年生は福岡へ研修に行ってきました。
北九州市立大学で説明を受けているところです。担当の國さんには大変お世話になりました。ありがとうございました。
こちらは大学の図書館です。たくさんの学生さんが勉強していました。
午後は,新日鉄住金株式会社 八幡製鉄所を見学させていただきました。総合センターで説明を受けているところです。
SFアクション映画のワンシーンのような工場内はとても暑く(熱く),その熱は,まるでストーブの真横に顔を寄せているようでした。担当の木村さんに詳しく説明していただきました。ありがとうございました。
一日目の最後は「いのちのたび博物館」を訪問しました。
今にも動き出しそうな恐竜の骨格です。これも映画のワンシーンのようです。壁に映る影も迫力があります。
2013年06月19日(水)
理数科朝礼(6月)
6月19日(水),理数科の生徒たちで行う理数科朝礼がありました。
1年生は,高校入学直後から先日の文化祭までを振り返り,中学との違いや学級の結束が強まってきたことなどを話してくれました。
2年生は,物理班・化学班・生物班・地学班に分かれて行っている課題研究の進捗状況について話してくれました。
3年生は,大学等の受験が近づいてきたことをふまえ,受験勉強の進め方などについて後輩へのアドバイスも含めて話してくれました。2013年05月14日(火)
絹のうちわ製作中
理数科1年生が蚕を飼っていると聞き。
こっそり,理数科実験室をのぞいてみると・・・・・・・。
2013年04月15日(月)
理数科集会
4月12日(金)今年度初めての理数科集会がありました。
3年生が新入生歓迎の言葉を述べ,1年生は先輩方に挨拶をし,理数科の結束を固めることができました。理数科主任の先生からは,課題研究や論文作成について全国大会,世界大会を目指そうと熱い激励をいただきました。
2013年02月27日(水)
課題研究発表会 ケーブルテレビで放映
25日にあった理数科の課題研究発表会の様子が、地元ケーブルテレビで放映されます。
放映予定:
2月26日(火) 17:00,21:00,23:00 エリアニュース2月27日(水) 7:00,11:00 エリアニュース
3月6日(水)~3月8日(金) 学校だより(15分間)
2013年02月25日(月)
理数科定期課題研究発表会
2月25日,理数科2年生の課題研究発表会が霧島市シビックセンターの多目的ホールでありました。
参加したのは本校理数科1・2年生と先生方のほかに,霧島市教育委員会の先生方,保護者の方々,中学校の先生方も参観してくださいました。
生徒は緊張しながらも堂々とした発表(プレゼンテーション)でした。
発表したのは次の7班です。
数学班 「マークシートに見える規則性と確率」
桜島班 「桜島にかかる雲について」
日食班 「金環日食における照度と気温の変化」
化学班 「お茶を科学する」
水質班 「今年のプランクトンはいつもと違う?」
昆虫班 「黒島産ミヤマクワガタはクロシマミヤマクワガタか?」
物理班 「渋滞に関する研究」
2013年02月12日(火)
九州高等学校生徒理科研究発表大会
2月10日から長崎県島原市で行われていた九州高等学校生徒理科研究発表大会で,本校から出場していた理数科2年課題研究昆虫班・地学班・化学班はいずれも「優良賞」を受賞しました。
3班の研究発表は,2月25日の課題研究発表会で見ることができます。
2013年01月30日(水)
表彰式&壮行会
昨日の全校朝礼では表彰式と壮行会がありました。
・ 音楽部 地区ソロ・アンサンブルコンテスト ソロ部門で優秀賞3名,最優秀賞1名
・ 〃 JBAソロ・アンサンブルコンテスト 高校生部門(ソロ)で金賞
・ 理数科2年地学班 高校生「火山」研究大賞 奨励賞
・ サッカー部 市長旗争奪U-17サッカー大会 準優勝表彰式のあと,壮行会です。
・ 理数科2年 昆虫班・地学班・化学班 九州高等学校生徒理科研究発表大会出場
・ 音楽部 JBAソロコンテスト九州大会出場
・ ハンドボール部 男子・女子 九州ハンドボール選抜大会出場総勢50名近い生徒がステージに上がりました。
校長先生からの激励のあと,各部の代表が誓いの言葉
皆さん頑張ってください。応援よろしくお願いします。
2013年01月29日(火)
茶るかん 山形屋で販売
鹿児島市の山形屋で1月30日から2月4日まで開催される「スイーツフェスタ&バレンタインデーフェア」で,本校理数科プロジェクトで商品化したお茶のかるかん「みどりかおる茶るかん」が販売されます。
このフェアでは,本校を含む県内5校が開発やデザインに関わった7品が初めて一斉に販売されます。
フェアの様子です。高校生のブースは入口すぐのところにありました。
各高校自慢のスイーツがならんでいます。国分高校の「茶るかん」は一番右側です。
2012年11月12日(月)
茶るかん 販売開始
理数科プロジェクトで商品化したお茶のかるかん「みどりかおる茶るかん」が11月10日の「霧島市ふるさと祭り」で販売開始になりました。
この日は,本校生徒も販売にチャレンジ
二日間の祭りが終わる前に用意した分を完売しました。
お買い上げ,ありがとうございました。
「みどりかおる茶るかん」は霧島市内の「国分とらや」の店頭でも購入できます。
2012年11月09日(金)
理数科課題研究 県大会で最優秀賞
11月9日,宝山ホールで行われた県高等学校生徒理科研究発表大会で,本校理数科2年生の昆虫班の研究「黒島産ミヤマクワガワタはクロシマミヤマクワガタか?」が生物部門の最優秀賞となりました。
昆虫班の生徒たちは三島村の黒島で特別な許可を得て採集したり,県内の別の地域でも採集したミヤマクワガタを丹念に調べていました。この努力が報われたのでしょう。
また,地学班の研究「金環日食における照度と気温の変化」が地学部門の優秀賞となっています。
昆虫班と地学班は,2月に長崎県で行われる九州大会に出場します。
また,化学班の研究「お茶を科学する」も九州大会でポスター発表することになりました。理数科2年生の課題研究はまだ中間段階(→10月15日 中間発表),2月末の校内発表会までにさらに磨きをかけていくことでしょう。
2012年11月05日(月)
みどりかおる茶るかん パッケージ
理数科と家庭クラブが霧島市内のお菓子屋さんと連携して商品化した「みどりかおる 茶るかん」のパッケージができました。
デザインは理数科で美術部員の生徒が担当,「100周年」のロゴマークも入っています。
お菓子屋さんも一緒に記念写真
「みどりかおる茶るかん」は11月10・11日の霧島ふるさと祭で販売開始です。
2012年10月19日(金)
みどりかおる 茶るかん
理数科と家庭クラブのプロジェクトが実を結びました。
お茶の葉をたっぷり使ったお菓子「みどりかおる 茶るかん」です。
霧島市内の農場で有機栽培によって作られた緑茶を粉末にして,郷土銘菓「かるかん」を作りました。(→お茶のお菓子,試作中)
茶の葉の成分は,理数科化学班が大学の先生方の指導をもらいながら定量分析しています。地元のお菓子屋さんが製品化してくださり,先日,開発記念式がありました。
おいしいお菓子になって,みんなうれしそうです。
このお菓子は,11月10日の「霧島ふるさと祭」から一般販売される予定です。パッケージや成文解説も理数科の生徒が手がけているので,どのような製品になるか楽しみです。